サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

ちょこっとドライブ その1 ( 没後100年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖 )

2014-06-30 07:07:45 | 写真・絵画
 長らくお世話になってきた私の愛車「モコちゃん」を買い替えることしました。とはいえまだまだ乗れそうなので、昨年末に都内から埼玉に引っ越した娘たちに譲ることにしました。半年点検でみてもらうと、
「すぐにではないけれど、タイヤを新しくした方がいいですよ。」
とアドバイスを頂きました。娘たちに譲ったばかりでタイヤ交換は気の毒なので、モコちゃんのタイヤを交換することにしました。近くの車の部品屋さんに行って買えば良いかな?と話していると、ちょうどこちらでの研修会のために帰って来ていた息子が、
「もしかしたら、かなり安く交換できるかも・・・? 同じ値段でグレード(タイヤにもあるのか?)をアップしても良いし・・・。」
とお店を紹介してくれました。
早速だんなさんが電話で問い合わせをして、モコちゃんにぴったりのサイズを取り寄せてもらいました。
・・・ということで、どんよりしたお天気の土曜日、だんなさんと二人で、静岡までお出掛けすることになりました。高速道路を走ることができるのかという私の不安を払拭するために、東名高速で行ったので、お店に10分以上前に着いてしまい、開店前なのに、タイヤを交換して頂くことになりました。(お店の方、ありがとうございます。)
 足回りのしっかりしたモコちゃんで、県立美術館で開催中の「下岡蓮杖展」に向かいました。
先日、用事があって公民館に伺った時、パンフレットを見つけて、だんなさんに行ってみたいなあ~とお願いしてあったのです。


     
     
     狩野派絵師にして写真師。幕末から大正を駆け抜けた、「写真元祖」波乱の生涯。


『下岡蓮杖(しもおかれんじょう)

 下岡蓮杖(1823-1914年)は日本の写真開祖の一人。幕末に下田で生まれ、初め絵師を目指して狩野派に入門します。写真との出会いがその後の人生を大きく変えます。外国人写真師から機材と写場を引継ぎ、独学でその習得に努めました。横浜で写真師としての成功を収めた後、浅草に移り住みます。進取の気性に富む蓮杖は、日本画のみならず、油彩画を含む絵画制作も続ける一方、石版画作品にも挑戦し、浄瑠璃を創作するなど、実に多彩な芸術活動を繰り広げました。
 今年は蓮杖没後100年。この展覧会は、蓮杖の写真を中心に、絵画、工芸品と資料など280点によって、知られざる蓮杖の全貌を紹介する大回顧展です。また当館で日本の初期写真を展示する初の試みでもあります。日本の初期写真史において重要な位置を占める下岡蓮杖の世界、そうぞお楽しみください。』(頂いたパンフレットより)


     
 小さなセピア色の写真、蓮杖の手によって彩色された写真、掛け軸など、一枚一枚、ゆっくり観て廻りました。セピア色の濃淡の美しさ、彩色された写真の微妙な色合い、本当に素晴らしいです。以前に見た時は「奇人・変人」の見出しに変わった人くらいにしか思えなかったのですが、蓮杖ご本人の写真も強い眼差しが印象的なものでした。
 たまたま前日に「BS日テレのぶらぶら美術館・博物館」という番組で「佐藤時啓 光 - 呼吸 そこにいる、そこにいない」という写真展を紹介していて、写真は「一瞬の妙」と思っている私の常識を覆すような写真を観たばかりなので、蓮杖の苦労や情熱がストレートに伝わってくるようで、小さなまるでポケモンカードのような写真が、とても大きなものに見えました。
紙に墨だけで描かれた「馬」の絵も大好きでした。
夢中で観て廻りましたが、最後の蓮杖の写真や年譜などを見ながら、私にはどうしても見てみたいと思うものが・・・。
それは、蓮杖の名前にもなり、写真でもしっかりとその手に握られている「杖」です。
 蓮杖の杖については、蓮杖の杖・下岡蓮杖誕生秘話を見てね。
「蓮杖の杖、どこにあるのかな~。見てみたいね。亡くなった時に手に持たせてあげたのかな?」
と知るはずのないだんなさんにも質問して、苦笑いされてしまいました。
 この後、下田の海と蓮じいのディスプレイの前を通り、


     
     ここでは、蓮じいと一緒に写真を撮っても良いそうですが・・・?


