京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

おもちゃ

2007-05-15 22:58:02 | 妻!日記
 去年の夏だったか、若!が出張のお土産で、おもちゃを買ってきました。



 静岡市にある百町森というおもちゃ屋さんにて購入してきました。
 妻!が敬愛するおもちゃデザイナーの相沢康夫さんが勤務しておられるお店です。

 いつかは、妻!自身が訪れたいな~と思っているのですが、赤子連れでは、なかなか・・・
 そういうわけなので、若!に頼んで、行ってみてもらいました。
 住宅街の中にある、こじんまりしたお店だそうです。

 なぜ、妻!が相沢さんや、百町森に興味があるのか・・・
 以前の投稿、「おもちゃ論」にて、御覧ください。
 
 まあ、貧乏ゆえ、そうも贅沢は言っておれないのですが。
 自分のお洒落に気を使うほどに、(気を使っているのか?)
 ん~、お出かけのレストランに金をかけるのと、同じくらいに・・・
 子供のおもちゃにも、気を使ってみようではないか・・・と反省した次第です。

 というか、結局は自分がおもちゃで遊びたくなったから、欲しいんだと思います。
 きちんとしたコンセプトで、丁寧に作られた玩具は、見た目にも美しいし。
 触っているだけで、お洒落である。
 ごちゃ混ぜに散らかっていても、色彩豊か、美しいではありませんか。
 (高価なものだと、おのずと修復して大事にしようとも思いますしね。)

 ま~、えらそうに言ってても、なかなか買えないのですが。

 思い切って、3人の子達のために、木の玩具を購入した若!。

 ネフ社製赤子のがらがら、ん千円。
 赤子が、ゴミ箱にほかしよったっけ。
 もちろん、すぐに回収しましたけどね。

 兄貴二人のために、この大工道具のような玩具を購入しました。
 飛行機と機関車。

 「子が賢くなる。」と、淡い期待を持って、さっそく子達に遊ばせ始めた若!であるが・・・
 喧嘩するわ、部品は無くすわ、やり方はわからんわ、赤子がちゃちゃくちゃにするわで・・・
 終いには、かんしゃくを起こした若!
 「も~、勝手にせい!」とか、何とか怒ってましたっけ。

 そんな感じでは、当然子達も面白いはず無く。
 おもちゃはいつしか忘れ去られ?、(いや、親がしまいこんで忘れていただけですが。)お蔵入りに・・・

 が。
 つい先日。
 長男が、空き部屋に置いてあった、この木のおもちゃの箱を指差して。
 「これで、遊びたい。」と言い出しました。
 
 めんどくさかったのですが、しぶしぶ隠してあった箱の中から、取り出しました。
 次男と赤子に見つかって、3人で遊ばせれば、元の木阿弥になるのは目に見えてますから・・・
 こっそりと、空き部屋で遊ばせることにしました。
 「ドアはきっちり閉めてね!」

 他の二人も、テレビに夢中になっていたので、長男の居場所にもそれほど興味を示さず・・・
 静かに時間が流れていきました。



 数時間してから、空き部屋を覗くと。
  


なにやら、不思議なものが出来上がっていました。



 恐竜を入れる「オリ」を作っているそうです。
 黙々と製作していました。

 そ~や~
 忘れていましたが。
 長男は、積み木名人(我が家の命名ですが・・・)なのでした~。
 
 古くは、プラレール線路の未来都市、から始まり。
 高度技術を駆使した、モノレール(線路部分はプラレールを用いますが、高架部分は積み木を用います)を作ったり・・・
 このひとは、やり出したら、何時間も集中して、作り続ける人なのでした~。

 おと~さん、安心しなさい!
 ちゃ~んと楽しく遊んでいますよ!
 親がやきもきしなくとも、子は考えて成長しているのですね。

 この玩具は、パーツがちっちゃいから、まだ赤子の前に出すのは危険が残りますが・・・
 他の積み木などと組み合わせたら、どんなものを作りよるのか、気になってしょうがないです。

 もっと言えば、あんなんとか、こんなんとか、手に入れたら、どんなものを作りよるのか・・・
 親の欲目が出てしまいます