サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

桜と海の風景

2018-02-26 16:07:34 | 花紀行
 駿河湾が見える山の斜面を、畑地帯総合整備事業で整備、河津桜が植えられているという場所を目指して、だんなさんとちょこっとドライブです。


「西山寺阿僧土地改良事業 完成記念碑」 この前の空き地が駐車場のようです。


菜の花、桜、海(駿河湾)、ぼんやりと伊豆半島も見えています。菜の花の黄色が眩しい!


東屋も整備され、のんびりした雰囲気です。


桜と海がこんな風に見えるところ、初めて! 思わず深呼吸。


濃い目のピンク色が愛らしい。


整備されて10年ほど、いつか大きな木に育つことを願っています。


 青空の下、のんびりお散歩、人も車もあまりいなくて・・・、春を満喫するような時が流れていました。


 道案内
 
静岡市清水区由比八千代(西山寺阿僧土地改良区内)
特別養護老人ホーム浜石の郷・静岡県静岡市清水区由比阿僧189番地の1の近く

浜石の郷が見えたら、左に進み、下って上がって記念碑にたどり着きました。帰りは、少し下って右に曲り、そのまま、新幹線の高架下を抜けました。道が細い場所もありますので、行かれる方は気を付けてね。


みーちゃん、またね!

2018-02-21 17:05:05 | 新メンバー
 思いの外長くなってしまった娘とみーちゃんの里帰りですが、昨日、ようやく遠い町に送って行くことができました。



 途中、みーちゃんの大好きな公園にも寄って遊びました。
娘たちを送り届けて、自宅に着いたとたん、
「次は雛祭りに会いに行こう!」
と張り切っていましたが、雛祭りはすぐなんですけれど・・・。

碧南へ行こう! その4 ( 藤井達吉美術館 )

2018-02-09 23:25:57 | 不思議紀行
 送って頂いた「碧南市 大浜 てらまち散歩地図」、てらまちというだけあって、確かにお寺がたくさんありそうです。私の住む富士市では身延山も近く、実相寺(日蓮上人が立正安国論の草案を練ったというお寺)があり、市内にあるお寺の多くが日蓮宗です。この地図では、浄土宗、曹洞宗、真宗大谷派、真言宗、時宗などのお寺があり、なんとなく浄土宗系のお寺が多いように感じたので、どなたか縁の方がいらしたのかしら?と漠然と思っていました。
 「九重味淋」を後にして、道路を挟んでお向かい辺りにある近代的な建物「藤井達吉現代美術館」を見学に行きました。


「藤井達吉現代美術館」


「應仁寺と三河の蓮如上人展」

 前知識は、皆無でしたが、せっかくなので、だんなさんと二人、鑑賞することにしました。

第一章 應仁寺(おうにんじ)と蓮如上人(れんにょしょうにん)~應仁寺の歴史とゆかりの法宝物~

第二章 蓮如上人と如光(にょこう)~蓮如上人の三河巡化とその後の展開~

第三章 「蓮如さん」~語り継がれる蓮如上人伝承~

 だんなさんは、蓮如上人の描かれた御軸を見て、
「坊主めくりのお坊さんみたいね。」
と不届きなことをこっそり私に耳打ちしましたが、実は私も同じことを思い出していて、これでは負けてしまうと思うほど、お坊さんが描かれた御軸がたくさんありました。地味目な展示でしたが、「蓮如上人」のことやこのあたりの歴史がよくわかり、私が地図を見ながら感じた疑問も解決しました。残念ながら写真の展示でしたが(本物の展示は後期)備前長船賀光の銘の刀がありました。蓮如上人が刀を手に入れて欲しいと書いてあるお手紙などの展示もあり、お坊さんと刀という組合せが妙な感じでした。
第三章で展示されている「蓮如上人絵伝」は、わかりやすくて、鮮やかな色彩と共に心に残りました。
・・・、しかし常設展示はどこにあったのでしょうか?美術館の名前にもなっているのに「藤井達吉」氏のことは、見逃してしまったようです。