ショップに立ち寄ると・・・、だんなさんが、
「○○(私のこと)の見たいものがあるよ~!」
と私を呼んでいます。

     
     静岡県人のソールフード さくら棒の「蓮杖の杖」版?

 私が見たいのは、これじゃないって・・・。
この日私がつい買ってしまったのは、ゴッホの「夜のカフェテラス」のクリアファイルでした。(フランス旅行で実際にその場所を見てきたばかりで・・・、だんなさんと盛り上がってしまった・・・。)


 蓮杖の生まれた下田では、蓮杖を「蓮じい」と呼んだ企画がたくさんあるようです。そういえば以前訪れた下田の寝姿山の頂上に「蓮杖写真記念館」がありました。

     
     古いカメラや写真を見ることができます。(それから好みの衣装を着て写真を撮ってもらえるそうです。)


  施設紹介   静岡県立美術館  静岡市駿河区谷田 53-2
                       ☎ 054-263-5755 


                                                    つづく


美味しいもの ( チーズケーキ 2品 )

2014-06-29 07:07:07 | 美味しいもの
 久し振りにY田さんとT口さんに会いました。
Y田さんは、ご主人とお二人で、「蓼科高原 バラクラ フラワーショー」のバスツアーに行ってきたということで、八ヶ岳のお土産にチーズケーキを・・・、6月に入って静岡市にお引越しをしたT口さんは、近くのお店で、チーズケーキを買ってきてくれました。


     
     チーズケーキ 2品


     
     Y田さんのお土産のチーズケーキ


     
     T口さんからのチーズケーキ


 ちょうど息子が帰って来ていたので、3人で頂きました。どちらも濃厚なお味、程よい大きさで、ペロリと頂きました。美味しかったです。ご馳走様でした。(息子はチーズケーキ大好きなので、喜んでいました。)



  メーカー紹介   八ヶ岳 ファマーズケーキ  山梨県北杜市小淵沢町 129-1
                              ☎ 0551ー036-5298


  お店紹介     TAMARUYA パルシェ店 銘菓コーナー  静岡市葵区黒金町 49番地
                              ☎ 054-253-3328 

           メゾン・ド・フリアン アトリエ  静岡市駿河区下川原5丁目 34-20 STEP INたまるや内
                                 ☎ 054-259-7582

あまりに遠し、フランス旅行 その14 ( ポン・デュ・ガールの近くでランチ )

2014-06-28 07:30:27 | ランチ
 「ポン・デュ・ガール」をバックに記念撮影、2000年も前の石の水道橋と一緒に写真に納まりました。
 さてこの日のランチは、この橋を眺められるレストランでお肉のお料理を頂きました。


     
     前菜は茸のソテーがのったパンとラタトゥユ  上にのった揚げ茄子は焦げていた・・・。


     
     日本でもおなじみのオランジーナ


     
     メインはポークの煮込み、ジャガイモとブロッコリーのキッシュ


     
     デザートは、チョコレートタルト


 ツアー旅行なので、煮込み料理が多くなってしまうようですが、ほろほろと柔らかく煮込まれていて、美味しく頂きました。揚げ茄子の揚げ過ぎはご愛嬌、オレンジ色と緑色の飾りが綺麗でした。デザートは、やはりとても甘いのですが、チョコが濃厚で美味しく頂きました。ご馳走様でした。
このレストランでは、私たちは建物の2階で頂きましたが、テラス席では、ポン・デュ・ガールを眺めながら食事ができるようでした。素敵ね~。

     
     木々がつくる日影、心地よい風が吹く


     


 振り返り、振り返り、どんどん橋が小さくなって・・・、バスに戻って、次の訪問地「アヴィニヨン」に向かしました。

            
                                                     つづく

あまりに遠し、フランス旅行 その13 ( ポン・デュ・ガール )

2014-06-27 07:03:06 | 橋紀行
 次の訪問地は、「ポン・デュ・ガール」、アルルから63km、バスで50分くらいの道のりです。


     
     アルルを出てすぐ、大きな川(ローヌ川)を渡ります。両岸には、石の建物が並んでいます。


               
               牧草でしょうか? 立方体とは珍しい?


