片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

失業者の救済は自治会の出番ではないでしょうか

2008年12月25日 | 私の正論
人は、貧乏人同士の時は助け合いますが、金持になると、貧乏人に冷淡になるような気がします。
この不況でも生活に困らない人はたくさんいると思います。昔の貧乏だった時代を思い出して、助け合うことはできないでしょうか。解雇する会社のせいにしないで、解雇された人を、住んでいる地域で助けることはできないでしょうか。
個人でやるのは難しいので、自治会が中心になって立ち上がったらいいのではと思っているのですが、、、、言うだけならだれでも言えますね。

生産と消費が同時ではだめだ

2008年12月25日 | 感動したこと
今日、60を越えた友人たちを連れてシグマクシスの倉重さんに会いに行った。経験豊富なベテランの能力を、プロジェクトによっては必要とすることがあると、以前聞いていたので、友人たちを紹介させていただいた。
それぞれ自己紹介と自己PRをした後、倉重さんのお話を伺った。
ITの仕事は、請け負って仕上げてお金をいただく。製造業は、仕事をして、相当たってから市場で製品が売れ、ようやく収入が得られる。そこが大きく違う。シグマクシスは、顧客と目的を共有して、顧客の目的の実現のために働く、そして成果が現れたとき報酬をいただく。製造業と同じ方式だという。
確かに、受注時に金額が決まっていれば、いかに要領よく仕事を終わらせるかを考えてしまうが、価値が明らかになったとき報酬をもらうということだと、ほんとうに真剣に顧客のためになるよう働かねばならなくなる。これは大変なことだが、そもそも仕事というのはそういうものだし、だからこそ達成感があるはずだ。

私はシグマクシスを勝手に応援します。
写真は、訪問前に喫茶店に集合したとき撮ったもの。

20世紀の象徴である「成長経済」が終焉し、「非成長経済」に突入している

2008年12月25日 | 私の正論
上村 孝樹さんからメールをいただきました。
大変示唆に富んでいるので、紹介させていただきます。

年間を通したIT経営講座も開催されていますね

ここから------------------------------------------------------------------
 ご無沙汰しております。
 上村 孝樹です。 

 師走でお忙しくて大変のことと思いますが、新年までもうひと頑張りです。
 サブプライムローンの破綻が引き金となり全世界が同時不況の波に巻き込まれまし
た。
 これまでにない規模の金融債策が実施されつつありますが、一時的な効果はあって
も本質的な解決にはならないと考えます。
 私が10年来、主張してきたことですが、実体経済が立ち行かなくなった真の原因
は、実は他のところにあるのです。
  20世紀の象徴である成長経済が終焉し、非成長経済に突入しているにも関わら
ず、市場構造変革に対する対策を怠ってきたことが最大の原因です。
 急に景気が悪くなったのではありません。
これまでずっと景気は悪かったのです。
まず、そのことに気づくべきです。
 それが、表面的な、金融資本主義を推進するバブル化政策によってGDPを投機的需
要で膨らませていたために、あたかも経済が成長してきたように見せかけられていた
だけなのです。
 例えば、国内自動車販売台数(軽を除く)は1990年の600万台をピークにしてずっ
と下がり続けています。
 今年度は2分の1、つまり300万台の水準まで下がると予測されています。
 地方の地場産業、伝統産業の総出荷額も下がり続けています。
ほとんどは産業が、過去10年間で最盛期の2分の1以下になっているのです。
 したがって、各国の政府が行っている金融機関に対する緊急の資本注入では、
 本質的な経済活性化を期待することはとうてい不可能です。
 このように現状を冷静に分析すると先行きが悲観的になりますが、
心配は要りません。
 「非成長経済」における付加価値向上戦略を打ち立て、ビジネスモデル革新、マネ
ジメント革新を継続して実施していけば良いのです。
 では具体的に自分の会社はどうすべきか、何を実行すべきなのか?
その答えは、第3回IT経営講座が提供します。
是非とも参加してください。

ニュージーランドに帰ったら東京が懐かしくなるだろうな

2008年12月24日 | 私の正論
東京に来て3ヶ月。レベッカ・パーマーさん。
どこにでもある自動販売機、24時間のコンビニ、おしぼり、良質でおいしい食べ物、きれいな包装。この快適さはたまらない。
でもぜいたくさと便利さにはコストがかかっている。
ニュージーランドは水力発電の国。だから少雨で湖の水位が下がると、役所は国民に省エネを呼びかける。この冬は地域ごとの電力の節約ぶりが発表されたという。
東京のアパートの便座は3ヶ月間ずっと暖かく、この快適さはたまらないという。
国では、ゴミになるのでたくさんのボトル飲料は買わないようにしてきたが、東京では一日何本か買うようになってしまったという。

昨日はテレビで、きれいに洗って分別して資源ごみとして出したものが、そのままゴミ捨て場に捨てられている映像が映っていた。免許を持っている業者がこの始末。とてもこういうことで人を信じることはできない。

結局ゴミが出ない生活に戻るしかない。

黄原亮司チェロコンサート

2008年12月23日 | チェロ奮戦記

私のチェロの師匠黄原亮司さんのコンサートが、今日ありました。
さいたま市の別所小学校の東海林先生が、不治の病となり、死ぬ前に大好きな黄原さんのコンサートを開きたいと企画していました。それが今日23日に、宮原のコミュニティーセンターでありました。残念なことに東海林先生は今日を迎えることができませんでした。今日は東海林先生の追悼コンサートになりました。
黄原先生、いつもコンビを組んでいるピアノの水野ゆみさんと、特別の思いで弾かれたようです。超満員の聴衆も酔いしれました。
私はビデオ係を志願し、一部始終を録画しました。お正月に編集です。


