ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

後藤悠仁・清水将仁デュオコンサート2023

2023年11月29日 | コンサート

毎年11月になると同郷の同級生がヴィオラのリサイタルを開いている。

 

彼は長い間、日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者を務めていたが、

今は演奏者としては引退し、日本フィルの常任理事となっている。

ただ、ソロ活動は続けていて、奏者、指導者、指揮者として活躍している。

昨年でリサイタルは最後にする、と言っていたので、もう演奏が聴けないかと思っていたが、

今年はピアニストの方とのデュオコンサートとして、開催された。

 

 

もちろん、私も出かけて行く。

場所は銀座王子ホール。

銀座三越のすぐ裏手にあって、アクセスは抜群。

そんなに広くはないけれど、とてもいいホールだ。

 

演奏プログラムはこちら

 

クラシックに詳しくない人でも

「あ、聞いたことある!」って曲が入っている。

 

彼の人柄もあって、とてもアットホームなコンサート。

クラシックの敷居がぐっと下がる。

 

登場するなり楽譜をばさっと落としちゃったり、

曲の途中で拍手しちゃった人がいても、

嫌な顔したりせずに、ステージ上から客席にむかって

にっこりと微笑んだり。

 

ヴァイオリンよりも少し低めの重厚な音色は、なんだか落ち着く。

ピアノの優しい音色と重なり合い、より美しい。

ゆったりとした癒しの時間だ。

 

ちょうど前日に会った友人二人に

明日コンサートに行くんだ、って言ったら行きたいって言うので

直前にチケットをお願いして、ご一緒した。

もう一人、いつも演劇を一緒に観に行ってる友人と総勢4名で前から3列目に並ぶ。

ヴィオラだけの演奏を聴くのは初めての3人だったけど、

とても心に沁みたらしい。

 

ここに来ると、彼のご家族に会えたり、他の同級生に会えたりするのも楽しみの一つ。

彼の奥さまとお嬢さんにお会いして、年内にご飯を食べに行こう!と約束を交わす。

 

豊かな癒しの時間を過ごせたね~と大満足で会場を後にする。

 

さて、終演後、直前にお誘いした二人組は演奏だけでなく、面白い干渉の仕方をしていたことに気が付く。

 

彼女たちは4スタンス理論という体のタイプ診断をやっているので、

演奏している彼らのタイプが何かっていうのも見ていたらしい。

2人で答え合わせをして盛り上がっていた。

どうやら演奏していた彼らは二人ともA2タイプらしい。

ちなみに私もこのタイプ。

 

2人のうちの一人はプロゴルファーなので

この理論に基づいた指導をしているらしい、が私はゴルフをやらないのでよくわからない・・・

ご興味のある方はこちらのH・Pをご覧ください。

Beautiful Life With Golf | ゆるく楽しく美しく〜人生に彩りを〜

 

この日は満月

 

美しい月の光を見上げながら、いい気分で家に帰ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「石田組」のコンサートに行ってきた!

2023年11月26日 | コンサート

【石田組 2023/2024 アルバム発売記念ツアー】

石田泰尚・石田組

2023/11/23 ミューザ川崎シンフォニーホール

 

以前から気になっていたヴァイオリニスト石田泰尚さん率いる石田組。

友人がチケットをゲットしてくれたので、川崎まで出かけてゆく。

 

会場は「ミューザ川崎」

もうずいぶん長いこと関東に住んでいるけれど

川崎駅に降りたのは初めて。

祝日と言うこともあり、ものすごい人・人・人

 

 

角刈り、サングラス、強面・・・

お召し物も黒のスーツにちょっと柄が入っていたり・・・

組長感MAX

組員の皆様も黒いスーツだけど、

こちらは皆さん何となく繊細そうで、組員感はないかな

 

曲目は 

 

 

すっとヴァイオリンを弾き始めると

音色の優しいこと

そして繊細

 

ホールの音響もいいせいなのか

なんとも心地いい

 

第一部があっという間に終わって、

あれ?もう休憩?って感じ。

 

第二部では組員の紹介もあり

このおしゃべりもガラが悪くて楽しい。

 

ゴッドファーザーメドレーはとても懐かしく、柔らかく

目を閉じると映画のシーンが浮かんでくる。

目を開けると見た目もマフィア・・・

 

これまたあっという間に終わって、

アンコールへ

 

アンコールは3曲

  • ファリャ:「恋は魔術師」より 火祭りの踊り
  • 筒美京平:ブルー・ライト・ヨコハマ
  • オアシス:ホワットエバー

 

観客の年齢層が比較的高かったせいか

ブルー・ライト・ヨコハマのイントロを引き始めると

場内から笑いが起きる。

若い方たちはこの曲を知らないんだろうな~

なんて思いながら聞いてたけれど、

歌詞が全部出てくる自分にびっくりする。

 

あ~楽しかった~

 

それにしても、近年、クラシックの敷居が低くなり

あまり詳しくない私のような人たちも行きやすくなった気がする。

 

遠い昔、まだ子供だった頃、

小さな市のホールに、テレビコマーシャルにも出ていた有名女性ピアニストが来たことがある。

田舎者の私たちは、クラシックになじみなんてないけれど、

コーヒーのコマーシャルに出てる有名人なので、

かなりの人が集まった。

私も親に連れられて、妹と一緒に見にいった。

が、みんな、慣れてないので、拍手をするところがよくわからず、

楽章の間で拍手をしたりしていたら、

彼女は突然演奏をやめて、舞台上から客席を鬼の形相でにらみつけた。

美人が怒るとめっちゃ怖い!

