サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

春の気まぐれ旅行 その11 ( 島根県立古代出雲歴史博物館 2 )

2016-05-31 23:36:41 | 不思議紀行
 古代の出土品などを見たあとは、「たたら製鉄」の展示を見学しました。


     
     たたら製鉄で炉に風を送る人のことを「番子」と呼び、「かわりばんこ」の語源になったとか・・・。

 実際にここで風を送ることができるようになっています。(ちょこっとやってみたかった・・・。)大きな体験模型の後は、小さな模型が「たたら製鉄」の進歩の秘密を教えてくれます。

 『 たたら製鉄 進歩の秘密

 たたらでは砂鉄を溶かして鉄を作りますが、地下に湿気があると製鉄炉の温度をあげることができません。製鉄炉は古代から中世、近世にかけて大きくなり、炉が大きくなるほど地下の湿気を防ぐしかけも大規模なものとなりました。』(説明看板より)

     
     古代の製鉄炉  今佐屋山遺跡 古墳時代(6世紀)     

     
     中世の製鉄炉  タタラ山第一遺跡 室町時代(14~15世紀)

     
     近世・近代の製鉄炉  江津市 価谷炉跡 明治時代(19世紀)

 風を送る仕掛け、湿気を防ぐ仕掛けが大規模になって行く様子がよくわかる模型です。この後見学予定の「菅谷たたら(高殿)」への期待が高まります。
「神話」を映像で楽しめるシアターにも心惹かれましたが、時間が合わず今回はあきらめることにしました。


  施設紹介   島根県立古代出雲歴史博物館  島根県出雲市大社町杵築東 99-4
                             ☎ 0853-53-8600
                        第3火曜日定休(祝日の場合は翌日)
         無料駐車場有(広い)


 「島根県立古代出雲歴史博物館」見学の後、大きな日の丸の旗を見に行きました。 

     
     風情のある通り沿いには「北島国造館」という看板を掲げた神社があります。
     
 出雲大社の祭祀を司っていた出雲氏は、千家氏と北島氏の両家で携わっていましたが、明治時代に千家家が任命され、北島家は現在は出雲教として、その教義の普及活動をされてるようです。前知識が無かったので、中には入りませんでしたが、見学は自由で、素敵なお庭もあったようです。     

     
     ついに、見た~! 日本一の日の丸の旗

 旗の大きさは、縦9m×横13.6m(畳75畳分)、重さは49㎏、掲揚塔の高さは47mもあるそうです。古代の神殿の高さが48mだとするとこの旗の高さくらいあったということでしょうか? とてつもない高さの建物ですね。
 参道であれやこれやお土産を買い込み、近くのワイナリーに立ち寄り、奥出雲に向かいます。

     
     素敵なレストランも併設された「島根ワイナリー」
  

                                                    つづく

春の気まぐれ旅行 その10 ( 島根県立古代出雲歴史博物館 1 )

2016-05-30 23:03:31 | 不思議紀行
 以前仲良しのkaoと参加したツアーで出雲大社を訪れた時に「神様」の存在を感じた私は、だんなさんにあれやこれや不思議に思ったことを話したので、だんなさんも行ってみたいと強く思っていたようです。
その中でも、だんなさんが、どうしても見たいといっていたのは、巨大な神殿を支えていた「宇豆柱(うづばしら)」でした。
前日、出雲大社にお参りした時、「宇豆柱」発見場所も二人で目を見張りながら見学しました。

     

 実物は、「島根県立古代出雲歴史博物館」で見ることができるというので、旧大社駅を見学した後、ここに向かいました。


     
     島根県立古代出雲歴史博物館

     
     巨大な「宇豆柱」(スギ材)

  建築年代  鎌倉時代(1248年)
  柱の直径  平均約130cm 
  年輪の数  最大195年

 『直径が最大で約6mもある柱穴には、人の頭の大きさかそれ以上の大きな石がぎっしりと積み込まれ、世界に例のない掘立柱の地下構造も明らかになりました。柱の配置や構造は、出雲大社宮司の千家国造家(こくそうけ)に伝わる、いにしえの巨大な本殿の設計図とされる「金輪御造営差図」(かなわのごぞうえいさしず)に描かれたものと類似していました。』(島根県立古代出雲歴史博物館ホームページより抜粋)

