Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

マサイとCircumcision(アルーシャ)

2013-02-28 17:03:25 | タンザニア
今日は暖かい。今までが寒すぎたと言うのもあるけどね。でも、この暖かさは花粉症もちのkおばちゃんには危険信号。
ジゴクの点滅でございますよ。

ここのろこと連日ニュースのトップはエジプトでの気球の事故。
実は、kおばちゃん後日書くと思いますけど、タンザニアで乗りました。気球に。で、思い出したのは・・気球って携帯するために毎日組み立て分解を繰り返してるんじゃないかな。ということ。
ゴンゴラの部分も・・見ていた訳では無いけれど、携帯に便利な乗り物であるのはたしか。
どうやらガズバーナーとガスタンクの接続不良というかその経路でのガス漏れが原因ではとおもわれますね。

命預けます、でサインをしからら乗った記憶があるので・・責任関係の追及はどうなるのかな?なんて思ったのでした。

○2月3日(日)

サファリドライブを続けるkおばちゃん。ったって、まだ入り口にも到達していないので、タダ道路を走っているだけですけど。

日本のODAで作られている道ですが・・ところどころ補修中の場所はありました。
そんな道を走っていると・・ちょっとギョットする光景を目にしました。

道端に2~3人で佇む若者なんですが・・ちょっと出で立ちが違います。普通のマサイの格好ではありません。
普通のマサイの格好というのは、カラフルな布を身にまとっているのですが、彼らは真っ黒です。
中には頭に羽飾りをつけている少年もいます。そして、顔面には白いペイント模様がついています。なんなの???

あまりにギョットしたのと、走行中だったのと・・マサイは写真を嫌がるというのを聞いていたので画像には納めてません。

とても不思議で、でも何かで聞いたことのあるような・・ある一定の年齢になったら少年達は通過儀礼のために親元を隔離されて生活する・・というようなことをね。で、M氏に聞いて見ました。

『あれって何?ほら黒い格好をした少年達』と聞くとM氏は『Circumcisionの期間だよ』というようなことを言い出しました。『Circumcision』聞いたことあるけど何って言う意味だっけ??

M氏はkおばちゃんが当然『Circumcision』の意味を知っていると思いしゃべり続けます。
で、あ!と思い出しました。そうだ、昔、ある本で読んでびっくらこいたことがあったんだ。とね。
その昔、というのはkおばちゃんだ高校生の頃だったと思います。アフリカにはまだこういう風習が残っていて、重大な問題である。特に、女性にとっては・・と言うような内容だったと思います。

『Circumcision』とは所謂『割礼』のこと。イスラム教やユダヤ教では今日でもまだ行われていると思いますが、それは『男性』に対してだけだと思います。でも、アフリカでは『女性』も施され、その処置の仕方の悪さから命を落とす危険もあるし、健康上の理由として『Circumcision』はデメリットばかりでメリットの無い行為にもかかわらず、強制的に施されている・・というような内容を書いた文章を読んで、高校生のkおばちゃんはビックらこいたのでありました。

で、いまその単語の意味がやっとわかり、話の内容が判ってきました。
M氏は『日本にはこの風習はないの?』と聴くので『無い!』と答えましたが・・たぶん・・女性だから本との所はわかってないかもしれませんが・・ありませんよね?
少なくとも女性にはありませんよね?

で、kおばちゃん『現代のタンザニアでも『女性』でも施されるの?』と聞きました。M氏は『政府はそんなことしちゃいけない・・と言ってるけど、実際はね。特にマサイなんかは続いてるようだよ。』との答え。

kおばちゃん『だって健康上良くないじゃない。危険なことでしょ?』と強く訴えました。M氏も『そうなんだよね。良くないことなんだけれどもね。』と言う答えしか言えないようでした。

真っ黒い服装をして羽飾りをつけ顔に白いペイントをした少年達は、まさにこの『Circumcision』を済ませ2~3カ月は黒の布をまとって過ごすようです。

うーーん。強烈なアフリカの洗礼をうけたと思ったkおばちゃんです。

車はまた集落に入りました。
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日本の貢献(アルーシャ)

2013-02-27 17:11:39 | タンザニア
夕べ何の気なしにTVを付けた。もしかすると今月初めて電源をいれたかも。なんせチデジ難民ですからね。

で、見ていた番組でタンザニアが出て来てびっくり。自転車でキリマンジャロに上るというものらしいのだけれどね。
なんだか見た事のあるような風景がでてきて懐かしくなったkおばちゃんです。

さ、忘れないうちにね。

○2月3日(日)

kおばちゃんの乗っけた車はアルーシャの町を出発しました。
道行く人をキョロキョロ見回すkおばちゃん。なんだか小奇麗な格好をした子どもや女性が多いような気がしました。
ドライバーM氏に『これから学校にゆくのかしら?』と聞いたら、『違うよ。今日は日曜日だから皆教会に行くんだよ。』とのこと。あれま!
このあたりは殆どキリスト教徒との話でした。残念ながらこの画像じゃ判りませんよね。


M氏自身もクリスチャンだと言っていました。走りながら、ほらここがBishopの館。その隣が教会・・などと細かく説明してくれたのでした。

町並みが変わって、両側に緑が見えてくるとM氏は『これはコーヒーの木だ』と教えてくれました。
そうか、キリマンジャロコーヒーって有名でしたね。このあたりで生産されてるんでしょうかね。
なんでも、三年に一度だったかな刈り込んで低木にしてしまう・・というような説明をしてくれた記憶があるんですけど・・違ったかな?
収穫は6月だったかな?今はその季節ではないといってましたね。

一時間も走ったでしょうか?お約束の・・トイレ休憩を兼ねたお土産物屋さんで休憩です。


M氏は『トイレは入ってずーーと真っ直ぐの奥の左。買い物はしなくても良いのだよ。見るだけならタダだからね。』とのこと。
そのとおりにして出てこようとおもったら・・まんまと買い物をしてしまったkおばちゃんでした。
でも、あとで考えるとこのお店は『定価販売(値切り無し)』で、比較的安かった気がします。
あとは・・交渉次第といったとこですね。

