サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

好きな本 ( 万城目学氏の「とっぴんぱらりの風太郎」 )

2013-09-30 07:14:11 | 好きな本
 だんなさんが、近所の本屋さんに寄るというので、一緒に行って、新刊本の台の上に二山になって積まれているのを発見しました。手に取って見ようとしているところに、運良く(運悪く?)、パソコンの雑誌を手に、レジに向かうだんなさんと遭遇、
「買うなら一緒に買うよ。」
というので、迷うことなく、手渡して・・・。(まあ、厚いので枕にもできそうですし・・・。)


     
     万城目学氏の「とっぴんぱらりの風太郎」


 私たちを「竹生島」に行かせた「偉大なる、しゅららぼん」から2年余り、京都(鴨川ホルモー)、奈良(鹿男あをによし)、大阪(プリンセス・トヨトミ)、そして、滋賀(偉大なるしゅららぼん)、だんだんと東に舞台を移す万城目氏に、愛知県を飛ばして「静岡県」(万城目は、静岡で働いていたことがあるとか?)に、来て来て!とこっそり、ラブコール(念力?)を送っていたのに・・・。また大阪か?
まだ、買ったばかりで、本をなでなでしている状況なので・・・。
 お話の内容は、こんな感じらしい。

『関が原の戦いから12年、天下は豊臣から徳川へ──。伊賀を追い出され、京で自堕落な日々を送る“ニート忍者”風太郎。その行く末は、なぜか育てる羽目になった、ひょうたんのみぞ知る!? マイペース忍者・黒弓、美貌の忍び・常世、かぶき者の頭目・残菊、謎の貴人・ひさご様……さまざまなキャラクターが織りなす驚きに満ちたな物語のクライマックス、その舞台は、難攻不落の大坂城! 著者二年半ぶりの大大大長編は、初の時代小説にして万城目ワールド全開、興奮と感動のラストが待っています。(SY)』(文芸春秋ホームページより)

 実は、私は、「本」がとても好きです。読むことはもちろんですが、紙の手触りや香り、文字の並び、表紙と裏表紙を開いたところの紙(正式には何か名前があるかと?)の色や材質、栞紐(正式名称不明)の色、等々。
そして、どんな本でも汚れるのが嫌なので、買ってくるとまず、カバーをかけます。文庫本用には市販でもたくさんあり、私もいくつか持っていて、本に合わせて楽しんでます。ハードカバー用には、以前パピエロゼのT木さんから頂いた革製の立派なものがあるのですが、今回の「とっぴんぱらりの風太郎」のような厚い本には、使えそうもないので、自分でカバー(今回は包装紙というおそまつなものですが)をかけます。
以前、子供たちのお世話になった高校で、図書ボランティアをしていた時、市の図書館の本のように新刊本にカバーを掛けるお手伝いもしたことがありました。巻物のようなビニールシートで綺麗にカバーできるので、どこかで売っているのなら欲しいなあと思います。


 

みいつけた!( 清水駅前のジャカランダ )

2013-09-29 08:42:14 | 花紀行
 秋晴れの土曜日、ちょこっと用事があって清水に出掛けました。清水駅近くを通りかかった時、だんなさんが、
「あっ!ジャカランダの花が咲いてる。」
と言いました。残念ながら、私は、ぼ~っとしながら、港の方を見ていたので、分りませんでした。用事が済んで帰り道、駅前のロータリーを回ってもらいました。


     
     一本だけ、咲いていました。それも一房、大きく、あとはちらほらと・・・。



    
   青空、涼しげな葉っぱ、ジャカランダ


 「ジャカランダ」は、私の好きなお花の一つで、6月半ばから7月初めくらいに、紫色のお花を咲かせますが、二番花を咲かせることもあるそうです。今年は、このお花を見に行けなかったので、思いがけず、素敵なプレゼントをもらった気分です。
この場所での満開のジャカランダは、以前のご紹介のページ1を見てね。
富士市のジャカランダも咲いてほしいよ~。富士市のジャカランダは、以前のご紹介のページ2を見てね。(一本枯れてしまいました。)
熱海の海岸通りのジャガランダも綺麗です。 以前のご紹介ノページ3

 

美味しいもの ( 大宰府 えとやの梅の実ひじき )

2013-09-28 08:29:48 | 美味しいもの
 ちょこっと用事があって、コリドーフジ(イセタンの富士市への出店みたいな・・・。)に行きました。
お持ち帰りの大荷物をお店の方が車まで、運んでくださったのですが、その時、
「25周年なので、美味しいものもいっぱい売っています。私たちの中で人気なのが・・・。」
とこの「梅の実ひじき」を教えてくれました。お店の方は、
「白いご飯がいくらでも食べられます。」
ともおっしゃっていましたが、それは、困るかも?と思いました。


