H20年度文化庁“本物の舞台芸術体験事業”『星の王子さま』

９月２日に東京を出発しスタートした『星の王子さま』の旅は、約１ヶ月のあいだ北海道・東北地方を巡演し、１０月３日、公演を終えて拠点である東京へ帰ってきました。
長い期間をかけて、子どもたちを盛り上げ、一緒に公演をつくって下さった先生方、教育委員会の方々に感謝するとともに、劇団と一緒になって一生懸命舞台に参加してくれた児童・生徒さんたち、本当にありがとうございました。
舞台はテレビや映画のようにただ見るのではなく、舞台と客席の相互的な関係だということをわたしたちも改めて感じることができました。私たちもお互いに協力して創った時間を忘れません。

風は『星の王子さま』の旅を終え、翌日九州を巡る旅『肝っ玉おっ母とその子供たち』が出発。もう一つの旅『Touch～孤独から愛へ』の稽古が間もなく始まります。
これから始まる２つの旅公演の成果を祈りつつ、新しい風を吹き込んでいきたいと思います！

風の掲示板、そしてこのBLOG、劇団にもたくさんの感想をいただきました。ありがとうございました。

『星の王子さま』東北の旅③

文化庁“本物の舞台芸術体験事業”『星の王子さま』の旅は、あっという間に最終週を迎えました。東北での２週目は岩手県・蟇目小学校、岩手県・松園養護学校、秋田県・金沢中学校、秋田県・東成瀬中学校で公演を行いました。

☆写真上は秋田県・東成瀬中学校、全校の皆さんと。

↓蟇目小学校、先生たちの参加。蟇目小学校での公演は「よつばの会」という近隣の学校含めて４校（刈屋小、和井内小、茂市小）合同の公演でした。



↓松園養護学校では、公演前に舞台見学が行われました（写真下は舞台を見学する子どもたち）。「僕の旅は続く」の全校参加、そしてクライマックスにみんなで歌った歌、とても感動的でした。ありがとう。




↓金沢中学校での「僕の旅は続く」参加の部分。近隣の横手西中学校の３年生と共に２校の３年生が一生懸命参加してくれました。
金沢中学校では、公演後、３年生が撤去の手伝いもしてくれました。公演の記念に色紙を渡したとき、みんなが心をこめて「来てくれてありがとう」と言ってくれたことがとても印象的でした。






↓旅のラストステージとなった東成瀬中学校での公演。先生方も生徒さんたちもみんなで公演を待っていてくれました。公演後は生徒全員が撤去を手伝ってくれ、同時に座談会も行われました。生徒さんたちの一言一言のコメントとともに黄色いコスモスの種をもらいました。大切にします！