コーヒー畑も途切れたころだったでしょうか。M氏が『左奥のほうに青い建物が見えてくるけどアレは何か知っているかい?』と聞いてきました。
んなこと言ったって、知るわけはありませんよね。タンザニア初めてなんだから。
彼曰く『知らないの?日本の企業の工場だよ。蚊帳の生産をしてるんだよ。防虫効果のある糸を織り込んだ網を作ってるんだ。ナカタも来た事があるんだ』とのこと。
『ナカタ?』ああ、中田英寿・・ヒデのことね。と思い当たりました。そういえば、彼はサッカーを引退した後は開発途上国を訪れてはサッカーボールなどを子供達に贈る活動をしてるって前にどこかで呼んだ事があるなあ・・と思い出しました。きっとその一環で訪問したのでしょう。

kおばちゃんのお得意な・・帰国後調べて見ました。
蚊帳の生産をしているというのは、A to Z Textile Mills Limited (A to Z)という会社で、住友科学の資本の会社のようです。
その活動ぶりは内閣府のHPでも紹介されています。
また、ヒデの訪問についても日経ビジネスにもふれられていました。

M氏が日本を褒めている口調で説明してくれているのは確かなので、ちょっと日本人として嬉しい瞬間でもあり、その事実を全然知らなくて恥ずかしい瞬間でもありました。

そんなやりとりをしながら走っていると・・荒涼とした風景にだんだんなってゆきます。


これはgoogleさまの地図でみるとA104という幹線道路なのです。所謂国道ですよね。


このあたりはきちんと舗装されてますが・・ところどころそうではないところもあります。

そんな風景の両側に広がるのは牛の群れ・・とそれを追う杖のような棒をもった少年です。


M氏に聞くと、マサイ族とのこと。彼らは放牧で生計をたてているそうです。
つまり、牛や羊を大きくして市場で売るのがお仕事ということですね。日曜日のせいか、子供達の牛追いを沢山見かけました。

マクユニと言う町にさしかかったところで、M氏は『これから日本の道路に入るよ』とのこと。ああ、そういえば鴻池組が造った道があるというのを聞いたことがあったなと思い出しました。


先程の国道クラスの道よりは『良い部分』と『修復中で未舗装の部分』が入り混じってますけど快適な道路です。

これもお得意の帰国後調べてみたらODAのお仕事のようです。
この地域の大事な収入源は・・観光産業。その観光におおきな役目を果たすのはこのようなインフラが整備されることなんでしょうね。
ドライバーのM氏はもちろんその観光産業の従事者。だから日本はすごいとばかりに紹介してくれたのでしょう。

よく、こんなところに道路作ったってしょうがないじゃない・・という声を聞きますが、現地ではそんな声は聞こえてこないんじゃないかと思ったkおばちゃんです。
もう少しお仕事の発表の仕方を変えればなんとかなるのじゃないか・・とね。だってこれじゃ感動がないでしょ?


路肩に白いポールが点々と立っているのが見えました。


M氏にあれはなに?と聞いたら『将来この道路を拡張するために、用地を確定してあると言う標識。あの中に建物なんか建てちゃいけないんだ。』とのこと。
あらまあ、そんなに広い道路になるんでしょうかね?それよりも、10年経った道路はあちらこちら補修が必要なようでした。

白い杭とともに現れたのはこのよう塚です。


『これはなぁあに?』というkオバチャンの問に、お前はこれも知らないのか?と言わんばかりの表情で『蟻の塚だよ』とおしえてくれました。
すみません。自然大好き・・という訳でもないので、知識も無いのにサファリを楽しもうという魂胆なのでした。

このあたりは修復されたのか日本と替わらない道路状態ですね。


日本人である事をちょっぴり誇らしく思ったkおばちゃんです。
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アフリカの中央?(アルーシャ)

2013-02-26 18:32:44 | タンザニア
今日も花粉がいっぱい。
そうそう、悲しい事に食欲が戻ってきてしまいました。もう少し食欲が無いほうがkおばちゃんとしてはありがたいんです。

世の中ままならないですね。

あまりに鼻水が(きたなくてごめんなさい)ひどいので、歯科のクリーニングの予約を延期してもらいました。これじゃ苦しくて口をあけてられない・・
毎年恒例ながらいやになります。

●2月3日(日)

タンザニアに着いてはじめての目覚めの朝です。
アルーシャの町はタンザニア第二の都市と言われるわりには・・ニワトリの雄たけびが聞こえました。

さて、ドライバーのM氏との約束に遅れないように・・朝ごはんを食べないと・・と朝食会場に向いますが、何とエレベーターは故障中!あれま!

高層階ではありませんがこれは荷物をもって降りるのは大事とだわ・・と悩みながら、そして迷いながら朝食会場へ向いました。

ここはブッフェスタイルの朝食で、特に部屋のチェックもありませんでした。

室内も良いのですが・・kおばちゃんはお外のテラスでいただきました。冒頭の画像のような食材を選んで。

食べ初めて・・あ!っと思ったのは『卵』です。ゆで卵が最後の1っこだったのですが・・黄身は黄色ではありません。


白色です。
たしか、黄身の色はエサによって決まる・・というのを聞いたことがあります。栄養価は余り関係ないと。
日本の場合は『黄色』が好まれるので、特に黄色が強く出るような餌の配合がしてあってそれはカプシンサンが決めてだとか・・
で、このアタリのニワトリにはそれが少ないとか何とか・・どこで耳にしたのだか忘れましたけれどね。

