片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

侍の翼を読んだ

2008年05月18日 | 感動したこと
宍倉六左衛門。祖父も、父も、息子も戦で亡くし、妻も老咳で亡くし、最大の友人には裏切られ、それでも天雷无妄(てんらいむもう)に生きた一人の武士の生き様を描いた、波乱万丈だがすがすがしい物語。フランスで剣道を教えて30年以上になる剣道八段の好村謙一氏が書いた本。
天雷无妄とは、天の運行は晴曇風雨とさまざまな形で現れるが、そこには何の作意もない。人間は慌てふためき作為をもって反応してしまう。ありのままの天に対して作為は要らない、ありのままに接するのみだという。この精神に貫かれた作品だ。


リッチクライアント採用の決め手

2008年05月18日 | Biz/Browser
大規模システムでBiz/Browserが採用される場合の一般的な経緯はこうだ。

1.ユーザ企業の情報システム部門の体質が、エンドユーザへのサービス精神に富んでいる。
2.技術がわかり、システム部門で発言もできる一人の方が、Biz/Browserに強い関心を持つ。
3.その方が既導入企業を訪問し、実態を知る。
4.その方が社内を説得する。
5.その方が開発ベンダーを説得する。

これが、変わりつつある。メーカーやSIerがユーザにBiz/Browserで提案するように徐々になってきたことだ。こうなれば、普及が始まる。