ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

ボクの四谷怪談 ~シアターコクーン~

2012年10月14日 | 演劇
8月に観た、大人計画の「ふくすけ」に引き続き、
またよくわからない舞台を観てしまった

騒音歌舞伎(ロックミュージカル)ボクの四谷怪談

脚本は橋本治さん、演出は蜷川幸雄さん。

時代は

昭和51年にして文政8年、さらに元禄14年であり、しかも南北朝時代・・・

それでなくとも歴史に弱いので、すでによくわからない・・・

主演の民谷伊右衛門役、いわゆるお岩の夫はルーキーズでおなじみ佐藤隆太さん。
長身の立ち姿がステキ

名前とか、話し方とかは昔のそれだけれど、
いでたちはジーンズとTシャツ、という昭和の時代。

「忠臣蔵」で討ち入りを企てる佐藤与茂七に小出恵介さん。
いや~な人の役だけど、スーツ姿はやっぱりかっこいい

与茂七のいいなずけお袖に栗山千秋さん。
セーラー服姿は映画「キルビル」を彷彿とさせる
お顔が本当に小さい

非業の死を遂げるお岩には歌舞伎の尾上松也さん。
この人だけが、お決まりの白い着物で、一人だけ江戸時代。
生きてるときから幽霊っぽい

その他にも、麻実れいさんや勝村政信さん、勝地涼さん、谷村美月さんなど
豪華キャスト。

ミュージカルと銘打っている割には、みなさん歌がちょっと残念。
私が一番お上手と感じたのは、伊右衛門の腹違いの弟、次郎吉役の三浦涼介さん。
どなた?と思ったら、「仮面ライダーオーズ」の人らしい・・・
俳優三浦浩一さんの息子さんとのこと。

先にも書いたが、私は歴史がニガテ

キャストと演出に惹かれてチケットを買ってみたのはいいけれど、
歴史的背景を知ってたらもっともっと楽しめたのかな、とも思う。
これは、翻訳劇を観たときにも思うこと・・・

ただ、にぎやかな歌や、ハチャメチャで笑えるところもたくさんあって、
何も考えなければ、けっこう楽しめた。

最後のほうで、舞台後方の扉が全開し、外の道路が直接見える。

道路を歩いてる人がびっくりしてこちらを見ている
道路を歩いてる人からは、いきなり、まともに客席がどーん、と見えるのだから、
それはびっくりするわよね

この演出は、何年か前、やはり蜷川氏の演出した
大竹しのぶさん主演の「メディア」でもやってたような・・・

その時は、夜だったのでそんなに人は歩いておらず、車が通るくらいだったけれど、
今回はまっ昼間、土曜日の午後・・・

けっこうな数の通行人がびっくりしていた

今回、付き合ってくれたのは、前回「平成中村座」につきあってくれた大学の同級生。

いつも、遠くから来てくれてありがとう

次回は11月4日、黒柳徹子さんのお芝居にお付き合いいただく予定。

彼女は17日からお嬢さんと二人で韓国に出かけるらしい
息子しかいない我が家。
お嬢さんとお出かけ、って響きがとてもうらやましい

気をつけて行ってきてね

結局、なんだかわからないけれど、とりあえずパワフルな舞台に圧倒され、
エネルギーをチャージして、翌朝私は北海道に向かうのでした
















コメント
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