白い黄身の卵を見て思い出した次第です。

このホテルの泊まり客はキリマンジャロ登山のお客さんが多いように見受けました。


東洋人のグループもちらほら。
そう言えば、ドーハの乗りかえでご一緒だった登山グループもここ、アルーシャで最初の夜を過ごすと言っていましたね。

食事を終えてkおばちゃんが部屋に戻るときに、一応レセプションで『エレベーターが動いていないよ』とクレームを付けておきました。


レセプションの女性は『今、メカニックが来るから』と。きっと何人にも言われたんでしょうね。

待ち合わせの時間ぎりぎりにチェックアウトのためレセプションに向うと・・・もう来てました。ドライバーのM氏は。彼らはプロですから時間はポレポレではないですね。
あわてたのはkおばちゃんの方です。

そういえば・・現地旅行社との約束で、追加料金が発生したのですがそれを直接ドライバー氏に渡すことになっていたのでした。
実は、昨日会ったM氏がこれからずーとkおばちゃんの担当になるのかどうか最後(翌朝の約束をするまで)疑問だったので、昨日は渡さなかったのですが今日は早速渡しました。
彼も中味を確認して、kおばちゃんが入れた銀行の袋ごとしまってました。きっと別勘定で会社にでももってくのかしらね。

ホテルの前はマイクロバスが何台か止まってます。


このときは何のバス?と思いましたが・・あとで考えたらキリマンジャロ登山のグループのバスだったようです。
確かポーターとかコックとか引き連れての登山になるんじゃなかったかしら。だから荷物が多いのね。

kおばちゃんの車は・・その後ろに止まってます。夕べと同じです。


さて、kおばちゃんも出発です。今日も助手席に案内されました。確かに銀行の文字はみえました。

出発すると、M氏はすぐに案内を開始。アルーシャのここが中心!と言う場所にでました。


そしてそこのランドアバウトにある時計塔を指して『ここがアフリカの中心なんだよ。』とのこと。アフリカの中心??と怪訝がると『そう、エジプトとと南アフリカを繋ぐ線の真中なんだ』とのこと。

地図で見ると・・微妙かな??とは思うのですが、


彼がそういうので信じましょう。



アルーシャの町並みをみながら・・アフリカのkおばちゃんのサファリツアーの始まりです。
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タンザニアのUSA

2013-02-25 17:16:45 | タンザニア
ここのところホントに寒い。今朝は我が家のちっぽけな池に『氷』がはってました。
この寒空、野良たちは何処で冬を越してるんでしょうね?昼間は確実の我が家の物干しにて日光浴をしてると思われますが・・

薬のおかげか、気のせいか・・まあ体は楽になってきております。

それにしても自宅が寒いので、血圧は下がらないだろうな・・というのが実感です。だって緊張すると上がるっていうじゃないですか。

梅のつぼみもつぼみのままの状態ですね。
でも、花粉症は全開になりました。


○2月2日(土)

夕暮れの中、kおばちゃんが降り立ったのはキリマンジャロ国際空港Kilimanjaro International Airportです。ぶれてしまいましたが・・機体を離れます。


暗闇の中、前の人に必死にくっついて歩きます。迷子になったら大変!


これがターミナルの建物のようです。平屋です。


無事荷物とも対面して・・到着口からでると(建物の中ですな)、名前のボードを持った人達が沢山いました。その他に『タクシー!タクシー』と声をかけて来る人もいます。

kおばちゃん、今回のアフリカ旅行はさすがにいつものようにレンタカーでと言う訳には行かないだろうと思い、現地旅行会社を通して迎えを頼んであります。で、必死に名前を捜します。
すると、ニコニコしながら名前を掲げながら振っているおじさん(失礼)がおりました。kおばちゃんのお迎えさんのようです。

簡単に自己紹介すると、kおばちゃんの荷物をとって(といってもカートを押してですが)建物を出て、向い側の方向にある駐車場に向いました。


黄色っぽい車が止まっています。それにしても、周りは日本車ばかりですね。後で話を聞いたらタンザニアの車の95%は日本製だとか。まあ、中古車が大半のようですがね。
で、これも日本制か?ときいたら怪訝な顔をされました。これも後で気が付いたのですが・・○ヨタのランドクルーザだったのですが・・乗ったことがなかったので判りませんでした。はい、お粗末様。

さて、kおばちゃんを乗っけた車は空港の駐車料金を精算した後、ゲートを開けてもらって暫く走り一般道路にでたようです。
今晩のお宿のある町アルーシャArushaに向って出発です。約60キロ離れて入るようです。

初めてのアフリカのドライブ、目をランランとして助手席に座るkおばちゃんなのですが・・・なにせ日没後、街灯もない道路ですので廻りは良くわかりません。
交通法規は日本と同じ右側に運転席のあるじょうたいです。どうもイギリス統治の時代の産物ではと思います。

それにしても・・真っ暗。なうえに、遅ーい車(大体が貨物搭載車)がゆっくり走ったりしているしでかなり追い越をかけたり・・追い越されたりの繰り返しです。
どうもドライバーのM氏はかなり慎重なのかもしれません。

走り始めて暫くすると、左手の奥の方に煌々と明かりのついている地区がありました。M氏曰く『タンザナイトの採掘してるところだよ。買い物もできる。帰りに寄ってあげるよ。』とのことです。
タンザナイト・・聞いたことはあります。タンザナイトTanzaniteは宝石の一種で、たしかここタンザニアでしか採れないとか。朝食で有名なNYの宝石店(朝食は食べられませんけど)で売り出して有名になったとか。宝石であることは知ってました。
ま、ご縁の無い世界ですので『お金が無いから買えないから良いわよ。』と答えておきました。彼は『小さくて安いのもあるよ』とは言ってましたけどね。でもね、考えて見たら、帰りはこの空港発じゃないから・・きっと寄らないな・・なんても思ってました。

また暫く走ると路肩に今度は闇夜に突然、人が現れました。まあ、歩いている人なんですけどね。黒人が闇夜に照明の無い所を歩いていて、車のヘッドランプで突然浮かび上がると正直ギョッとしたkおばちゃんです。
闇夜の黒人は・・まったく存在感を感じなかったのに突然と言う感じです。

