東京 東中野の劇場では『ラプト』の稽古が行われており、モルドバでは『ジャンヌ・ダルク』の稽古が着々と行われています。
日本と海外で稽古の中、3月25日から4月1日までフランスで‘Les Souffleurs,に行ってきました。
‘Les Souffleurs,とは2003、2005、2007とビエンナーレ演劇祭で『チェーホフマシン』や『年老いたクラウン』を演じたオリビエ・コントが2001年に結成した団体で、『レ・スフール』(詩想特攻隊)という名の一団です。
詩や哲学、文学を静寂、ざわめき、騒音などの中で耳に‘ささやく,という方法で「世界の動きを少しだけ遅くする」という試み。
1週間のワークショップ、共同作業でSouffleursとの話し合い、交流もとても深まり非常に貴重な時間となりました、最終日には一緒に‘ささやく,ことになり緊張のなかで新しい感覚や課題が発見されたと思います。
他にもオリビエの家にパーティに招かれ、Souffleursから‘ささやき,のプレゼントをいただく、などいろいろなおもてなしを受けることになり劇団員も驚きの連続でした!
そして『芸術とは?』という課題に各が触れた濃い1週間となりました。