     
     高さ48mの巨大な空中神殿であったという言い伝えが現実味を帯びてきました。(1/10の大きさ)

 大国主大神が地上の支配権を譲る(国譲り)代わりに天照大神から贈られたという出雲大社は、大社造と呼ばれる日本最古の建築様式のひとつで、その大きさは奈良東大寺の大仏殿をしのぐものだったとの口伝は、本当だったと思うと、強大な力を持った人々の姿が浮かび上がる。

     
     昭和遷宮の際に御本殿から降ろされた「千木と勝男木」 千木は長さ約8m、勝男木は500㎏、巨大な大きさです。

     
     御本殿の屋根の上の部分にあるのが千木と勝男木です。     

     
     青木遺跡(出雲市)から出土された古代の神像  素朴なお姿は円空仏と似ているような気がする。

     
     荒神谷遺跡から出土した膨大な数の銅剣(358本)

     
     加茂岩倉遺跡(雲南市)などから出土したたくさんの銅鐸(39個)

          
          ウミガメと細かな模様と美しい銅鐸

     
     景初3年を含む41文字が鋳出された「三角縁神獣鏡」卑弥呼のものか・・・?

     
     かわらけ谷横穴墓群(安来市)より発見された古墳時代(6-7世紀)大刀

 1925(対象14)年に発見されたときには鞘から刀身が引き抜桁の記録があり、当時の技術の高さがうかがえます。
     
     

                                           つづく

    





     

美味しいもの ( メープルハウスのまるごといちじくロール )

2016-05-29 22:07:51 | 美味しいもの
 知り合いの方からメープルハウス(石川県金沢市)の「まるごといちじくロール」を頂きました。

     
     外袋には、お店の地図が・・・。

     
     切り口も鮮やか! 初めてのフレッシュいちじくロール

 タルトになったいちじくは頂いたことがありますが(すごく好き!)、ロールケーキは初めてでした。ぼ~っとした甘さ(変な表現ですみません。)のいちじくを邪魔しない生クリームとスポンジ。ロールケーキというより、いちじくに生クリームとスポンジを纏わせたというかんじでした。美味しかったです。ご馳走様でした。
消費期限は、たった一日、なかなか口にすることができなさそうなロールケーキですね。


  お店紹介   メイプルハウス  石川県金沢市東力町 173
                       ☎ 076-291-4213

 季節ごとに色々なロールケーキがあります。金沢は、奥が深い町なのだと思わせてくれるお菓子屋さんです。
知り合いの方は、金沢から送って頂いたそうです。

みーちゃん、一升餅を背負う・・・。

2016-05-28 21:17:54 | 新メンバー
 26日にめでたく一才のお誕生日迎えた「みーちゃん」(娘の娘、私たちの初孫です)のお誕生会に招待されました。
娘のご主人takaさんのご両親もいらして、総勢7人の賑やかなお祝い会です。

     
     名前の入った風呂敷に包まれた「一升餅」を背負うみーちゃん!

     
     takaさんのご両親からのプレゼントで遊ぶみーちゃん!

     
     私たちからは、お米で作られた積木をプレゼントしました。

 一才までに歩けた子供は、背負って、歩けなければ踏ませても良いとお餅屋さんに教えて頂いた娘は、伝い歩きはするもののまだ歩かないみーちゃんに、重いお餅を背負わせたり、踏ませたり・・・。
みーちゃんの名前と寿の文字の入ったお餅は、「幸せを分ける」ということで、お餅好きな息子のところにもお裾分してくれました。
みんなでお祝いケーキを食べようとしていたとき、トチトチと2歩ほどみーちゃんが歩を運びました。
お祝い会の日に初めて歩くなんて・・・。やはりみーちゃんは、みんなのアイドル! みんながデレデレと大喜びしました。(ケーキの準備をしてくれていたパパとママは見逃しちゃったけどね・・・。)
 一生食べ物に困らないように、健やかでまあるい人生を送れるようにと心からお願いました。


パピエ ロゼ 講習会へのお誘い

2016-05-27 20:31:06 | パピエ・ロゼ(・図書室のお手伝い)

 富士ばら祭りでたくさんの方にお配りした「パピエ ロゼ」の折りばら。 たくさんの方に折って頂けるように市内にある「まちづくりセンター」をお借りして、講習会を開くことにしました。

