Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

私が主役!(ワルトビューネ)

2006-02-28 12:48:03 | ドイツ
今日はお天気があまりよくないらしい。
まあ、仕事の日にお天気が良いとちと悔しい気もするけどね。(意地悪!)
池の蛙も静か。猫も静か。うるさいのは人間だけ??

さて、昨日の続き・・というほどのことでも無いんだけど・・
ワルトビューネは大ピクニック大会!という感じ。もともとがクラッシクのコンサートといえども2万人の聴衆を相手にしているんだから生音なんかじゃ太刀打ちできない・・というとで馬鹿でかいPAが入っている。
私の場所はかなり前に近い方ではあったが、PAの音が大きかったのか、全然ナマ音は聞こえてこなかった。

その日のプログラムは、なんというのか、、アンコール曲特集のようなもの。
あとで資料を調べてみます。外山雄三も入っていた。指揮はマリス・ヤンソンス
あと、呼び物はレーピンのバイオリン。でもこれもコンチェルトとかではなく、チャイコフスキーの「なつかしい土地の思い出」より「メロディ」とか、クライスラーの中国の太鼓等の作品。でも、あの場の雰囲気にはぴったりだった。

ステージ下の私の座っていたところから撮ったのが、この写真。
ステージ下にはレールが敷いてあり、その上をテレビカメラが行ったり来たりしていた。

実は私の目的はこコンサートを聴く事と、このチケットを手配してくれた知人にあるものを渡すことであった。そのため、休憩時間舞台袖にあがってモニターを見る機会があったのだが、どうもライブで放送されていたようだった。休憩時間にはレーピンのインタビューなんかを放送していた。

始まった頃はまだ明るかったのに途中から暗闇になり、最後のベルリンの風を演奏する頃は会場のあちらこちらで花火を振っている光景がみまれた。

演奏全体が終わって、会場を去るときに隣にいらした韓国のおばさまに私の座っていた空気座布団の処分をお願いした。車でいらしてるみたいだったので・・娘さんはハープの勉強をしている・・っていっていた。ステージ上の知人と話をしていたら「お友達?」ってきかれてしまった。なんと恐れ多い!というかなんというか。

家路を急ぐ人の波に押されて私も宿に帰り着き、翌日ロンドン経由で日本に帰ってきた。

帰ってきて3ヶ月くらいたった頃だったかな?
その日は所用で外出しており、かえってすぐTVをつけたら、あら見たことのある風景が・・そうあの日のコンサートを放映していた。
なんとなく見ていてびっくり!突然自分のどアップが画面に映った!ヒェーーー!なんてこった!とびっくりしていたら、早速友達から電話!「いま映ってたでしょ!見たわよ!」
メールをあけても「見ちゃいました!」と友人たちから・・ははは・・・・
もっとまともな顔をしてれば良かった!(全然気がつかなかった)

後日あった友達にも「ビール飲みながら見てたら、吹いちゃったよ」って言われるしまつ。一躍有名人になってしまった。

その後 BSで再放送されたときしっかり録画して、今では「私が主役のビデオ」と称している。ははは、もっと美人に生まれればよかった。と思うkおばちゃんです。

実はこの話にはまだ、後日談があります。
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ベルリンフィルの波(ベルリン)

2006-02-27 12:37:51 | ドイツ
土日の休みはホントに貴重なはずなんだけど・・無駄に過ごしたきがするなあ。
この2〰3日は暖かくなってきたためか、花粉も飛んでいるけど池の蛙も鳴き始めた。あいつらいったい冬は何処にいたんだろうね?

長かったような短かったようなトリノオリンピックも終わった。今朝の閉会式のウエーブを見ていて思い出したことを今日かいておこうっと。

数年前ドイツに行ったついでに、ベルリンフィルBerliner Philharmonikerがワルトビューネでコンサートをする時期だったので聞きに(見に)行った。というか、そのためだけにわざわざベルリンに立ち寄ったんだ。

その時居候していたフランクフルトの友人宅からお弁当を持ってICEというドイツで言う新幹線に乗ってベルリンをめざした。あの時はベルリンの宿をネットで予約したはずなのにぜんぜんへんじが来ないのであせってフランクフルトで電話をしたら、FAXで予約確認のを送ります・・と返事が来たが、結局時間切れで出かけてしまった。(なんと日本の自宅にその時点で送ってきていた・・おい、間に合わないよ!何時間かかると思ってるの!)

