サンクチュアリ

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修学旅行、再び その11 ( 手向山八幡神社 1 )

2012-06-30 07:22:33 | 不思議紀行
 さて、次は、大仏殿から手向山神社に向かいます。


     
     花まつり 千僧法要の記念に建立されたライオンの像


     
     手向山八幡神社(たむけやまはちまんじんじゃ)

 ここでも鹿せんべいを売っていて、もちろん鹿さんたちものんびり歩き回っていました。大きな鳥居をくぐって緑色に囲まれて参道をあがっていきます。
階段では、修学旅行の中学生のグループが、じゃんけんをして、
「チ・ヨ・コ・レ・-・ト」
と下ってきます。とても楽しそうです。
「何年かたって、修学旅行の思い出を聞かれた時、一番先に思い出すのは、友達とあんなことをしたことだったりしてね・・・。」
とだんなさんと話しました。素敵な年頃ですね。


 手向山八幡神社は、
「東大寺の守護神として奈良時代に宇佐八幡神を勧請して創建された。現在の本殿は、江戸時代に東大寺大仏を復興させたことで知られる公慶上人が、元禄4年(1691)に再建した物」
(JTBのMOOK 詳細地図で歩きたい町 奈良大和路より)


 御祭神は、
「品陀別命(応神天皇)、足仲彦命(仲哀天皇)、比売大神、仁徳天皇(大鷦鷯命)」


    
   嘉永6年(1853)正月吉日建立の狛犬


     
     白壁と朱色が美しい神門


     
     ちょこっと左手(二月堂の方)に廻るとここにも鳥居と狛犬があります。


    
   大正5年3月建立の狛犬


     
     手水所にも狛犬がいます。


     
     舞殿、拝殿


    
   手前 明治27年9月19日建立  奥 安政4年(1857)2月建立  仲良くお守りしています。


    
   鎌倉時代のものとか・・・? かなり古そうな多分木製の狛犬(運慶の作といわれているそうです。)


 とてつもない大きさの大仏様にお会いした後だったので、お馴染みの狛犬たちに、何故かほっとした私でした。

                       
                                          つづく


修学旅行、再び その10 ( 奈良公園の鹿のこと )

2012-06-29 07:33:11 | 生き物紀行
 奈良公園では、あちらこちらに鹿がいます。
日常生活の中に、入り込んでいる”鹿”というのが、どうしても私にはしっくりきません。だって例えば、県庁にお勤めしていて、毎朝職場に向かうその道を、のほ~んと歩いている鹿たちと一緒に通勤なんて感じなのです。 駄目だ、私の日常の範疇を大きくはみ出ている・・・。まあ歩いて行けるところに、あのとてつもない大きさの大仏様もおられるのだから・・・。
もしも、私がこの辺りで生まれ育ったのだとしたら、たぶん違った人間になっていたと思うのです。(どんな風に違っていたかは???)


    
   なんだかのんびり・・・。何故か私の写真の鹿は大部分がこの顔なのです。

    
   お茶屋さんの店先に佇む・・・。                    鹿せんべいボックス?


    
   若草山をバックに・・・。                       大集合! お尻の白い毛が可愛い!


   
   小鹿(のバンビ)は可愛いな~♪


 興福寺の近くで、修学旅行の子供たちに混ざって、「鹿せんべい」をあげたのですが、
「鹿せんべい、くれくれ!お願い!」
のおじぎと
「鹿せんべい、くれないとひどいよ~。」
の攻撃の区別がつかず、その上、鹿せんべいの封印(紙で十字に留めてある)が中々取れなくて・・・。
またまた、ソロモン王が持っていたという「動物の言葉が分かる指輪」が欲しいと思った私でした。

修学旅行、再び その9 ( 東大寺 大仏殿 )

2012-06-28 07:31:16 | 不思議紀行
 ついに、だんなさん期待の?大仏様とご対面です。
南大門の大きさに唖然とした私たちの目の前に、またまた大きな門が・・・。



