Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

暗闇の夜(セレンゲティ)

2013-03-12 17:54:11 | タンザニア
今日は暖かくなる予報・・どおり暖かい。ということで花粉も活発。

昨日は珍しく震災関連の番組を見たのだが・・番組というよりニュースショウ??
なんだか見ていて腹が立ったので切ってしまった。

腹の立った原因は、キャスターによる無神経な無知な質問。
その番組では『精神的なケアーについて』という視点を取り上げて、地元の医者や派遣されたカウンセラーなんかを交えてのトーク番組。

で、キャスターの質問が『精神的に可笑しくなっている人は病院に自分でいかないんですか?』とか『自分が病気だとわからないんですか?』と責めるような口調で聞くのである。

そんなこと判ってたら病気にならないよ!

公務員の場合、自らも被災者でありながら被災者の対応をしなきゃいけない上に、他の被災者の怒りの矛先になりやすい。『なんで国はやってくれないんだ!』と言うふうにね。
で、一生懸命何とかしなきゃいけないのにどうにもならない・・という莫大なストレスを抱え込むの図ですら、こいつは想像できないのか!!と頭にきたのであります。

今朝の番組で、被災地の公務員の精神的疾病による休職率をとりあげていたけど、○×町が△人とか◎△市が×人とかいう言い方じゃ、全体の規模が違うんだから比べられないじゃない・・とkおばちゃん一人で怒ってました。

あ、別に公務員でもなんでもありませんよ。kおばちゃんは。
ただ、何でもかんでも『公』のせい、にする風潮が大嫌いなだけ。戦後からの復興の事を考えたってね。そうすぐできるものじゃないでしょう。
昨日も書いたマッカーサー道路の件に下ってね。個人の利害がからんできたら進まなくなるのが今の世の中でしょうね。

○2月3日(日)

さて、一日目のゲームドライブはそろそろ終了のようです。大体18時頃だった気がしますが・・覚えてません。


どんなところかな??と思いながら門をくぐりました。
あ、建物全体は・・覚えていません。

玄関に着くと、ドライバーのM氏はドアーを明けてくれただけ。で、中の荷物はマサイの衣装を着た青年が2人で運んでくれるみたいです。

あ、そうそう、ここでM氏に『バウチャーは?』と聞かれてあせったkおばちゃんです。
だって、ロッジのバウチャーはドライバーが持っているということになっていたからです。『持ってないよ!』というと『うっそ!』と・・いえ、なんのことはないちゃんとM氏は手続きをしてくれました。

で、レセプションで部屋の鍵を渡されて・・レストランの説明と『停電』の説明を・・受けたのですが・・忘れてしまったのでありました。時間を・・
そうなのです、このロッジは夜中停電になるのです。電気は大切というより発電機を回すのが大変だからだと思います。

と、そのとき日本語で『お疲れ様です。』と声がかかりました。『ドライバーさんに聞いても良いですか?』とのことです。『どうぞどうぞ』と答えたkおばちゃん。
どうも、彼女は日本のツアーの添乗員さんだったようです。『何処のツアーの添乗員さんですか?』と聞かれてしまいました。

あららら・・そうよね。こんなオバチャンがひとりでサファリしてるなんて思いも付かないでしょうね。
ですから『一人サファリなのよ!友だちいないのよ。性格悪くて』と言うと『ええ!』と驚かれてしまいました。

で、ついでに停電の時間の確認を彼女にしてしまったちゃっかりもののkおばちゃんでした。おほほほほ・・

ドライバーのM氏とはここでお別れです。明日のピックアップの時間を約束してね。彼らは何処か別に泊まるところがあるようです。

kおばちゃんはお部屋に入り・・一休みしてからお夕食に向うことにしました。

ロビーでは先程の添乗員さんが、ツアーのメンバーに『夕食のためにここに◎×時に集合してください』と声をかけていました。

kおばちゃんのようなお一人様だと浮いてしまうのかな??と少し心配になって来ました。

夜も暮れてきて・・アフリカの暗闇が迫ってきています。
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バックシャンのレオパード(セレンゲティ)

