サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

きいろ!

2010-11-30 07:14:47 | 富士の国 悠々紀行
 赤い紅葉は、もちろん綺麗ですが、銀杏の黄色も大好きな色です。


   


   


 よく晴れた青空、雪を被った富士山、黄色い葉っぱの銀杏・・・。綺麗です。
息子が小学生の頃、当時住んでいた広見地区には、秋になると黄色く色付く銀杏並木がありました。学校から息せき切って帰って来る息子の手には、大きくて黄色い銀杏の葉っぱが握られていました。
「おかあさん、綺麗だからこれあげるね。」
と得意げな様子。何度か繰り返されたこの光景は、私にとっての”秋”でした。

美味しいもの ( 鶴屋吉信のつばらつばら栗 )

2010-11-29 07:15:58 | 美味しいもの
 学生時代の寮のお仲間 tuyu木が、ご主人と一緒に秋の京都に遊びに行ってきたそうで、お土産を届けに来てくれました。どうやら京都伊勢丹だけの季節限定の賞味期限の短いお菓子のようです。
 
   銘菓 つばらつばら
 浅茅原(あさぢはら)つばらつばらにもの思(も)へば
  故(ふ)りにし郷(さと)し思ほゆるかも      大伴旅人  万葉集 巻三

 万葉歌人大伴旅人が、大宰府長官として九州に赴任したとき「つばらつばら」すなわち、しみじみと物思いをしていると、故郷の都のことがあれこれと心に浮かんでくると詠んだ歌です。
 「つばらつばら」は、しみじみと、心ゆくままに、あれこれと、という意味の万葉のことば。銘菓「つばらつばら」は、その心を汲みまして材料を吟味し、丹精をこめて謹製しました。(お菓子の説明文より)



   
   波間を飛び立つ鶴? オレンジの色合いが綺麗な包装紙


   
   濃い目に淹れた緑茶と一緒に頂きます。

 程好い甘さのつぶ餡をもちっとしたどら焼きのような皮が優しく包んでいます。特別にうふっ、栗入りよ。とても美味しかったです。ご馳走様でした。



  お店紹介  鶴屋吉信  京都府京都市上京区今出川堀川 
                 ℡ 075-441-0105

 私は、このお店の柚餅が好きで、みかけるとつい買ってしまうお菓子の一つです。

野球応援???

2010-11-28 00:07:01 | つれづれなるままに
 土曜日の午後、だんなさんと二人で、ちょこっと散歩に出かけました。場所は富士運動公園です。


   
   競技場の門 シンプルなのに躍動感溢れるレリーフ


   
   高校生の練習試合?

 対戦は、富士高対清水西 8回裏 8対5  富士高、勝てそう?二人で応援することに・・・。
実は、高校野球の観戦も大好き!なのです。野球好きで毎年母校の応援に行く兄に一緒に連れて行ってもらうことを楽しみにしているのです。点差もあるし、勝てそう?などと思っていましたが、あ~・・・。ドキドキ!


   
   やった~!9対8(かなりアブナイ?)地元富士高の勝ちでした。



   
   落ち葉の道


   
   秋の日 子供達の練習風景


   
   真っ赤な葉っぱを見ながらの散歩でした。


 

美味しいもの ( 舌切雀のいそべごません )

2010-11-27 08:00:41 | 美味しいもの
 一昨日、Iちゃんから、土曜日に出掛けた”碓氷峠”ハイキングバス旅行のお土産を頂きました。


   
   優しいおじいさんと欲深なおばあさんと愛らしい雀のお話”舌切雀”縁の地らしい?


               
               1袋2枚入り 個別包装が嬉しい!


 ゴマの風味が香ばしい優しい甘さの軽いおせんべいです。美味しかったです。ご馳走様でした。日持ちもしそうなので、来月帰って来る予定の息子にも(ちょこっと)残しておいてあげようっと・・・。(息子が好きそうなので。)
”いそべ”なのに海苔っぽい味はしないなあ~などと思って、包装紙をよく見たら、ホテルの名前が”磯部ガーデン”でした・・・。いそべから磯辺巻きのお餅しか連想できないなんて・・・、あまりに私らしい?



  お店紹介  田村製菓(有)  群馬県安中市郷原 255-2
                    ℡ 027-385-6120


 Iちゃんは、この時の写真をメールで送ってくれたのですが、その中に、トンネルの写真、明治時代の造られためがね橋の写真がありました。とても綺麗な橋なので、私も行ってみたいなあと思いました。

芸術の秋? ( 静岡市美術館 )

2010-11-26 06:44:32 | つれづれなるままに
 仲良しのIちゃんが、静岡市美術館の開館記念展<Ⅰ> ”ポーラ美術館 コレクション展 印象派とエコール・ド・パリ”のチケットを知り合いの方から頂いたそうで、
「一緒に行かない?」
と嬉しいお誘い。二人で電車に乗ってお出掛けしました。


