京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

陶器探し。

2010-02-15 14:56:27 | 妻!日記
2月5~7日
岐阜旅行の目的は
陶器探しでした。

岐阜県内には
いくつか織部焼の産地がありますが
『瀬戸物』で有名な瀬戸市(愛知県)に隣接している
多治見・土岐は代表的な産地で

今回宿泊した
土岐の旅籠屋の近くにも
陶祖・古田織部の時代の古い窯跡があり
そこで
彼が「ひょうげもの」と重んじた焼き物が
産出されていたようでした。



安い旅籠屋に泊まって
織部焼を探しに行こうと出かけたわけですが

基本的に
焼き物素人な私達・・・
いったい何処に行けばいいのか分からないんですよね

陶器は
漬物のパンフレット撮影にするのが目的ですから
良いものが欲しいんですけど
でも、価値以上に高いものは買いたくない
(価値が何かも分からないんですけどね

基本情報として
土岐・多治見が織部焼の産地
ということしか分からなかったので
(どんなお店があるとか、資料が少ないんです観光地じゃないから)
旅行の計画を立てるのも、結構大変でした。


一番参考になったのが
旅籠屋ホームページの観光情報で
そこに出ていた
『道の駅 志野・織部』に行くことにしました。



土岐インター出口から、国道を北上したところにあり
道の駅の真上が
(たぶん)陶器関連企業の工業団地
その名も
『織部ヒルズ』

なんとリッチなお名前
名付け親に座布団十枚~




道の駅から見上げた織部ヒルズです。



道の駅の南北に織部ヒルズへの上がり口があり
北側には
ヒルズの名にふさわしい門がありました。



織部焼で出来ています。
リッチです。



織部ヒルズを少しだけ車で通ってみましたが
工業団地だけあって
日曜はお休みしているところや、開店時間が遅いところが多いようで
(行ったのは日曜日
「観光客向けではないんだ~」と妙に感心しました。

買い物というより
買い付けに来るところみたいです。




(本当は「買い付け」を気取りたいけど)
ヘタレな私達は、道の駅の中で陶器を買うことにしました。

あ~
本場まで来て
窯元とか行かずに道の駅かいって感じですが

だって
時間がなかったんだもん

土岐のプレミアムアウトレットや
子達の遊園地などなど
いっぱい遊んできましたよ。



でも
この道の駅志野・織部は
陶器の買い物には最強でしたよ。

トイレからして、これです。



織部づくし~



手洗いは
織部焼・志野焼の競演です。

道の駅内には
陶遊庵という、かなり大きな店舗がありまして

観光ついでにしては、贅沢な買い物が出来ましたよ
値段も手ごろで、買いやすかったです



【今回買った陶器】



①お雛様

私の第一目的
さっそくお店に飾っていますよ

本当はもっと厳つい感じのが良かったのですが・・・

妥協の末の買い物でしたが
和やかな雰囲気で、今では気に入ってますよ

来年は、畳表の立派なひな壇を作ってあげようと思ってます。




②黄瀬戸の中鉢

思い切った買い物でした
でも、いちばん欲しかったのが黄瀬戸でした。



③モダンな感じ・帽子型の器

しば漬け・オリーブオイルとか似合いそうでしょう。
真っ白な器が欲しかったのです。


④河童の置物

どうも、土岐とか多治見は河童が有名?らしいです。
河童の置物とか和菓子とかあったし・・・

織部釉の緑の涼しげな置物

これは夏にピッタリだ~と
かなりイキナリの衝動買いでした。

お店に飾って
タペストリーとコラボで
粋な夏空間を演出できたら・・・と思います。

夏の辻しばをお楽しみに・・・
(今はナイショ