2013-03-11 17:47:20 | タンザニア
昨日のお天気はなんだったの??です。

暑い昼間と寒い夜。庭のカエルどもは池の中でかたまってました。
そうそう、カエルといえば・・庭に出没する野良たちは無視しているのを見てしまいました。あらら・・
ますますカエルが増えそうで怖いkおばちゃんです。

今日はあの震災から2年ですね。
あのときの記憶は、直接被災していないkおばちゃんも鮮明ですから、被災された方には辛い記憶の季節だと思います。
復興、復旧と言葉は簡単ですが、思い描いているビジョンがそれぞれによってまちまちなのも現実。
マッカーサー道路といわれる道がやっと完成しようとしています。一体何年かかったのか・・でもそれが現実だと思います。
一日も早い・・という思いは皆一緒だと思いますが、現実を見据えた計画も理解が必要な時期だと思うだけの門外漢です。

○2月3日(日)

長い一日の終わりのセレンゲティのゲーム・ドライブ。
そろそろ今夜の宿泊場所に近づいた・・と思ったら、ドライバーのM氏は違う方向に向います。
あれれ・・

目指したのは・・他の車も沢山集まっているところでした。それもそのはず・・このお方が・・


最初は『ホラ・・』と言われてもなかなか見つけられなかったkおばちゃん・・

木と同化してます。


ということで更にアップを・・レパードleopard 豹 です。


豹がらの美しい事・・オオサカのおばちゃんはかすんでしまいます。

夕方、アンニュイな豹・・といったところでしょうか。
何を待っているのか・・何を考えているのか・・わかりませんが、動きそうも無いのでお次に向うことに。

お次ぎも・・ホラといわれても・・


あ、判った判った!ハイエナですね。


まあ、当然と言えば当然なのですが、ドライバーのM氏には感謝です。

最後は宿の近くの木にびっしりと止まっていた鳥です


暗くなりかけでちょっと不気味か?
確かアフリカハゲコウ、マラブーmarabouだったと思います。ロッジのゴミ捨て場の常連とか・・のるほどです。

さ、お宿に到着です。どんなところでしょうね?
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サファリとゲームと(セレンゲティ)

2013-03-09 22:18:12 | タンザニア
今日も花粉がすごい。
どれにこの温度。
庭の蛙が盛りがついて絶好調。人間さまは絶不調でございます。

○2月3日(日)

セレンゲティ国立公園のなかに入り、正式にゲーム・ドライブを始めたkおばちゃんですが・・そもそも『ゲーム・ドライブ』って何??っていうのが最初の状態でした。

漠然とはわかっているのですが・・それが正解だ!という答えにには行き着いてはいないのですがね。

『ゲーム・ドライブ』以前に、『サファリ』と言う言葉もね。

『サファリsafari』と言う言葉はスワヒリ語でもともとはアラビア語で「旅行」を意味するという言葉 سفرة (safra) であると言われています。
現在では野生動物を見に行く旅を指しているんでは?と思っているのですがね。

そしてその『サファリ(旅行)』の目的が『ゲーム・ドライブ』です。
今回の旅行を計画した時から、この言葉は頻繁に出てきました。うーーんなんだろう??と思いながらも、それをきちんと説明してある文章には行き当たりませんでした。

きっとあたりまえのことで、説明するまでのことではないのでしょう・・

この『ゲームGame』と言う意味は、所謂遊びのゲームと一緒で、サファリの場合は『狩猟』を目的としたものでしょう。というか、だったのでしょう。

しかし近年、自然保護、動物保護が声高に主張されるようになると、『狩猟』と言っても実際にハンティングするのではなくて・・『観察すること』が、完全なる目的のようです。

だから、植民地時代は、『猟銃』を携帯して『狩猟』を行っていたすたいるが・・『猟銃』を『カメラ』や『双眼鏡』に持ち代えて『動物をハント(狩猟)する』ことを『ゲーム・ドライブ』と呼んでいるのだと思います。

あ、でもこれはkおばちゃんのオリジナルな感覚の考え方かもしれませんがね。

従って、ゲームドライブを始めたkおばちゃんは『動物を撮影』しなきゃいけない訳ね・・と解釈しました。でも、そう簡単に見つかるのかしらね?