   
   モネの「睡蓮」が道案内


 静岡市美術館は、今年5月に静岡駅北口”葵タワー”の3Fに開館した明るい光の降り注ぐ美術館です。平日にもかかわらず、沢山の人々で賑わっていました。


   
   今回のお気に入り シスレーの「ロワン河畔、朝」 クリアファイルとポストカード


 なんとなく暖かい気持ちになれるような気のする明るく優しい色合いの絵です。
Iちゃんは、絵が描かれた年代とかもしっかり見て、その時代の音楽(実はIちゃんはピアノの先生)などのことにも思いを馳せていたようです。Iちゃんは、いろんなことをよく知っている(しかもよくお覚えている!)ので、とても豊かな感じがします。二人で、あ~だ、こ~だと小さな声で話しながら見て回りました。すごく楽しかったです。


  施設紹介  静岡市美術館  静岡市葵区紺屋町(こうやまち)17-1 葵タワー3F
                   ℡ 054-273-1515
                   9:00~19:00(展示室入場は18:30まで)
                   月曜日休館


 どっしり重い食べ物を抱えて、(あ~!なんておばさんぽい?のでしょう)電車のなかでもおしゃべりしながら帰ってきました。Iちゃん、楽しい一日をありがとう!
 この美術館は、町の真ん中、アクセスの良い場所にあるのですが、ポーラ美術館は、箱根の山の中にあるそれはそれは、美しい建物の美術館なのです。ポーラ美術館を訪れた時のことは 以前のご紹介のページ を見てね。
              

燃える季節に その6 (龍應山 西明寺 )

2010-11-25 06:41:41 | 不思議紀行
 この日四つ目、最後のお寺は、龍應山 西明寺(さいみょうじ)です。
「西明寺は、平安時代の承和元年(834年)に三修上人が、仁明天皇の勅願により開創された寺院である。平安、鎌倉、室町の各時代を通じては祈願道場と栄えていて山内には十七も諸堂、三百の僧坊があった。戦国時代に織田信長は比叡山を焼き討ちをしたが、幸に国宝第一号指定本堂、三重塔、ニ天門が火難を免れ現存しているのである。江戸時代天海大僧正、公海大僧正の尽力のより、望月越中守友閑が、祈願、修行道場として復興され現在に至っている。」(頂いたパンフレットより)



   
   参道 岩の上に根っこを張る大きな木 

                         
                         参道 積み上げられた石は、苔むして 赤い葉っぱが見えてきました。


   
   4時前なのに、夕暮れの気配


                         
                         樹齢1000年の夫婦杉  子供も・・・。


   
   ニ天門 室町時代初期に建立されたもので杮葺き(こけらぶき)の八脚門


   
   三重塔 鎌倉時代後期、飛騨の匠が建立、純和様建築で釘を使用していないもので屋根は桧皮葺き、総桧の建物
   高さ 23m

 そして、撮り逃してしまった”本堂(瑠璃殿)”は、国宝第一号、やはり釘を使わずに建立された美しい建物です。


   
   二天門から参道を見る。一枚の絵のようです。


   
   蓬莱庭の紅葉


   
   不断桜 樹齢約250年 春秋に開花、高山性の桜で彼岸桜の系統の冬桜

 寒々しい中で咲く桜は、可憐な感じですが、あまりに淋しげでした。
このお寺の本堂にも、沢山の古い仏像が奉納されていましたが、広い堂内の右と左に木造(たぶん)の古い狛犬が一対奉納されていました。左の子は、鼻が欠けていて、右の子は、顎が欠けていましたが、優しい佇まいでひっそり置かれていました。(撮影禁止なので、写真はありません)年代とかご由緒とか全然わからず・・・。残念!



  お寺紹介  龍應山 西明寺(さいみょうじ) 滋賀県犬上郡甲良町池寺 26
                           ℡ 0749-38-4008

 さて、これで、仲良しのIちゃんと参加した”湖東三山と永源寺”のバス旅行のお話は、お終いです。”燃える秋”に出会えた一日でした。お付き合い下さった皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
次の日、急いで走ろうとしたら、足が筋肉痛・・・。結構情けない気持ちになった私でした。とほほ・・。

美味しいもの ( パンダロール?)

2010-11-24 06:43:44 | 美味しいもの
 お向かいのお宅のちびっこryoちゃんから”パンダロール”(勝手に命名)を頂きました。


   
   水玉ロール、パンダのお顔。なんて可愛いんでしょう!


        
        上手く切れず・・・、変な顔になってしまった・・・。



 パンダちゃんの目と鼻のところは、濃厚な生チョコみたいな感じで、クリームは優しい甘さ、顔の周りはクレープみたいな感じでした。余りの迫力に薄く切ろうとして、せっかく可愛かったのに、変な顔になってしまった・・・。残念!
このところ、和のお菓子が続いていたので、久し振りのケーキでした。とても美味しかったです。ご馳走様でした。
カットでの頂き物なので、お店とかの詳しいことはわかりません。ごめんなさ~い。

燃える季節に その5 ( 松峰山 金剛輪寺 )

2010-11-23 08:01:47 | 不思議紀行
 次は、湖東三山真ん中のお寺、金剛輪寺です。
 松峰山 金剛輪寺は、聖武天皇の祈祷寺として、行基菩薩が天平13年(741年)に開山された歴史のあるお寺です。本尊聖観世音菩薩は行基菩薩の製作といわれております。以来、天下泰平の祈祷寺として栄え、学問僧多く集まり、嘉祥年間(850年)には延暦寺の慈覚大師が来山。密教修法と西方阿弥陀仏の信仰を初めてご教化になり、天台の大寺となりました。(頂いたパンフレットより)




   
   大悲閣本堂 弘安11年(1288年)1月建立


   
   血染めのもみじ?


