参りすると千日分の御利益があると言われており、皆さん日暮れ近くから登られる方が多いですが、私は人込が嫌なた
め一昨年より31日の早朝より登るようにしております。
早朝に行きますメリットは、下の写真の登り口の鳥居の近くまで車で行けて約70台分の駐車場に車が停められる事です。
この駐車場が埋まりますと遥か後方(1㌔)手前から歩くこととなり、登り口に付いた時点で疲れてしまいます。夜登られる
方は、車は避けてタクシーかバスでお起こしになることをお勧めします。
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愛宕神社は、右京区の清滝に表参道の登り口があり、標高が924メートルの京都で一番高い山として知られております。
全国にある約900社の愛宕神社の総本社であり旧称阿多古神社、通称 愛宕さんと呼ばれ京都市民に親しまれておりま
す。
古くより比叡山と共に信仰を集めた愛宕山は、火伏せ・防火に霊験のある神社として知られ、3歳までに参拝すると一生
火事に遭わないと言われております。「火廼要慎(ひのようじん)」と書かれた愛宕神社の火伏札は古い家の殆どと言って
よいほど京都の家庭の台所に貼られており、飲食店の厨房や会社の茶室など火を使う職場にも貼られていることが多い
です。
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清滝の鳥居から約4キロの行程を個人差はありますが、若い方で1時間半、中年の方で2時間から3時間、年配の方で
それ以上の時間をかけて登ります。以前は、1丁目ごとの石碑しかなく自分の位置が確認できずペース配分が難しかっ
たのですが、数年前よりこのオレンジの立て札が、100mおきに立っているので、とても助かるようになりました。
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まだ、三合目あたりの休憩小屋ですが、この辺ではゆっくり休憩する気分ではありませんので、パスする方が多いです。
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ガンバってます。 加油! 加油! ジャーヨォ!ジャーヨォ!
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今年も、まだ崩れておりませんでした。
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五合目の休憩小屋です。勾配のきつい前半が終わり一息つきたいところです。
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山頂にかけて霧が掛かりミスト効果で、暑さを和らげてくれておりました。
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五合目を過ぎたあたりの土砂崩れの確認に警官二人も、ずるをしないで登って来ておりました。監視カメラでも設置して
おけばよさそうなものですが、毎日誰かが来てるということは、平和でありがたい事なのでしょうね?それとも、ただ暇な
だけでしょうか?税金は正しく使ってください。
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やっと七合目です。一番眺望の良い所なのですが、下界は真っ白でした。
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左の数字が、40に近づくほどに嬉しさと元気が沸いてきます。
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ようやく黒門に到着です。初めて登られる方は、この門を見て到着を予想されるのですが、
中々ここからも最後の高いハードルが待っております。
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数字が切れてしまいましたが、40/40までは到着いたしました。
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最後の難関の石段です。途中まで数えておりましたが、確か四百段近くあったと思います。
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夜に行われる護摩木焚きの準備をなされてます。
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やっと到着いたしました。
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先に古いお札を納め、お参りをすませてから、新しいお札を買って帰ります。
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階段を降りきったところに休憩スペースあり、皆さんお弁当を食べたりしながら休憩なさっておられます。夜には、おでん
やうどん、焼きそばなどの屋台が数台でます。このスペースも夜には人混みに変わり、夜明けを待つ人で埋まります。
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下り道は、ひたすら足を前に出しながら、登って来る方に「おのぼりやす」と自然と余裕の声
を掛けることが出来ます。
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帰り道の七合目で、やっと霧が晴れてきて、眼下に大覚寺の大沢の池が望めました。
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この景色を眺めながら登ってきた自分を褒めつつ、これから登る人に同情心が沸い
てまいります。
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三合目付近のお助け水で顔を洗ってもう少し頑張ります。
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お助け水を過ぎたあたりからコンクリートの坂道に変わります。
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道の左手には、戦前まで使用されていたケーブルの敷道が残っております。
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戦時中の鉄不足で線路が取り外されたと聞きます。
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やっとゴールです。往復、山頂での休憩も含め五時間掛けました。自分のペースでゆっくり
登りゆっくり降りると身体への負担は軽減いたしますが、普段からあまり歩かない足は、毎
年のことですが次の日から筋肉痛で悲鳴をあげておりました。
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上り口の鳥居横を流れる清滝川上流方面です。
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橋を渡ったところの駐車場です。ここが満杯になると登り口まで1キロ近く歩かされることになります。
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車に戻る前に、川に足を漬け15分ほどクールダウンをしてから帰路につきます。今年も無事にお参りが出来ありがとうご
ざいました。来年こそはもう少しトレーニングをしてから登ろうと降りてきたときには心に誓うのですが。 ちなみに店の20
代の若い子は、3時間で往復して筋肉痛も無いらしいです。私にもそんな時代があったような気がするのですが。来年が
楽しみです。