そんな心配は無用。ドライバーのM氏がちゃんと見付けて暮れます。これは・・インパラImpalaだたっとおもいます。


M氏が『彼らはハーレムをつくるんだよ。マサイよりも奥さんが多い!』とうらやましがってました。

これはトムソン・ガゼルの群れだったと思います。


いや、栗帯が体にないから・・グランド・ガゼルかな?


いずれにしても、こういう草食系の動物は、肉食獣の餌にならないがために『見通しの良い草丈の短い所』にこの季節は集中しているみたいです。

草原ではありますが、所々に古代の噴火のときにでも飛ばされてきたのでしょうか?花崗岩の岩が転がってます。


岩の表面はこんな感じです。


草丈が少し伸びている場所にきました。あそこに見えるのは・・


ハイエナHyenaだったと思います。


何か獲物を捜しているのでしょうか?


この辺まで来ると、かなり草丈が長いですね。M氏は『ほら!あそこ』と教えてくれました。


判りますか?kおばちゃんは判りませんでした。


メスのライオンのようです。


M氏は『子どももいるよ』と教えてくれたのですが・・


kおばちゃんの『武器』は300ミリのカメラと8倍の双眼鏡だけなのです。これ以上大きく見ることができない!!
ああ、もっと倍率の高いレンズが欲しい・・と思ったのでありました。

ゲームという意味がなんだか分かりかけてきました。『見つける楽しみ』『撮影できた楽しみ』のワクワク感がありますからね。

『遠くにムービング・ストーンがある。』とM氏に言われて、やっとそのジョークがわかりました。


象の一家ですね。

動物のことがちっとも判っていないkおばちゃんでも楽しくなって来たゲーム・ドライブです。

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ゲーム・ドライブの始まり(セレンゲティ)

2013-03-08 17:20:11 | タンザニア
昨日は花粉症がひどくて・・殆ど鼻水をすすっていたkおばちゃん。目もしょぼしょぼ。
憂鬱な季節になってしまった。でもね、文句を言っていられるのもそれ以外は心配が無いからとも言えるかも。
先日友人のお見舞いに。ガンの手術をしたあとなのだ。kおばちゃんよりは年下の彼女。晴天の霹靂の出来事。kおばちゃんもそう思っている。

昨年末診断されて・・1ヶ月間泣きとおしたといっていたけど・・辛かっただろうな。
今だって辛いと思う。そしてこれからも辛いと思う。
手術を終って・・ある程度落ち着いてはきたかれど、ふと考える瞬間いろろなことが噴出してくるんだと思う。

本人も辛いけど、周りの家族も直接的には彼女の支えになることしかできないのだから辛いだろうな。
とても『頑張ってね』とは言えないけど・・あきらめないでね・・と心の中で強く思ったのでした。

花粉症ぐらいでピーピーほざいておったらいけませんね。はい。

○2月3日(日)

Naabi Hill Gateで、再びドライバー氏は入園の手続きをで、kおばちゃんも再びおトイレを済ませ、M氏に『あそこは眺めがいいからいってごらん』と言われた丘の上・・というか大きな岩の上に。
そう、このあたりは、土が少ないから『丘』と言っても岩なのよね。

kおばちゃんたち以外にも、手続きを待っている人達は沢山います。


今はシーズンオフだけど、ピーク時にはどうなるんでしょうね?まあ、宿泊施設の数に限りはあるし、その意味では入園規制になっているのでさばききれない・・ということはないでしょうけどね。

タンザニアの観光資源で稼ぎ頭ではあると思います。

岩の上からは・・遥か彼方まで広がる平原・・


こっちは・・kおばちゃん達が来た方角でしょうか?山すそを越えてきたから・・


それにしても視界がかすんでいますよね。
このときは気が付きませんでしたが・・この霞の原因は『土ぼこり』です。雨季の入り口といえども、乾燥してますので車が通ると土ぼこりがすごいです。

手続きの間みんな上って眺めますが・・動物の見分けは付きませんでした。


そんなとき、他のお客さんがkおばちゃんに『ほら・・あそこ』と指差した岩の上・


カラフルなトカゲ君がじーーとしてました。


このトカゲ君の名前はレインボウアガマAgama mwanzaeという種類だと思います。気分によって色が変わるとか。
kおばちゃんも他の方に教えてあげました。だってきれいだものね。

この岩は火山からの噴出物が直接冷やされたというかんじなのでしょうか?


花崗岩graniteでしょうかね。


あちらこちらに見えます。

さて、手続きを終えて戻ってきたドライバーのM氏はなんだか車の中でごそごそしています。
そして、kおばちゃんを見ると助手席ではなくて後の席をさして『今まで、サポートしてくれてありがどう。これからこっちへどうぞ』とのことです。

あら・・そうです。この4DWは屋根の部分の天井が開くというか上げられるようになっています。さっきM氏はこの天井を上げていたのです。

これから先のセレンゲティはこちらの後の席に座り(立ち)思う存分360度眺めてくださいということなのです。

そう、これからがゲームドライブの始まりなのです。


さあ、出発です。どんな景色が待っているかな?


さっそく立ち上がって屋根から顔をだして撮って見ました。
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草丈の短い場所(セレンゲティ)

2013-03-06 19:28:21 | タンザニア
今日は血液検査のため朝食ヌキ。おなかが減るというよりも、食べないことが気になるkおばちゃん。
血圧検査でも思ったほど数値が下がっていないと言われてしまう始末。ああ・・困ったな。

そういえば、昨日のあさウイーンの知り合いから電話があったのだが・・酔っ払っているのか、具合が悪いのか、もともと病気で発音不明瞭なんだけど、益々わからなくなっていて困ってしまった。
バックに歌声が聞こえていたから、多聞酔っ払って朦朧となって電話をかけてきたのだと思うけど、いい迷惑!心配しちゃうじゃない。

前の電話でウイーンに来る予定はないの?ときかれてはいたのですが・・イロイロお忙しくて(他の場所で)そのご予定はまだまだないのであります。困ったな・・

○2月3日(日)

セレンゲティに入ったといわれても・・なんだかピントこないkおばちゃんなのですが・・
ドライバーのM氏はセレンゲティの説明をして下さったのですが・・殆ど忘れてます。

ただ、セレンゲティ国立公園Serengeti National ParkのSerengetiという名称は、このあたりにも住んでいたマサイの言葉で『果てしなく続く平原』と言う意味で1892年にオスカー·バウマンOscar Baumannによって名づけられたこと。
そしてそのマサイたちはその後、1950年代にやはりドイツ人のフランクフルト動物園長ベルンハルト・ツィミックBernhard Grzimekによってそのこの地区の動物および自然の保護の大切さを提唱訴されことにより、その当時ここを支配していた英国は、1959年に公園からマサイ族居住者を立ち退かさせ、ンゴロンゴロ自然保護区に全て移動させたと言うことである。
であるから、このセレンゲティにはマサイの住民はおろか人は居住していない・・ということでした。

セレンゲティ国立公園の広さは14,763 km2。つまり四国よりもひろいということですが、その時は数字を言われてもピンと来なかったkおばちゃんです。

ここンゴロンゴロン保護地区との境目辺りはご覧のように非常に草丈が短いそうです。


これは石灰質の浅い硬盤層だから。つまり土の部分が少ないからということらしいです。で、これからの季節つまり雨季でも草丈は延びず、肉食動物の餌になるような-シマウマ、ガゼル、インパラ、 ハーテビースト 、 トピ 、バッファロー、 ウォーターバックなんかが多数生息するようになるようです。

つまり、視界がきくのでそういう肉食獣が近寄ってくるのがわかる。逆をいうと、他の部分では草丈が延びてしまて視界がきかないのでゲームドライブがおもしろくない。とのことですって。
M氏は『もうすこし草丈の短い時に来ればよかったのにね。』と言っていましたが・・そんなこと言われてももね。お財布の都合と休みの都合があるのよね・・