しばらくの間のあと演奏は再開されたけど、

クラシックは軽い気持ちで聞きに行ってはいけないもののような気がしたものだ。

もっと高尚でお金持ちの人のための物のように子供心に感じた。

 

けれど、昨今の演奏家の人たちは

もっと気軽に聞かせてくれるし、楽しませてくれる。

コンサートによっては、曲の背景や作曲家の思いを解説してくれたりすることもある。

 

今でも、時折気持ちよくて寝てしまいそうになるけれど、

行ってみたいな、と思えるようになった。

 

どの音楽も特別な人のためのものではない、と思う今日この頃。

でもオペラはちょっとチケット代が高すぎて無理。

特別な人たちのための物もやっぱりありますね

 

石田組はチケットがなかなか取れないらしいけれど

また機会があれば行ってみたい。

 

チケットをとってくれた友人に感謝です

 

           

 

 

 

 

 

 

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小田和正コンサート~kazumasa Oda Tour 2023「こんどこそ、君と!!」

2023年06月06日 | コンサート

Kazumasa Oda Tour 2023 「こんどこそ、君と

有明アリーナ

2023/6/4

妹がチケットをGETしたので、

二人で小田和正さんのコンサートに行ってきた。

有明アリーナに行くのは初めて。

以前に玉置浩二さんのコンサートに行った時は

有明ガーデンシアターだった・・・ので、

間違えた・・・

有明でコンサートと言えばここ、と思い込んでいたのだ。

ちょうどそこでも何かのコンサートをやるようで、

係の人に入り口はこっちですか?なんて聞いたら、

これはアリーナなのでここじゃないです、とパッと地図を出して教えてくれた。

お兄さんによると、もう何人も同じ間違いをしてきているとか・・・

小田さんのファンは私たちも含めて年齢層が高い。

私たち世代は思い込みが激しいのよね~ 、

なんてただのおっちょこちょいを世代のせいにしたりして。

遠いのなんのとぶつぶつ言いながら

何とかアリーナの後ろ側にたどり着いたけど

そこからがまた長い・・・

やっと入口にたどり着いたらすごい人・人・人

席は3階だけど、2階とそんなに変わらない

こんなに人が集まるんだな~

小田さん恐るべし!

ステージが真横からしか見えないのかな、と思ったら

小田さんはど真ん中の丸いところまで出てきて歌う。

そして、通路(花道?)を歩き回る。

スクリーンもあるのでばっちり見えました。

それにしても、歌声の美しさったらどうだろう!

70歳は越えているはずなのに、全然衰えていないし、

相変わらずTシャツとジーンズがサマになっている。

透き通るような高音と美しい歌詞。

それはそれは癒される。

オフコース時代の歌もちらほらまじり、懐かしさでいっぱいになる。

オフコースの曲が街に流れていたのは高校生のころ。

そのころの景色が鮮やかによみがえる。

歌の力ってすごい。

夢をあきらめない、とか

自分を信じる、とか

ちょっと青臭い言葉が小田さんの声に乗って流れると

今からでもちょっと頑張れるような気がしてくる。

途中、恒例のご当地紀行の映像が流れ、

小田さんが町の人たちと触れ合う様子になんだか癒される。

「君住む町へ」が最後の曲

そしてアンコール1曲目はこの夏のドラマの主題歌だとか

2回目のアンコールの最後は

メンバー全員のアカペラで

「また会える日まで」

最後まで温かいコンサートでした。

帰りは駅までまた遠いので、

中間地点の有明ガーデンのレストランで夕食を食べて、

ワンクッション置いて駅まで向かう。

一気に行くのはちょっと無理。

この日は満月。

ちょっと雲にかかってしまってる満月を見ながら、

次回はなるべく有明じゃない会場を選ぼう、と話しながら帰ったのでした。

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晶設計室一級建築士事務所

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ヴァイオリン 東亮汰の世界2023

2023年03月18日 | コンサート

都合が悪くなってしまった友人から

チケットを譲り受けて、

前知識がほとんど無いままに

浜離宮朝日ホールに出かけて行く。

 

 

