ヘレン・ケラーの九州の旅は折り返し地点を越えて8週目を迎えました。
11月11日 熊本県 熊本信愛女学院中学校・高校(市民会館崇城大学ホール)
11月12日~13日 福岡県 九州産業大学付属九州産業高校(筑紫野市文化会館)
11月14日 佐賀県 北陵高校(同校体育館)
11月15日 福岡県 九州産業大学付属九州高校(同校講堂KYUSHUコミュニティーホール)
熊本信愛女学院中学校・高校
2012年のTouch以来、2年振りの公演となりました。
リラックスした客席は、目の前の出来事につぶさに反応しながら見てくれていました。
公演後には希望者による舞台見学、座談会が行われ、それぞれに興味津々で話をしていました。
九州産業大学付属九州産業高校
昨年のTouch以来2年連続となる風の公演でした。
今回で7回目となる九州産業高校の芸術鑑賞会。2日間3ステージの公演は
客席の反応が一回一回全く違い、興味深いものでした。昨年から担当をされている
霧島先生をはじめ、先生方の「年に一回の鑑賞の機会をただ見るだけでなくそれぞれの
学校生活に活かしてもらいたい。」という願いは彼らに伝わってくれていたことでしょう!
北陵高校
こちらも2012年のTouch以来2年振りとなる公演でした。
この日は朝から生徒会の生徒の皆さんが搬入を手伝ってくれました。
劇場に変わった体育館に驚きと期待をもって入場してくる生徒の皆さんの熱気を感じながら開演。
真剣な眼差しをおくりながら、楽しみながら見ている姿が印象的でした。
カーテンコールでは、この学校に通っている今回ヘレンの友達パーシィ役の蒲原の弟さんから花束
が贈られるというサプライズがありました。
舞台撤去には、朝の搬入に続いて生徒会の皆さんがお手伝いをしてくれました。
公演を見た後とということもあり、自分たちが朝運んだものがどう使われていたか、公演を通して
どんなことを感じたかなど、劇団員と交流をしながら充実した時間を過ごすことができました。
先生方も楽しそうな生徒の姿を見ながら、一緒に作業を手伝ってくれました。
この日、残念ながらカメラの調子が悪く、写真がアップできませんでした。ごめんなさい。
でも、この日の公演で皆さんと出会い、つくったことは私たちの心に残っていますし、きっと
北陵高校の皆さんのなかにも残ってくれていることでしょう!
九州産業大学付属九州高校
約20年振りとなる風の公演でした。
会場は今年出来たばかりの同校内にあるコミュニティーホール。ホールの杮落としの公演でもありました。
先生方とは6年越しで実現した今回の公演。そのことを感じているかのように、開演前からホール内は
盛り上がっていました。
公演が始まると、ジッと食い入るように舞台に目を向けてくれていました。
公演後にはデザイン科の生徒の皆さんとの舞台見学、演劇部の皆さんとの座談会が行われました。
舞台、音響、照明、役者、各々が関心のあることに積極的に触れていました。
一緒に参加していた先生方も生徒の皆さんと同じくらい目を輝かせながら見学をしてくれていました。
今週も多くの生徒の皆さん、先生方との出会いを重ねてきました。
その出会いのなかで感じることは、公演を通して生徒ひとりひとりがそれぞれの持っている可能性を
発見したり、出会ってほしいという先生方の彼らに対する期待と暖かな眼差しです。
公演は1度きりですが、公演が実現するまでにはその裏にたくさんの時間や思いが隠されています。
その先生方の思いも背負いながら、これからも私たちは舞台に立ち続けます!
文:佐藤勇太
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