確かにこれだと視界がよくききます。隠れられませんね。


そして、今は子育てのシーズンでもあるのです。茶色のシマウマはまだ生まれてまもない赤ちゃんだそうです。


あっちにもこっちにも子連れのシマウマがいます。


人馴れしているというか・・なんというか・・kおばちゃん達の方がジーーと見られてる気もします。


こんなガンの一種もね。


トムソンガゼルもいます。


あまりにウジャウジャいすぎて、どれを被写体にして良いのか・・M氏は『写真を撮りたかったら声かけてよ。止まってあげるから・・』とは言ってくれるのですが・・あ!と思うのはまさに瞬間だけですのでね・・難しいです。声かけるのが・・

そんな一枚は・・シマウマの砂浴び


通り過ぎる瞬間でした。

とりあえず・・次の目的はあの小山かな?なにか目標物がないとね。


お、窓の外に違う動物発見!


ダチョウです。


ダチョウって英語名だとオーストリッチOstrichなんだけど・・その名前を聞くとハンドバックしか思いつかないkおばちゃんの脳みそでした。

あの小山に近づいてきたときに・・道の脇に水溜りがありました。


この水溜りはシマウマの水のみ場になってます。


注意しないと、シマウマは車を恐れず平気で横断して行きますからね。


やっと小山にさしかかりました。


この小山、実はセレンゲティの本物の入り口になっていました。Naabi Hill Gate。ここでまた入園のための手続きをしなきゃいけないのです。

googleさまのサテライトだとこんな感じです。
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ようこそセレンゲティへ!(セレンゲティ)

2013-03-05 17:56:16 | タンザニア
夕べはやはり寒かった。昼間はやはり暖かかった。春はそこまでですね。
庭の梅の木もだいぶほころんで来ているしね。

カエルのやつもお出ましで、ゲコゲコ煩くなって来た。そろそろ池を掃除しないと・・どこかで安い金魚でも買わないといけないし。

通勤路に日の出がばっちりかかるような傾きにもなってきて、ほんと3月に入ってしまったのだと実感です。
この調子で一年が終りそうで怖いです。

○2月3日(日)

お昼を食べ終えて・・ランチボックスのゴミは、ちゃんと小屋のような集積場所があり、そこにドライバーのM氏は捨てにゆきました。
世界遺産に指定されているだけあって、管理はばっちりですね。

さ、再び出発です。まだまだ先は長いようです。

ここからはンゴロンゴロの外輪山からははずれてゆくようです。


丘の尾根というか一山越えて・・かな?


鳥が歩いていたりもします。


シマウマものんびりしてたりします。


そういえば、ここでもM氏は車を傍らに止めてkおばちゃんに木の説明をしてくれました。


これも先程のアカシアとで蟻と共生がよくわかるということです。この瘤のようなところが蟻の巣で・・外からの力・・つまりゆすられたりすると蟻がドバッと出てきます。実演しました。
で、つまりシマウマなどの動物が葉っぱを食べようと木をゆすると、直ちに蟻が飛び出してきて、その動物の口や目に飛びついて攻撃するという図式だそうです。

少ない緑を守る為の防衛手段。蟻はその代わり樹木の樹液から栄養分をとっているんだとか。不思議な世界ですね。

尾根を降りて行く途中で、集落が見えました。マサイの集落だそうです。


M氏はkおばちゃんに『マサイの村を見学するかい?』と事前に聞いてきました。kおばちゃんとしてはちょっと複雑な重いがあって『今日は必要ない』と答えました。M氏は『日本人は皆興味をもって寄るんだけどね・・』という話でした。
まあ、マサイの歴史を考えるとね。ちょっと複雑だなと思ってただけなんですけどね。