ちょっとした集落・・と思ったらM氏に言わせると『町』のようです。そしてここの待ちの名前は『USA』というんだそうです。え!?!?ですよね。M氏曰く『USA』とかいて『ウサ』と読むそうです。Usa River という名前が正式なんでしょうか?
こんなところです。


キリスト教系の大学があったりと若者の町のようで、M氏が『ここにAmsterdamというバーがあるんだ。タンザニアの中のUSAのアムステルダムのバーだよ!笑っちゃうね』とのこと。まあ、ホントに笑っちゃいますね。
でも、kおばちゃんは『本とのアムステルダムにもアメリカンと言う名前の有名なホテルがあるわよ!』とは答えましたけど。

で、M氏が、『ほらここがバーアムステルダム!』と指し示したところは・・・う~ん。バーと言うよりも、遊園地の片隅に手もあるようなビールバーのような佇まいでした。
とにかく、人がいっぱい行き来しているようにはみえました・・けど、闇夜のカラスではありませんが・・それがどのくらい多いのかはわかりませんでした。

貧乏性で、助手席に乗っかったばっかりに、前方ばかり見ていて、何だか疲れてしまったkおばちゃんです。

それでも、1時間ほどでアルーシャのホテルに到着。運転手のM氏とは明日の出発時間を決めて別れました。

とにかく長い一日。疲れ果てたkおばちゃん、ホテル内にレストランが3つあると聞いたのですが、とりあえず部屋に入ってしまったらもう出る気力がありません。出発前にコンビニで入手したおにぎりと、スーツケースに入れておいた日本のお水で夕食がわりです。

シャワーを浴びて・・バタンキューです。

そうそう、このお部屋のベットですが、これを見て『あ、蚊取り線香を焚かなきゃ!』と思い出しました。


天蓋付きです。天蓋というよりも、蚊やですけどね。
もちろん降ろして休みましたよ。
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夕闇のキリマンジャロ

2013-02-22 17:03:04 | タンザニア
ここのところ調子が良くない・・とおもいやっぱり医者に行って見た。
思った通り・・というか思った以上に血圧値が高かった。200!なんとなく最近体全体が張り詰めているような感覚はあったのと、健康診断で警告は出されていたけれど・・これほどとは。

まあ、しかたがない。長いお付合いでお薬を飲む身になりました。
いい加減にお年を感じないとだめですね。

○2月2日(土)

kおばちゃんの長い一日です。
ダルエッサラーム空港で4時間以上の乗り次ぎ待ちです。
でも、kおばちゃんだけじゃなくて・・そう言う人は数人おりました。

このゲート前の待合室は冷房が効いていて、気持ちが良いです。気持ちの良いのは人間だけれではにようで、すずめのような鳥が飛んできます。


良く見ると『巣』までしっかりありました。

一応、フライトインフォメーションの標示はあるのですが・・オンタイムの連続で・・でも15時過ぎてるのに15時のフライトがオンタイムの標示です。


ゲートへ行けという標示はないようです。ポレポレのアフリカですね。

判りにくいかもしれませんが、こちらの方向真中でガラス仕切りがあります。


で、ガラスの向こう側は国際線の待ち合い室です。あちらの方が人口密度が高い・・

だらだらと過ごして・・やっと搭乗時間になりました。長かった・・


実は、kおばちゃんがドーハから乗ってきた飛行機はキリマンジャロ行きだったんです。それが判ったのは、ツアーのお客さんとお話をしていてのことなんですけど。
kおばちゃんがこの旅行の航空券を買ったのは随分と前。で、最終目的地も決めないでなんとなく一番大きな空港発着を選んでしまったのです。
もちろんキャンセル・変更不可の安い割引チケットです。

で、あとで旅行の行程を考えたらキリマンジャロ空港に行ったほうがよいということになって・・わざわざ乗り継がなきゃならなくなりました。

さっき、飛行機を降りる時は、間違えて降りる人がいてはいけない・・とチケットの半券を見せないと降りられなかったのです。

まったく、余計な時間をとってしまっていますが・・これもアフリカ式でポレポレということでしょう。

ゲートが開きました。


で、ブリッジの方向に歩いて行くと・・あれ??ブリッジを降りるの?


この飛行機・・ではありませんでした。


皆が歩いてゆくあの飛行機のようです。


おお、翼の下に窓があるタイプですね。


お客さんは後の扉から乗ります。


2列、2列のちいさな飛行機ですね。


大きなプロペラが廻り始めました。


こうやって見ても・・あまり大きくないターミナルですね。おそらくブリッジが直接つくのは国際線だけでしょう。


再び窓にへばりつくkおばちゃんです。アフリカの大地を見つめます。


ここはどこかしら・・後で調べたらバガモヨBagamoyoの北のWami Riverだと思いました。蛇行している姿がなんともいえませんね。

一応タンザニア国内ではナンバーワンの航空会社のようで、機内サービスも普通にあります。


飲み物のお供はナッツ類。kおばちゃんは無難にリンゴジュースなんか頼みました。


西の空に太陽もしずみかけてきました。


暗くなるのはもう少し待って!!!と祈るような気持ちで窓の外を見るkおばちゃんです。だって・・山がみえなくなっちゃう。

祈りが通じたのか・・なんとか姿の見えるうちに間に合いました。


こちらの山はキリマンジャロです。


キリマンジャロ Kilimanjaroは5,895m。アフリカ大陸の最高峰だそうです。
その名前のついた空港に向っているのですからお姿を拝みたいと思ったのでした。ツアーの皆さんもこのお姿に勇気付けられたのでしょうね。