     
     何の工場かな? 


               
               ダムが見えます。(ダムを見たのは、今回の旅行でひとつだけでした・・・。)


『ポン・デュ・ガール   (世界遺産)

ガルドン川(ローヌ川の支流のひとつで長さ127.4km)に架けられた、ローマ時代の巨大な水道橋。

ユゼスのユール水源からニームまで約50kmをつないだ水路の一部。現在ほぼ完璧な姿で残っているのは全長275mのこの橋のみで、ローマ帝国時代の紀元38年から52年の間に建造された。およそ1000人の労働者、5万tの石が使用されたとみられる。5世紀にわたり毎日2000万ℓ以上の生活用水を運び続けたが、パイプ内に溜まった石灰が水質を汚染し、使用中止に。18世紀には土台のアーチ部分が増築され、20世紀まで幹線道路として利用された歴史をもつ。』(るるぶフランスより)


     
     河原のようなところを歩いて、橋に向かいます。


     
     緑に囲まれた美しい橋です。     


     
     長さ 275m、高さ 49m、上中下と3層に分かれています。


     
     川辺で寛ぐ家族連れ、上流からはカヌーに乗った人が下ってきます。


               
               あっという間に橋のところまで下ってしまいました。気持ちよさそうですね~。


     
     橋の上から上流を望む


               
               橋の上から下流を望む


     
     1世紀ごろと車道を増築した18世紀頃の二つの工事に携わった石工のサインと日付が記してあります。


               
               橋のアーチの部分にも数字が書かれています。


     

     

『 上層
 35アーチの最上部にモルタルを用いた水道管が設置された。水源からニームまで標高差わずか17m。勾配は17度、1緒につき34cmという精緻な技術で50緒の水路を完成させた。』


『 中層
 中層は長さ265m、高さ21m、幅5mでアーチの数は11。右岸から数えて第4アーチの上部にはウサギのように見える彫り物が残されている。これはポン・デュ・ガールに隠された魔法のシンボルと考えられている。』


『 下層
 下層は長さ約155m、高さ20m。アーチの幅は狭いものが15.75m、一番広いところで21.5mの6つのアーチから成る。1743年、技師アンリ・ピトーの指揮で幅7mの下層を増築し、道路として使用された。』(るるぶフランスより)


 魔法のシンボル、見逃した~。見事な土木技術に、ただただ驚くばかり。実用的な水道橋なのに美しい・・・。


     
     5ユーロ札の裏には、この橋が印刷されています。

 ユーロの硬貨と紙幣のデザインは、表はEU各国共通ですが、裏面は国によって異なるそうです。


                                                  つづく

 こちらでの研修のために帰って来ていた息子は、横浜での研修のため、一緒に夕ご飯を食べて、また横浜に戻って行きました。息子がいなくなったリビングは、また妙に広々してしまいました。いると手間もかかるのですが、いなくなるとつまらない・・・。だんなさんと二人だとなんだか静かな感じです。


 

     

あまりに遠し、フランス旅行 その12 ( ゴッホの跳ね橋 )

2014-06-26 06:58:27 | 橋紀行
 アルルの街から少し離れたところに「ゴッホの跳ね橋」があります。


     
     1888年にゴッホが狂気と正気の間で描いた「ラングロワの跳ね橋」がモデル


     
     1960年に絵を元に復元されたそうです。


     
     運河は、静かに流れていました。


 ゴッホは、アルルで300点もの絵を描いたということですが、アルルにはゴッホの絵は1点もないそうです。
ゴッホの愛した風景の中で添乗員さんから聞くゴッホの生涯は、街の華やかな明るさとは、かけ離れたものでした。
「ゴッホ」といえば、富士市にあった大きな製紙工場の社長さんが、苦労して「ひまわり」を手に入れて、自分が亡くなったら、一緒に棺桶に入れてくれ!とおっしゃっていたという噂がまことしやかに語られていたことがありました。噂の真偽は、分りませんが、一人の人が、それほどまでに想う「絵」とは、どんなものなのか? 人の情念の激しさに驚いたことを鮮明に覚えています。
 アルルでは、ゴッホの絵のレプリカが街のあちらこちらで、実際の風景と一緒に観ることができるようになっていて、少しだけですが、芸術家の目線を体験できました。