宿についたらベルリンフィルの知人(恐れ多くて師匠とはいえない)に頼んでおいたチケットが届いていた。が、今一ワルトビューネの場所が判らない・・チケットにはWaldbühne Berlinって書いてあるのみ・・うう困った。

宿のおばさんに(安宿です)ここは何処にあるの?て聞いても「さあーー??」と言われてしまう。ベルリンフィルのコンサートなんて知らないわ!という人種らしい。部屋の内装工事をしていたおっちゃんにも聞いてみると、「オリンピックスタジアムの方じゃないか?」と言われた。
ああ、なんとか一つは情報が見つかった。

とりあえずZOO駅の売店で書籍を扱っているところがあるので、そこに行ってベルリンの詳細地図を見るしか無い!といそいそと駅に出かける。
地図で確認するとUバーンのオリンピックスタジアム駅からはそこそこ近いがSバーンの方は遠いみたい。あとは、Uバーンの駅を降りてからだがまあ、何とかなるでしょ。ということで、ZOOの駅で食べ物、飲み物を仕入れて出かけた。

思ったとおりUバーンの駅を降りたらみなゾロゾロと一方に流れていくのでそれに沿って歩いてゆく。住宅街のようなところを通って森の入り口へ、そこでチケットのチェックとプログラムの受取をして・・出ました。スタジアムの上部に。開演2時間以上前だというのにもう満席。でも、私は一人だから何処にでも入り込めるんじゃないか・・と一番前まで行ってみる。

下の席は広場になっていて、そこここに少しずつスペースがあった。日本人らしい集団もいたが、みな寝っころがっている。なんだかなーー。見苦しい気がしてそこにもぐりこまなかった。その代わ反対側に東洋人のおばちゃんがいて、眼があったらニッコリされたので、その隣に座されてもらう。

後でお話したら、韓国人のお歌の先生でベルリン芸術大学で教えているそうである。私は地べたに座るのを覚悟していたので、100円ショップで空気座布団を買ってきていた。それに空気を入れて・・準備万端!隣のおばちゃんは水泳のビート板のようなものに座っている。

ステージに団員がぱらぱら集まってきて・・そろった所で、客席を巻き込んだウエーブが始まった。客席を巻き込んだ・・というかステージを巻き込んだ・・といったほうがいいのかな?
弦楽器の奏者は楽器と弓の両方を持ち上げてのウエーブ!5回ぐらい回ったかしら!とっても楽しかった!

えー!ベルリンフィルもウエーブなんかするんだ!と感激したkおばちゃんでした。

この続きはまたあした。

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日本の銘品?(オランダ)

2006-02-24 11:22:01 | オランダ
今朝は皆さん傘を持って出勤している。
朝のテレビはトリノフィギアの中継をずーーーーーーとやっていて天気予報なんか無かったらから私は持ってこなかった。雨降るのかな?

さて2月20日のブログに書いた騒動の始まる前に立ち寄ったのがレーワールデンLeeuwardenと言う町。この町は星形の運河に囲まれ、独自の文化、言語を現在も守り続けているフリースランドの州都で、オランダ語とは別の言葉フリジア語を話し、フリースランドでは地名などもフリージア語とオランダ語の二元語並記しているというところ。
オランダそののは小さい国なのに、さらに独自性をまもっている・・ということが興味をそそった。

駅を降りて、、閉切り大堤防Afsluitdijkを通ってアルクマールAlkmaarへ行くバスの時刻を確認して町の観光に出かけた。この町もご多聞にもれず駅からは外れたところが昔の中心地で観光スポット。ぶらぶら歩きながら出かけてゆくと、途中に市場が開催されていた。食料品のスタンドがほとんど。土曜日の午後だったためもあるのか親子ずれのお客さんがたくさんいた。

その中で私が「あれ?」と思ったのがこの写真のスタンド!
『JAPANSE MIX』の張り紙。なんだろうなあ?と思って近寄ったら所謂『あられ』である。あられの売り出し・・
ここは何処?私は何人?って感じるほどごく普通に売っている。

そういえばフランクフルトの駅の売店(スタンドではない)にも売っていたなあ!
なんて思い出した。

そう、日本の世界に向けての銘品は『あられ』であったのだ!
お買い上げしようかとも思ったが、ごくごく普通の『あられ』だったので、わざわざ・・と思いやめてしまった。

でも、なんか認識を新たにしたkおばちゃんでした。
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教会は生きている(マヨルカ)

2006-02-23 14:26:33 | スペイン
昨日から少し暖かい。朝起きてすぐに靴下をはかなくても大丈夫だから・・って靴下が私の寒暖計かい?
庭に居る金魚・・今日見たら生存してました!にゃんこ疑ってごめんね。

昨日多分唯一の定期読者だった方からご丁寧なコメントを頂いた。
もうすぐ始めてのヨーロッパ旅行に出発されるらしい。素敵な思いでも沢山残る旅行だといいなあ。
その方のブログに「教会が好きみたい」というような事が書いてあったのでいつかネタとして取り上げたいなあーーと思いながら書いていなかった事を思い出したので今日のネタに使わせてもらおう!