あの、ちょこんと高い所に登のが・・・大変なのよね。きっと・・冥途の土産にお姿を拝めて・・幸せなkおばちゃんでした。


さあ、もうすぐ着陸です。


夕闇とともにキリマンジャロ空港に降り立ったkおばちゃんです。

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空港でポレポレ

2013-02-20 17:23:43 | タンザニア
今朝も寒かった!身の縮む思い・・で思いだけでは身は縮まらない。

ここのところ、やっぱり旅行のお疲れと、その後の安請け合いのお疲れで早寝をしているkおばちゃん。
夕べは10時には寝てしまった。

おかげで朝はすっきり起きられた。やっぱり睡眠は大切と実感。

早寝の理由はもうひとつ。起きていると暖房をつけなきゃいけない・・割りには温まらない。
お風呂でゆっくり温まって、さくっと寝てしまうのが天国と思っているkおばちゃんです。

今日も早寝したいな・・

○2月2日(土)

さてさて、kおばちゃんの到着したのはタンザニア連合共和国United Republic of TanzaniaにあるダルエッサラームDar es Salaam,دار السلامのジュリウス・ニエレレ国際空港Julius Nyerere International Airport International Airportです。このジュリウス・ニエレレJulius Nyerere とは初代大統領の名前からきているそうな。
そういえば、タンザニアの首都はここではなくドドマDodomaだそうですが、議会があるだけときいています。

はじめてのアフリカ大陸の上陸です。


実はタンザニアに入国するにあたり、ビザが必要なのですが、kおばちゃんは事前に取っていません。
大使館に申請すればよいのですが、時間がありませんでした。それに、空港で取得できるときいていたの、それで済ませようと言う目論見でした。

kおばちゃんと同時に到着したお客さんは殆どがkおばちゃん同様現地申請です。

飛行機を降りて(ブリッジで繋がってました)入国の方向に進むと、申請書が沢山おいてある記入台があります。
そこの記入用紙に必要事項を記入して50US$を持って申請すればよいのです。
申請用紙は2種類あり、カード状のブルーの小さめのもの、そして大使館のHPからダウウロードできるようになっている用紙とほとんど同じ様式のレターサイズのモノ。
この両方に記入して、申請窓口に向う途中でチェックしてもらいます。

で・・そこれ言われました。『イエローカードは?』そうです、黄熱予防接種証明書のことです。
でも、たしかタンザニアは日本から渡航した場合はいらないときいています。厚生省のここにもかいてあります。

タンザニア UNITED REPUBLIC OF TANZANIA
■黄熱に感染する危険のある国から来る、1歳を超える渡航者は黄熱予防接種証明書が必要です。
■黄熱に感染する危険のある国ではないので、一般的には、タンザニアへの渡航者には、黄熱の予防接種はおすすめしていません。
※在タンザニア日本大使館の情報(2011/6/17)
2010年12月、隣国のウガンダでの黄熱流行がみられたこともあり、黄熱のリスクのない国からのタンザニア入国に際しても黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提出を要求される可能性があります。黄熱のリスクのない国からの入国に際しては黄熱予防接種証明書の携帯は義務ではありませんが、携帯することをおすすめします。

ということで、『イエローカード???』と答えたら『ナンで持ってないの?』と聞かれ・・あらら・・
で、おばちゃん根性でしらっとぼけて、『入らないって聞いたわ!』『何処から来たの?』『日本よ』『日本????』ということでうやむやのうちにすり抜けました。

あとは、ビザ申請の窓口の外にいるおじさんにパスポートと50$を預けて・・そのおじさんはパスポートがある程度たまると窓口に提出・・あとは名前の呼ばれるのを待つだけです。

その間にトイレを済ませよう・・と側にいた女性3人組みに荷物をお願いして用を足しにいってもまだ呼ばれません。

基本的に名前は『英語読み』ジェイコブと呼んで、いない。ヤコブと呼んだら返事が来たと言う感じです。
名前を呼ばれたら、窓口に行き、カメラに向って(メガネの人ははずす)にっこり・・はしませんが、その後米国入国時とおなじ、両手の指紋を機械に読み取らせてやっとビザがおりました。

出来上がったビザはパスポートに貼ってある写真と同じモノが印刷されたやつ。多聞ICチップの入ったパスポートだからかもしれませんね。

その後、本来のイミグレーションを通って(といっても素通り)やっと外に・・ではありません。荷物の場所に出ました。
そのあと荷物をピックアップ。無事にでてきました。

さて、これからkおばちゃんの試練の時です。初めての空港で、乗り継ぎ。しかも別切りの航空券なのでチェックインをしなければなりません。国内線はどこだ??

空港をでてウロウロしているとワラワラと『タクシー?』『タクシー?』と寄ってきます。
kおばちゃん、『国内線に乗りたいからいらない』というと、『国内線乗り場まで7キロもあるよ?』とえ??
『直ぐ側だって聞いたんだけど』『何処へ行くの?』『キリマンジャロ空港』というと・・『ああ、それはそこ!』
と今出てきた建物の右側を指しました。あらま・・です。

こちらでした。


さて、チェックインする前に・・大事な大事なご用があります。
それは『薬』を買うことです。薬といってもマラリア予防薬です。ここタンザニアは黄熱病の心配はないけれども、マラリアは普通にかかる?そうですので、その予防薬なんです。
日本でも入手できるとは聞いていますが、お高いそうで・・現地だと安い。ということで早速入手して飲もうと言う魂胆です。

ただ、空港で入手できるのかは疑問だったのですが・・大丈夫でした。

空港の建物を出たところというのか、建物に入る前というのか・・とにかくそこにこのような売店があります。


空港の軒先ですね。その中の一軒に化粧品?ニベアなんかおいてあるお店がありました。そこを覗いたのですが・・人がいない。
でも、覗きこんでたら背後から『何かようかい?』との声。kおばちゃんすかさず『この薬が欲しいのだけど』と薬の名前の書いた紙を示すと、彼は中に入って行き・・出してきました。どっさりと・・

『いえいえ、そんなにいらないの。10日分』というとワンシートを渡してくれて5$とのこと。ああよかった。
これでマラリアの恐怖は一応去りました。

ご用が済んだら・・さっさとチェックインしてしまいましょう。なんせここはアフリカ。暑いのです。
真冬の日本からの到着。薄着はしてきたんです。でも、とにかく蒸し暑くてぼーーとしそうです。危ない危ない。

空港前には用があるのだかないのだか・・混沌とした状態で人が佇んでます。


チェックインしようと建物に入ると・・またまた荷物の検査です。
そういえば、さっき出国しようと建物から出るときにも検査を受けました。あれは通関検査のかわりだったのかな?

