『ジャンヌ・ダルク』九州・広島ツアーも第11周目を迎えました。
12月になりましたが、九州の地の暖かな日差しと天候に恵まれた週での公演となりました。
トップ画像は、長崎県の島原商業高校でのバックステージツアーの写真です。
12月5日 吹上高校(鹿児島県)
6日 川内商工高校(鹿児島県)
7日 島原商業高校(長崎県)
8日 日南市教育委員会主催
市内中学校合同鑑賞会(宮崎県)
9日 指宿商業高校(鹿児島県)
吹上高校
第11周目、始まりとなったのは、鹿児島県の吹上高校での公演です。
今回6回目となった風の吹上高校での公演。
早朝、バスが到着すると、なんと、先生方とたくさんの野球部員の生徒さんが搬入のお手伝いのために体育館に集まってくれていました。
早朝にも関わらず、てきぱきと搬入作業を手伝ってくれる生徒の皆さん、授業が始まるぎりぎりまで頑張ってくれました!
そして迎えた本番は、観客である生徒の皆にも共に公演を創って欲しいと言う先生方のメッセージのバトンを受け取っての開演となりました。
終演後にも、撤去作業のお手伝いのためにたくさんの生徒さんが集まってくれました。
始めてのトラックへの積み込みの作業も元気な笑顔でばんばんこなしてくれる3年生の生徒さん。
トラックの積み込みメンバーとも公演の話などで盛り上がっていた様子でした。
また、お手伝いに来てくれた生徒の皆も、撤去作業だけでなく、積極的に劇団員に公演を通して自身が感じた言葉を伝えようとしてくれる姿とも出会うことができました。
川内商工高校
今週2日目は、鹿児島県の川内商工高校での公演、そして、ジャンヌ役の高階の育った場所でもある鹿児島県川内の地での公演となりました。
川内商工高校での風の公演は、13年ぶりの3回目の公演となりました。
公演の場所となった川内文化ホールには、入場する生徒さんの元気な声が響いていました。
開演前には、「演劇という生の舞台を皆さんも感じて下さい」という、校長先生の言葉から始まり、本番が始まると開演前の元気な雰囲気とは変わり、一人一人が舞台との距離を持ちながら静かに、『ジャンヌ・ダルク』の物語に共に呼吸をするように舞台に向かい合っている姿はとても印象的であり、彼ら自身に潜む『ジャンヌ・ダルク』の声に支えられた公演となりました。
公演を繋げ、一緒に支えて下さった担当の先生へ、川内商工高校の皆様へ向けてジャンヌ役の高階より色紙が渡されました。
また、高階と柳瀬と共に今回の公演を通して話をしている先生の嬉しそうな表情もとても印象的でした。
島原商業高校
今週3日目の公演は、長崎県の島原商業高校、島原文化会館で行われた公演でした。
島原商業高校での風の公演は、2013年の『Touch』から3年ぶり4回目の公演となりました。
開演前に、「島原商業高校は創立60周年を迎えました」という挨拶の言葉を聞き、私自身、島原商業高校の1つの節目である時に皆さんと公演を行う事ができたことを嬉しく思い、これから彼らとどんな出会いの冒険が出来るだろうかと胸が高鳴りました。
公演が始まると、彼ら自身もこれから何が始まるのだろうかという好奇心に満ちた強い視線を向け、1幕、2幕と進む中、その視線が熱いものになっていくのを感じました。
終演後には、旧生徒会メンバーと新生徒会メンバーとのバックステージツアーと高階との座談会が行われました。
臆することなく、好奇心の瞳を輝かせながら舞台を全身で感じようとする生徒会の皆さんも。
ジャンヌ役の高階が現れると皆、思い思いに話をしたくてうずうずしているようでした。
座談会も盛り上がったようです!
日南市教育委員会主催市内中学校合同鑑賞会
今週4日目は、日南市教育委員会主催による日南市内中学校合同鑑賞会の公演でした。
場所は南郷ハートフルセンター。
会場につくと、素敵なメッセージが!