     
     享保元年(1716年)に再建されたという中門 


    
   「地天(ぢてん)の両手」に乗る兜跋毘沙門天(とばつ びしゃもんてん、多聞天)と持国天が安置されています。



     
     大仏様が鎮座する 幅57m、高さ48mの大仏殿


          
          総高4.6m、重さ3.3t 国内最大、最古の金銅八角灯籠 

小さな獅子が飛び回り、楽器を奏でる音声菩薩像(おんじょうぼさつぞう)が、立体的でとても美しい燈籠です。
それぞれ、横笛、縦笛、鈸子(ばっし)、笙を奏でている優しげなお顔の菩薩像が並んでいます。



     
     聖武天皇の勅願で造立されたご本尊の大仏様(盧舎那仏坐像)

 大仏様は、像高14.98m、蓮華座高3.04~3.05mということなので、高さは、18m、両膝の幅12.08m、とてつもない大きさです。一説には、約500tの銅と約440㎏の金を使い、7年もの歳月を要したと言われています。


    
   広目天                       多目天


          
          如意輪観音


     
     大仏様の後ろには、たくさんの仏様がおられます。


     
     もう一度、振り返ってみても、大きい・・・。
   

          
          中門内側 珍しいお線香立て


 ほんとに大きい!優しげなお顔。
なんと言っても、写真撮影が許可されているなんて・・・、妙にたくさん撮ってしまいました・・・。よく考えたら、畏れ多いことでしたが・・・。
だんなさんは、素直に感動した様子でした。


  お寺紹介     東大寺  奈良市雑司町 406 
                     ℡ 0742-22-5511 

ちょこっとドライブ ( 下田 寝姿山 )

2012-06-27 07:20:30 | 花紀行
 梅雨の晴れ間がのぞく日曜日、午前中、用事があって出掛けていただんなさんが、
「ちょこっとドライブに出掛けよう!」
と言ってくれました。あまり遠くには行けそうもありません。
行き先は伊豆。まだ紫陽花が綺麗かも?ということで、下田の寝姿山の紫陽花を見に行くことにしました。

「絶景」と「縁結び」の名所 寝姿山自然公園
 下田ロープウェイ
下田市内から見ると、女性が仰向けに横たわっているように見えることから、寝姿山(ねすがたやま)の愛称で呼ばれています。山頂駅は、胸の部分に位置します。山頂からは美しく雄大な景色が一望でき「伊豆三景」の一つと言われております。
また、寝姿山の山頂花公園には遊歩道が整備され、四季折々の草花を楽しみながら散策できます。
                             (頂いたパンプレットより)

   
     
     標高200m、可愛いロープウェイで山頂まで上がります。


     
     下田港 左側には爪木崎が見えます。


     
     石割楠  難関突破ですって! 


    
                  

     
     寝姿ブルーといわれる紫陽花とささゆり


     
     法隆寺 夢殿の2/3の大きさで造られたという愛染堂

     
     紫陽花と寝姿地蔵 

「ここに安置されている150体のお地蔵様は、平安時代(約800年前)の作と言われ、京洛や高野の古蹟から勧請したもので、衆生済度のためいろいろと力を添えて下さるありがたい仏様です。(後略)」(案内看板より)

 赤い涎掛けが曇り空の下でも浮かび上がって見えて、とても印象的な光景でした。
     


    
     
     散策路の色とりどりの紫陽花



     
     山頂駅に戻って、マリンソフト(ラムネ味)を頂きました!


 下田港、遠くの島、下田の町を眺めたり、紫陽花やささゆりを見たり・・・、のんびり散策しました。



  施設紹介  下田ロープウェイ  下田市東本郷 1-3-2
                       ℡ 0558-22-1211

 駐車場有り。ホームページにちょこっと割引券有り。

修学旅行、再び その8 ( 東大寺 南大門 )

2012-06-26 07:28:50 | 不思議紀行
 さて、ついに?「東大寺」に向かいます。



     
     鹿さん、前脚が変?