荷物を検査すると同時に『何処へ行くのか?』と聞かれ、E-チケットを見せると、どこからか若者が湧いてきて検査の終った荷物を持ってチェックインカウンターへ!
このチェックインカウンターというのが、荷物の計量はあの、典型的な体重計をつかっていました。
そこに荷物を載せてくれて(しかも他の人の順番を制して)勝手に手続きをしてくれちゃったのですが・・一連の作業が終ってもkおばちゃんの側に佇んでます。

これは『チップをくれ』ということか・・と一応理解して、渡しました。あーここはアフリカだったのね。と、改めて思い知りました。

とっとと手続きがすんでしまったのですが・・・時間があります。
なんせ、余裕を持って別切り手配してしまったので、3時間以上あるのです。さて・・これからどうしよう。
とりあえず、両替ですね。なんせ、現地のお金をまったく持っていないのというのは不安です。

一応外国人はUS$さえ持っていれば大丈夫のようですけれどね。それでもやはり現地のお金が・・ということで両替をしました。
建物の中にある両替所です。レートが良いか悪いか・・なんか関係ありません。とりあえず持ってないとということなのです。

本日のレートはこなんな感じでした。


面白いなと思うのは細かい紙幣と割りと高額な紙幣との両替率の違うところです。
kおばちゃん、何時も思います。US$の強みは1$という紙幣の存在してるところだ、とね。だって、1$って100円程度でしょ?それが紙幣になっているということは、世界中どこでも両替できるということですもんね。
コインは国外に出たら基本銀行でも両替してもらえませんよね。それが紙幣だとできる。

チップにしても1$だと・・・まあいいか!というあきらめのつく金額だと思うのですが・・使い安いったらありゃしない。
ユーロにしても、ポンドにしてももちろん円にしてもその単位の『紙幣』はありませんからね。

さて、現地通過も入手したし・・こんな暑いところにいてもしょうがない。とっととゲート前に行ってしまいましょう。

中でポレポレしていれば良いんですよね。

エスカレーターで2階へ上がり・・再び手荷物検査をうけたところに待合室はありました。それが冒頭の画像。
こちらは冷房がきいています。あーー天国。
長イスもあるし・・と、ごろりと横になったkおばちゃんです。
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赤道を越えて

2013-02-19 17:29:09 | 旅行
今日も寒い。朝から雪なんかちらついたりして・・
ここのところ毎日電車はどこかで遅延。まあ、あんなダイヤで時間通り走るのが無理なんでしょうけどね。

さて、寒いうちに暑い思い出を・・

●2月2日(土)

1日の夜便で出発したkおばちゃんですが、乗っているうちに日付は変わっていました。
時差も6時間あるんですけどね。

到着したのはカタールのドーハ国際空港Doha International Airportです。時間はご前4時過ぎ・・


まだ真っ暗です。

こちらの空港は、ブリッジでターミナルにと言うほう式ではなく、全て沖止めでバスでターミナルに運ばれる方式をとっているようです。
なかなか経済的というか、簡単な・・というか・・。

ここでkおばちゃん乗換えなのですが・・ご多分にもれず、出発は朝にならないとしません。3時間位の乗りつき待ちです。

ドーハといってもイメージが湧かず、『ドーハの悲劇』位しか思い浮かばなかったのですが、産油国のリッチなお国のようで、ターミナル内の免税店は24時間営業中。
でも、懐が風邪をひいているkおばちゃんは、早々にカードラウンジに向いました。

カードラウンジもお客さんがいっぱい。
でも、ここでシャワーを浴びてリフレッシュ。なんせ仕事終了とともに空港に駆けつけたので汗だくだったのでした。
ボディーソープとタオルは備え付けのがありましたね。とにかく汗を流してすっきりしました。

ラウンジ内の食材は夕べの残り・・と言った感じで種類が少なかったけど、また直ぐ機内食だからとあせりませんでした。


というわりにはしっかり取ってるし・・

kオバチャンの乗り継ぎは7時過ぎの出発でしたから、乗りこむ頃には夜がすっかり明けていました。


空港の過ぎ脇にも、モスクがあるようで・・朝のお祈りを呼びかけるアーザンの響きがイスラム圏に入ったことを思い出させてくれました。


さあ、離陸です。


眼下に広がる人口の土地が・・オイルマネーを思い起こしました。


現在の砂漠に浮かぶ蜃気楼・・のような感じすらします。


思った通り、朝食というよりもしっかりしたお食事が機内食では出てきました。


アラビア半島上空を飛行中は雲に阻まれて眼下が良く見えませんでしたが、アフリカ大陸にはいったとたん・・良く見えます。


このあたりは山岳地帯なのでしょうか?それにしても緑が・・ない。

乾いた大地の上を飛行して行きます。


たまに緑の谷がみえますが・・緑がかった・・という程度ですね。


飛行機はHarardhereの上空を飛行して行きます。


それはどこかというと・・モガディシュMogadishuの地名がみえるので、ソマリアですね。


あの、海賊で有名な、貧しい国です。空から大地をみると・・土だらけですもんね。天然資源があるとないとではこんなに違うんですね。

そこからさらに進むと、赤道があるはずで・・それを越えて暫くすると見えてきました。


っていうかみえているような気がしてるだけかもしれませんがね。キリマンジャロ山Kilimanjaro標高5,895m です。
そういえば、機内には何組か登山ツアーの同朋がいらっしゃいました。