2011年の『ハムレット』、2014年『ヘレン・ケラー』の公演に続き、3回目のとなる今回の公演には、油津中学校、細田中学校、吾田中学校、榎原中学校、鵜戸中学校、飫肥中学校、北郷中学校、東郷中学校、南郷中学校、なんと合わせて9校合同の公演となりました。
開場まえには、たくさんの生徒さん、そして、それぞれの中学校から彼らを乗せてきたバスがずらりと並んでいました。
公演が始まり役者が客席から登場すると、一瞬の驚き、それから、客席にいる彼も、「今日は!」と声をかけてくれたり、「イエーイ!」とハイタッチをしてくれるなど、いきなりの状況にも動じず、一瞬一瞬に起こることを受け入れようとしてくれる姿勢に私たちもワクワクせずにはいられませんでした。
ですが公演が始まるにつれ、真剣な眼差しと集中力の波が客席から舞台へ伝わり、客席と舞台が濃密な空間となり、舞台を通し、また彼らの身体が物語る『ジャンヌ・ダルク』に支えられ、共に創り上げる事が出来たと感じる公演となりました。
カーテンコールでは、鵜戸中学校の生徒さんより、「役者の声や動き、抑揚に迫力を感じました」とお礼の言葉を頂きました。
終演後には、教育委員会の方々も、生徒の真剣な姿とものすごい集中力に驚かされたと語ってくれました。
日南市教育委員会の皆様の子供たちへむけての願いが繋がった今回の公演。
日南市教育委員会の皆様、そして、今回の合同鑑賞会参加して下さった中学校の皆様に心から感謝申し上げます。
指宿商業高校
今週最後は、鹿児島県の指宿商業高校との指宿市民会館での公演でした。
指宿商業高校での公演は、6年ぶり3回目の公演となりました。
まだ、開場する前から、たくさんの生徒さんが会館の前で、今か今かと待っていました。
お昼時、外を覗いてみると、海に面した指宿市民会館の敷地の芝生で、暖かな日差しの中で友人たちと楽しそうにお昼を食べている生徒さんの姿もありました。
長い待ち時間を経て、開場と同時に入場する指宿商業高校の皆さん。
カーテンコールでは、生徒会長さんのお礼の言葉から、「演技だけでなく、人形や影を使うなど、工夫がこらされていたところもすごかったです。」と全身で舞台を感じた実感を笑顔でしっかりと語ってくれる姿はとても印象的でした。
終演後には、高階と演劇部による座談会が行われました。
ですが、座談会の会場となったロビーには演劇部の他にもたくさんの生徒さんが集まって下さり、とても盛り上がったようです。
また、いったん座談会が終わった後も、演劇部の生徒さんが声をかけて、話をするなど、とても名残惜しい時間となっていたようです。
『ジャンヌ・ダルク〜ジャンヌと炎』九州・広島ツアーは第11周目を迎えましが、『ヘレン・ケラー〜ひびき合うものたち』のツアーを終えて途中から合流した私自身にとっては3周目となりましたが、若い観客や先生方との出会いを通じ、とても濃密な時間を過ごしています。
『ジャンヌ・ダルク』という物語を通して出会う彼ら自身もまた一人の『語る』者であるということ。
私自身も彼らの『語る』身体に日々出会い、支えられた公演であったと感じた時間でありました。
長い長いツアーも残すところ5公演となりました。
『ジャンヌ・ダルク』のツアーの仲間と創り上げた時間、そして、公演を通して出会えた人々の想いを手放さず、新たな出会いの地へとしっかりと進んで行きたいと思います。
倉八ほなみ(召使/イザボー役)
12月になりましたが、九州の地の暖かな日差しと天候に恵まれた週での公演となりました。
トップ画像は、長崎県の島原商業高校でのバックステージツアーの写真です。
12月5日 吹上高校(鹿児島県)
6日 川内商工高校(鹿児島県)
7日 島原商業高校(長崎県)
8日 日南市教育委員会主催
市内中学校合同鑑賞会(宮崎県)
9日 指宿商業高校(鹿児島県)
吹上高校
第11周目、始まりとなったのは、鹿児島県の吹上高校での公演です。
今回6回目となった風の吹上高校での公演。
早朝、バスが到着すると、なんと、先生方とたくさんの野球部員の生徒さんが搬入のお手伝いのために体育館に集まってくれていました。
早朝にも関わらず、てきぱきと搬入作業を手伝ってくれる生徒の皆さん、授業が始まるぎりぎりまで頑張ってくれました!
そして迎えた本番は、観客である生徒の皆にも共に公演を創って欲しいと言う先生方のメッセージのバトンを受け取っての開演となりました。
終演後にも、撤去作業のお手伝いのためにたくさんの生徒さんが集まってくれました。
始めてのトラックへの積み込みの作業も元気な笑顔でばんばんこなしてくれる3年生の生徒さん。
トラックの積み込みメンバーとも公演の話などで盛り上がっていた様子でした。
また、お手伝いに来てくれた生徒の皆も、撤去作業だけでなく、積極的に劇団員に公演を通して自身が感じた言葉を伝えようとしてくれる姿とも出会うことができました。
川内商工高校
今週2日目は、鹿児島県の川内商工高校での公演、そして、ジャンヌ役の高階の育った場所でもある鹿児島県川内の地での公演となりました。
川内商工高校での風の公演は、13年ぶりの3回目の公演となりました。
公演の場所となった川内文化ホールには、入場する生徒さんの元気な声が響いていました。
開演前には、「演劇という生の舞台を皆さんも感じて下さい」という、校長先生の言葉から始まり、本番が始まると開演前の元気な雰囲気とは変わり、一人一人が舞台との距離を持ちながら静かに、『ジャンヌ・ダルク』の物語に共に呼吸をするように舞台に向かい合っている姿はとても印象的であり、彼ら自身に潜む『ジャンヌ・ダルク』の声に支えられた公演となりました。
公演を繋げ、一緒に支えて下さった担当の先生へ、川内商工高校の皆様へ向けてジャンヌ役の高階より色紙が渡されました。
また、高階と柳瀬と共に今回の公演を通して話をしている先生の嬉しそうな表情もとても印象的でした。
島原商業高校
今週3日目の公演は、長崎県の島原商業高校、島原文化会館で行われた公演でした。
島原商業高校での風の公演は、2013年の『Touch』から3年ぶり4回目の公演となりました。
開演前に、「島原商業高校は創立60周年を迎えました」という挨拶の言葉を聞き、私自身、島原商業高校の1つの節目である時に皆さんと公演を行う事ができたことを嬉しく思い、これから彼らとどんな出会いの冒険が出来るだろうかと胸が高鳴りました。
公演が始まると、彼ら自身もこれから何が始まるのだろうかという好奇心に満ちた強い視線を向け、1幕、2幕と進む中、その視線が熱いものになっていくのを感じました。
終演後には、旧生徒会メンバーと新生徒会メンバーとのバックステージツアーと高階との座談会が行われました。
臆することなく、好奇心の瞳を輝かせながら舞台を全身で感じようとする生徒会の皆さんも。
ジャンヌ役の高階が現れると皆、思い思いに話をしたくてうずうずしているようでした。
座談会も盛り上がったようです!
