8月末に着工したリフォーム工事がついに完成し、
昨日鍵を引き渡し、施主ご夫婦は無事引っ越しを終えた
新しい、アンティークなポストがお出迎え。
このことで最初にお話をいただいたのは今年2月。
途中、いろいろなことで工事が中断し、やっと完成にこぎつけたので、
関係者一同、感慨もひとしおだ
着工してすぐに めでたく赤ちゃんが生まれたので、
奥様は工事の様子をわたしのブログでしか見ていない。
途中、ご意見を聞くこともできなかったので、
気に入っていただけたかどうか心配だったが、
今日、お母さまにお会いしたら喜んでいただけたとのことで一安心
さて、今回のリフォームの内容をもう一度おさらい。
大手住宅メーカーさんの、総2階の住宅を2世帯住宅に。
外階段と玄関をつけ、内部からの2階への出入りはシャットアウト。
3つの個室だけだった2階に、キッチンや浴室などの水廻りを新設し、
個室をLDKなどにプラン変更。
ご希望の雰囲気はハワイアンカントリー風?
全体的にほんのり ピンクがかった色合い。
では、ここから先は、Before → After の写真を。
まずは入口から。
仮設の階段はステンカラーの鉄骨階段に。
ただの壁だったところにカントリー調の玄関ドア。
ポーチライトはちょっぴりアンティーク。
1階のダイニング上、吹き抜けだったところが玄関と納戸
濃茶の建具は寝室のウォークインクローゼットに使われていたものを移設。
白い建具はかつて息子さんの部屋だった個室のモノを同じく移設。
吹き抜けていた1階は天井が貼られる。
納戸の中は、既存の窓がけっこうおしゃれ。
書斎にしてもいいくらい。
玄関はこんなかんじ。
オプションのフットライトはお高いので、普通の15Wの蛍光灯を設置。
階段室と、階段ホールは階段を撤去して床を貼り、ファミリールームに。
ここは将来お子さんが大きくなったら、間仕切りをつけて個室にできるように。
右の写真の左上、ブラケットライトのあるあたりの下が階段だったところ。
1階の階段の下はというと
廊下側からお母さまのクローゼット、リビング側からドレッサー置き場に
トイレの前にあった洗面台は新設した洗面所に移設。
間仕切り壁を増設して、収納に。
折れ戸は2つあった個室のクローゼット扉を移設。
寝室のウォーキングクローゼットだった部分は1坪タイプのユニットバスに。
浴槽内にベンチがついてゆったり
洗面脱衣室は新設。洗面台は廊下にあったものを移設。
洗面台と反対側の壁には2種類のエコカラットという吸放湿・消臭機能の高い素材を組み合わせて。
窓が無いので湿気対策。
壁の厚みを利用した棚も、結構大きくとれました。
トイレは、便器などはそのままで、床とクロスを張り替え、紙巻器を取り替えた。
トイレの壁にもエコカラット。洗面所の貼り方の縦バージョン。
寝室のウォーキングクローゼット部分にユニットバスを入れた残りのスペースは
ご主人の書斎スペース。ご主人のこだわりの壁紙です。
寝室のこの部分の造作は既存のままで、クロス張りだった正面の壁にエコカラットを市松張りに。
ウォーキングクローゼットが無くなってしまったので、壁だった部分にクローゼットを新設。
この折れ戸はもう一つの個室のもの。思い出の写真は貼ったまま移設。
2つあった個室は間仕切り壁を撤去してLDKに。
キッチン側が左の写真、リビング側が右。
リビングは壁の一面だけエコカラット。
ここは、テレビ台などが置かれるので、中途半端にパターンを作っても見えなくなるかもしれないため
濃淡のタイルを全体的にランダムに貼っていく。
今回キッチンはヤマハを採用。
同じデザインの他メーカーにくらべて質感が全然違う。
ここで、予算を下げるためのちょっと裏ワザ。
対面のリビング側と、食器棚の扉はランクの高いものだけれど、
キッチン本体シンク側の扉がちょっと違うことにお気づきだろうか。
ここは、リビングから見えないので、ランクを少し下げた扉を使う。
これだけで20万円くらい金額が下がる。
色目を合わせればほとんど違和感はない・・・はず
最終的に外観全体はこんなかんじ。
鉄骨階段が、とってつけたようにならないか、心配だったけど、
それほど違和感もないかなあ・・・と思うことにする
在来工法と違い、住宅メーカーさんのオリジナル工法だったため、
現場の皆さんは本当にたいへんだった。
現場のみんなで、軽量鉄骨とツーバイフォーの大がかりなリフォームはもうやめよう、と誓い合う。
特に 配管できる場所を探して、床下とか天井裏をはい回ってくれた
監督さんや電気屋さん、設備屋さんには本当に頭が下がる。
私達設計者の細かいこだわりを尊重してくれて、明るく施工してくださった
大工さんたちにも感謝感謝。
娘ほど年下の私たちの生意気な要求にいつも笑顔で答えてくれて、
職人さんたちとの間に入り、目と心を配ってくれた監督さん、
本当にありがとうございました。
なにより、私達 現場関係者を信頼してくださり、
一切をまかせてくださった施主ご家族のみなさん、ありがとうございました
喜んでいただけて、本当によかったです
新しい家族も増え、夢いっぱいの未来が、明るく楽しく幸せでありますように
みなさん、ありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう
昨日鍵を引き渡し、施主ご夫婦は無事引っ越しを終えた
新しい、アンティークなポストがお出迎え。
このことで最初にお話をいただいたのは今年2月。
途中、いろいろなことで工事が中断し、やっと完成にこぎつけたので、
関係者一同、感慨もひとしおだ
着工してすぐに めでたく赤ちゃんが生まれたので、
奥様は工事の様子をわたしのブログでしか見ていない。
途中、ご意見を聞くこともできなかったので、
気に入っていただけたかどうか心配だったが、
今日、お母さまにお会いしたら喜んでいただけたとのことで一安心
さて、今回のリフォームの内容をもう一度おさらい。
大手住宅メーカーさんの、総2階の住宅を2世帯住宅に。
外階段と玄関をつけ、内部からの2階への出入りはシャットアウト。
3つの個室だけだった2階に、キッチンや浴室などの水廻りを新設し、
個室をLDKなどにプラン変更。
ご希望の雰囲気はハワイアンカントリー風?
