真言宗総本山 教王護国寺 東寺
794年桓武天皇が奈良から平安京へと都を遷され、羅城門の東西に建てられた大寺の内のひとつです。
東寺が本格的に活動を始めたのは弘法大師の造営以後になります。
東寺の造営が始まったのが796年で、弘法大師空海は804年唐に留学し真言密教を学び帰郷した後、823年に東寺を賜り講堂および緒尊の造営を始め883年には初代の五重塔が完成しております。
九条通りに面した南大門より望む五重塔 お堀は浅く水も綺麗で鯉が悠々と泳いでおります。
何時もは静かな東寺さんも月に一度の弘法さんの日だけは押すな押すなの
混雑状態です。
毎月21日は弘法大師の命日に因んで市が立ちます。
その数は、千軒を超え20万人とも言われる人出でにぎわいます。
お祭りの出店と違いありとあらゆる物が売られていて、見ているだけでとても楽しい市です。
生活に密着した感じがあり年配のお客さんが多数をしめ、遠方からの方も相当見えてられるそうです。
キューピー専門店 商売になるのか心配してしまいました。 京都城陽、青谷の梅干。
外国人の姿もよく見かけたので、お土産に買っていかれるのかも?
食堂 火災で焼けた仏像が4体迫力の有る図でした。
食堂前でお香の煙を頭からかぶり無病息災をお祈りされてる姿が見かけら
れました。
食堂の東側に好日門があります。 ここからが有料となり講堂と金堂と五重塔の内部が拝観できます。
国宝 五重塔 江戸時代
東寺の象徴として広く親しまれている五重塔は、826年弘法大師の創建着手に始まりますが、しばしば災禍に会い焼失すること四回におよび、現在の党派1644年徳川家光の寄進によって竣工した総高55メートルの現在する日本の古塔最高の塔です。
天邪鬼 五重塔の一層目の屋根の内側四隅に天邪鬼がおり塔を守って
いると言われております。
内部は心柱を大日如来に見立て、その周囲の須弥檀上に阿弥陀如来など金剛界四仏と八大菩薩が安置されています。
まだ一月ですが、庭園では紅梅と白梅がつぼみを膨らませておりました。
ピラカンサ バラ科の植物でタチバナモドキ・キワサンザシの総称、園内で
一本だけ鮮やかな色を発しておりました。
国宝 金堂 桃山時代
金堂は東寺一山の本堂で796年に創建されたと伝えられています。
1486年に焼失し、豊臣秀吉が発願し1603年に竣工され再興されました。
金堂 薬師三尊・十二神将
金堂本尊の薬師如来坐像と日光、月光両脇侍菩薩像です。光背上には七体の化仏を配して七仏薬師をあらわし、台座の周囲には十二神将像を配しています。
台座に配された十二神将像 これら三尊像は桃山時代の大仏師康正の
作で密教的な薬師心仰の形をとどめています。
東寺の創建時には無かった講堂は、825年弘法大師によって着工され、835年頃に完成いたしました。その後。
1486年に一揆による戦火で焼失しましたが、1491年に再興されました。
講堂・立体曼荼羅 堂内の白亜の壇上には大日如来を中心とした五智
如来をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の二十一体の
仏像が安置されております。
これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼荼羅です。
国宝秘仏不動明王護摩供養修法所で行われていた護摩供養。
大師堂
ピスタチオの殻に鉛筆で書かれた達磨大師、888個を貼り
付けた大作もありました。
高野槙、しきびなどと同じように神棚供えるそうです。 柿渋染め。
何万円もするお皿も無造作に置かれてました。
南大門 東寺の五箇所ある門の中で一番大きい門で九条通に面しております。
南大門から正面が金堂です。
お釈迦様の骨を祀った舎利殿『金閣』が特に有名なため、金閣寺と呼ばれておりますが、正しくは『鹿苑寺 ろくおんじ』と言い、臨済宗相国寺派の禅
寺です。(1994年 世界文化遺産に登録されております)
この日の金閣寺は、朝からの雪のため観光客などが詰め掛け、総門から受付までの百メートルにも及ばない距離に何百人と言う人の列が出来ており、
帰りたくなりましたが、初めての雪の金閣を見ることが出来まし。地方から来られてる方は特に、このチャンスを逃すまいとコース変更してでも来られて
たみたいです。
総門をくぐった所の鐘楼
舎利殿『金閣』 舎利殿は、三層からなっており一層目は寝殿造りで法水院、二層は武家造りで潮音洞(ちょうおんどう)
呼ばれており、三層は中国風の禅宗仏殿造りで究竟頂(くっきょうちょう)と呼ばれ、三つの様式を見事に調和させた室
町時代の代表的な建築物です。
一層内の釈迦像
手前、方丈殿と陸舟の松と書院
陸舟の松(りくしゅうのまつ)と方丈 方丈の北側に有るこの松は、京都三松の一つで舟の形をした『陸舟の松』です。
この地を、応永4年(1397)西園寺家から譲り受けた足利三代将軍義満が自ら植えたと言われております。
安民沢(あんみんたく)は昔からある池の名前で、中ノ島には『白蛇の塚』があります。
夕佳亭茶室前から見た金閣
夕佳亭(せっかてい) 江戸時代の茶道家・金森宗和が好んだ数奇屋造りの茶席で、夕日に映える金閣が殊に佳いと言う
事から『夕佳亭』と名づけられたそうです。茶席手前の石灯篭は、慈照寺の銀閣を建てた足利8代将軍義政が愛用した者