                                                    つづく

 息子が帰ってきているので、賑やかな我が家。もう社会人なんだなあ~。


 

 
  

あまりに遠し、フランス旅行 その11 ( アルル 街歩き 2 )

2014-06-25 07:10:38 | 建物紀行
 アルルの街歩きの続きです。


      

      
     添乗員さんに連れられて、細い路地を曲がり・・・、また曲がり・・・。


     
     
     ゴッホの描いた「夜のカフェテラス」のレプリカが飾られているカフェ、現在も営業中

     
     夜ではないので、雰囲気はずいぶん違いますが・・・。

 本物の「夜のカフェテラス」は、オランダのクレラー・ミュラー美術館にあるそうです。


     
     近くには、このカフェの黄色を意識した建物もありました。


     
     1904年にノーベル文学賞を受賞した詩人「フレデリック・ミストラル」の像


     
     フォーラム広場(ローマ時代より公共広場だったらしい?)にある ローマ時代の宮殿の遺跡部分です。   


     
     17世紀に建てられたという「市庁舎」 右下の入り口から中に入ります。

     
     庁舎内の天井は曲線になっています。
     

     
     アルルのヴィーナスが飾られているロビー階段、手前のライオンは、アルルの象徴だそうです。

     
     
     1世紀にエジプト、アスワンから運ばれたというオベリスクが建つ、アルルの旧市街の中心「レビュブリック広場」 


     
     大きな時計台と国旗が目印の「市庁舎」 オベリスク下の噴水は、19世紀に造られたそうです。


     
     7世紀に創建、その後改修により12世紀ごろに現在のロマネスク様式が完成した「サン・トロフィーム教会」


          
          この教会のファサードの彫刻は見事! 半円形の部分には、「最後の審判」が描かれています。

      
     左側には、天国に行く人々

          
          右側には、地獄へ行く人々  柱のところには、たくさんの聖人が彫られています。


     
     
     石畳の道を歩きます。


     
     自転車置き場もおしゃれですね。


     
     耳を切り落としたゴッホが療養した病院跡「エスパス・ヴァン・ゴッホ」

 現在、この周りは、図書館やお店などになっているそうです。復元された中庭「アルル療養所の庭」は、明るい光が射しこみ、建物の黄色が輝くようでした。


     
     日本語が通じるというお土産物屋さんで、地中海のお塩や塩キャラメル、カリソン(郷土菓子)などを買いました。


 ゴッホが2年間滞在したというアルル、気の遠くなるくらい昔の遺跡が街の中に溢れているアルル、小さな街ですが、たくさんの心惹かれる風景に出会える素敵な街でした。


                                                    つづく


 昨夜遅くに横浜で研修中の息子が、今日からのこちらでの研修のため、家に帰ってきました。いつもより少しだけ賑やかな2日間になります。
 サッカー、残念でした。なかなか勝てないものですね。皆上手なのになあ~。

あまりに遠し、フランス旅行 その10 ( アルル 街歩き 1 ) 

2014-06-24 07:07:16 | 建物紀行
 フランス旅行、4日目。この日も盛り沢山の一日、張り切って早起きしました。


     
     フランスパン、クロワッサン(ほんとにパンが美味しい)などをたっぷり頂いて出発!

 この日の最初の訪問地は、「アルル」です。
アルルまでは、36km、1時間程のバスでの移動です。天気予報は、晴、気温14~26℃。


     
     ワイン用のブドウ畑が続きます。遠くには風力発電の大きな風車も見えました。

     
     
     石の建物が見えてきました。

『アルル

紀元前5世紀にケルト人がこの地を「アル・レート(沼地)」と呼んだのがアルルの語源。
紀元前47年のローマの植民都市となり、帝国第2の都市として400年以上繁栄。このころに造られた古代遺跡が街なかに点在する。
中世にはプロヴァンス王国の首都となり、ロマネスク美術が開花。サン・トロフィーム教会をはじめアルルの聖堂や教会のほとんどがロマネスク様式に建て替えられた。
優れた芸術の都であり、1888年から2年間滞在したゴッホは、光に満ちた傑作を多く描いた。』(るるぶフランスより)


     
     ガヴァルリ門から街に入ります。


     
     素敵なお店、レストランかな?