山をすぎて・・もう少しで到着するかな?と思った頃にあら・・こちらをとおるのね。


眼下にはザンジバル島です。


窓にへばりついているうちに・・到着してしまいました。


でもね、ここが今日の目的地じゃないのですよね。ああ・・
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カシミールを越えて

2013-02-18 16:32:17 | 旅行
日曜日にようやく肩の荷がおりたkおばちゃんです。よかった・・・終った。。と言う状態。
あ、体調のほうもやっと戻ってきた感じではあります。

日ごろの安請け合いがたたってしまったこの一週間。

それにしても・・寒い寒い。あばら家はしんしんと冷えます。

さて、とりあえず、至近の旅行の記録を残して起きましょう。
スキップしているのもたくさんあるけど、今回の旅行は別格??でしたからね。

●2月1日(金)

事の始まりは・・顔本の友だちの書き込み。どうもキャンペーンで航空運賃が安いらしい・・と。それは昨年の秋の話。

まったく利用した事の無い航空会社だけれども、世間的評判は良い部類らしい。
で、何時も利用している航空会社の持っていない路線ももってそう・・・ということで興味のある地域を目的地に検索して見ました。

あら、安いじゃない!

で、よせばいいのにカレンダーとにらめっこ。可能性のある隙間をみつけて・・購入してしまったのであります。もちろん安いからには『キャンセル不可』です。5ヶ月も前の話です。

そのころ、一緒に行けるかもしれない・・という友人もいたのですが・・結局都合がつかずいつものようにおとり様になってしまいましたけどね。

その出発日は今日なのであります。しかも・・・最終便であります。


あら、出発時間が繰り上がってますね。注意しないとね。

チェックイン後、仕事終わりで空港に来たkおばちゃんはコバラが空いてます。さて・・・機内食はどうだろう?

この前乗ったJALの深夜便は、最初は『超軽め』の食事でひもじい思いをしたのを思い出し・・といらえず腹ごしらえ。
雑誌を買ったりしているうちにターミナル内は閉店になるお店多数。
今回は両替もないので、とっとと出国審査をうけて・・ゲートに向いました。そうそう、免税店ものきなみ閉店です。

深夜便は殆どが南の方面にゆくようで、いつものヨーロッパ便のテンションと違いますね。お客さんが。

kおばちゃんの飛行機も早めにゲートをあけていたので、さっさと搭乗。


乗ってしまえば・・・置いてきぼりを食うはずは絶対にないしね。


本日は・・満席に近いようです。

kおばちゃんのお隣は20代のカップル。これからスペインに行くんですって。いいな・・ってナニ言ってんだか。

そんなkおばちゃん達を乗せた飛行機は・・こんなルートを通って飛んで降りました。


カシミールKashmir地方上空を通過しているようです。

そういえば、今回の目的地もこの『インド』と関係無くも無いのよね・・なんて思いながら眠い目を覚ましたkおばちゃんです。

だって・・お食事の時間ですからね。

朝ごはんはこんな感じです。


そういえば、ここの航空会社やたらと『評判』だけは良いので機内食期待していたのですが・・う・・ん。悪くはなけど特にどうということもない??普通・・なんて思っちゃったのでありました。

さて、あの海を越えたら・・そろそろ到着かな?
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アフリカ象の孤独な最後

2013-02-15 20:28:54 | 旅行
今日も薬のせいか食欲が今ひとつ・・辞めたいけど、今回ばかりはそうもゆかなそう。
やっぱりアフリカの地は若いとき、体力のあるときに行かないとね。

今回もお一さまのkおばちゃんですが、向こうではツアーの同朋に何人もお会いしました。
帰国して彼らのツアーの値段を調べてびっくりというかやっぱり。かなりお高いですね。いえ、kおばちゃんのお一人様が安い訳ではないのですよ。ただツアーにしてもお高いなと思った次第です。

長い道中飛行機も上級クラスをご利用される方も多いそうです。そうすると、お一人様で7桁料金になってしまうようです。アラリッチ!
kおばちゃんには逆立ちしても無理ですけどね。

さて、旅行全体は置いといて・・とにかく忘れちゃいけないことから・・

サファリでは『ゲームドライブ』といって、4WDの車で動物を観察します。
4WDの車といっても、ちゃんとルートは決まっていて保護地区に『道』がついているのそれから外れる事はできません。つまり自由勝手には走れないのです。

保護地区では殆どの人は『ドライバー(兼ガイド)を伴ったゲームドライブとなります。
そうじゃなくて自力でもちろん走る事も出来るそうです。現にkおばちゃんも1度だけそう言う車を見ました。
kおばちゃんのドライバー氏が、『あれはレンタカーで自分達で楽しんでるんだよ』と教えてくれたから判ったのですけどね。
『道はどうやって分かるの?』と聞いたら『インフォメーションで地図を入手するんだ。』とのこと。kおばちゃんが『でも、道は分かっても何処にいつもどう言う動物がいるか・・ってわからないんじゃない?』行ったら、ドライバー氏は笑ってました。

彼ら『プロ』のドライバー達は無線機を搭載していて、情報交換をしているようです・・が・・kおばちゃんのドライバー氏は『交換』はしていないようで、付けっ放しの状態でした。

さて、このkおばちゃんのドライバー氏はかなりのベテランのようで、行き会う車のドライバー達に『一人なのにツアーかい!』とからかわれていました。そう、お一人さまのkおばちゃんをネタにからかわれていたのです。