ヨーロッパは教会抜きにしては観光は出来ないと思う。
私自身は仏教徒(といっても法事のたびにお坊さんに会いに行く程度)ではあるが、子供のころ殊勝にも『ガールスカウト』なんてものに入って社会奉仕活動の真似事をしていたときの活動場所が教会だったのでキリスト教会とも縁はあった。

その教会はバリバリのカトリック教会ではあったが、ご多分に漏れず『新しい教会』(建物が)、歴史的建造物ではなかった。
であるから、ヨーロッパで観光のときにたずねる『教会』はあくまでも観光する物件で、押し広げて解釈してもコンサートを聴く所、祈りをささげる場所としてなかなか結びつかなかった。(本末転倒)
要するに私の頭は固いのだ。ははは・・

マヨルカに行ったとき、有名な「ラ・セオ」こと、大聖堂を見学した時のことを思い出す。
この大聖堂は、マヨルカを征服したハイメ1世によって1230年建築が開始され完成したのは16世紀というゴシック様式で内部は天井が非常に高壮大なスケール。前方の巨大なバラ窓と、中央祭壇のガウディのデザインによる珍しい鉄製の天がい飾りが有名である。
滞在2日目に、ホテルで新聞を見たらここで午後からオルガンコンサートがある・・と書いてあったので、しめしめ教会見学とコンサートが同時に楽しめるぞ・・一石二鳥とばかりにいそいそと出かけていった。

教会脇の入り口から入るとどうも様子が変・・というかコンサートがあるようには見えない。普通の警備員が立っている。何人か先客が彼らに質問しては去ってゆく。なんだい?コンサートは中止?彼に聞いてみたら・・・「オルガニストが死んじゃったから今日は中止!」ええええ!びっくり。ほんまいかいなあ!

ウソでしょ?とも聞けないので、そのまま見学料を払って内部を見学することとした。イスラム教の影響をびんびん感じる内装などそれは見ごたえはあった。まあ、思いがけずに正式に『見学』してしまった訳である。

それから数日後、マヨルカ滞在最後の日・・この日は16:35のウイーン行きのフライトだったので時間はたっぷりあったが、残念ながら顕現日というカソリックの休日、お店はお休み・・ということでお買い物はできない。
そういえば夕べはお子ちゃまたちがプレゼントをもらう日っだたらしく、それはそれはお子ちゃま天国!パレードもあったりしてた。

どうしてすごそうかなあーーと考えていたら、教会の鐘の音が・・ああ、教会に行って久々にミサにでも参列してみようか、と思ってしまった。俄か信者である。
もたもたしていて、出発が遅れたのでミサはもう始まっていた。ミサだから当然入場料なんかない。(あとで献金はあるけどね)

ミサはラテン語だった。聞き覚えのあるフレーズが沢山出てくる。途中でもオルガンの演奏が入る。聖歌隊(子供ではなかったが)たちの賛美歌もあり・・何よりも教会の聖堂全体に光がともり、『見学』の時とは違う表情が全体にあふれている。

ミサの途中でこっそり撮ったのがこのブログの写真である。天がい飾りにも明かりが灯されている。

そう教会は生きているのだ!けっして、『見学』するだけの文化遺産ではないのである。

考えてみれば日本のお寺だって同じ。永平寺の観光の折、丁度なにかのお勤めのときに当たったり、僧侶たちの読経の声に感動したんだ!
キリスト教の教会もタダの遺物ではなく生活の中で生き続けているんだ!と思ったkおばちゃんです。

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お札は伸ばして!(ポルトガル)

2006-02-22 12:28:00 | ポルトガル
今日は大阪のラウンジで少々時間があるので書き込みができるが・・写真がない!
写真は後で帰ってから適当なものを探そう・・

という事で今日改めて書き直し!

オランダの失敗談・・というか粗忽の第2弾を書いておこう。
これは自戒の念も込めて・・割と傷跡が新しいから。

今年のポルトガル旅行のときの出来事。前にも書いとおり、私はポルトガル語は全然話せない!(威張ってどうする!)
今回の旅行も一人旅だったので、なんか知らない世界(当たり前だけど)に迷ったような気がしていた。(単に勉強不測ともいう)要するに、周りの会話が理解できない・・立ち話が!