     
     大宰府 えとや 梅の実ひじき


     
     柔らかいひじきに程よい梅味がついています。


 昨日は、頂き物のサンマがあったので、御飯は残念ながら?炊き込みごはんでした。どうしても何かで使ってみたかったので、細く切ったきゅうりと混ぜて頂くことにしました。さっぱりとして美味しかったです。ご馳走様でした。
     


  お店紹介   十二堂株式会社 えとや  福岡県太宰府市五条 2-6-313
                          ☎ 092-924-0382

 私は、コリドーフジで買いました。
お店の方がおっしゃっていた通り、美味しそうなものがたくさん売っています。はやく行かないと売り切れちゃうみたいです。
 昨日、ブログに書いていた家の「片付け」を始めました。(まだ、納戸だけしか片付かないけれど・・・。)
昨夜だんなさんと観ていたテレビで、
「片付けは、”かたをつけること”」
と美しい仲間由紀恵さんがおっしゃっていました。
なかなか”かたをつける”ことは、難しいです。


 

向こう岸

2013-09-27 07:23:13 | 花紀行



     


     川の向こうに  咲く花に   小さな笑顔を重ねます

     川が隔ててしまっても   青空の下

     優しく微笑んで   居られるように



 だいぶ、涼しくなって過ごしやすくなってきました。ついに秋本番。
読書の秋、スポーツの秋、そして、食欲の秋。
なんとなく微妙に「やる気」がなくて・・・。実家の片付け、子供たちの部屋も片付けたい、納戸も・・・、プランターのお花もそろそろ植え替えしなくては・・・。
時間は、たっぷりあるのに・・・。遊ぶ計画は、やる気満々。どこまでもわがままな感じ。
お~っといけない、ここは、サンクチュアリ、愚痴は無しの世界。
さて、さて、今日は、少し片付けでも・・・。


     

     

美味しいもの ( 珈琲風味の花豆のやわらか煮 )

2013-09-26 07:29:23 | 美味しいもの
 仲良しのkaoが、息子さんのサッカーの時のお友だちと伊香保温泉に遊びに行ってきたそうです。
うふふ、お土産を頂きました。


     
     珈琲風味の花豆やわらか煮


 花豆は、かなり大きいお豆で、珈琲風味って・・・?


     


 ほんと!やわらか~い。ほんのり香るコーヒー、美味しい! ご馳走様でした。
kao、ありがとう~。


     
     こんなポチ袋も・・・。

 何故か?kaoと私は、ポチ袋好きで・・・。
これは、竹久夢二展を見に行った美術館で買ってきてくれたとか?
旅行の楽しさの一つにお土産もあると思うのですが、楽しそうなkaoの姿が見えるようでした。
 kao、次は私とですよ。楽しみですね。




  メーカー紹介   株式会社 つつじ庵  群馬県渋川市金井 1958-8
                           ☎ 0279-22-1506



     

好きな本 ( 山本兼一氏の 「おれは清麿」 )

2013-09-24 09:35:19 | 好きな本
 だんなさんと「佐野美術館」の「生誕200年 清麿展 幕末を駆け抜けた孤高の刀工」に行った時、迷いに迷って、”猫に小判””豚に真珠”などのことわざが浮かぶも、気迫で吹き飛ばし、買ってしまった・・・、「清麿展」の図録。


     
     鎬地の色のような表紙の図録


 この中で、作家の山本兼一氏の書いたものも載っていて、「清麿」のことをもっと知りたいと思い、図書館で「おれは清麿」をお借りしてきました。(実は同じ作家さんの「いっしん虎徹」は文庫で持っていたので、できれば同じ文庫が欲しかったのですが、まだ文庫化されていませんでした。) 


     
     山本兼一氏の「おれは清麿」


 お話の中に登場する刀や薙刀など、図録で確認しながら読みました。
清麿が「強く、まっすぐに生きる」という「志」を込めて作った刀は、今でも光輝いています。
今年のkaoとの旅行では、”萩”にも行く予定です。江戸時代に作られた古地図を片手に清麿にも会って来ることにしましょう。


 

旅行の楽しみ

2013-09-23 08:40:37 | つれづれなるままに
 仲良しのkaoとの旅行、今年は、初めての挑戦で、新幹線で行って、その後は、レンタカーを利用して自分たちで巡るというものです。(・・・といっても、私の運転技術が???。上手なkaoは、張り切っていますが・・・。)
昨年、旅行社のツアーで出かけたのですが、色々考えなくて楽な分、やはり、
「ここは、もっとゆっくり見たかったのに・・・。」
と思うことが多くて・・・。それではと一念発起(kaoが)、自分たちで巡るという計画を立てることにしました。
おおよその行きたい場所を伝えて、kaoの知り合いの旅行社の方に、新幹線、お宿、レンタカーなどの手配と日程を作って頂きました。


     
     

