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天空を旅する その8 ( 室堂散策 1 )

2014-09-15 07:14:40 | 不思議紀行
 ホテルにチェックインを済ませて、思いのほかゆったりと広い(ホテルの方のご好意でお部屋がグレードアップされていたかもしれない?)お部屋で、寛いで二人とものんびりモード・・・。朝早くから一人で運転をしてくれただんなさんは、ベッドでうとうと・・・。私は、ちょこっと売店を偵察、車を受け取る立山駅までは、自分たちで(主にだんなさんが?)持たなくてはいけないので、ちょこっとだけお土産を買いました。
お土産を持って部屋に戻ると、
「外が明るくなってきたから、散歩にでかけよう!」
とだんなさんが言い出しました。まだまだ山のほうは霧に覆われていますが、確かに明るくなってきています。
 私は、室堂の「みくりが池」の周遊コース(約1時間)を散策するのを楽しみにしていたのです。


     
     ペットボトルに入っても売られている「立山玉殿の湧水」

 この湧き水は、標高3003mの「雄山」の直下を貫通している「立山トンネル」のほぼ中央2500mという日本で最も高いところから湧き出ています。冷たくて美味しいお水でした。


     
     石で造られた道を歩きながら振り返るとこの日お泊りの「ホテル立山」のバックは霧で真っ白です。


      

       

      
     雨上がり、色とりどりのお花を見ながら歩きます。


     
     青空が見えてきました。


     
     近くに雪渓が残る「みくりが池」

『   みくりが池

 標高2,405mに位置する立山火山の火山湖で室堂を代表する風景です。6月まではすっぽりと雪で覆われていますが、7月から10月はその美しい紺碧の水面に立山の姿を映し、それを見に来る観光客は絶えません。面積約30,000平方メートル、深さ15m、周囲631mの室堂で最大・最深の池です。周辺に生えたハイマツのなかには雷鳥がひそんでいることが多く、運が良ければ雷鳥に出会えるかも! みくりが池周辺は、高山植物の種類も豊富なので大自然の空気をたくさん吸って、のんびり散策にも最適! さすが、室堂のシンボル。一見の価値ありです!』(富山観光ナビより)(文字の色は私が付けました)


          
          対岸に日が射し、風が抜けていきます。 湖面は風を写して波立ちます。


     
     火山ガス噴出により、現在は立ち入り禁止の「地獄谷」


     
     日本一高いところにあるという「みくりが池温泉」 (日帰り入浴もできるそうです。)


     
     霧が晴れてきました。カラフルな色で華やかに稜線を彩りながら、登山者たちが進みます。


     
     眼下に「血の池」と呼ばれる湿地帯、もう少しで山の頂上が見えそうです。


     
     「みくりが池」の半分くらい歩いたところ、「ホテル立山」が対岸の奥に見えます。


     
     雲が速く流れて・・・。先ほどの登山者たちは・・・、もうあんなに遠くに・・・。


                                                       つづく