   
   三重塔(待龍塔)木々の間から望む


   
   本堂より望む真っ赤なもみじ


   
   色とりどり、彩りの秋


   
   ポップコーンみたいに見える桜ともみじ


   
   二天門に奉納された大草鞋 たくさんの硬貨が挟まれています。

 このお寺は、千体地蔵といって、よだれかけを掛けてもらった小さなお地蔵様が参道にも途中の広場みたいなところにも沢山奉納されています。風車もあげられていて、壮観なのですが、私にはなんだか怖くて写真を撮ることができませんでした。人々の想いは、他のものと同じだとは思うのですが・・・。


    
   庭園の入口の門には、この日初めての獅子をみつけ、なぜかほっとする私でした。



   
   やはり青空に赤い葉っぱはよく似合います。


   
   苔むした橋と光る池  風情のあるお庭


   
   赤と緑 クリスマスみたいね。


   
   何もかも赤く染まりそう・・・。

   
   
   池の水まで赤く染まって・・・。


 「御本尊様は、行基菩薩が一刀三札、お刻みになりましたが、ある日赤い血を流しておられたとか、あたかもその血で染めたように鮮やかに紅葉することから血染めの紅葉と言われ、有名です」(頂いたパンフレットより)
一体一体よだれかけをかけて、風車を奉納されている千体地蔵、血染めの紅葉、古そうな(実際も古い)仏像など、異界の雰囲気でした。人々の信仰は、とても深いと感じました。

   

  お寺紹介  松峰山 金剛輪寺  滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺 873番地
                      0749-37-3211

世界はひとつだ! ( 新作 パンパカパンツ )

2010-11-22 19:09:34 | お気に入り
 今回は、パンパカくんと一緒に英語のお勉強だよ!


   
   英語の勉強だ~!がんばれ!パンパカくん!


 ちなみに姪っ子kayoちゃん、takuさん夫妻からキュートなhikaくんへのクリスマスプレゼントは、パンパカくんのぬいぐるみですって・・・。(ぬいぐるみもあるのか?)昨日のメールの写真では、パンパカリュックを背負っていたhikaくんでした。大きくなってから見ると、結構こういう写真って笑えるのよね。

燃える季節に その4 ( 釈迦山 百済寺 )

2010-11-22 06:38:26 | 不思議紀行
 次は、湖東三山のひとつ、”百済寺(ひゃくさいじ)”です。永源寺から百済寺まで、20分くらい、この間にバスの中で、お弁当を頂きました。


   
   彩りも綺麗、久し振りに頂くお弁当です。


 少食のIちゃんは、のつのつしながら食べていました。私は、もちろん美味しくほぼ完食。ご馳走様でした。

 
 釈迦山 百済寺は、推古天皇の御代に、聖徳太子の御願により百済人のために創建された古刹で開創当時の御本尊は、太子御自作の「植木の観音」であったと伝えられる。また、御堂は百済国の梵閣「龍雲寺」を模して建てられ開闢に当たっては高句麗の僧、恵慈を咒願とし、その後の供養には、百済の僧を任ぜられた。(頂いたパンフレットより)
現在は、天台宗のお寺です。


   
   境内に咲く桜の花  まるで、春と秋が一緒に存在するような・・・。4月の精が遊びに来てる?


   
   緑色に包まれた脇参道


   
   少し息が上がったころ、仁王門が見えてきます。


   
   観音杉 推定樹齢 430年 樹高 50m


   
   本堂と千年菩提樹


   
   表門から庭園本坊に入ります。


   
   見晴台まで上がって行きます。


   
   パンフレット裏の写真はここから撮ったものだと教えてもらいパチリ!(下の方が切れちゃってるけど・・・)


   
   見晴台からは、遠く琵琶湖や比叡山が望めます。


   
   参った!綺麗! カエデの赤も格別な感じです。
   


   
   庭園本坊の縁側に座り、水に映った紅葉を眺める。2倍楽しめて得した気分です。


 生き物好きのIちゃんは、迷わず、池の鯉に餌をあげていました。家の子供達みたい?(家の子供達も必ずあげたがる・・・)遥か昔に遠い国からこの地に渡ってきた人々のことを思う時、私の心は、時空を越えてそこに佇みます。国の境界が曖昧だった時代のおおらかさや人の心の暖かさを感じますが、本当はもっと泥臭く渡来人の新しい技術や考え方を吸収しようとしたのだろうとも思います。この辺りの名も無き神社をのんびり巡ってみたいと思う私です。このお寺も山懐に抱かれるようにありました。



  お寺紹介  釈迦山 百済寺  滋賀県東近江市百済寺町 323
                     ℡ 0749-46-1036