京の四季 名勝散策 写真集

京都の観光、散策の参考にしていただければ幸いに思います。

京都陶工高等技術専門校  作品発表展予告

2010年02月25日 | 京都歳時記
           今年も卒業のシーズンを迎え陶工高等専門校でも一年間の成果を披露する作品展覧会と即売会が開かれます。二日の
           内即売会は14日の日曜だけとなりますが、例年多数の方が訪れ賑っております。
           学校のクラスは3クラスあり、器を作る工程を学ぶ成形科が1・2年と1クラスづつ、第一工程で焼き上がった器に絵付けを
           する図案科が1クラスあります。図案科の生徒さんは、大学や美術学校で基礎を勉強してきた生徒も多くプロを目指すだ
           けあり素晴らしい作品が多数見掛けられます。私事ですが、店の洗い場とお運びのアルバイトに数年前から生徒さんに来
           ていただいており卒業を前に彼女たちの作品を毎年見に寄せていただいております。


           14日に作品を購入予定の方は、開園時間に合せて行かれる事をお勧めいたします。慣れておられる方は、前日の13日
           に下見に来られ当日は希望の作品だけを目掛けて買いに行かれる方も結構居られるようでバーゲン会場の様な空気が
           漂うこともあるそうです。








                      

                      尚、学校周辺は駐車場が少ないため車では行かれない様に注意をしてください。
                      路上に車が溢れますと必ず誰かが警察に通報なさり、折角の買い物が高く付く
                      羽目になってしまします。くれぐれもご注意下さい。

                      日時  3月13日(土曜)10:00~15:00 作品展示会のみ
                            14日(日曜)10:00~14:00 展示即売会


                      昨年の様子です。
                      http://blog.goo.ne.jp/kappou-fujiwara/e/c03f885abd8de64ade1b06e9007d4e4c







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山科毘沙門堂 節分祭 02/03/2010

2010年02月17日 | 洛外 山科方面

        天台宗の門跡寺院 毘沙門堂は天台宗五箇室門跡の一つで、高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹です。
        御本尊には、京の七福神のひとつ毘沙門天を祀っていることからこの名前がついております。
        創建は、703年文武天皇の勅願で僧行基によって開かれました。 当初は御所の北側にありましたが、度重なる
        戦乱から苦難の道をたどり1665年現在の地に再建され、後西天皇の皇子公弁親王が入寺してより門跡寺院と
        なりました。
     
        御本尊の毘沙門天は伝教大師最澄が、根本中堂の御本尊薬師如来の余材をもって刻まれたと伝えられており
        商売繁盛、家内安全にご利益があると言われております。







                 
                 仁王門への参道 毘沙門堂はJRの山科駅からですと、徒歩で約15分位の距離になります。






        
        仁王門  1665年この地に再興された当時の建立です。急峻な石段の上にある本堂への表門にあたります。 
        両サイドを阿吽の二天像が護っております。       








          
        仁王門の左右を固める阿吽二天像








        
        毎年恒例の節分祭に観える参拝者に甘酒を振舞われております。時折降る雪の中、身体を芯から暖めてくれます。
        一時前のこの時間は、まだ参拝の方もまばらです。









        
        本堂  御本尊の毘沙門天(伝教大師一刀三礼の作)が安置されている本堂は、1665年当山中興第二世の公海大僧
        正が、師・天海大僧正の意志を受け継いで復興されました。
        本堂の前には、櫓が組まれ豆まきの準備が整えてありました。本堂では一時から毘沙門天の般若転読の法要が行われ
        ます。








        
        仁王門をくぐって本堂の北側、弁財天の手前に有るお堂です。 一切経蔵  手前の紅枝垂れ桜は、4月には鮮やかな
        紅色の花を咲かせてくれます。










        
        高台弁才天 本堂の北側に位置する弁財天は、豊臣秀吉の大政所高台尼公が大阪城内に祀っていたものを、庶民福楽
        を願って当寺に移築しました。またの名を不老弁才天といい、多くの人に信仰されております。










         









        









        
        弁財天から眺める本堂。山の方から雪が舞って来ました。









        









        
        盤若転読が行われる本堂には、百人近い方が参加され7人の僧侶の方がお経を唱えられ600巻の経典を転読されます。








        
        2時からの豆まきには、多数の方が訪れ、毘沙門堂貫主の挨拶のあと一万包みの福豆が蒔かれました。毘沙門堂では
        「福は内、鬼も内」と言って豆が蒔かれます。









        
        マイクを持っておられる貫主さんと執事長、左のお二人は本日のゲストの方々です。








        
        