     

     一枚の折り紙から一輪のばらを折ります。

『  パピエ ロゼ  ~紙のばら~  

 世界で初めて折り紙理論で博士号を取得した川崎敏和氏(現阿南工業高等専門学校教授)によって考案された川崎ローズと呼ばれる折り紙のばらを基にした作品で、平成16年、川崎氏より「自分の名前を冠した名称ではなく、自分たちに合った名称を付けて活動して。」とのお言葉をいただき、紙のばらを意味する「パピエ ロゼ」と名付けました。美しく仕上げる為に紙の質(少し厚手のタント紙を使用)や折り方を工夫し、富士市民の花がばらである事、富士市が紙の街である事からこの「パピエ ロゼ」を多くの人に知ってもらい、さらに折れるようになってもらう活動をしてきました。』

  開店休業、長らく活動をお休みしていた「パピエ ロゼ」ですが、今春、子供クラブの落成式のコサージュの依頼を受け、「富士ばらまつり」に参加させていただき、小さな講習会(折り紙は手から手への思いから一度にたくさんの方へお教えすることはできませんので)を開く計画を立てました。   

  開催日時   6月25日(土) 14:00~16:00    

  開催場所   富士北まちづくりセンター 第一研修室           

          ¥200(折り紙代)    

  お問合せ   メールにてお問合せください。 

         papierosefuji@gmail.com                                      


美味しいもの ( まつぼっくりのお菓子たち )

2016-05-18 13:22:58 | 美味しいもの
 富士ばら祭りの時、そろそろ店じまいしようかな?という頃に、食べ物ブースで売っていたらしい(残念ながら私たちはゆっくり見て歩く時間はありませんでした)お菓子を売りに出張してきてくださった方々がおりました。
 お昼は差し入れのたこ焼き3つとチョコバナナ、クッキーのみ(けっこう食べてた?)だった私たちは、あれやこれやと買い込みました。

     
     ナッツクッキーとココナッツクッキー

 この他にもオレンジのパウンドケーキ、クルミとチョコのカップケーキなど、組み合わせも食感も大好きな感じでした。美味しかったです。ご馳走様でした。

 
  お店紹介  障害者就労支援施設 まつぼっくり  富士市大野新田 744-25 
                               ☎ 0545-32-0380 


     

     

春の気まぐれ旅行 その9 ( 旧大社駅 )

2016-05-17 09:47:37 | 建物紀行
 さて、旅行2日目です。
だんなさんの希望で見学することにした「古代出雲歴史博物館」は9:00~なので、朝の爽やかな空気の中私たちは、「旧大社駅」を見学することにしました。
実は、以前仲良しのkaoと参加したツアーで出雲大社に向かう時、走っているバスの中からチラッと見えたこの建物をじっくり見てみたいと思っていたのでした。

『 旧大社駅

 明治45年6月開業(出雲市~大社間)して以来、平成2年の廃駅まで出雲大社の表玄関口として親しまれてきた駅舎は、大正13年に改築。全国でも珍しい神社様式を取り入れた格調ある純日本風の木造建築で、平成16年には国の重要文化財に指定されました。』(神々のふるさと山陰より)

     
     出雲大社の玄関口としての賑わいが今でも目に浮かんでくるような・・・、立派な駅舎「旧大社駅」です。

     
     赤いポストは待ち合わせにも使われたのかな? 

     
     今でも十分に使えそう・・・。「どちらまで行かれますか?」

     
     「出発まではまだ時間があるね~。」 当時の時刻表かな?
    
          
          東京までは、11120円、遠そうですね。

          
          本当は泊まりたかった「竹野屋さん」(現在改装中)の名前も載っています。

     
     老舗の風格を感じる「竹野屋さん」

     
     ホームに出てみました。 ここは、終点なのですね。(始発でもあるわけだ。)

     
     線路は残されていましたが、草が生えていました。ホームから石の大きな鳥居が見えます。

     
     駅舎内部は、天井も高くシャンデリアが下がり・・・、素敵な雰囲気です。


  施設紹介   旧大社駅  島根県出雲市大社町北荒木 
                    ☎ 085353-2298 (大社観光案内所) 

                                             つづく