全体的にほんのり ピンクがかった色合い。
では、ここから先は、Before → After の写真を。
まずは入口から。
仮設の階段はステンカラーの鉄骨階段に。
ただの壁だったところにカントリー調の玄関ドア。
ポーチライトはちょっぴりアンティーク。
1階のダイニング上、吹き抜けだったところが玄関と納戸
濃茶の建具は寝室のウォークインクローゼットに使われていたものを移設。
白い建具はかつて息子さんの部屋だった個室のモノを同じく移設。
吹き抜けていた1階は天井が貼られる。
納戸の中は、既存の窓がけっこうおしゃれ。
書斎にしてもいいくらい。
玄関はこんなかんじ。
オプションのフットライトはお高いので、普通の15Wの蛍光灯を設置。
階段室と、階段ホールは階段を撤去して床を貼り、ファミリールームに。
ここは将来お子さんが大きくなったら、間仕切りをつけて個室にできるように。
右の写真の左上、ブラケットライトのあるあたりの下が階段だったところ。
1階の階段の下はというと
廊下側からお母さまのクローゼット、リビング側からドレッサー置き場に
トイレの前にあった洗面台は新設した洗面所に移設。
間仕切り壁を増設して、収納に。
折れ戸は2つあった個室のクローゼット扉を移設。
寝室のウォーキングクローゼットだった部分は1坪タイプのユニットバスに。
浴槽内にベンチがついてゆったり
洗面脱衣室は新設。洗面台は廊下にあったものを移設。
洗面台と反対側の壁には2種類のエコカラットという吸放湿・消臭機能の高い素材を組み合わせて。
窓が無いので湿気対策。
壁の厚みを利用した棚も、結構大きくとれました。
トイレは、便器などはそのままで、床とクロスを張り替え、紙巻器を取り替えた。
トイレの壁にもエコカラット。洗面所の貼り方の縦バージョン。
寝室のウォーキングクローゼット部分にユニットバスを入れた残りのスペースは
ご主人の書斎スペース。ご主人のこだわりの壁紙です。
寝室のこの部分の造作は既存のままで、クロス張りだった正面の壁にエコカラットを市松張りに。
ウォーキングクローゼットが無くなってしまったので、壁だった部分にクローゼットを新設。
この折れ戸はもう一つの個室のもの。思い出の写真は貼ったまま移設。
2つあった個室は間仕切り壁を撤去してLDKに。
キッチン側が左の写真、リビング側が右。
リビングは壁の一面だけエコカラット。
ここは、テレビ台などが置かれるので、中途半端にパターンを作っても見えなくなるかもしれないため
濃淡のタイルを全体的にランダムに貼っていく。
今回キッチンはヤマハを採用。
同じデザインの他メーカーにくらべて質感が全然違う。
ここで、予算を下げるためのちょっと裏ワザ。
対面のリビング側と、食器棚の扉はランクの高いものだけれど、
キッチン本体シンク側の扉がちょっと違うことにお気づきだろうか。
ここは、リビングから見えないので、ランクを少し下げた扉を使う。
これだけで20万円くらい金額が下がる。
色目を合わせればほとんど違和感はない・・・はず
最終的に外観全体はこんなかんじ。
鉄骨階段が、とってつけたようにならないか、心配だったけど、
それほど違和感もないかなあ・・・と思うことにする
在来工法と違い、住宅メーカーさんのオリジナル工法だったため、
現場の皆さんは本当にたいへんだった。
現場のみんなで、軽量鉄骨とツーバイフォーの大がかりなリフォームはもうやめよう、と誓い合う。
特に 配管できる場所を探して、床下とか天井裏をはい回ってくれた
監督さんや電気屋さん、設備屋さんには本当に頭が下がる。
私達設計者の細かいこだわりを尊重してくれて、明るく施工してくださった
大工さんたちにも感謝感謝。
娘ほど年下の私たちの生意気な要求にいつも笑顔で答えてくれて、
職人さんたちとの間に入り、目と心を配ってくれた監督さん、
本当にありがとうございました。
なにより、私達 現場関係者を信頼してくださり、
一切をまかせてくださった施主ご家族のみなさん、ありがとうございました
喜んでいただけて、本当によかったです
新しい家族も増え、夢いっぱいの未来が、明るく楽しく幸せでありますように
みなさん、ありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう