なつつばきの蕾
最近は、、完治とまでは行かないまでも、去年に比べれば、ずいぶん体調がよくなってきた気がします。
ところが昨日は、午前中のある時点から、数カ月ほとんどなかった強い息苦しさに見舞われ、辛い時間を過ごしました。
去年は、首の痛み以上に、この息苦しい症状が心配で、内科の医院や総合病院にも通い、診察を受けたものでした。
その結果の診断は、いつもストレス、と言われ、私は納得できなくて、心に留めることなく日を過ごしてきた経緯があります。
私の自己診断は、大事な呼吸の機能を果たす気管支が通る首が凝り過ぎているため、息苦しく感じるだけであろうと。
ストレスで、息苦しくなるほど、私の精神は弱くな~い、と自負していましたもの。(笑)
ところが、今日の息苦しさは、なんとした事でしょう?
長女のお婿さんから、孫のR君の体が小さい事について、相談を持ちかけられたところ、とたんに息苦しくなってしまいました。
最初の電話での彼の表現が、とてつもなくオーバーだったのですもの。
こんなことで、息苦しさを感じるなんて、やはりストレスも原因の一つかな~。
私は、認めざるを得ないのかしら。
こんなことなんて言いましたけれど、孫の心配事ほど、祖母にとり心に掛かることはありませんものね~
妹夢路も私も、わが子の時と同様、成長段階では、孫達のことでも、不安や心配は尽きないもの。
その話題になった時、私達には、気休めにしか過ぎないかもしれないけれど、合言葉があります。
我が孫とは言え、所詮、自分の子ではないのだから、心配しても仕方がない、と。
とは云っても、お婿さんから真剣に相談を持ちかけられますと、とてもそんなクールな気持ちではいられません。
眼の中に入れても痛くないほど可愛い孫の事です。
息苦しくなるほど、心配になり、頭が痛くなるほど真剣に、私は考え込んでしまいました。
R君の背が標準よりかなり低いことでは、私は、3~4年頃から多少気にしていました。
カルシウムの栄養面の強化など、、いろいろ提案はしてきたはずですが、私の意見には、余り聞く耳を持たなかった長女夫婦。
パパが、身長が182センチもあり、理想的体型の人ですから、必ず息子も似てくる、と楽観視していたようです。
しかし、中学生になり、突然不安になってきたのでしょうか。
私から先にかけた電話の返事ではありましたが、思わずぎょっとするような内容の事を言われました。
私は「それは心配のし過ぎ。余り親が不安になり、神経質な態度を取ると、かえっててR君に悪い影響を与え、、伸びる背も伸びなくなるわよ」
と注意しました。
戦時中前後に生まれた私達の食生活は、決して良くありませんでしたもの。
それでも、伸びる子は伸びましたもの。
栄養だけでなく、多分に精神的なことの影響も大のはず。
親が揃って優秀過ぎると、それが知らないうちに、子供には圧力になる懸念がありますものね~
ヘルマンへッセの車輪の下ではないけれど。
「娘の態度はともかく、あなたの態度は、R君に威圧的過ぎるわ」
と、かなり強く注意しました。
そういっった注意をしても、いつも意外と素直に、それを認め、反省はしてくれる彼ですが。
典型的な肉食系タイプの男性の彼には、なかなか改められないのでしょうね~(笑)
わが家では、私は子供と一緒に育った頼りない母親でしたから、娘達は期待以上の成長を遂げてくれましたけれども。
長女のお婿さんは、娘のことを、「Mは、賢くて優しくて、本当にいい嫁さんだよ」と、いつもべた褒めしてくれます。
育てた私には、冥利に尽きる、快い嬉しい言葉です。
その彼から、昨日は再三電話があり、身長のみならず、R君の育て方の今後について相談を持ちかけられ、正味2時間以上、話し合いました。
パパの息子への熱い思いは、痛いほど私の胸にも伝わってきました。
一方、自分が優秀でやり手なだけに、彼の自己管理能力が欠けた、だらしない暮らしが、やりきれなほど、ときどき腹立たしくなってしまうようです。
とは言え、R君は、難関校にも無事合格するほど頑張れた子ですから、才能は十分にあること思うのですけれど。
彼に言わせると、娘の絶大なる協力があったからで、自力で受かったわけではない、と言っています。
でも中学受験とは、そういうものですね。
私も、子供の勉強を見たのは、中学受験以外は、後にも先にも、ほとんどありません。
しかし、この時だけは惜しみない手助けをし、親子二人三脚の受験でした。
とはいったものの、確かにR君には、多少心配なところがあることは確かで、私も認めざるを得ません。
何て言うのでしょうか。
今ひとつ、元気さと意欲に欠けたところがあります。
中間テストの前に、準備しなければならなかった学習計画表の作成を放置したまま学校に提出せず、先生から親あてに注意のお手紙が、1度あったようなんですね~
いつもはとても優しいママの娘も、これは頭に来たらしく、かなり大きな雷を、我が子に落としたようでした。
しかしです。
これは話し合い後、夜遅く、至った私の思いですが、塾と親の計画通りに2年間受験勉強に励んだ子が、急に一人でスケジュール表なんて作れないのは当然ですよね。
私も、日課の計画表を作りたいと何度も試みてきましたが、いまだに試行錯誤で、苦手の作業の一つですもの。
恐らく彼も、多少は努力をしたものの、訳が分からなくなって放り出してしまったのでしょう。
これは、本人の責任と言うより、親子のコミュニケーション不足、あるいは親の目の至らなさ、と言った方がいいのではないかしら。
中学生になり、スタート地点でのスケジュール表作成では、今後の指針としても、当然親が協力して助言を与えるべきだった、と私は思います。
昨日彼と話し合ったことを、伝えたいと思い、夜も更け始めた8時頃でしたか、長女に電話をかけました。
ところが、何と、まだ仕事中。
よくある事と、承知はしていましたが、相変わらず驚いてしまう私です。
こんなに忙しくては、親子のコミュニケーションもうまくとれないのは当然だと。
Mちゃんは、「今日は特別」といいましたけれど・・・・・・
彼の言葉で、一番印象に残ったのは、「Rの生活を何とか立て直してやりたい」という言葉でした。
その言葉が、私には痛いほど理解できましたが、恐らく精神年齢の多少幼いR君には、「立て直せ」などと言っも、理解するのは無理でしょう。
私は、息苦しさに堪え、頭が痛くなるほど、考え尽くしました・
R君の生活を立て直す、良い方法はないものであろうかと。
しかし、子育ては、焦っては絶対いけない。。
愛情を注ぎ、結果を急がず、気長にコツコツ努力していけば、必ず花開く時が訪れる、との信念で今もいます。
そうこう考える内に、素晴らしい案が浮かびました。
我が家では、子育て中に実践したことはありませんでしたが、共働きの家庭では、きっと良い効能を生み出すでしょう。
そして家族の絆も一層深まることでしょう。
長女夫婦も、共に私の提案を、心から喜び、賛成してくれたようです。
彼には、「おばあちゃんは、グッドアイデイアマンだね」と褒めてもらいました。(笑)
自分が婿に話したことを、もう一度整理するつもりで、今日は内輪事の悩みを綴らせていただきました
余りの長文で、ご覧下さる方々に、申し訳なく、心苦しい限りです
最後までお読み下さいまして有難うございました。
次回もまた、備忘録として、また二人の娘達夫婦への伝言として、私の提案等、続きを綴らせていただくつもりでいます。
多少でも、皆様のご参考にもなれば、幸に存じます。
今日もご訪問下さいまして有難うございました。
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