        
        豆が飛んでくる度に女性の方のパワーに圧倒されながら、おこぼれを頂いて来ました。









        
        玄関 勅旨門の前に位置しております。








        
        玄関に置かれている夢の一字








        
        宸殿前の枝垂れ桜は樹齢百数十年の巨木で、その枝張りは30mにも及びます。 満開時期は、4月10日~15日あた
        りになります。










        
        晩翠園  谷川の水を引き滝を造った江戸初期の回遊式庭園『心字』の裏文字を形取った池に、亀石・千鳥石・座禅石な
        どが配された名園です。 庭園拝観は本殿から拝観料をはらい入っていただけます。









         
        普段は閉まっている勅旨門です。








        
        五色の紐で結ばれた福豆です。 中には七粒の豆が入っており一つ一つ何日も掛けて、お寺の方が包まれるそうです。 
        今年は20個ほど頂いてまいりました。








   

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祇園 節分おばけ祭 in ラポー  2010

2010年02月10日 | 祇園街

      

      祇園恒例、節分おばけ2月2・3日の二日間厄払いの為の仮装大会です。ラポーのスタッフを始め祇園甲部、宮川町の芸妓さんによる出し物が13組

      披露されました。 夕方から贔屓にしていただいてるお茶屋さんを回り、この日のための芸を披露いたします。お茶屋回りが済む0時頃から、祇園のナ

      イトクラブ・ラポーに皆さん集合され時間と共に盛り上がりも最高潮に達します。 これだけの数のおばけを一箇所で見ることが出来るのはラポーしかな

      く、お茶屋で遊んでた方々も集まってこられます。






        
        今年は、芸妓さんの出だしが遅かったためラポースタッフのステージから始まりました。 オーナーの上田さんです。






        
        スタッフのKENTのマイケルです。






        
        アルフィーに扮するバンドスタッフ






        
        バーテンダーの森川さんは、のりのりの赤ちゃん役です。






        
        マイケル再登場






        
        シンガーの二人はミニスカポリスでペッパー警部熱唱です。






        
        受付のお姉さんも林やペー・パーで写真撮りまくりです。

 

 

 

        
   
        勝手にしやがれ、沢田研二を熱唱するジョニー

 


        
        






        
        再び衣装換えしたオーナーのスピリチュアル上田さんの愛の賛歌です。






        







                 
                 アメリカからの歌手アマンダ・アヴィラの曲に合わせて舞妓ちゃんもダンス参加

 

 

 

        

        1組目 日付が変わった頃、芸妓さん達の第一弾が登場です。祇園甲部・豆福・紗代子さんの浦島太郎と乙姫様


 

 

 


        
        

 

 




        
        紗代子さん豆福さん






        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        







                
                2組目 宮川町 弥寿葉・ 美恵雛さんの太郎冠者







                

 

 

 

        
        






        
        







        







                 
                 3組目 祇園甲部・小喜美さんともう1人の名前が分かりませんでしたが、後で調べておきます。








                








                

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        




 


                
                4組目 祇園甲部 鈴子・ 豆志乃さんの山姥と金太郎







        







        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        







        
        5組目 宮川町 小桃・ 弥千穂・ 小扇さん  国性爺合戦 







        







        

 

 

 

        

 

 

 

        

 








                







        
        6組目 祇園甲部 小菊・ 真なみ・ 満友葉さん

 

 

 

        

 

 

 



        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

        

        7組目 祇園甲部 真生・ 照こ満さんの戻橋

 






        
         

 

 

 

 

        




 


        







                   
                   真生ちゃんもマイケルで。


 





        







        
        8組目 祇園甲部  槙子・有佳子さん 去年襟替えをした槙子ちゃんの初おばけです。






        








        

 

 

 

 

        

 

 

 


 



                
                9組目 宮川町 ふく光・ 美恵花さん

 

 

 


        


 




                


 




                









        
        






        
        10組目 宮川町 千賀福・叶千沙さんの坂本龍馬&マイケル

 

 

 

        

 

 

 


        

 

 

 

 

        

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

        

 

 

 

        

 








        
        11組目 宮川町 菊乃・菊丸・ふく尚さん






                

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

        

 

 

 

 

        
        12組目 祇園甲部 まめ菊・孝丸・君佳さんの かがみやま テーマ曲は大奥でした。






        

 

 

 

 

        

 









        

 

 

 

 

        

 








        

 

 

 

        

 

 

 

        

 

 

 


        







        







        

 

 

 

        








                
                今年も茶目っ気満開、真乃香ちゃん

 

 

 

        

 

 

 




        
        13組目 まめ弥・小亜希・福葉さん  鶯宿梅






                
        福葉・まめ弥ちゃん


 

 

        



 

 


        
        小亜希さん

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 




                
                君佳さんとまめ菊ちゃん まめ菊ちゃんのおばけは今年で見納めかも?

