ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎、秋のツアー第3週目の公演は
10月12日(木) 鹿児島県 伊佐農林高校
13日(金) 宮崎県 宮崎西高校・付属中学校
の公演でした。
伊佐農林高校
伊佐農林高校は前回のヘレン・ケラー~ひびき合うものたちから2年ぶりの公演です。
朝、元気な生徒さんの姿が見えて、2年前のヘレン・ケラーのときもこんな雰囲気だったなと思いながら準備をしていました。
体育館の入り口には手作りの看板が取り付けられていていました!
本番では、生徒数150人というそれほど多くはない人数でしたが、体育館いっぱいに自由に生徒さんが座っていました。本番中は横の人と少し話しながら自分たちの思い思いの見方をしてくれていました。自由な劇場空間を一緒に作れたのではないかと、カーテンコールで「ジャンヌが立ち上がるところが印象的でした。」と笑顔であいさつをしてくれた生徒会長さんの言葉を聞いていて感じました。
終演後すぐ多くの生徒さんが「あれ触ってみたい」と舞台に近づいてきてくれました。その中には2年前にヘレン・ケラーを見た3年生もいて、その時アニー・サリバン役だった高階との再会を喜んでいる様子がすごく印象的でした。
撤去作業にも40人ほどの生徒さんが集まってくれて、役者やスタッフと話しながらでも率先的に手伝ってくれていました。そのおかげでこのツアーの中で一番早いんじゃないかと思うくらいあっという間に撤去が終了しました。
最後には記念にジャンヌ役の高階と写真を撮ったりと、この公演が学校生活の一つの思い出として残ってくれそうだなと感じました。
宮崎西高校・付属中学校
宮崎西高校・付属中学校は3年前のヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」以来3回目の公演です。
開演前はこれから起こることにワクワクしているという雰囲気に沸いていた客席も、芝居が進むにつれぎゅっと濃縮した集中した空間に変わっていきました。一人一人が何かを発見しようと真剣に観ている姿を、演じている私たちも感じていました。カーテンコールであいさつしてくれた生徒さんの「この2時間の中で、喜怒哀楽が変わって飽きずにに面白かったです」と言葉からにじみ出る高揚を感じました。
終演後には、ジャンヌ役の高階と中学校合唱部の座談会も行われました。生徒からはジャンヌのことや照明のことなど舞台の内容だけに留まらずいろいろな質問が出てきたそうです。芸術鑑賞という時間、場に興味をそそられたのではないでしょうか。
来週は鹿児島県の学校からスタートします。
まだまだ日中は暑い日が続きますが、暑さに負けず新しい出会いを求めて次の公演地へと進んでいきます。
文:石岡和総(シャルル7世)
10月12日(木) 鹿児島県 伊佐農林高校
13日(金) 宮崎県 宮崎西高校・付属中学校
の公演でした。
伊佐農林高校
伊佐農林高校は前回のヘレン・ケラー~ひびき合うものたちから2年ぶりの公演です。
朝、元気な生徒さんの姿が見えて、2年前のヘレン・ケラーのときもこんな雰囲気だったなと思いながら準備をしていました。
体育館の入り口には手作りの看板が取り付けられていていました!
本番では、生徒数150人というそれほど多くはない人数でしたが、体育館いっぱいに自由に生徒さんが座っていました。本番中は横の人と少し話しながら自分たちの思い思いの見方をしてくれていました。自由な劇場空間を一緒に作れたのではないかと、カーテンコールで「ジャンヌが立ち上がるところが印象的でした。」と笑顔であいさつをしてくれた生徒会長さんの言葉を聞いていて感じました。
終演後すぐ多くの生徒さんが「あれ触ってみたい」と舞台に近づいてきてくれました。その中には2年前にヘレン・ケラーを見た3年生もいて、その時アニー・サリバン役だった高階との再会を喜んでいる様子がすごく印象的でした。
撤去作業にも40人ほどの生徒さんが集まってくれて、役者やスタッフと話しながらでも率先的に手伝ってくれていました。そのおかげでこのツアーの中で一番早いんじゃないかと思うくらいあっという間に撤去が終了しました。
最後には記念にジャンヌ役の高階と写真を撮ったりと、この公演が学校生活の一つの思い出として残ってくれそうだなと感じました。
宮崎西高校・付属中学校
宮崎西高校・付属中学校は3年前のヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」以来3回目の公演です。
開演前はこれから起こることにワクワクしているという雰囲気に沸いていた客席も、芝居が進むにつれぎゅっと濃縮した集中した空間に変わっていきました。一人一人が何かを発見しようと真剣に観ている姿を、演じている私たちも感じていました。カーテンコールであいさつしてくれた生徒さんの「この2時間の中で、喜怒哀楽が変わって飽きずにに面白かったです」と言葉からにじみ出る高揚を感じました。
終演後には、ジャンヌ役の高階と中学校合唱部の座談会も行われました。生徒からはジャンヌのことや照明のことなど舞台の内容だけに留まらずいろいろな質問が出てきたそうです。芸術鑑賞という時間、場に興味をそそられたのではないでしょうか。
来週は鹿児島県の学校からスタートします。
まだまだ日中は暑い日が続きますが、暑さに負けず新しい出会いを求めて次の公演地へと進んでいきます。
文:石岡和総(シャルル7世)
本当にありがとうございました!
これからも応援しています!
それぞれ個性を持ったひとりひとりが集まって150人の客席を成し、同様にひとりひとりの俳優とスタッフがお互いを感じ合って舞台をつくる。その舞台と客席との間に演劇が生まれます。
咲笑さんも、11月の「現代版組踊」を存分に楽しんでくださいね。共演する人たちから、客席の呼吸から、いろんなものを受け取ってください。期待しています。