日南市教育委員会主催市内中学校合同鑑賞会
今週4日目は、日南市教育委員会主催による日南市内中学校合同鑑賞会の公演でした。
場所は南郷ハートフルセンター。
会場につくと、素敵なメッセージが!
2011年の『ハムレット』、2014年『ヘレン・ケラー』の公演に続き、3回目のとなる今回の公演には、油津中学校、細田中学校、吾田中学校、榎原中学校、鵜戸中学校、飫肥中学校、北郷中学校、東郷中学校、南郷中学校、なんと合わせて9校合同の公演となりました。
開場まえには、たくさんの生徒さん、そして、それぞれの中学校から彼らを乗せてきたバスがずらりと並んでいました。
公演が始まり役者が客席から登場すると、一瞬の驚き、それから、客席にいる彼も、「今日は!」と声をかけてくれたり、「イエーイ!」とハイタッチをしてくれるなど、いきなりの状況にも動じず、一瞬一瞬に起こることを受け入れようとしてくれる姿勢に私たちもワクワクせずにはいられませんでした。
ですが公演が始まるにつれ、真剣な眼差しと集中力の波が客席から舞台へ伝わり、客席と舞台が濃密な空間となり、舞台を通し、また彼らの身体が物語る『ジャンヌ・ダルク』に支えられ、共に創り上げる事が出来たと感じる公演となりました。
カーテンコールでは、鵜戸中学校の生徒さんより、「役者の声や動き、抑揚に迫力を感じました」とお礼の言葉を頂きました。
終演後には、教育委員会の方々も、生徒の真剣な姿とものすごい集中力に驚かされたと語ってくれました。
日南市教育委員会の皆様の子供たちへむけての願いが繋がった今回の公演。
日南市教育委員会の皆様、そして、今回の合同鑑賞会参加して下さった中学校の皆様に心から感謝申し上げます。
指宿商業高校
今週最後は、鹿児島県の指宿商業高校との指宿市民会館での公演でした。
指宿商業高校での公演は、6年ぶり3回目の公演となりました。
まだ、開場する前から、たくさんの生徒さんが会館の前で、今か今かと待っていました。
お昼時、外を覗いてみると、海に面した指宿市民会館の敷地の芝生で、暖かな日差しの中で友人たちと楽しそうにお昼を食べている生徒さんの姿もありました。
長い待ち時間を経て、開場と同時に入場する指宿商業高校の皆さん。
カーテンコールでは、生徒会長さんのお礼の言葉から、「演技だけでなく、人形や影を使うなど、工夫がこらされていたところもすごかったです。」と全身で舞台を感じた実感を笑顔でしっかりと語ってくれる姿はとても印象的でした。
終演後には、高階と演劇部による座談会が行われました。
ですが、座談会の会場となったロビーには演劇部の他にもたくさんの生徒さんが集まって下さり、とても盛り上がったようです。
また、いったん座談会が終わった後も、演劇部の生徒さんが声をかけて、話をするなど、とても名残惜しい時間となっていたようです。
『ジャンヌ・ダルク〜ジャンヌと炎』九州・広島ツアーは第11周目を迎えましが、『ヘレン・ケラー〜ひびき合うものたち』のツアーを終えて途中から合流した私自身にとっては3周目となりましたが、若い観客や先生方との出会いを通じ、とても濃密な時間を過ごしています。
『ジャンヌ・ダルク』という物語を通して出会う彼ら自身もまた一人の『語る』者であるということ。
私自身も彼らの『語る』身体に日々出会い、支えられた公演であったと感じた時間でありました。
長い長いツアーも残すところ5公演となりました。
『ジャンヌ・ダルク』のツアーの仲間と創り上げた時間、そして、公演を通して出会えた人々の想いを手放さず、新たな出会いの地へとしっかりと進んで行きたいと思います。
倉八ほなみ(召使/イザボー役)
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