 

 

 

        





 


                
                出番が終わり全員集合です。 今夜が初日で後一日残っておりますので、皆さんお酒も控えめに三々五々帰って行か
                れました。時計の針は二時半を指しておりました。 皆さんご苦労様でした。昨年は8組だったのですが、今年は見応え
                の有るひと時でした。今夜のおばけで祇園町の不景気風も吹き飛んだような気がいたします。参加していただいた芸妓
                の皆さん方、また来年も頑張って祇園町・宮川町を元気にしてくださいね。一部、写真と名前に自信の無いところがあり
                ますが、間違っておりましたらご容赦ください。皆さんの厄払いが出来ましたことを祈っております。 ラポーの皆さんもご
                苦労様でした。





おばけINラポー 2011年版

http://blog.goo.ne.jp/kappou-fujiwara/preview?eid=44794895a73c8910d50059907e085ca1&t=1328156172264




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壬生寺 厄除け節分会  02/02/2010

2010年02月06日 | 洛中 
       壬生寺(みぶでら)は、四条壬生川を西南に下がったところにある律宗・大本山の寺院で本尊は地蔵菩薩が祀られてお
       ります。開基は園城寺(三井寺)の僧・快賢で中世に寺を再興した円覚上人による融通念仏の「大念仏狂言」を伝える
       寺として、また新選組ゆかりの寺としても知られております。








        
        四条坊城通りの祇園梛神社の露天のところから南に下がって行きます。  








        
        節分会は、毎年2月2日から4日まで開かれ、この日は壬生狂言のほか護摩木焚きが二時から行われました。








        
        和菓子屋さんも新撰組を冠にした商品を揃えておられます。








        









        
        鶴屋の甘味処の奥には、壬生浪士が駐屯した八木邸住宅があり、有料で拝観できます。








        









        
        露天では、壬生狂言の中で行われる焙烙割のための厄除け奉納焙烙が売られております。








        









        









        









        
        壬生寺表門








        
        壬生寺の塔頭である中院は、古名を中之坊と呼ばれ、1624~1643年に、本良律師により創建されたものです。
        本尊は、十一面観世音菩薩で鎌倉時代の壬生寺再興時に、平政平の発願により新造された諸仏の内の一体です。
        明治時代には律宗の修業道場として使われてきました。








        
        本堂








        









        









        









        
        本堂南側の千体仏塔








        
        本堂前では、護摩焚きの準備が整い山伏の方の点火を見守っております。








        
        法灯から松明に火が移され点火されます。








        









        
        護摩木に点火されますと凄まじい勢いで煙が立ち上り、辺り一面を覆ってしまいました。








         









               
        風下の方は、煙がもろに掛かり涙を浮かべながら咳き込んでいるかたも多数居られました。








                      









        
        壬生狂言は、節分の2・3日に一時から一時間おきに8回行われます。狂言が行われる大念仏堂。
        壬生狂言とは、「今から7百年前の鎌倉時代、壬生寺を大いに興隆した円覚上人(1223~1311)がはじめたものです。
        当時円覚上人に教えを来聴する大衆が数十万にも及んだので、人々は「十万上人」とよんでいました。上人は、正安2年
        (1300)壬生寺において「大念佛会」という法会を行いました。このとき上人は、無言劇に仕組んだ持斎融通念佛を考えつき、
        これが壬生狂言の始まりと伝えられています。」









        









        
        護摩焚きが行われている境内の東側、表門から入ればすぐ右手に水掛地蔵と(左)弁財天堂(右)があります。








                            









        
        水掛地蔵菩薩 柄杓で水を掛けてから拝んでおられます。








        
        弁天堂の東側 








        
        阿弥陀堂の中から、新撰組浪士の墓石がある壬生塚に入ることが出来ます。








        
        壬生塚は、境内の池に浮かぶ中ノ島にあり新撰組関連の遺跡となっております。








        









                      









        









        









        









        









        
        三橋美智也氏の「あゝ新撰組」の歌碑 歌が流れるようになってます。








        
        表門への帰り道です。 京都の節分会は吉田神社とこの壬生寺が特に有名で両方を回られる方が大変多いです。  
        不景気と言う厄を払うため3日の日も、毎年伺う山科の毘沙門堂に行ってまいりました。








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