 旅行先の観光協会にお願いして、資料を集めて・・・、色々調べて・・・、これが楽しい! どんな街かな?美味しいものは?お土産は何がいいかな?
真面目なkaoは、地図を切り貼りして作ってあった・・・。(見やすいけれどかなりの大きさがあり、おまけに変なところが抜けて、穴があった・・・。)
二人で何度か打ち合わせ?と称して、ランチをしながら、あ~でもない、こ~でもないと・・・。

日本は広い、私たちは小さい(二人とも大きいけれど)、見知らぬ町も行こうとした時から、特別な町。

母のこと

2013-09-22 07:17:27 | つれづれなるままに
 姉と一緒に、少しずつ、実家を片付けに行っています。


     
     お寺さんからの依頼で、母が貯めていた「一食一円・アシスト募金」 世界中の人々の幸福のために!


 持ってみるとずっしり重い・・・、開けてみると一円玉(時折、五円玉も)で一杯です。姉に
「四十九日の法要の時に、お寺に持って行く?」
と聞くと
「みんながそうしたら、お寺さんは、困るんじゃない?」
とのお答え。檀家さんがみんなで持ってきたら、確かに困りそうだわ~。近くの銀行で数えて頂いたら、なあんと「318円」ありました。一日3食だから、106日分です。生真面目で優しい母らしいなあと思いました。
 今日は、姉夫妻と一緒に、母の四十九日の法要をします。本当の四十九日には、まだ5日程ありますが、あっという間に「仏様」になってしまいました。申し訳ないくらいに実感が無くて、今でも実家に行けば、ニコニコ迎えてくれるような気がします。

生誕200年 清麿展 幕末を駆け抜けた孤高の刀工

2013-09-21 09:35:33 | お気に入り
 図書館にお借りしていた本を返しに行った時、「清麿展」のパンフレットを見つけました。
ゆっくり進む台風のおかげで、よく晴れていた日曜日お昼ご飯の後、三島の「佐野美術館」に行きました。これは、先週の日曜日のお話です。)

その刀 、KIYOMARO
『源清麿(みなもと きよまろ)は、幕末に活躍した日本刀の名匠です。
清麿の魅力は、澄んだ地鉄(じがね)の柔らかさと刃文(はもん)の躍動感にあります。澄んだ地鉄は良質の鉄を使い、その鉄の性質を十分に活かす熟練した腕を、刃文の躍動感は作刀に生涯をかけた清麿という刀工の心意気を感じさせます。
清麿は文化10年(1813)信州小諸(こもろ)藩の郷士の次男として生まれ、兄の影響で作刀を始めました。婿養子に入り一男をもうけましたが、刀への情熱を捨てきれず、妻子を郷里に残し江戸に出て、作刀修行に邁進しました。そして清麿の刀は多くの人々の求めるところとなったのです。
しかし人気絶頂の中、嘉永7年(1855)清麿は四谷の自宅で自らの命を絶ちました。その原因については多くの憶測が飛び交いましたが、今なお謎のままです。
清麿が18歳で作刀の道に入り42歳で自ら死を選ぶまで、ひたすらに歩み続けた刀の道。その中で生み出された選りすぐりの名刀約50点を一堂に展示します。』(パンフレットより)



     


     


 「日本刀」、この妖しい光を放つものに魅了され、ただその美しさを感じるためだけに、美術館に足を運ぶ。
友人に日本刀が好きだと言ったら、
「人と戦って人を殺すための道具だよ。」
と言われました。その通りだと思いながら、やはり心惹かれます。
「佐野美術館」は、多くの日本刀を所持していて、見方や解説などもとても分りやすく展示してあります。館長さんは、女性ですが、日本刀の本を出されるくらいの方です。解説文も興味深く、書いた方の関心の深さが伺えます。
私たちは、毎年、秋ごろに開催される日本刀展を楽しみにしています。
清麿は、本当に”幕末を駆け抜けた””孤高の刀工”という表現がぴったりの人だったのだろうと・・・。



  施設紹介   佐野美術館  三島市中田町 1-43
                     ☎ 055-975-7728

         「清麿展」  平成25年8月31日(土)~10月6日(日)

 この後、「清麿展」は、縁(ゆかり)の地を巡るそうです。
  
 平成25年11月 9日(土)~12月10日(火) 長野県信濃美術館 「生誕200年記念 山浦清麿展」
 平成25年12月21日(土)~ 2月 9日(日) 萩博物館     「生誕200年記念 幕末の刀匠・山浦清麿―萩に招かれた名工― 」
 平成26年 2月26日(水)~ 4月 6日(日) 根津美術館    「清麿展 -幕末の志士を魅了した名工-」

 それぞれの場所で、副題が違うのが面白いですね。開催される美術館ごとに工夫したのかしら?


 日本刀関連のことは、以前のご紹介のページ 1 以前のご紹介のページ 2 以前のご紹介のページ 3 を見てね。