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瑞峯院 表門
室町時代の九州豊前豊後の領主キリシタン大名として有名な大友宗麟公が、大徳寺開山大燈国師から法系代九十一世徹岫宗九禅師に帰依し、禅師を開祖として創建された寺です。
表門を入った所のお庭です。
独坐庭(方丈前)
寺号、瑞峯をテーマにした蓬莱山式庭園で、中国の禅僧百丈禅師が、独坐大雄峰と呼唱された禅語から銘じられ
独坐庭といいます。
独坐庭
この枯山水は、峨々たる蓬莱山の山岳から半島になり、大海に絶え間なく荒海に打ち寄せもまれながらも雄々と
独坐している、大自然の活動を表せております。
左手の奥に茶室が有るのですが、その茶室の前庭園へと方丈前庭園が続いております。
茶室前の方は入り海となり、静かな風景を表しております。
方丈内の御本尊が祀られた、部屋です。
資料不足で襖絵の作者や、象を模った置物の説明が出来ません。
閑眠庭(方丈裏庭園)
“閑眠高臥して青山に対す”の禅語から銘ぜられ、閑眠庭と呼ばれています。
開基、大友宗麟公が、晩年キリスト教を保護したり、宣教師フランシスコ・ザビエルについて、洗礼を受けたりして、
キリシタン大名として知られていることから、中庭にあるキリシタン灯籠を中心に、七個の石組からなり、縦に四個、
横に三個の石の流れが十字架に組まれ、万民の霊を弔っております。
いずれも、これらの庭園は作庭界の権威、重森三玲によって作られました。
方丈東庭
方丈東庭 蹲(つくばい)
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