↑『ハムレット-to be or not to be-』体育館に設置された舞台。
10月1日からスタートした『ハムレット-to be or not to be-』の旅は、早くも5週目の公演を終えました。掲示板やこのBLOGに書き込みいただいているように、たくさんの生徒さん、先生方との出会いを繰り返しています。公演はその日一日きりですが、普段の日常と少し離れて先生方が生徒さん達に芸術鑑賞を通して期待していること―芸術に触れることでの生徒さん達の心を育てたい、豊かな心を育てることで個々の成長に役立ってほしい―という想いに応えたいと望む旅です。
『ハムレット-to be or not to be-』5週目は、
熊本県・北稜高校
大分県・宇佐産業科学高校
熊本県・熊本YMCA学院
福岡県・福岡工業高校
長崎県・西彼杵高校
での公演が行われました。
↑北稜高校の公演では、公演後生徒会の皆さんが楽屋を訪ねてきてくれました。カーテンコールでいただいた生徒会長さん、副会長さんの言葉を嬉しく受け取るとともに、生徒さん一人ひとりが、それぞれの感想を持ってくれたのだということを心に刻んでいきたいとおもいます。この『ハムレット』が、いま生徒さん達にどのように感じられるものなのか、旅を続けながら、その一つ一つの感想を大事にしていきたいと思います。
↑宇佐産業科学高校の公演で撤去を手伝ってくれた生徒さん達。
皆さんありがとうございました!元気な生徒さん達の前で、私たちも緊張しながら、楽しみながら公演ができました。最後に先生が「今日は君たちをほめたい」といってくれた言葉、私たちにはわからない普段の先生と生徒さん達の関係に何か違う発見があったなら嬉しく思います。そして公演後には今もたくさんの書き込みをいただいています!みなさんありがとう。
↑熊本YMCA学院では、卒業制作で舞台をつくる児童福祉教育課3年生の皆さんと公演前のバックステージ見学と公演後の座談会が行われました。公演中はみなさんとても静かに舞台を見つめていました。公演の感想はいかがだったでしょうか。児童福祉教育課の皆さんはとても仲が良く、結束がありましたね。みなさんがつくる舞台の成功を祈っています!
↑福岡工業高校の公演は、1000人を超える生徒さんが観劇しました。舞台の鑑賞はとても久しぶりとのこと。開演前には不安もあったのだと思いますが、公演後先生のよかったという声をいただいて、私たちは本当に嬉しかったです。その言葉には、たくさんの意味が含まれているのではないでしょうか。こちらも公演後に部活動の生徒さんやたくさんの生徒さんがお手伝いしてくれました。ありがとうございました!
↑5週目最後は、文化祭の中で行われた西彼杵高校の公演でした。海の近くにあるとても景色のよい学校で、先生と生徒さんの仲もよく、舞台を見つめる目は本当に真剣でした。みなさんの学校に一日だけできた舞台。みなさんはどのように感じてくれたでしょうか。私たちはこれからも全国各地を飛び回り、先生が「みんなのために東京から呼んだんだ!」という声に応えていける公演をつくっていきたいと思います。たくさんの元気をいただきました。ありがとう。
↑西彼杵高校、学校を去るバスを見送ってくれた生徒さん達。
第6週目は11月に入り、佐賀県から始まります。
まだまだ元気に『ハムレット』の旅は続いていきます!