片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

武田薬品工業の長谷川閑史社長のお話を伺った

2008年05月17日 | 感動したこと
協同組合ワイズネットワーク主催の異業種交流会に出席した。講演してくださったのが会の代表幹事の岩佐さんの大学時代の同期だという武田薬品工業社長の長谷川氏。講演内容は「タケダイズムをベースとした世界的製薬企業への取り組み」だった。講演後、岩佐さんの「社長になりたくてなったんじゃないだろう」の問いに「だれでも社長になってみれば分かるが、社長にはやるべきことがある。その社長という役割を粛々と果たすだけだ。」とのこと。「世の中の社長には、それができる人とできない人がいる。私は武田の将来のためにいまやるべきことをやるのみだ」という。感動しました。
最後に、国の力というものは、「経済力×政治力×軍事力+文化力」だという。政治力も軍事力もない日本では経済力だけが頼りだ。文化では飯は食えないと冷静に分析する。そしてせめて政治については、二大政党が争って政権交代する国にしないと、いけない。その責任はあなた方にある、と、会場の我々に語りかけた。私もそう思う。懇親会で名刺交換させていただき、ちょっとお話した。でも年齢は私と同じなのです、、、。