そういえば、キリンなんかに出会ったりもしました。


丘というか山を降りきったとところは平原となり、見慣れない動物も姿を現します。


周りにはだんだん動物が増えてきます。


丁度雨季入りかけ・・なので緑が豊富なようです。



ヌーとシマウマの大群です。
あの山の尾根を越えてきたということですね。


いったいどこまで走ればいいのでしょう。ついつい道路の先に目が行ってしまい・・気が遠くなりそうです。


でも、油断してるとこんな動物、トムソンガゼルGazella thomsoniiが飛び出してきたりします。


ようやく前を走る車が見えてきて・・なんとなく落ち着きました。


見渡すかぎり・・あのはるかかなたの丘まで障害物がありません。蟻んこのようなのはヌーGnuの群れです。


ようやくなにか見えてきました。


屋根のついたゲートです。


通り過ぎると、M氏は傍らに車を止めてkおばちゃんに言いました。


『ようこそ、セレンゲティへ!』

そう、ここらがセレンゲティ国立公園Serengeti National Park なんです。ンゴロンゴロン保護地区Ngorongoro Conservation Areaはお終いです。

ランチの場所から移動した距離はこんなもん50キロちょっとのようですが・・2時くらいはかかったような気がします。
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タンザニア人のタンザニア(ンゴロンゴロ)

2013-03-04 19:16:48 | タンザニア
今日からまた新しい一週間。花粉症に厳しい季節はまだ続きます。

ここのところのニューストップはオリンピックの事。4年前とは偉い違い。
だって、4年前は『誰が望んでいるんだ!!』という批判的な報道ばかりだったじゃない。
それがたたって、インフラ等では候補トップだったのに『国民の機体度、待望度がうすい』と候補からはずされたんじゃなかったかしら?

まあ、今のマスゴミさんはきっと『背に腹は変えられない』と思っているのか、そこまでのポリシーもなくただ『反対』だけ報道していればいいという気持ちがやっとなくなったのか、定かではありませんが足をひっぱる行為だけは辞めたみたいですね。

『マイノリティーの憑依』という言葉をみかけて、まさに日本のマスゴミに贈りたいと思ったkおばちゃんです。

○3月3日(日)

kおばちゃんの入ったのはンゴロンゴロ保護地区 NgorongoroConservation Areaです。
この名前ンゴロンゴロというのは、この地域に居住を許されているマサイの 放牧牛のカウベルの音色だとか言う説を聞きましたが・・正しいかどうかはしりません。この地域は1979年に世界遺産の登録が認められたとのこと。8,288平方キロだとか。8,288平方キロの兵庫県と比べて見ればその大きさがわかりますね。

この保護地区で特に有名なのはンゴロンゴロクレーターで広さ250平方キロ、深さ600メートルにもおよぶ巨大なカルデラだそうです。

ゲートをくぐったkおばちゃん達は、それこそ4WDじゃなきゃ走れない道に入りました。かなり揺れます。

暫く走って・M氏が車を止めました。そこはこのクレータのビュウポイントになっている場所。見晴らしが良い!


ただ、雄大すぎて・・全体が納められない!湖の左側




さらに左側・・とね。

正面奥にみえるのはLoolmalasin山かな? 3682mでしょうか?


?、富士山並の高さらしいですが、このあたり、カルデラの外輪山も2,400mはあるそうなので、標高差は1,200mしかないみたいですね。

カルデラの中を覗くと・・何やら見えます。


ズームして見ると


をを!シマウマ!!野生のシマウマです。でも遠すぎて・・実感はありません。

カルデラを眺めたあとは・・ひたすらその外輪山の上を走ります。kおばちゃんの本日の目的地はまだまだですから。

その外輪山上の道は、いくつかの分岐点があり、それぎぞれがロッジと呼ばれる宿泊場所へつながっているようでした。
M氏は『ほらあそこに見えるのが○×ロッジ』等と説明してくれたのですが、あるロッジは説明がありませんでした。
で、逆にkおばちゃん聴いて見ました『あれは何?なんていうロッジ?』と。
返ってきた答えは『△●クレーターロッジ』とのこと。でその後に『あそこは南アフリカ資本の経営だからね。』と感心なさそうな口ぶりでした。
確かにあまり聞いた事の無い・・というか、それまでM氏が『アレは・・』と名前をあげてくれたのは、kおばちゃんが宿泊候補にいれていたロッジの名前だったのですが・・その候補に上げられていなかった名前でした。