と言われております。
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E135.43.56.710N35.2.8.497&ZM=8
京都ゑびす神社は西宮・大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびすと称され、「えべっさん」の名で親しまれています。
その起源は約800年前土御門天皇の建仁2年(1202年)に禅の祖といわれる栄西禅師が建仁寺建立にあたり、その鎮守として最初に建てられたものです。
今日多くの方はゑびす様と言えば「商売繁盛の笹」をイメージされますが、ゑびす信仰の象徴とも言える笹は元来京都ゑびす神社独自の「御札」の形態が広まったものです。
笹は縁起物の松竹梅の竹の葉で「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」といった特徴から家運隆昌、商売繁盛の象徴となりました。
御祭神 八代言代主大神 やえことしろぬしのおおかみ
大国主大神 おおくにぬしのおおかみ
少彦名神 すくなひこなのかみ
八百年奉祝祭 平成14年には、建仁2年(西暦1202年)栄西禅師によって京のこの地に建立されてから800年目と
いう記念すべき年を迎えました。
本殿に向かって右側にある、天満宮
ここで三千円を払い笹の引換券をもらい隣の巫女さんから笹を受け取り次に進みます。
笹に付ける縁起物を選び付けてもらいます。一つが千円前後です。
本殿南側です。 ゑびすさんは,いつも寝てられるとか耳が遠いと言われて
おり本殿でお参りした後、横手の板を叩いて今一度お願い事などを頼みます。
大和大路から鳥居をくぐった所にある福傘専門のお店です。大きい物では1メートル以上あり、万を越すものも沢山有りまし
たが、笹に吊るす可愛いのを求めました。
子供の頃は、楽しみにしていた屋台ですが、ゑびすさんの出店は独特の物が多いです。お正月と言う事も
ありますが、見ていて楽しいです。
定番の天津甘栗とたこ焼き
京都らしく、お漬物屋さんと七味屋さん。
金太郎いわしとめざしと塩干物、いわしを焼いてる匂いをお届けできないのが残念です。
おじゃこに佃煮屋さん。
りんご飴と昔は無かったみかん飴・ぶどう飴ととうもろこし。
福を掻き集めてくれる、熊手と本業の桶・樽屋さん。
干し柿と飴細工、去流行ったポニョが主役を務めておりました。
生姜漬と焼きたけのこ、この竹の子の屋台も始めてみました、やはり京都産でしょうか?
この屋台も今年から出てました。だんだんとインターナショナルになっていくのでしょうか? シシカバブとチキンカバブ
ゑびすさんにお参りした帰りは、他所に立ち寄ると立ち寄った処に福が行ってしまうと言われており、皆さん真っ直ぐに帰られます。笹を持って食事に来ていただくと店としては大変ありがたいのですが。
笹代 @3000 縁起物 2個 @1800 傘飾り @1500 合計6300 でした。
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八坂神社の歴史は、平安建都の約150年前の斉明天皇2年(656)と伝えられています。都の発展とともに、全国各地から広く崇敬を集め、現在も約3千の分社が日本各地にあります。
東山一帯は、渡来人であった八坂造(やさかのみやつこ)一族が住したところであって、八坂神社は、スサノヲノミコト(素戔嗚尊)、クシイナダヒメノミコト(櫛稲田姫命)、ヤハシラノミコガミ(八柱 御子神)を祀っております。
日本神話でも知られるように、スサノヲノミコトは、ヤマタノオロチ(八岐大蛇=あらゆる災厄)を退治し、クシイナダヒメノミコトを救って、地上に幸いをもたらした偉大な神さまとされております。
舞殿には、祇園さんに縁のある飲食関係のお店や祇園の芸・舞妓の提灯が奉納されております。
南楼門 この門を抜けますと下河原・高台寺・清水寺へと観光ルートが続いております。
能舞台と奉納献花
7日は、京都の花街の始業式にあたり、皆さん正装でお師匠さんや御茶屋のお母さんにご挨拶に回られます。
ピンボケ写真になってしまいました。もう少し腕を磨いておきます。
美御前社(うつくしごぜんしゃ)
本殿の東側に位置し、日頃より美に対する信仰がある方はもちろん、
理容・美容の業務に携わる方や、その方面への就職・開業など、また、
技術の向上や発展に祈願される方々がお参りされます。(祈祷神符授与)
人の美を現すものには、目に見える容姿をはじめ、言葉や立ち居振る舞いなど、様々なものがあります。これら美徳の
根元は、清く美しい心にあるといえます。美御前社は特に美徳成就の祈願をするお社です。美の神の御神徳をお受け
頂き、常に心身の清浄に心掛け、道の開運を祈願して下さい。
三が日には、何十もの屋台が並びお祭り気分にしてくれますが、この日は十台位が出ておりました。
初詣も終わり、8日からは大和大路の恵比寿さんが始まります。
今年は、このような不況風に吹かれ、いつもより神頼みに頼る方が多いような気が致します。
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