第2の目的地リスボンの宿もネットで探していても土地勘が全然働かなくて・・選択肢があっても選択できないような状況。値段で判断するしかなかった。
結局ホリテイ・インHoliday Inn LISBON の早割りにすることにした。
ホリデイ・インはもうひとつLISBON-CONTINENTAL というのが市内にあるが私の選んだほうが中心地に近いような気がしていた・・だけの理由。

ポルトから特急Alfa(アルファ)号で移動してリスボンに入った訳だが、ここの情報が今ひとつ・・珍しく購入した『地球の歩き方』にも挟み込みの形で、変更情報が乗っているくらい変化が激しいらしい。おまけに正式な政府観光局というのは日本には無いらしく今ひとつ情報がはっきりしなかった。リスボンのどこの駅で降りたらこホテルに近いの・・今ひとつはっきりしないまま現地に向かった。
とりあえず終点のサンタ アポローニャ駅Lisboa Santa Apoloniaに向かう事に下が、その一つ手前のオリエンテLisboa Oriente駅で降りる人の方が多かったしこちらの方がビルに囲まれていて開けている・・という感じではあった。

サンタ アポローニャ駅に到着したのは17:15冬の夕刻とはいえまだ暗くはなっていなかった。そこで例によって水のペットボトルを調達してからタクシー乗り場に向かった。判らない場所に行くにはこれしか手が無いもの。

私の乗車したタクシーの運転手はまあまあ会話の通じる程度の英語が出来た。(って私の方の能力も問題だけど)ホテルの住所の入ったプリントを見せて、いざ出発!リベルダーデ(自由)大通り、ポンパル広場・・なんかは通りながら『あーここかあ!』なんて余裕で通過したが・・だんだんとその繁華街から遠ざかってゆく。
いったい何処に連れてゆかれるんだ!?なんて少々不安にはなってきた。私はタクシーに乗る時はなるべく助手席に乗るようにしている。だから、私の不安そうな顔が運ちゃにも判ったらしく「このホテルはオリエンテの駅の方が近いかもしれない」なんていってくれた。まあ通の幅だけは物凄く広い。(ホテルのHPにオリエンテって書いてあった・・気がつかなかった!)

いったい幾らかかるやら・・なんてケチな私が考えていたら、ようやくホリデイ・インの緑のネオンサインが見えて気とした。一方通行が多いためやっとホテルの目の前がロータリーになっていたの回りまわってようやくたどりついた。

お支払いをしようと思ってメーターを見たら12ユーロちょっとほど。20ユーロを差し出して5ユーロ札と2ユーロコインを受け取った。後はいらないと告げ、領収書を書いてもらった。

受け取ったお金を丸めてポケットに突っ込んで・・チェックインをして部屋へ入り一息ついたところで、ポケットのお金をみて、「え!?」と思った。

5ユーロ札が2枚に折りたたんであったのだが広げてみたら銀色のリボンの入っている
部分を含めて端っこが無かったのだ。要するにお札がちょん切れて3/4位しか無かったのだ!ポケットをひっくり返しても切れ端は出てこなかった・・絶句!である。

気分的にあせっていた・・ということもあったが。受け取ったお札を広げなかった!運ちゃんは札入れ(挟んで止めるようなタイプ)からおつりをくれていた。故意にこのお札をくれたのか・・間違ってくれたのか判らない!ただ、次に私が使おうと思っても多分クレームがつくだろうということは判った。

あーあ!やっちゃったよ!どうしよう!たかが5ユーロ!されど5ユーロ!なんか悔しいな!あのうんちゃん「明日飛行場にゆくなら送ってあげようか?」なんて聞いてきたくらいだから悪気はなかったのかな?領収書もあるからクレームを付けようと思えば出来ない事も無い!銀行に行って両替できなくも無いかもしれない。でもその為のエネルギーが5ユーロに匹敵するか、それ以上の価値があるか疑問であった。

しばらくは、銀行に行って・・なんて考えていたけど、まあ5ユーロで幸いだった!とあきらめる事とした。ああああ、大きな授業料!でも、これからはお札はもらったら広げて伸ばして確認しなくちゃ!!!と心に硬くちかったkおばちゃんです。

あ、ちなみにそのお札は空港のにあった募金箱に入れました・・何とか使って!って。

写真はホテルの近くの日本食屋の看板。意味が今一わからない・・『スカートが焼く』って・・・板前が料理する・・って書きたかったのかしら????お客さんに東洋人は見られなった。
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財布が無い!その後(オランダ)

2006-02-20 18:42:26 | オランダ
明日は大阪出稼ぎなのでたぶん更新できないと思う。

ということで、数少ない読者の方が出国されてしまう前に続きを書いておきます。気になって旅行が楽しめないと困るから・・(うぬぼれ!)

