今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

喜び、仰天、大慌て・・・・・・

2012-06-08 17:19:18 | 病気

日記のタイトルの如く、昨日も、何かと心の揺さぶられる、変化の激しい一日でした。

あと数年で、70歳になる私には、身の丈を超えた出来事と言っていいでしょう。

最後の慌てよう、驚き様は尋常とはいえず、よくぞ無事に乗り切れたものと、自分を褒めてやりたい心境で今もいます。

又随分もったいぶった書き出しで、ごめんなさい。

今から、順を追って、お話しさせていただきますね。

 

          

                            病院の壁にはめ込まれた清らで麗しい絵画

さて昨日は、久しぶりに夫に同伴で、夫が手術を再三受けた、都心の病院に出かけてきました。

三カ月毎の定期検診です。

しかし私は前回は風邪を引き、初めてのお休み。

故に半年ぶりに、私はT先生にお会いしたことになります。

何時お目にかかっても、さわやかな明るい青年医師、といったイメージで、心が癒され、私にはまさに理想の医師像のT先生。

ちなみに、執刀して下さった主治医の院長先生は、大変ご多忙らしく、お目にかかることはめったにありません。

 

三カ月ぶりに撮ったCT画像や、血液検査の結果を見ながらの先生のお話を、いつもと同様に伺いました。

最後の手術を受けて、10カ月が経過したところです。

 

お話しの内容は、全く問題なし。

順調過ぎるくらい順調で、肝臓の機能も、ほぼ正常値に戻っているとのことでした。

折れ線グラフの曲線も、手術後しばらくは下降線のままでしたが、途中から急上昇で、正常値の頂点にまで達しています。

嬉しさの余り、感激ひとしおで、先生方への感謝の念にあふれる思いでいました。

ひたすらお礼を申し上げるのみで、束の間の診察時間が流れていきます。

 

ただ一つ気がかりだったのは、先週、C型肝炎の診断を受けた際の、最寄駅近くの病院の医師のお話です。

肝機能は良好だが、新薬の副作用で、赤血球が異常に少ないとの事でしたから。

そのことについて、T先生の所見と、今後の食生活の注意点を伺ってみました。

そのお答えは、

「副作用ですから止むを得ないいことです。

貧血でふらつくことがあるかもしれないので、多少注意して下さい。

しかし他の数値、栄養面共に、申し分のない結果が出ています。

奥さんの努力のたまものですよ。

今まで通りの食生活で、全く問題ありません。」

 

私には、本当に嬉しい言葉でした。

私はそれほど、肝臓によい食べ物などと、気を遣って料理した覚えはありません。

いつも通りの食生活を、日々繰り返してきただけですから、少々面映ゆい感じではありました。

恐らく、我が家はどちらかというと、和食が多く、お野菜を豊富にとる食生活ですから、それが幸いしているのかもしれません。

本当に良かったです♪

   

   

                 モダンなデザインで、いつ見ても見惚れてしまう、清潔感あふれる素敵な病院です。

 

診察室を後にしながら、夫に、「良かったわね~おめでとう!」と、喜びを噛みしめながら、しみじみ語りかけました。

寡黙な夫は頷いただけでしたが、私には夫の雰囲気から、安堵感が十分読み取れ、一層嬉しくもなりました。

 

バスで、都心の駅前に出て、そこで家路につく夫とは別れた私。

その後、諸々の用事を済ませるため、足早に数店ののデパートを巡り、化粧品や、来週から始まる工事の職人さんへのお茶菓子を買ったり致しました。

居間のテーブルセンターの下見も♪

最近、すっかりマンネリ化した我が家のインテリアに、僅かでも新風を吹き込みたく、ちょっと意欲に燃え、ワクワクしているこの頃です。。

このお話は、いつか、改めてさせて頂きますね。

 

さて今日中に果たしたかった用事は、まだ半ばでしたが、日も次第に暮れ始め、私は焦り始めました。

夫の病院通いに次いで最優先といってもよい、私の眼科医院の診察と、コンタクトの購入が控えていたからです。

眼下の受付時間は、7時まで。

最後に寄ったデパートがある最寄駅から、もう数十分しかありません。

間に合うかしら???

 

最近目の調子が非常に良くないため、土曜の友人達との会食の前に治療を受け、多少でも良い状態にしておきたいとも思っていました。

むろんコンタクトを入手するためにも、受診は欠かせません。

電車が、わが町の駅に近づくにつれ、分刻みの様相を呈してきました。

気持ちは焦る一方でしたが、電車が着くまではどうしようもありません。

到着した時は、すでに7時の2~3分前。

医院は、駅ビルの中です。

私は一目散で、改札口、階段、エスカレーターと通り抜け、1~2分遅れで、たどり着き、何とか受け付け完了。

胸は高鳴り、いまにも破裂しそう。

心臓まで苦しくなり、狭心症の発作が起きたのでは、としばらく不安で堪りませんでしたが。

体をえびのように曲げて堪えている内に、次第に胸の高鳴りは治まり、平常な呼吸に戻り、一安心しました。

 

ところがです。

診察を受けた時の先生の診断の所見に、またびっくり。

やっと平常心に戻った胸の鼓動が、再度ドキドキ・・・・・・

医師の机上の大きな画面に、私の瞼の裏側が拡大され映っています。

それを見ながら、先生が発せられた言葉は、「これはひどい!」

まぶたの裏が至る所、水膨れになり、起状しているのが、画面から、私も確かに確認することができました。

「アレルギー性の結膜炎で、石垣状乳頭症状です」と言われました。

初めて聞く病名です。

むろんコンタクトを購入するための医師の許可はおりません。

大変なショック!

 

実は、娘達にも散々注意されていたことですが、非常識にも、私はここ長年、眼鏡なしの暮らしをしてきました。

ですから、コンタクトが装着できないとなると、私の暮らしは、途端に不自由極まりないものになってしまいます。

隣接するイワキメガネ店へ、仕方なく飛び込み、慌ててメガネをこしらえる始末となりました。

 

決して安いものではありません。

またまた意外な臨時出費。

でもこれは無駄なものではなく、当然あってしかるべき必需品。

あまりに突然のことでしたが、覚悟を決め、買うことに。

とても感じのよい店員さんが対応して下さり、私に似合いそうなものを数品選んで下さいました。

いろいろかけてみて、消去法で、商品を絞り込んでいきました。

最後に赤いフレームと、グレーのメタルっぽいフレームのものが残り、かなり迷った挙句に、無難なダークグレーに決定。

 

以前私が持っていたものに比べると、個性的でかけた時、メガネが目立ちますが、今はそれが主流のファッションのようですね。

眼鏡をお洒落の一部と考える風潮があるようです。

余りに慌てて買いましたから、あとで後悔しないことを祈るばかりですが、薦めて下さった店員さんと自分のセンスを信じましょう。

 

嬉しい事、驚いた事、不安になったこと、実にいろいろな感情に浸り、目まぐるしく過ぎた一日でした。

何とか無事に終わり、家路に就き、我が家にたどり着いたのは9時前。

私のことはさておき、良かった夫の診断の結果の喜びを、二人で改めてかみしめながら、侘びしいお弁当の夕食を頂きました。

診察室でも話題になった、健康寿命と平均寿命について、語り合いながら・・・・・・

夫は、健康寿命の平均は当然の如くクリヤーし、この調子では、平均寿命もきっと通過点に過ぎないでしょう。

これもひとえに病院の諸先生方のお陰です。

感謝の思いは、海より深し、山より高しの気持でいます。

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投稿時間が遅くなりました。
コンタクトの装着時間を短時間にしたくて、少しずつ書き上げました。

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