M氏の系列ではない・・と言われてしまえばそうなのですが、『南アフリカの資本だからね』と言い放った言い方がなんとなく、『あそこはぼく達タンザニア人には関係ないよ』と連想させるような口ぶりだったのでびっくりしてしまいました。
外からの見てくれはかなり立派そうでしたけどね。

そして、一つの分岐点で『ここはクレーターに降りる道があったんだけど今補修中』といったところを過ぎ去って・・『あ!忘れてた』といきなりバックです。

何を忘れた・・とおもったら『ランチ!』とのこと。そう、今日のお昼ご飯です。
kおばちゃんも何時何処で食べるのかな・・と気にはなっていたのですがね。

道路を入り込んだ一角で車を止めました。他にも先客がいるようです。


ここでM氏はkおばちゃんにランチボックスを渡しながら注意しました。
『ここでお昼を食べるけど注意してね!やつに取られちゃうから!』と。最初は言っている意味がわかりませんでしたが、ほら上に3羽いる・・と解説してくれたことから判りました。eagle鷲のことだったようです。

彼らが狙っているから・・木の下(枝の下)で食べよう!ということで早速のランチです。
丁度そこには、ベンチになるような木株が設営されています。


ここでKおばちゃんとM氏はランチです。中味はこんな感じです。


アルミ箔で包んであったのはチキンのグリルでした。後で考えて見たらこれがこのサファリ旅行の中で一番美味しかったランチボックスでしたね。M氏がアルーシャから運んで来てくれたのでした。

そうそう、この木の下にこのような『網状』のものが落ちてました。


不思議に思って『これは何?』と聞いたらこの木の『木の実』とのこと。


確かに良く見ると沢山ぶら下がってました。


名前を教えてもらったけど・・忘れてしまいました。ご存知でしたら教えてください。
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大地溝帯の産物(ンゴロンゴロ)

2013-03-02 22:52:25 | タンザニア
今日はお休み。でも御用が………先ずは花粉症の薬をもらうこと。

そしてお買い物。食料品が殆ど。出たついでに、カメラを見てもらいにサービスステーションへ。
アフリカの画像に横線が入ってしまっているのがあるのだけど、見てもらっても原因は直ぐにはわからず。しばらくご入院ですって。

とってた時は気がつかなかったので残念な画像がいくつかあるのだ。
治るといいな。

○2月3日(日)

kおばちゃんの到着したのはンゴロンゴロのゲートです。
ンゴロンゴロNgorongoroは国立公園にはなっていませんが一応『保護地区 Conservation Area』に指定されており、誰でもが入れると言う訳ではありません。
所謂入山に料金がかかります。それをこちらのゲートで申告及び精算が行われるようです。

それらの全ての手続きはもちろん、ドライバーのM氏がやってくれるのでkおばちゃんはまってるだけです。
あ、そうそう。料金は宿泊費、チャータードライブのゲームドライブ代、これらの入域料金すべてを含んだものを前払いしてあります。

その手続きをする間、M氏はkおばちゃんに『トイレはあそこ、それからそこうを覗いてみるといいよ』と言い残して出かけて行きました。


おトイレを済ませて・・言われた建物の中に入ると・・これから向うンゴロンゴロNgorongoroのジオラマが展示してあります。

手前右下に見える湖がさっき峠から望んだマニャーラ湖。で、真中のまあ類窪みがンゴロンゴロNgorongoroのクレーターです。


こちらがンゴロンゴロNgorongoroのクレーター全体です。


kおばちゃんたちはこれからここを目指して・・一応出発する・・はずです。

そして、これらのジオラマもわが国のODAの産物のようですね。


これらのジオラマの他にもパネル展示があります。


ンゴロンゴロ保護区にはンゴロンゴロとオルモティとエンパカーイと3つのクレーターがあるそうだた、サファリ観光の中心はンゴロンゴロ・クレータ。
M氏によれば、もともとはキリマンジャロのような大火山だったそうだ。

