
大徳寺興臨院~戦国武将の縁を伝える前田家の菩提寺~
当院は、大徳寺勅使門に向かって左側に、東向きに表門備えています。
本堂・表門・唐門(いずれも重文)は室町期創建の禅宗建築の代表作。方丈庭園は桃山風の豪放な石組みで、理想の蓬莱世界を表現している。能登の畠山氏が創建し、後に前田利家公が修復。以来、前田家の菩提寺となっている。日本画家・村石米齋画伯の水墨画山水襖絵を特別公開。
期間 10月11日(土)~12月14日
10:00~16:00
本堂の東側にある茶室前の庭園と梵鐘
茶室名を涵虚亭(かんきょてい)と号し蘇東坡の詩から名付けられ、古田織部好みの四帖台目に隅板を加えたものです。
方丈前庭園
当庭園は、方丈の解体修理完成に際して、資料を基に復元されたもので、昔中国の寒山・捨得が生活していた天台山
の国清寺の石橋を模し、大石、松をあしらって理想的な蓬莱の世界を表現しています。
西方庭園
貝多羅樹が植えられた庭園
貝多羅樹は梵語で木の葉という意味で、その葉は古代印度で経文書写する時に用いられた物で貝多羅葉或いは
貝葉経として仏家では珍重されています.
方丈北庭園
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