施設紹介  藤井達吉現代美術館 愛知県碧南市音羽町1-1
    ☎ 0566-48-6602
 開館時間 10:00~18:00
  休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)臨時休館あり

                                          つづく

久し振りの賑やかランチ ( Baker's Dazen )

2018-02-08 20:43:36 | ランチ
 学生時代の寮のお仲間、食いしん坊3人組、新しい年になって初めてのランチです。


沼津の仲見世通りを抜けたあたり、「Baker's Dazen(ベーカーズ ダズン)」

 私たちは、パスタランチを頂きました。


大盛りの葉っぱサラダ、生ハム、柿、小さなパン付き


本日のパスタから海老とドライトマトのオイルパスタを選びました。

 「ちょっとおまけ、ちょっと多め」という意味の「ベーカーズダズン」と名付けられたこのお店。ちょっとではなく大満足! とても美味しかったです。シェフはパティシエだったとか・・・?
それではデザートも頂かなくては・・・。


ばらのお花のようなアイスが目を惹く林檎のタルトタタン

濃厚なプリンのような・・・。

チョコのお菓子

 デザートも美味しい! おしゃべりも楽しい! 


お店紹介  Baker's Dazen 沼津市町方街 9-1 
   ☎ 055-954-2266
   定休日 月曜日 第四日曜日
   ランチ  11:00~
   ディナー 17:30~



 



碧南へ行こう! その3 ( 九重味淋 見学 )

2018-02-06 18:16:08 | 建物紀行
 さて、やっと表題の「碧南市」へやってきました。

『 碧南市は、名古屋市から1時間圏内に位置し、三河湾に面するみなとまちです。
 醸造業が盛んで、「白醤油発祥の地」、「日本最古のみりん」として有名です。蔵の見学もすることができます。「竜の子街道」と名づけて、セントレアから西尾市までのエリアで醸造のまちキャンペーンもやっておりますのでご参考ください。
 (中略)
 九重味醂周辺の大浜地区には歴史的価値のある建物や神社仏閣が多く現存しています。もし興味ありましたら、お寺巡りも楽しんでいただけるのではないかと思います。
 (後略)』

・・・というお手紙と共に「観光パンフレット」を送って頂きました。
 頂いた資料を参考に私が立てた計画は、
 
 1.九重味淋の見学(要予約)
 2.大浜 てらまち散策
 3.昼食は、息子の友人お薦めの「十一八」でうなぎを頂く
 
 旅行が近づくとお天気が気になり、雪か雨の予報に、

 4.丸栄陶業(栄四郎瓦)の工場見学を追加(要予約)


大きな地震や台風などに見舞われながらも長い年月守られてきた蔵

 蔵の前には常滑焼の「斗甕(とがめ)」が置かれています。1斗缶が使われるようになるまで、船や馬に積まれて味淋を運んだものだそうです。


味淋カスが袋に入れられています。

 味淋カスは、味淋を絞ったあとのカスで、お漬物やお肉お魚などを漬けるのに使われるそうです。


古い道具の置かれた部屋で、味淋作りのビデオを見ます。


江戸時代の地図 碧海郡(現在の碧南市)も載っています。

 『 創業は安永元年(1772年)、三河國大濱村(現在の愛知県碧南市)の住人だった祖先、第二十二世石川八郎右衛門信敦が創めた本みりん醸造は、その後県下各地に広がり、多くのみりん業者の輩出をみました。恵まれた気候風土、醸造に適した矢作川の水、厳選されたもち米やしょうちゅうなどの高品質原材料、高い技術力、そして水運の便の良さなどが、本格的なみりん醸造を発展させたと言えます。 (後略) 』(頂いたパンフレットより)

 お隣の半田市には、「ミツカン」があります。


「九重櫻」は、大正から昭和にかけての全国酒類品評会で名誉大賞を受賞


重厚な看板 輸出先は・・・?

