片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

課長部長クラスが勉強してない

2008年05月15日 | Biz/Browser
ビッグサイトで開催中の、SODECに来られた、ある業界トップのCIOの方から私の携帯に電話があり、4時ころ行くがいるか?というので、アクシスソフトのブースで永井社長と待っていた。
ブース内を一通りご案内した後、商談コーナーでしばし歓談。IT部門の保守的な気質に触れ、特に部課長クラスが、こういったところに来て勉強してこようという気概がないと怒っておられた。部下の若者は何人か会場で見かけたが、、という。SODECが終わったら、誰が来たかチェックするそうです。
ユーザ企業のIT部門のみなさん。新技術の選択を、出入りのメーカやSIerに任せていませんか?ご自分の目で見て、知識を貯え、少なくともメーカーやベンダーが提案してきたことに対して、またはRFPの中に、この製品も比較検討するようにと指示くらい出せるようにならないと、言いなりになってしまいますよ。それでは、あなたは仕事をしていることになりません。
ということで、今日明日、年に一度の巨大イベントにぜひいらしてください。ビッグサイトの開発環境展、リッチクライアントコーナーでお待ちしております。
こんなにたくさんの会社が出展しています。

人生ショッキングなことがあったほうがいい

2008年05月15日 | こころ
友人の息子さんが「心に決めた会社」に入れなかった。書類選考から、一次試験、集団面接、個人面接、役員面接まで行って落ちたという。陰ながら応援していた身としては「まさか」という気持ちになった。本人の気持ちを思うと「もう人生真っ暗」という気分だと思う。その会社に賭けていたわけで、他の会社は眼中になかったと思うので。
しかし気を取り直して欲しい。こんなに一生懸命、心を込めて頑張ったことは、これまでの人生でありましたか?この経験は必ず人生の肥やしになります。私も子供の頃幼い弟を冬の池で亡くしました。自分が代わりに死んであげたいと子供心に思ったほどです。そんな悲惨な体験も長い年月の中で、生きるということの大きな支えになっています。若いときのショッキングな体験は、人生の幅を広げると思います。気を取り直して次なる会社を探してください。

仕事に臨む姿勢

2008年05月15日 | 私の正論
かものはしプロジェクトの若者たちを見ていると、生きる目的が明確だ。給料でもなく、地位でもなく、安定でもない。「困っている人を救いたい、それを社会事業として成立させていきたい」それだけだ。あの純粋さを見ていると、自分の矮小さがよく見える。デイサービスで働いている方々のお顔も「活き活き、ニコニコ」だ。ほんとうに心が洗われる。「困っている人のために働く」と決めている人が身近にいると、自分の精神衛生状態も保たれる気がする。