そんな彼が教えてくれた話で印象的だったのが・・象の話。

普通アフリカ象は「ファミリー」で行動するのだそうです。
kおばちゃんも見かけていたのは『象の集団』でした。

ところが・・ぽつんと象のいる風景を発見しました。それが冒頭の画像です。

ドライバー氏曰く『あれは、年寄りの象だよ。』とのこと。更に続けて『象の歯って何本あるか知ってる?4本しかないんだよ。(正しくはそれが6回順繰りに前に出るような形で抜け替わって行くそうです。)だから、その歯がなくなってしまうと、やわらかい草を時間をかけて食べるしかないんだ。最後には沼や沢に生えているより軟らかい植物を探すようになり、群れから離れて一人ぼっちになってしまう。そして・・最後は一人で死んでしまうんだ。』と教えてくれたのです。



確かに良く見ると、ゆっくりゆっくりと食事をしています。


それに『鼻』の皺の深いこと・・としよりに違いありません。


ドライバー氏に『日本じゃお年よりも家族と一緒に最後を迎えられるの?』と聞かれ思わず『そうよ。』と答えてしまったけど・・・現実を考えると違うかな・・等と思いをめぐらせてしまいました。
彼は『日本の年よりは幸せだね』と言ってくれたけど・・なんだかウソを付いた気分になったkおばちゃんです。

孤独な象は最後の近い証拠なんですね。なんだか見つめていて悲しくなってしまいました。
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マサイの青年

2013-02-14 17:55:07 | 旅行
ようやく調子が戻ってきた・・というか薬がきいてきたようです。

今回はひどい▽痢なりました。まあ、帰国便のなかからですが。症状としてはときどきおなかが痛くなるくらいで、熱もないし吐き気もない。
とりあえず、医者に行ったら・・ノロではないね。アンナ暑いとこでは細菌がいないから。ってな意味のことを言われました。
そういえば・・発症騒ぎは皆冬だってみたいですよね。

食欲も余り落ちないのが残念。これを機会にダイエット・・と思っていたら受付のお嬢さんに『そういうことで痩せた分はすぐ回復しますよ』といわれてしましました。
トホホ・・


さてさて、今回のアフリカで印象に残った事を忘れないうちに(旅行記は別途書くかも)

旅の途中で出会ったマサイの青年のことです。

彼の名前は・・・・・忘れました。すみません。
であったといっても、kおばちゃんがグータラしていたところに『お土産』を売りに来ただけですけど。
なかなか笑顔の可愛いマサイ君でした。

で、彼の商売も終って・・色々と話す機会がありました。
マサイ族とは、ケニア・タンザニアの国境付近?の遊牧民。非常に勇敢でプライドが高く、草原の貴族とも言われているそうですが??遊牧といっても、牛や羊を『大きく育てて』市場で売るのが生活の糧だそうです。

そんなマサイ君のなかには現在では収入を得る為に『ガードマン』なんかになったりしているようですが、そのカラフルな色の衣装と、ビーズで出来た装飾品は素敵です。

この、マサイ君もガードマンのお仕事もあるようです。

笑顔の可愛いこのマサイ君、御年は25歳だそうです。北部都市付近の出身で、3人兄弟の一番上たといっていました。
彼は、小さい頃に父親をマラリアで亡くしたそうです。それからは・・多聞苦労の連続だったようです。

マサイは一般的に多婦制ときいていまして、10人までは奥さんがいても良いそうですが、そんなのは彼に言わせると牛100頭も放牧しているような財産持ちで、通常は2人だそうです。あ、彼はまだ独身だそうです。

このマサイ君、私なんかよりも上手な英語をはなしますが、なんと学校に行ったことは無いそうです。幼くして父をなくし、それからは流浪の生活だったのでしょう。
彼は言いました『現在は良くなったんです。政府がマサイにも学校にいかなきゃいけないようにしてくれてるから・・』
彼に『どうやって英語なんか覚えたの?』と聞いたら、人に聞きまくった・・と答えてました。つまり独学ですよね。大した物です。

母親の話になると、ボソボソと声が小さくなってあんまり聞こえなかったけど・・人生について彼と色々と語り合いました。こんなおばちゃん相手だと楽チンなんだと思います。
お互いの認識は『運命はしょうがないもの。それを受け入れて生きて行かなきゃね・』ということだけですけどね。

色々おしゃべりして・・別れるときにマサイ君ぼそっといいました。『イロイロ話を聞いてくれてありがとう』

故郷の北部都市の名前を口にすると良い所・・と目が輝いていました。

あ、彼らマサイ君はクリスチャンなんですよね。
でも多妻で良いのか??と思ったkおばちゃんです。

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自然のいとなみ

2013-02-13 19:11:00 | 旅行
お久しぶりでございます。
無事に?脱国から戻ってまいりました。無事?というのは今ひとつ体調がよくないので・・やっぱりお年でございます。

ということで、少しでも若いうちに・・と行ってまいりました。アフリカ大陸へ・・で、いつものように?お一人さまです。いえ、友だちいないんです。

まあ、お一人様といっても、今回の場所は完全に一人で行動できるような場所ではありませんでしたけどね。

そんななかで見かけた風景をとりあえず・・

ライオンちゃんがお食事後かどうかはわかりませんが・・射とめた獲物を前にの構図です。
で、考えさせられました。
判りにくいかもしれませんが・・射とめられたのはシマウマです。でもご覧の通り後にもそれを眺めるシマウマがいます。

怖くないのか??ということですよね。まあ、ライオンだってお腹が空いていなければ狩をしないので、一番安心な瞬間かもしれませんね他の『餌食』になりうる動物にとっては。

それを人間におきかえて・・お腹がすいていなくてもなんとか『増やそう』という考えが先に来てしまうような気がしました。とくに現代人は。

自然のいとなみとしてはそれお腹がいっぱいになれば以上のものはいらないということですよね。
まあ、生ものだから『とっておけない』という事情はあるでしょうけどね。

ということで、手の入っていない・・はず・・の自然を眺めて色々と考えてまいりました。

記憶の薄れないうちにアップしたいとは思うのですがね。何時になるか??
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