 座っている?鹿さんを見てびっくり! 前脚が・・・。正座するみたいに折って座るのですね?



     
     東大寺の正門 「南大門」 高さ25.5m 桁外れに大きい! 鎌倉時代に再建


    
   運慶が快慶ら一門を率いて69日で完成させたという高さ8mの仁王像


 阿吽の仁王像を見て、さてさて、私のお楽しみ。

      
     日本最古  建久7年(1196)建立の狛犬 (というより獅子?) 

      
     双方とも口を開いた阿像です。

 この狛犬は、渡来した宋の工人六郎によって、中国から運んできた石で造られた日本で一番古いといわれている狛犬(獅子)です。
かなり大きな物で、白っぽい石で造られています。首に飾りのような物が巻いてあり、胸を張っています。南大門の裏側に大仏堂の方を向いて置かれており、大きな仁王像を見上げる人はたくさんいますが、残念ながらこの子たちを見る人はあまりいません。私も、修学旅行で仁王像を見た記憶はあるのですが、この狛犬のことは覚えていませんでした。なんだか置き方も変な感じです。
異国風で、以前に「胸を張って威張っているような狛犬」と思ったものの原型はここにあったのです。
 それにしても、金網で覆われていて、見難いったら・・・。
以前から見たいと思っていたので、大満足の私でした・・・。

     
     後ろから見た南大門。 首から上が遠くからも見える狛犬

 
                                           つづく

修学旅行、再び その7 ( せんとくん )

2012-06-25 07:20:10 | 不思議紀行
 今回、奈良に行くことが決まった時の我が家での会話。
「会社へのお土産は、可愛いから、”奈良 小鹿”にしたら?」
と私。
「せんとくんのお菓子がいいなあ~?」
とだんなさん。
「え~っ?せんとくんって、不思議すぎて、揉めたりしたんだよ~。」
・・・、こんな感じだったので、東大寺に向かう途中で、「せんとくん」のお人形(かなり大きい!)を発見した時に、記念撮影しようとだんなさんをお誘いしました。



     
     せんとくんと手を繋ぐだんなさん。(奥村記念館の前で)

 この時、私は、せんとくんと同じポーズで写真を撮りました。


     
     JR奈良駅 近くの 「奈良市総合観光案内所」のせんとくん


 ここでもお互い先程と同じポーズで写真を撮りました。頭の中をちらっと「旅の恥はかき捨て!」の言葉がかすめましたが、撮った写真を見ると、だんなさんも私もニコニコ顔でした・・・。
しかし、せんとくんと手を繋ぐとは、(それも2回もよ!)だんなさん、おそるべし!
 ちなみにだんなさんの会社へのお土産は、私の推薦通り、「奈良 小鹿」にしました・・・・。

あれこれ屋

2012-06-24 08:30:20 | つれづれなるままに
 一昨日、娘とそのだんなさんのtakaさんをお迎えに、新富士駅に行きました。
早めに着いてしまったので、駅の構内にある「あれこれ屋」さんでプラプラ・・・。


     
     この辺りのお土産が並んでいます。


 富士山の天然水(富士山の形のペットボトル入り)とかしらすや桜海老のお煎餅、かつおやいわしの削り節、まるちゃんのお菓子など・・・、結構楽しい!
そういえば、お出し用のかつお削りが無かったかな?  ラッキー、他所のお店に寄らなくてもいいんだわ。
 娘たちを待つちょこっとした時間、旅行客の気分を味わいました。
のんびりと過ごした娘たちは、1泊して戻って行きました。とても賑やかでした・・・。

修学旅行、再び その6 ( 氷室神社 )

2012-06-23 08:18:20 | 不思議紀行
 さて、次はだんなさんのお目当て、「大仏様」に向かいます。
途中、鳥居からミストが出ている不思議な神社がありました。「氷室神社」とあります。

 氷室神社は、
「製氷業、冷蔵冷凍業、蓄熱神社の守護神」

 ご祭神は、

   闘鶏稲置大山主命   (ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)
  
大鷦鷯命 (オオササギノミコト)

額田大仲彦命 (ヌカタノオオナカツヒコノミコト)


     
     赤い両部鳥居  細い管から涼しげなミストが出ています。

    
     
     緑の木々の間からも涼しげなミスト

 
     
     大きな枝垂れ桜と四脚門


    
   赤い涎掛けが愛らしい、安政4年(1857)建立の狛犬

 この狛犬、昨年、家族で訪れた四国の金比羅さんに似た子が居たような・・・。以前のご紹介のページ
 よく見ると、狛犬というより、台座が丸いというところが似ているだけかな?