     
     
     1世紀末頃に建設された「円形闘技場」  

 『円形闘技場   (世界遺産)

フランス最大級の古代闘技場。
長径 136m、 短径 107m、 高さ、21m 収客人数は2万人 19世紀に再建された。』


     
     石造りの建物が囲んでいますが、道路には車が並んでいます。

    
     
     円形闘技場を中心に、道が伸びています。


     
     現在でも闘牛が行われているそうです。


     
     円形闘技場の周りを歩きます。


     
     迷い込んでみたくなるような細い路地


     
     振り返って円形闘技場と建物を見る。


     
     紀元前1世紀のアウグストゥス帝統治下に建造された「古代劇場」

『古代劇場

1万人を収容する壮麗な大劇場だった。数々の受難を経て17世紀に再発見された。』


     
      照明から音響まで完全設備で、現在でも音楽祭も開かれているそうです。


 う~、ここも見所満載、一回では、まとめきれず・・・。
                                             つづく


 横浜で長い研修中の息子、明日から2日間、こちらでの研修のために今夜久し振りに帰ってきます。我が家はちょこっと賑やかになります。


     

紫陽花咲いた ( 小室山妙法寺 )

2014-06-23 07:09:46 | 花紀行
 時々うっすらと日差しが射すような微妙なお天気の土曜日、前の日にtuyu木のご主人から頂いてきた「すずらん」を家の西側に植えました。今年のお花はもう終わってしまっているので、来年までのお楽しみです。
 さて、どこかにちょこっと出かけようということになりました。雨大丈夫かな?
何年か前にも行ったことがありますが、山梨の富士川町「妙法寺」に紫陽花を見に行くことにしました。調べてみると6月21日(土)~29日(日)まで「あじさい祭り」が開催されるそうです。


     
     車から降りると、田んぼと紫陽花の風景が広がっていました。


     
     境内の池は、睡蓮でいっぱい。お花はちらほら、これからが楽しみ。


     
     なんだか元気がでるね~、この色。


     
     まあるい紫陽花、夜空の星のよう・・・。


     
     頬染めて・・・、あじさいさいた!


 紫陽花の散歩道、本堂、庫裡、回廊の周りをぐるっと散策しました。
 今回は、お寺の左側の駐車場に停めさせて頂いたので、三門の方に下って行くことにしました。前回来た時には、気付きませんでしたが、三門の脚の所から上がって行けるようです。狭くて急な階段ですが、「羅漢さん」が安置してあると聞いたことがあったので、迷わず行ってみることにしました。


     
     下から見るとあまり大きく感じませんでしたが、巨大な社額にびっくり!


               

   
  ずらりと楼上でお護りしている「16羅漢」


     
     彩色された小さな獅子、羅漢さんを見上げる・・・。


     
     少し崩れた石段、左上に見えるのは「鐘楼」


     
     木組みなども近くで見ることができました。


       

             
     イキイキとした木鼻狛犬(ひとつひとつお顔が違う)も間近で見ることができます。


     
     参道の街並みも一望


      
     大きくて立派な三門

  

 このお寺には、4年ほど前にも訪れています。その時の様子は、以前のご紹介のページを見てね。



  お寺紹介   徳栄山(小室山)妙法寺  山梨県南巨摩郡富士川町小室 3063
                         ☎ 0556-22-0034

 臨時駐車場多数有り。 「あじさい管理育成費」として200円、三門に上がるためにお気持ちで。


     
     
     田んぼ。向こうに見える小さなお堂は、以前小さなお狐様を見つけた神社かな?こんな子 可愛いでしょ?


     
     地元の方がお店を開いていました。「柚子餅」と「さくらんぼ」を買いました。

 柚子餅は、優しい甘さで、柚子とくるみが入っていました。さくらんぼは、形は不揃いですが、野性味溢れるお味でした。どちらも美味しく頂きました。ご馳走様でした。
 

ランチ ( クレマチスの丘  CIAO CIAO )

2014-06-22 07:09:43 | ランチ
 学生時代の寮のお仲間、tuyu木とランチ、クレマチスの丘 チャオチャオに出掛けました。



     
     街路樹の緑、自然の風を感じながらのランチです。


   
 最初に出されたのは、これ???冷たいお水をかけると(かけ過ぎた!)なあんと冷たいおしぼりにへんし~ん!