アフリカ大陸は三日月型に広がっていたパンゲア大陸Pangeaがもとで、その後分裂してアフリカ大陸が形成されたが、その地殻変動のもとになっているプレートのさけめの大地溝帯Great Rift Valleyは丁度このあたりを通ってういるとか。
1500万年ほど前にその裂け目から溶岩が噴出を始め、活発な火山活動がおこなわれ火山が次々と形成されたらしい。
そのうちの一つンゴロンゴロもキリマンジャロと同じような高さになったのだが、溶岩の供給が止んで頂上が陥没し大きなクレータが造られた。それが現在のゴロンゴロのクレーターである・・・とかなんとかM氏に聞いた覚えがあります。

この大地溝帯Great Rift Valleyは人類化石が多数発掘され人類発祥の地とも呼ばれるそうですが、それは活発な火山活動により堆積物がおおいので後が残ってるから・・なんて説もあるらしい。


そしてなによりも・・野生動物の宝庫ということでしょう。このあたりは。


ドライバーのM氏の手続きは案外時間がかかりました。


ご覧の通り、サファリカーは次から次へとやってきます。
そして手続きの手順も・・遠くから眺めていただけですが・・非常にアフリカ的というか整然となされていない感じがしました。

そうそう、この展示館ですがこれもわが国の協力があったようです。


プレートに『三菱の寄贈による』と書かれていました。


手続きをやっと終えたM氏が戻ってきました。さあ、出発です。


ゲートをくぐって・・今まで来た道を振り返ってみました。
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蟻と共存(アルーシャ)

2013-03-01 18:05:50 | タンザニア
今日も暖かい。春一番が吹いたとか・・花粉もともにやって来たようで、恐ろしくて外にでられないkおばちゃんです。

あっというまに3ヶ月。先月の今頃はアフリカ出発でバタバタしていたのを思い出します。
楽しい夢のはじまりだったのですけどね。

ということで忘れないうちに。

○2月3日(日)

サファリドライブを続けるkおばちゃん。ったって、まだ入り口にも到達していないので、タダ道路を走っているだけですけど。

MTO WA MBUとい集落だったと思います。


緑が豊かだな・・とおもい集落を抜けるころには左側に見慣れた風景が広がっていました。でも画像にとる暇が無かった。見たことあるけど・・ナンだっけ?

M氏に聞きました。『アレはナニ?』と聞いたら『あれはおコメを栽培してるんだよ』とのこと。
そうそう、そうだ。これは水田だ!だから見たコトあると思ったんだ。とやっと納得したkおばちゃんです。
すみません。水田というのがすぐに出てこなくて。そう言う風景に囲まれて育っていないので・・と言い訳したりして。

このあたりはマニャラ湖Lake Manyaraの外れにあたるのかしら。そちら方面を示す標識を良く見かけました。だから割りと『水』が豊富なんでしょうね。

このMTO WA MBUの集落を過ぎると、道路はくねくね曲がる上り坂になってゆきます。
そしてコこの先というかこのあたりを、アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷の大地溝帯Great Rift Valleyが通っているそうです。

そんつづれ折の一箇所でM氏が車を止めました。『外を見てごラン。』


というので外を見ると。。


おお、遠くに湖が・・・


マニャラ湖Lake Manyaraが臨めます。
kおばちゃん一生懸命カメラをいじくります。慣れないデジイチなんかも取り出したりして・・


でも、M氏の紹介したかったのはこの湖の景色じゃなかったようです。こっちだというのです。


少々アップにして見ると・・トゲトゲが見えるでしょうか?


バラの木よりも鋭いトゲトゲで枝が覆われてます。たしかアカシアだったと思います。
この木は『アリ植物』で、アリと共生関係を持ち アリを常時生活させるような構造を持つことによって
その排泄物で植物は栄養を補給する・・と言う関係だったと思います。

アカシアという名前は知っていましたが・・へーーと思ったkおばちゃんです。

それから更に進むと・・赤土の大地が続きます。


Karatuという集落のはずれでM氏が突然、『車のタイヤのコンディションを見てもらうのでちょっと寄り道するよ。』と言い出しました。

後で考えて見たら・・そこで恐らくM氏はタイヤの空気圧を調整してもらったのでしょう。
なぜなら、そこから暫く進むとこんなゲートが見てきたからです。


そう、ここからが本格的なサファリドライブの始まり、ワイルドな道へと変わるのでした。
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