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『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』2013秋 西日本地域・東日本地域ツアー 

2013-12-25 11:17:07 | 全国巡回公演
茨城県の霞ヶ浦高校・霞南至健中学校、東京都の聖徳学園高校で行った『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の公演から1ヶ月と少し。
霞ヶ浦高校・霞南至健中学校、聖徳学園高校の皆さん、ブログへでの公演の様子をお伝えするのが遅くなってしまって本当にごめんなさい。
皆さんと出会えたあの日のことは、今でも鮮明に覚えています!!


霞ヶ浦高校・霞南至健中学校

舞台装置を設営するために公演の前日、旅班は体育館を訪れました。
するとそこで待っていてくれたのは屈強な男子生徒の皆さん。
レスリング部3年生が、あれよあれよと言ううちにトラックから荷物を運び出してくれました。
逞しい身体とさわやかな笑顔の皆さんにお手伝いありがとう。

本番では体育館いっぱいに生徒さんたちが座っていて、高揚感溢れる空間となりました。
皆さんがつくってくれた空間から、人と人が出会うこと、同じものを分け合おうとする姿勢というのは、何かに挑戦しようと試みる力になっていくのではないかと感じました。
とっても楽しい時間となりました。







芝居が終わってからは生徒会、演劇部の皆さんとの座談会が行われました。
それぞれの活動に真摯に取り組んでいる様子が皆さんの質問や表情から伝わってきました。
3年間の高校生活は長いようであっという間のようでもありますよね。
そのエネルギーで学校を盛り上げていってください!!





体育館ではバレー部、レスリング部、野球部、バスケ部の大勢の皆さんが、これもあれよあれよという間に荷物を運び出してくれていました。
会話も笑いも絶えない時間は最高の旅班にとって最高の思い出となりました!!
ありがとうございました。


聖徳学園高校

聖徳学園高校では1年生の皆さんが観劇を行いました。
会場となった中ホールにぎゅっと詰まった空間が出来上がり、お互いを身近に感じることができました。大きな声としては聞こえなくても、友達と思ったことを口に出しながら見ている姿は、この芝居の何を見ているのかをダイレクトに受け取ることが出来る瞬間です。
題材の時代は1880年のアメリカになっていますが、聖徳学園の皆さんの視点は、その時代を超えて現在でした。自分、自分の周りにいる人たちのことを照らし出しながら舞台を見る皆さんの存在が私たちにとっての刺激となりました。

カーテンコールが終わってすぐ、各クラス1組ずつと俳優が舞台上で記念撮影を行いました。
少しずつの時間でしたが、皆さんが俳優と交流してくれた姿が記憶に残っています。
この日に思ったことや考えたことを、いつの日か思い返してくれたらと願います。


両校の皆さん、今は冬休みですね。
新しい年を迎えると、きっと気持ちが引き締まったり、新たな事へ思いが馳せることもあるとでしょう。いつの日かまたどこかで皆さんと会える日が来ることを楽しみにしています。



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