第 18 回ショパン国際ピアノ・コンクールで

日本人として半世紀ぶりの第 2 位を受賞したピアニスト反田恭平氏がプロデュースする Japan National Orchestra のメンバーによる

JNOリサイタルシリーズというのが昨年から開催されているらしく、この日はヴァイオリンの東(ひがし)亮汰さんだという。

友人は一緒にご出演のピアニスト、務川慧悟さんのリサイタルだと思っていたと言うことが翌日になって判明する・・・。

 

この日のプログラムは

 

ドビュッシー: ヴァイオリン・ソナタ ト短調

フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調 M.8

 

マーラー: ピアノ四重奏曲 イ短調 

フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.15

 

アンコールはドビュッシー:ピアノ四重奏(だったと思う・・・)

 

ピアノの務川氏がフランス音楽にお強いので、

マーラー以外はフランスの作曲家の作品を選曲したとか。

 

マーラーを選んだのはフォーレと同時代に活躍したから、と、

東氏から説明があった。

 

彼曰く「務川さんありきの選曲」なんだそう。

 

第一部はヴァイオリンとピアノ。

第二部とアンコールが四重奏。

 

どちらも素敵だったけど、個人的には四重奏が楽しかった。

 

演奏している皆さんが若くて楽しそうで、

お話ししているときや、挨拶や退場を譲り合ったりしている姿がなんだか微笑ましい。

 

一流の演奏家の方たちだけど、とても初々しいのだ。

 

クラシックには詳しくないのでよくわからないけれど、

ヴァイオリンの音色が、特に高音がとても優しい。

 

ピアノも深い音色で引き込まれる。

 

第二部はそこにヴィオラとチェロが加わって、

寄り深みが増し、世界が広がる気がした。

 

第一部が終わった休憩時間にロビーでコーヒーを飲んでいたら、

同じテーブルの向かい側でサンドイッチを食べていた女性が

「今日のは本当にいいわね~」

と話しかけてくださる。

「このシリーズ、毎回来てらっしゃるの?」と問われたので

「いえ、初めてです。今日来られなくなった友人からチケットを譲り受けたので」

と答える。

「あらあら、それはラッキーね。今日のはホントにいいから。ピアノもまたいいのよ。」

それから彼女は今回のリサイタルシリーズがどういうものなのか、

ご自身がこのシリーズでどう楽しんでいるか、

例えば金管楽器のリサイタルなど、ちょっと変わったものがあることなど、

いろいろと教えてくださった。

入場するときにスタンプカードをもらったのだけれど、

これはなんだろう?って思っていた疑問も解決した。

 

友人もチケットを譲ってくれる時にざっくり説明してくれたのだけれど、

より理解が深まり、そのおかげで第二部は第一部よりももっと楽しむことが出来た。

 

リサイタルもラッキーだけど、この方に話しかけていただけたのもラッキー。

 

他の方のも行ってみてね、とおっしゃってくださったけど、

シリーズはあと一人ホルンの方を残すのみ・・・

 

今回の浜離宮朝日ホールは初めてだったけど、

駅からも近いし、広さもほどよくて、とてもいい感じ。

 

友人のおかげで、思いがけず楽しい時間を過ごすことができた。

 

今度は一緒に行きましょう!

 

 

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JUJU HALL TOUR 2022 不思議の国のジュジュ苑 -ユーミンをめぐる物語-

2022年07月18日 | コンサート

JUJU HALL TOUR 2022 不思議の国のジュジュ苑 -ユーミンをめぐる物語-

2022.7.8  東京国際フォーラム

 

妹に誘われて、JUJUのコンサートに出かけてゆく

 

少し前に発売になったアルバムにちなむ内容らしい

 

 

ユーミン世代の私たちはちょっと聞いてみたい

 

そう思った同年代が多かったのか

観客の年齢層は高め

 

席は二階の上の方

 

スクリーンがあるかと思ったら・・・

 

残念ながらないのでJUJUは指くらいのサイズ・・・

 

ダンサーと混じったらどれがJUJUかわからないくらい

 

ユーミンが荒井由実だったころから聞いている私たち

 

ユーミンご本人のコンサートにも何度か行っている

 

が、一瞬何の歌だかわからなくて、

少し聞いてたら「あ~、これか!」

と思い出す

 

なぜすぐにわからない???

 

と思ったら、アレンジが違うのだ

 

イントロが違うので少し歌いだすまでピンとこない

 

ずっと聞いてたユーミンの歌は

イントロとセットだったのだ

 

アレンジの力ってすごい

 

もちろんJUJUご自身の歌も歌うのだけれど

やっぱりご自身の歌の時のほうがす~っと歌えてた気がした

 

ユーミンの歌が山の中で育った私にいろんな世界を見せてくれた、とJUJUさんは言う

 

海も山もない平野で育った私もソーダ水のグラス越しに見える海を想像したものだ

 

ユーミンの歌は景色が見える

 

ご本人が歌っても、他の人が歌っても

なんとも味わいがある

 

今度、ユーミンのコンサートがあったらチケットを買ってみよう

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