1 と l を間違えた3日間

2008年12月23日 | 私の正論
dwl2186 
あるソフトをインストールしようとして、その会社の方からメールでいただいたパスワード。私は dw12186 だとばっかり思っていた。
何度やっても通らない。確認したが、問題ないはずだという。どうにもならないのでほったらかしておいて、今朝もう一度試してみようとして字をまじまじと眺めたら、正しくは「イチ」ではなくて「エル」だった。
パソコンの活字、携帯のようにもう少し工夫してくれませんかね。濁点、半濁点もわかりずらいですね。年寄りに優しい活字を望みます。

労働組合

2008年12月22日 | 私の正論
昔は労働組合が強かった。会社も組合がOKしなければできないことがたくさんあった。
今は、組合など無いに等しい。だから会社も簡単に従業員を解雇する。法律にさえ触れなければ何でもできるからだ。
やはり強い組合は必要だと思う。ただ、昔のように何でも反対ではなく、会社の経営を監視する意味での組合だ。

国旗について

2008年12月22日 | こころ
国旗を自宅に持っている人の割合はどれくらいだろうか。
私は持っていない。
子供の頃、日の丸は大切に保管されていて、祝日(旗日と言った)には父が必ず掲げたものだ。
日の丸は、太平洋戦争を思い出させ、忌み嫌われてきた。私にもそういうわだかまりはある。
しかし、いつまでもそんなことを言っていて、国旗を軽視していていいのだろうかと、実は思っていた。自分の国を愛せない人が、他国を愛せるはずもない、その象徴が国旗だと思う。そろそろ国旗の問題を庶民レベルできちんと考えなければいけない時代ではないかと、思っている。

妻の父の会社を継いだ男

2008年12月21日 | こころ
東大阪の中小企業。100人に満たない社員数だが、世界一の技術を持ち、0.5ミクロンの測定誤差に挑戦している会社。そこに転職して9ヶ月。入社当時は、順風満帆だったが、自動車業界の急速な落ち込みのあおりを受けて、さそかし大変だろうと思っていた。先週金曜日に会って飲んだが、5kgも太ったという。確かに大変だが、事業を横展開するチャンスでもあるという。
確かに、順風満帆だったら新しいことは受け入れられないが、頼りにしていた自動車がだめとなれば、その世界最高の技術を生かして、横展開するチャンスだというのだ。ずいぶん頼もしくなったものだ。心配して損した。
なにやら風格が出てきた。ドラッカーに通じ、クラシックをこよなく愛し、映画の話をさせたら、とどまることを知らない男。その豊かな引き出しで、心ある社員や、顧客のハートをつかんでしまうらしい。
これからがとてもたのしみだ。

底なし沼の個人情報保護対策

2008年12月20日 | 私の正論
驚いた!
携帯のUSBの挿し口のカバーが取れてなくなったので、家の近くのauショップに行った。なんとお預かり修理になるという。ずいぶん大げさだなと思いつつ、お願いしたら、預かる間代替機を貸すという。電話帳などをコピーして同じ電話番号にして貸し出すという。
手続きをしている間、5,6毎の書類にサインをさせられた。個人情報の取扱の関するものが4枚くらいあったような気がする。手続きに30分以上もかかった。最後に書類の控えを入れた封筒を渡されたが、ご丁寧に「個人情報が書かれている書類ですので、取扱にはご注意ください」と言う。何言っているんだか。自分で書いた、自分の名前と住所と電話番号が書いた紙があるだけなのに。
窓口の女性は、マニュアルどおり仕事をしているだけだろうから、文句を言っても仕方ないから、愛想良く「よろしくお願いします!」といって店を後にしたが、いたるところでこんな大げさな事務処理がなされていると思うと暗澹たる気持ちになる。
何かおかしい。人間がどんどん追い込まれている。自由度が損なわれている。自分で考えて行動できる範囲が狭められている。それを窮屈だとも思っていない。

Biz/Browserを使った国分のグリーン物流への取り組みが経済産業大臣賞受賞!

2008年12月19日 | Biz/Browser
2008年12月19日、大手町の経団連会館で行われたグリーン物流パートナーシップ会議で、Bizを利用しているKTシステムコンサルティングIT-Truckが、経済産業大臣賞を受賞しました。
写真は、次世代のために、このシステムを使って荷主と物流業者の協力でCO2を減らそうという試みについて熱心に講演する国分の山田さん。
国分という会社は300年の歴史のある会社。常に時代を先取りし、食品流通のパイオニアであり、リーダーであり続けている。その会社がCO2削減にいち早く取り組んだということは、300年の歴史のある会社だからこそだと、畏敬念を抱きました。尊敬いたします。国分は次の創業400年に向けて新たな一歩を踏み出したとも言えるのではないでしょうか。
受賞したサービスの資料がここにあります。

今回限りとするつもりだ

2008年12月19日 | 私の正論
大手コンピュータメーカにSIを発注した、大手製造業の方とお話しした。
うたい文句と違って、とても一括請負と言える状態ではなく、細部に渡ってチェックしなければならない状態だった。ちょっとしたことでも仕様変更ということで、すぐにお金の話になってしまう。しかも出来上がったシステムの操作性は悪い。
仕方なく、主要な画面を別な小さな会社にJavaで組みなおしてもらった。
何億円も取りながら、この程度の仕事しかできないのなら、もう今後おつきあいすることもないだろうとのことだった。
別のユーザの話しだが、実際、そのメーカーが一億円で見積もった仕事が、20名程度のソフト会社の見積では2千万円だったことがある。それを知ったユーザは、20人のソフト会社に発注することにした。
今は未曾有の経済不況。看板に金を払っている余裕はない。安くて良い仕事をしてくれるところに発注するしかなくなっているのだ。