大徳寺に24ある塔頭のひとつ高桐院は、広大な境内の西の端に位置し楓の綺麗な寺院として人気があります。
立て板に書かれています様に、戦国大名で有名な細川忠興(三斎)が、父や弟を開祖として建立した寺院で、細川家の
菩提寺でもあります。
北大路通りの大徳寺前交差点のひとつ西側の信号を北に100メートルほど上がりますと、入り口に着きます。
高桐院山門
青竹の瑞々しさや、コケの青さも新緑と溶け込み期待を高めてくれます。
参道の突き当たりの勅旨門
勅旨門を右に折れると、二番目の門がありその先が、玄関になります。
玄関を入った所の中庭と、右手の書院は千利休の邸宅を移築したものと云われております。
書院から茶室前の庭園出る上がり口ですが、参拝者が庭園に出るには、本堂に回りそこから降りることが出来ます。
書院の西側に位置する茶室 忠興は茶人としても有名で、千利休の七哲の一人とされ、高桐院には千利休ゆかりの品も
多くあり、「松向軒」は秀吉が(1587年)北野神社で開いた大茶会で使われた茶室と伝えられます。
「茶室に珍しい黒壁は、瞑想の場の感があって、簡素な中にも幽玄の雅味をたたえた名席である」と高く評価されています。
茶室前の庭園
書院内部
書院から玄関を通り本堂に入ります。本堂東側庭園
方丈庭園
こちらの庭園は、一面に苔が敷かれ中央に灯籠がひとつ有るだけの大変シンプルな庭園ですが、新緑の楓が色鮮やか
な演出をしてくれております。
方丈の西側の縁側から庭園に降りる事ができ、細川家の墓所に向かいます。写真右奥
墓所の入口に有る三斎井戸
墓所に入って正面にある忠興公とガラシャ夫人のお墓です。
忠興公の墓の北側にある細川家代々のお墓です。
庭園に戻り玄関と書院前の楓
書院の西側で、左手が茶室になります。
この鮮やかな紅葉したような楓は、方丈の縁側から降りたところの楓です。
新緑とのコントラストがとても綺麗でした。
方丈の西側の一室です。
泉涌寺の雲龍院にも同じ物が掛かっておりました。 「生死事大・・」の言葉は修行道場の木版に書かれている語句です。
生死事大(しょうじじだい)無常迅速(むじょうじんそく)各宜醒覚(かくぎせいかく)慎勿放逸(しんもつほういつ)と書かれて
います。その意味は「生死は仏の一大事、時は無常に迅速に過ぎ去っていくから、各人はこのことに目覚めて、弁道精進
につとめ、無為に過ごしてはいけない」。叩いて合図をするだけではなく、その音声で心をも目覚めさせようとの意味が込め
られています。
勅使門の内側の楓は、秋には真っ黄色に色付きます。
新緑を満喫出来たひと時でした。
この道を進みますと、大徳寺の境内へと入って行きます。
立て板に書かれています様に、戦国大名で有名な細川忠興(三斎)が、父や弟を開祖として建立した寺院で、細川家の
菩提寺でもあります。
北大路通りの大徳寺前交差点のひとつ西側の信号を北に100メートルほど上がりますと、入り口に着きます。
高桐院山門
青竹の瑞々しさや、コケの青さも新緑と溶け込み期待を高めてくれます。
参道の突き当たりの勅旨門
勅旨門を右に折れると、二番目の門がありその先が、玄関になります。
玄関を入った所の中庭と、右手の書院は千利休の邸宅を移築したものと云われております。
書院から茶室前の庭園出る上がり口ですが、参拝者が庭園に出るには、本堂に回りそこから降りることが出来ます。
書院の西側に位置する茶室 忠興は茶人としても有名で、千利休の七哲の一人とされ、高桐院には千利休ゆかりの品も
多くあり、「松向軒」は秀吉が(1587年)北野神社で開いた大茶会で使われた茶室と伝えられます。
「茶室に珍しい黒壁は、瞑想の場の感があって、簡素な中にも幽玄の雅味をたたえた名席である」と高く評価されています。
茶室前の庭園
書院内部
書院から玄関を通り本堂に入ります。本堂東側庭園
方丈庭園
こちらの庭園は、一面に苔が敷かれ中央に灯籠がひとつ有るだけの大変シンプルな庭園ですが、新緑の楓が色鮮やか
な演出をしてくれております。
方丈の西側の縁側から庭園に降りる事ができ、細川家の墓所に向かいます。写真右奥
墓所の入口に有る三斎井戸
墓所に入って正面にある忠興公とガラシャ夫人のお墓です。
忠興公の墓の北側にある細川家代々のお墓です。
庭園に戻り玄関と書院前の楓
書院の西側で、左手が茶室になります。
この鮮やかな紅葉したような楓は、方丈の縁側から降りたところの楓です。
新緑とのコントラストがとても綺麗でした。
方丈の西側の一室です。
泉涌寺の雲龍院にも同じ物が掛かっておりました。 「生死事大・・」の言葉は修行道場の木版に書かれている語句です。
生死事大(しょうじじだい)無常迅速(むじょうじんそく)各宜醒覚(かくぎせいかく)慎勿放逸(しんもつほういつ)と書かれて
います。その意味は「生死は仏の一大事、時は無常に迅速に過ぎ去っていくから、各人はこのことに目覚めて、弁道精進
につとめ、無為に過ごしてはいけない」。叩いて合図をするだけではなく、その音声で心をも目覚めさせようとの意味が込め
られています。
勅使門の内側の楓は、秋には真っ黄色に色付きます。
新緑を満喫出来たひと時でした。
この道を進みますと、大徳寺の境内へと入って行きます。
静かなお寺の境内を、木々の緑の色と香りに包まれて歩く事が出来たら、幸せですね。