今日こそ、我が家の初夏の装いの花壇をご紹介しましょう。
装って下さったのは、むろん私ではなく、ガーデナーのHさんです。
一昨日の日記でしたかしら。
私は、率直に語るなら、私の好みと、多少イメージが異なるなんて、生意気な事を書きましたね~
一生懸命お世話下さっているHさんに、なんて失礼なことを言ってしまったのかしらと、その後、少々自己嫌悪に・・・・・・
翌朝、新しく我が家の1員となった可憐な草花達が揃う庭に出て、改めて花壇を眺めました。
すると、梅雨明け頃の花壇の素敵なイメージが次第に目に浮かぶようになり、心から納得。
涼しげな白とブルーで統一された大人のシックな花壇の佇まいが想像されてきました。
今ではとても気に入っています。
私が草花をレイアウトすると、きっとパステル調の優しいオトメチックな雰囲気になってしまったのではないかしら。
それはそれで、素敵と思いますが。
折角ガーデナーさんにお願いしたのですもの。
私の好みと同じよりも、専門の方のテクニックでデザインし、植え付けて頂いた方が、きっと良い雰囲気の庭が出来上がるに違いありません。
基本的にお任せ路線で、極力しばらくは口を挟まないつもりでいましたのに、いらざることを、ブログに書いてしまいました。
限られた予算の上、狭い庭を、私が望むイングリッシュガーデンにするのは、並大抵なことではないでしょう。
所詮、作庭を短期間で完成しようと考えるのは、無理難題なことですね~
10年がかりくらいの長いスタンスで考えてこそ、ガーデニングの醍醐味が味わえるもののはず。
Hさんは、つい最近結婚されたばかりで、まだまだお若くて、ガーデナーとしてのベテランの域に到達されていないのは当然です、
若さゆえの素直さと柔軟さに、つい甘えてしまいそうになる自分がいます。
ここはもうしばらく、彼女にお任せしましょう。
そして、ある程度のイメージが我が庭に出来上がったなら、私の要望も、積極的に取り入れてもらうようにしましょう。
作庭は、移ろいの芸術、という素敵な言葉を以前目にしたことがあります。
本当に、その通りですね~
植物を育てると言うことは、紛れもなく命を預かるということ。
その自覚と責任を持ってこそ、1人前のガーデナーもどきの主婦になれるのかもしれません。
更に、体力勝負でもある作業。
私の今の体には、非常に不向きな事ともいえますが、一番大変な植え付けをHさんにお任せすることにより、日々楽しめるようになりました。
時間も分散し、集中し過ぎないないように気を付けて、頑張っています。
今後も、何とか、Hさんの助けをお借りして、細く長く、芸術の域に到達するような作庭を楽しむことができれば、素晴らしいこと。
そして、季節と共に移ろう庭の自然を愛でながら暮らせれば、この上なく幸せと思うこの頃です。
13年前までは、ただ樹木が植わるだけの殺風景な庭でした。
初孫のR君の誕生に際し、思い切ってリフォームをし、雰囲気のある素敵な庭へと変貌を遂げました。
夢が膨らみ、経費が膨らむ一方で、私の気持ちが手に負えなかったのか、途中で、作業が中断。
図面と予算を立て直す始末でした。
この決断と選択が、老後の私の暮らしをこんなに潤し、心豊かにしてくれるとは、当時は全く想像さえしなかった事でしたが。
良い備えをしておいてよかった、と今更ながら、その時の自分の思いつきと実行を、褒めてやりたい心境で、今はいます。
ここ数年、我が家にはいろいろな災難が降りかかり、私なりに苦労もしました。
とは言っても、ささやかな園芸を楽しめる、心と時間のゆとりは、何とか持てました。
ですから、この程度の苦労は、本当の苦労とは言えないのかもしれません。
今後も、せめて庭仕事が楽しめるほどの穏やかな時の流れが、いつまでもいつまでも続いてほしい、と願わずにはおられません。
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草花の名称の説明は、今後ぼつぼつさせて頂きますね。