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天空を旅する その3 ( 雨の黒部ダム  )

2014-09-09 06:38:45 | 不思議紀行
 黒部ダム駅に着くと左右に道が分かれています。左に行くとすぐにダムえん堤に行けるとのことですが、私たちは、ダム展望台から黒部ダムを見ることにしました。


     
     途中、休憩のためのベンチなども置かれていますが、220段、どっこいしょ!


          
          つめた~い湧水を頂いて、元気百倍! このお水美味しい!

 標高1508mからダムと黒部湖、北アルプスが一望できるという「ダム展望台」に着きました。レストハウスの中で、だんなさんのリュック(二人の一泊分のお荷物が入っています。)にレインカバーをかぶせて、私はレインコートを着て、バッグにはレインカバーをかぶせて、ダムの展望台に上がりました。


     

                    
                    あ~! 雨が強くなってしまった・・・。カメラが濡れるのを気にしつつ・・・。


『   黒部ダム

  形式     アーチ型ドーム越流型
  位置     富山県中新川郡立山町芦峅寺
  高さ     186m (国内一位)
  堤頂長    492m (左岸ウィングダムは69m、右岸ウィングダムは56m、少し左岸が長くなっています)
  堤頂幅     8.1m
  敷幅     39.7m
  堤体積    約158㎥
  総貯水量   約2億㎥ (東京ドーム約160個分)                          』(黒部ダム 2014より)

『 黒四発電所では地下発電施設で4台の発電機で年間約10億kWhを発電しています。黒部川全体では年間約32億kWhあり、一般家庭約100万戸が一年間に使用する電力量にあたります。』(黒部ダム 2014より)


     
     外階段を下りながら、工事で使われた大きなコンクリートバスケット・滑車を見学しました。


     
      新展望広場からダムを望む。迫力の放水です。


          
          ダムえん堤と新展望広場の2ヶ所にある「ふぉっとダム」(ダムと一緒に記念写真が撮れる自動のカメラ)

 晴れていたらこれで写真を撮りたいと思っていましたが、雨が強く降っていたので、残念ですが、今回は諦めました。

          
          
          黒部ダムの建設、黒部川の電源開発にまつわる恋路の歴史を写真で辿る「黒部の物語~人・使命・情熱~」


     
     バリアフリーの通路からも行ける「放水観覧ステージ」からダムを見る。


     
     一番上の建物の屋上が「ダム展望台」  コンクリートの壁に張り付くように造られた階段を下って、「新展望広場」です。

 ここで、ちょこっと失敗。黒部ダムレストハウス・くろよん記念館の方向に向かわず、ダムえん堤の方に進んでしまい、くろよんダム建設の小説を読んで感動した記憶が鮮明なだんなさんが、見たいと言っていた「殉職者慰霊碑」を見逃してしまいました。私もダム建設工事中に亡くなられた171名のお名前が刻んである「殉職者慰霊碑」に、手を合わせたいと思っていましたので、ダムえん堤を渡り切ったところで気づいた時には、がっかりしてしまいました。


     
     写真には写っていたのですが・・・。(建物の左側)


     
     えん堤には、黒部ダムの中心の看板が掛けられています。


     
     放水された水は急流となって流れていきます。


 私の計画では、黒部湖を30分ほどかけて遊覧する「カルベ」に乗るつもりだったのですが、雨が激しく降っていたので今回は諦めて、先に進むことにしました。


                                                      つづく