伊太利、英国、加奈陀、米国、布哇、清国、満州、朝鮮などのお文字が見えます。さて「布哇」?これはどこでしょう?
フランス??? いえいえ、「ハワイ」だそうです。


「和漢三才図会」(江戸時代)


納豆や味噌、醤油などと共に「味淋」も載っています。

 どうやら当時は、お酒の飲めない人や女性、子供の飲み物だったようです。現在の食前酒のような感じだったのでしょうか?


手作業が主だったころの道具が並んでいます。


代々の「九重櫻」がならんでいます。一番左は1936(昭和11)年に生産されたものだそうです。


「味淋」の樽入りもあるのですね。


石川家の方が住んでいたお宅


蔵から出入り口にかけては、トロッコで運んだレールの跡が残っています。


当時は、までが海だったそうです。


1706年造立の酒造蔵を1787年に移築改造した「九重味淋大蔵」


黒い建物の中で、長い時をかけて「味淋」が熟成されるそうです。

 人の口に入るものなので、実際の製造ラインを近くで見ることはできませんが・・・、えっへん!すっかり「味淋博士」になったような気分でした。
子供たちや姉、友人に小さな味淋をお土産に買いました。
「味付けは芸術なり」 作り手の心意気を感じつつ、お料理に使っています。


メーカー紹介  九重味淋 愛知県碧南市浜寺町2-11
      ☎ 0566-41-0708
 見学は無料ですが、予約が必要です。見学時間30~40分

                                           つづく 


碧南へ行こう! その2 ( 竹島を望む )

2018-02-04 10:28:24 | 建物紀行
 この日のお泊りは、ここに来るたびに気になっていた「蒲郡クラッシックホテル」です。


雨に煙った「竹島」 橋の灯りが綺麗です。


窓から見える景色をお皿の中にも・・・。素敵ね!


だんなさんの飾り皿はお花とホテル遠景でした・・・。

 外観のレトロな感じと違って内装はずいぶん手が入れられているようですが、雰囲気は名前の通りクラシカルで素敵でした。


お気に入りはエレベーターの針表示 

 シャキッとしたホテルのおもてなしに懐かしさを感じつつ、今回の目的地「碧南市」に向かいました。

                                             つづく

碧南へ行こう! その1 ( 渥美半島の春 )

2018-02-03 15:42:19 | 花紀行
 息子の学生時代の友人から「碧南市」への旅行のお誘いがあり、たくさん送ってくれた観光パンフレットを見ながら、楽しみにしていました。
どうせならとこの冬の寒い時期にものほほんと暖かい感じの渥美半島で菜の花も見たい、憧れの「蒲郡クラッシックホテル」にも泊まってみたい・・・と一泊二日の「碧南市」への旅の計画を立てました。
 ゆっくり出発、お昼ごろ伊良湖岬に着きました。





 時折り潮の香りがする中で、菜の花の海をのんびり散策しました。生憎の曇り空でしたが・・・。青空が見たかったなあ。
まだ、時間がありそうだったので、菜の花畑の大きな地図を見て、「田原市渥美郷土資料館」で開催されているという「ひな祭り展」に行ってみることにしました。









 時代や環境が違っても、愛らしいひな人形や大きな凧に託した子供たちへの思いが伝わってくるような気がしました。
旧家に伝わったという江戸時代寛政年間(1789~1801)の立ちびなさま(撮影禁止で写真はありませんが)は、素朴なのに暖かく優しい感じが素敵なおひなさまです。(このお雛様に心惹かれたのは、娘のために母が送ってくれたお雛様が立ち雛様だったからかもしれません。)
頂いた企画展の資料も出品リストも良くまとまっていて、ひな人形の移り変わりを知ることができました。
 「菜の花」と「雛人形」、「雪」が降るかもという天気予報が嘘のように思える「春」を満喫した一日でした。

                                               つづく