昨日は、日記でお知らせしましたように、お出かけの1日でした。
早速、その事に付いて綴りたいところですが、今日は前回のタイトル、自信回復の続編を書かせていただきます。
お医者嫌いの私が、ただ事とは思えない腰の激痛に不安を覚え、整形外科医院に出かけたところまで、前日書きました。
待合室で、問診の用紙を渡され、記入する際、痛みの箇所にしるしをするようになっています。
首も、腕も、腰もで、私は、さすがに恥ずかしく、すべて書きしるすことに、一瞬ためらいを感じましたが。
せっかく診察を受けるのです。
正直に書かない訳にはまいりません。
しばらく待ち、名前を呼ばれ、診察室へ。
先生にお目にかかるのは、去年の夏、日赤で受診前にお会いして以来のこと。
頸椎、腰椎、腕、とすべての症状を、先生に詳しく説明をしました。
更に日赤の先生の診断による見解も、記憶する限りの内容を報告しました。。
頚椎脊髄症と診断されたこと、薬の服用でも治らないようなら手術しかない、と匙を投げられたことまでも・・・・
私の話に静かに耳を傾けて下さったご年配の先生。
その後、診察台に横になり、触診が始まりました。
私は、正に、その時、体の状態がよくありませんでした。
横になろうにも、左腕の自由が効かず、苦労する始末。
痛い!なんと思わず口を突いて出てしまいます。
その後、レントゲン室へ。
今度は、週に今のところ、1~2度しか起きない激しい腰痛が、幸いにも(?)先生の目前で起きました。
こうなると、しばらく一歩も前に進めなくなります。
その様子を見ておられた先生の口から出た最初の一言は、「これは筋肉のけいれんだな~」でした。
しばらく静かにして様子を伺っていると、いつものように痛みも次第に収まり動けるように。
恐る恐る体を動かしながらでしたが、無事にレントゲン撮影も終了。
その画像をしばらく目を凝らすように見入っておられた先生のお話しは、誠に意外なものでした。
まずレントゲン撮影の結果による、頚椎の先生の診断は、
「思ったほど悪くないですよ。軟骨が擦り減っている感じですが、この程度なら問題ないでしょう」というもの。
私は我が耳を疑い、思わず訊き直したほどです。
腰に至ると、先生の言葉は、もっと明快で、清々しさを感じるほどきっぱりしたものでした。
「腰椎に関しては全く問題ありません。実にきれいですよ」
あと数年で70台に突入で、ますます自分の体に自信が持てなくなっている私には、信じられないような感動的な言葉でした。
夫が、最初の肝臓手術を受けた直後、主治医の院長先生が、ほかの内臓はいずれも実にきれいで良好でしたよ、とおっしゃられた時の感動に幾分似ていました。
筋肉をやわらげる漢方薬と、私の希望で痛い患部に塗る炎症止めの塗り薬を頂き、家路に付きました。
なお信じられないような気持ちを抱きながら・・・・・・
その内、次第に、すっかり失せかけていた自信のようなものが、私の心の内に、モクモクと湧いてくるのが分かりました。
血液検査の結果は、いつも全く問題なしの私です。
整形的なことも、一昨日のお話しでは、問題があるようには見えません。
疲れやすい体力のない体は、今更どうすることもできないでしょう。
しかし内臓疾患も、整形的トラブルもほとんどないのであれば、気力でそれは乗り越えられるはず。
できるだけ、素敵な暮らしを心掛け、快適なリズムで過ごせば、私の体のエンジンはまだ十数年は元気に作動してくれそうです。
大病院の医師の言葉は一体何だったのでしょうか。
ぶっきらぼうで傲慢にさえ見える先生の態度に、私は最初から良い印象は受けませんでした。、
しかし、余りにはっきりと病名を告げられる態度。
ずけずけとした断定的な口調。
それが小気味よくさえもあり、信頼のおける先生と受け留めようと努力した時期もありましたが。
丁寧な対処療法もなさろうとせず、薬が効かなければ手術しかない、と言われた時点で、この先生を見限り、通院を取り止めました。
それからは、自己治癒力をひたすら信じての暮らしでしたが。
必ずしも、それは間違っていなかったようです。
自信を持ったからといって、急に痛みがなくなるものではありませんが、「病は気から」っていいますものね~
心の持ちようが変われば、私の体の症状も、きっと日に日に快方に向かってくれるに違いありません。
と、またまた長いお話になりましたが、こんな訳で、自信回復に至り、今は、とても清々しい気分のかれん桜です。
今後は、多少の問題が生じても、過信は禁物ながら、ドンマイドンマイと言って暮らせるほどの気楽さを持ちたい、と願っています。
今日もご訪問下さいまして有難うございました。
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