     
     舞殿から拝殿、本殿を望む


     
     大きな氷が奉納されていました。


 「氷室」の名前通りの涼しげな仕掛け?のある神社でした。奈良は、やはり奥が深いなあと思いました。



  神社紹介   氷室神社   奈良県奈良市春日野 1-14


 昨日から、娘とそのだんなさんのtakaさんが一泊で遊びにきています。ずごく自然な感じで、家のリビングで二人で寛いでいます。久し振りに賑やかな我が家です。

修学旅行、再び その5 ( 興福寺 )

2012-06-22 07:16:02 | 不思議紀行
 お腹がいっぱいになった私たちは、そこかしこにラブリーな鹿ちゃんたちを見ながら、興福寺に向かいました。

 興福寺は、
「藤原氏の氏寺として創建された山階寺を起源とし、和銅3年(710)平安遷都に伴い藤原不比等がこの地に移した。以後たびたび大火に遭ったが、堂塔はその都度、創建時の様式で再建、仏像も受け継がれてきた。後略」(JTBのMOOK 詳細地図で歩きたい町 奈良大和路より)


     
     有名な阿修羅像のポスター 「国宝仏像彫刻の17%は、興福寺に有り」の文字にはびっくり!


     
     興福寺


     
     高さ50m 奈良のシンボル 五重塔


     
     江戸時代に再建された南円堂は、日本最大の八角円堂。

    
   屋根の上の飛び狛たち


     
     南円堂のお隣り、一言観音。

        
        一言観音に飾られている青っぽい獅子の絵。

 昨年、娘と山種美術館で見た「青獅子」の絵を雰囲気が似ているような・・・。以前のご紹介のページ


     
     鹿さんものんびり、 東金堂


 国宝館では、その名の通り、「国宝」の仏像にお会いすることができます。やはり阿修羅像の憂いに満ちた表情は素晴しく、6本の手も不思議に違和感無く存在し、多くの人々を魅了してきたことにも納得してしまいました。本当の”宝物”ですね。


 ほの暗い国宝館を後にして歩き出すと、見慣れないお花が咲いています。近づいてみると

     
     楸(きささげ) 
 
 北アメリカ原産のノウゼンカズラ科の樹で、すごく大きな木に育つそうです。



  お寺紹介   興福寺  奈良公園内
                 ℡ 0742-22-7755


                                              つづく

修学旅行、再び その4 ( 志津香でランチ )

2012-06-21 07:23:44 | ランチ
 春日大社から興福寺に向かう途中、そろそろお昼の時間です。
ガイドブックなどでもお馴染みの「志津香」というお店で釜めしを頂くことにしました。

   
   エビ、アナゴ、ごぼう、若鶏、カニなどの具が入った奈良七種釜めし


          
          歯ごたえのある大和肉鶏釜めし


 たっぷりお茶碗3杯はあるボリーム満点の釜めしです。昔懐かしいおこげも美味しくて、二人で半分こ、両方のお味を堪能して、もちろん完食!しました。美味しかったです。ご馳走様でした。
天ぷらなども付くセットもあるようでした。


     
     食べ終わって出てくると、長蛇の列・・・、早めに行くことをお薦めします。




  お店紹介  志津香 公園店   奈良市登大路町59-11
                      ℡ 0742-27-8030
                 営業時間  11:00~20:00  
                  定休日  火曜日  駐車場有。

 大宮店(奈良市大宮町 4-249-4)も有り。