 昔あった圧縮タオルの紙おしぼり版かな? ぷぷっ、楽しい!



     
     二人でお野菜のパスタと

     
     2種類のお味を頂けるピザをお願いしました。

 4種類のチーズがのったピザは、少し癖がありましたが、大きなピザもたくさんのパスタも、おしゃべりしながら美味しく頂きました・・・。ご馳走様でした。


     
     アイスクリームボックスの横に・・・、あれあれどこかで見たような・・・?


     
     「エズ村」(フランス)の坂道の途中の店先 

      
     同じ種類の豚さんでしょうか? こっこんなところで再会するとは・・・?


 この後、ちょこっとデザートを頂こうと「富士山茶屋」に向かいました。




      
     まだまだ見頃のクレマチス 
     


     
     「増山たず子」氏の写真展(詳しくは以前のご紹介のページを見てね。)開催中

   
     
     「気持ちの良い初夏」のイメージ

 
     
     木々の間に青や白の紫陽花が見えます。


     
     爽やかな竹林に彩られた「富士山茶屋」


     
     テラス席もあります。


     
     「クリームあんみつ」を頂きました。

 この「クリームあんみつ」、すごく美味しい! 一緒に供される緑茶も美味しくて、
「あ~、この国に生まれて良かった~。」
としみじみ思えるデザートでした・・・。
 昨年夏に他界した母を連れてここに来たことがありました。大好きな桜の絵を堪能した後、このお店で黒蜜ソフトを頂いたのですが、嬉しそうな母の笑顔を思い出しました。姉や私とのお出かけに本当に嬉しそうな母でした。
     


  お店紹介   Pizzeria & Trattoria CIAO CIAO  静岡県長泉町 クレマチスの丘 347-1
                               ☎ 055-989-8789
                        営業時間   10:00~21:00

 tuyu木、また遊ぼうね!
         
         

あまりに遠し、フランス旅行 その9 ( ニース~アヴィニョン  アヴィニョンでディナー )

2014-06-21 07:11:06 | ディナー
 ニースからアヴィニョンは、268km、バスで2時間30分程の移動です。
添乗員さんの車内でのお話は、次の日に訪れる予定の「アルル」に関係の深い「ゴッホ」のことでした。


     
     走り出して30分、変わった形のホテル、遠くに見えるのは地中海(たぶん?)


          
          内陸部入ってきました・・・。ゴツゴツした岩山のようです。


     
     山の中腹に集落が見えます。


          
          変わりやすいお天気? 雲の合間に虹色が見えました。


     
     赤い花(ポピーかな?)が咲き乱れています。


          
          セザンヌが愛したサント・ヴィクトワール・・・?(記憶が曖昧)



     
     アヴィニヨンまでもう少し、アーチが美しい橋。


 予定通り、2時間30分くらいで、アヴィニヨンに到着、レストランで夕食です。


      
     私は、アップルジュース(ネクターのような濃厚さ)、だんなさんは、赤ワインをハーフボトルで・・・。


     
     サラダとパン

          
          豚肉のトマト煮込み、人参のグラッセの大盛り?(実は人参、ちょこっと苦手)


     
     デザートは、ミルフィーユでした。

 
 量が多くて食べきれませんでしたが、お味は、美味しかったです。やはりミルフィーユはとても甘かったです。ご馳走様でした。デザートのお皿は、私のは、オレンジでしたが、キュウイやスイカとかいろいろあって、カラフルで楽しかったです。
 仙台からいらしたというご夫婦と一緒のお席でした。私が以前娘と行った温泉のことをお話すると、露天風呂への行き方をお話しただけなのに、お宿の名前を言い当てたのには、びっくり!
お二人で、色々なところに旅行しているとのこと、うらやましい・・・。
今回のツアー参加は、全部で31人、バスの中で、添乗員さんの
「ヨーロッパ、初めての方?」
という質問に手を挙げたのは、私一人でした・・・。



     
     可愛かった店内のディスプレイ


     
     ガラス張りで開放感のあるお店、上の階はホテルになっていました。


 盛り沢山だった3日目、無事終了! バッタンキュー・・・、zzz・・・。

                                                   つづく