片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

他人の面倒を見られるか

2008年12月28日 | こころ
先日若い女性が地下道で寝ているのを見た。
まだ20代前半かもしれない。
地下道の真ん中を支えている丸い柱と柱の間に芋虫のように
ポケットに手を突っ込んで横になっている。
荷物は何もない。
ただ、着の身着のままで横たわっている。

やはり、別のことろで若い男を見た。
自動販売機の下を、いかにも手馴れているように
覗き込んで、コインが落ちていないか目を凝らしている。
傍からどんな目で見られているかなど、まったく眼中にないように、
軽々とした身のこなしだ。

これまでとは違う風景だ。

「ケア」という英語の適切な日本語は、「面倒をみる」だそうだ。
自分の面倒をみられる人が、できる範囲で人の面倒をみることができたら、
もう少し住みやすい優しい社会になるのかと思った。
それには自分が変わらなければだめだとも思った。



一日がかりでビデオの編集

2008年12月28日 | チェロ奮戦記
東海林知津子さん。黄原亮司さんのチェロが大好きで、コンサートにもよく出かけていた。しかし骨髄性白血病にかかり、今年いっぱいの命と宣言された。
そこで、生きているうちに黄原さんのチェロコンサートを、それも骨髄バンクを支援するチャリティーコンサートをぜひ開きたいと願い、12月23日、地元の宮原コミュニティーセンターで開催する準備を整えていた。
しかし、開催を目前にして、生きてコンサートを開くことは叶わなかった。
その遺志を継いだ、家族や友人たちが、そして黄原さんが心を込めて準備をして、当日を迎えた。
300人ほど入れる会場は、立ち見が出るほどで、ご遺族の挨拶から始まった演奏会は、心のこもったものとなった。
私は選曲について、黄原先生からいろいろ聞いていたので、先生がどんなに東海林さんのことを大切に思っているかわかっていた。
27日は、一日かけてビデオの編集をした。1枚に収めるために、骨髄バンク推進協議会会長の大谷貴子さんのすばらしいお話やPTAコーラスの一部をカットせざるを得なかったが、なんとか編集できた。一安心です。