実はお財布を外国で無くしたのは2回目・・・国内だと・・・
とい前科者です。(単に粗忽者ともいう)

写真のこのバスでお金を払ったのが最後の記憶・・
財布が無いと気がついて、カードを止めた作業を終わったらさすがにぐったり・・疲れ果てた。宿に帰り・・もう食事に出かける気力もなくなっていた。

幸いパスポート、帰りの航空券、それにお金も残っているのでなんとか日本までは帰りつける。でも、なんか気力がなくなってしまった。あと2日間ある。
本来だったら夜ガイドブックでも見ながら明日の予定を考えるんだけど、反省ばかりしき・・ボーっとしいたから・・
そしてさらに悪い事には、あの時乗っバスの前の席に座っていたカップルがなんか私を見てニヤニヤしていたなあーー。辺鄙なとこで降りたし・・なんて悪い方向・・人を疑う方向に進んでしまう。いやだいやだ。
でも、単純な私ひとしきりヤナ無だけ悩んだら、これから取るべき最上の方法は・・という方に考えを転化できた。
とにかく明日は一応アルクマールまで行ってバスの券売り場で聞いてみよう!そして駅で聞いてみよう!

翌日は予定通りアルクマールへ行って聞いたが当然のことながら出てこなかった。というより、日曜日で窓口が閉まっていた・・・
駅のベンチでどうしようかなあーーと考えていたら、ハーグDen Haag行きの列車がやって来たので、オランダの首都でんもあるハーグに観光に行こう!こんなところでボーとしていてもしょうがない。と観光モードに切り替えた。

マウリッツハウス美術館Mauritshuis Museumを見学したり、骨董市を覗いたり・・行きの列車の中で同じ向かいのシートに座っていたお嬢さんに街中で再び出会って、ニッコリされて「ああ、オランダもいいところ」なんて勝手に回復してきたから単純。

まあどうにか普通のモードにもどって、残りの観光を済ませ無事に日本に帰国した。

帰国してからが又大変!健康保険証、運転免許証の再発行をしてもらわないといけないからだ。地理的関係で保険証をまず再発行してらい・運転免許を再発行してもらった。運転免許の再発行はパスポートだけじゃ住所も戸籍も入ってないからダメみたいだったが、幸い先に再発行してもらった保険証があったので何とかなった。良かった!
窓口の担当者に「オランダ人って背がたかったでしょう?」ってきかれて「はあー。まあー」なんて答えたら「あそこは洪水があるから背が伸びたんだ・・」なんて寒いギャグにつきあってあげた。ははは!

まあ、カード類も再発行されてきておちついたある日ポストに差出人が「在オランダ国日本大使館」なるところからの封書郵便が入っていた。なんだ?!免許の再発行の照会でも行ったのか?!なんて思いながら開封したら書類が入っていた。

「あなたのものと思われる『財布』が当大使館に回送されてきたので、その取り扱いについてお伺いしたい・・」という内容の文章が!!えーーーーー出てきたの!
そういえば帰りの飛行機の中でお隣になったオランダ駐在の奥様から「バックを盗られたとき中にパスポートが入っていたんでぼろぼろになって戻ってきた・・」という話は聞いていたから、その類か・・と思ってよく呼んでみたら中身の明細まで書いてあった。
なになに運転免許証(これで住所がわかったのね)、健康保険証・・カードが○×、○△・・現金日本円10000円ユーロ120ユーロ・・!!
そのまんまやんか!現金が丸々入っている・・・・絶句!でも、拾得場所として記されていた地名に覚えが全然無い!後日調べたが全然方向違い!

あああ。なんて親切なオランダ人さま!それに比べてバスのカップルを疑った私はなんて心の卑しい醜い人間!反省、反省!!
後日お礼状でも書いて・・と思って拾得者を教えてもらおうと思ったが、警察から回送されてきただけなので判らない・・といわれてしまった。

とにかく財布は無事に戻ってきてしまった!
きっと最後に乗った列車の中で荷物整理をしたときにでも落としたんだろうな・・それなのに人を疑ったりして・・本とに心の捻じ曲がったやつだ、私は!
『おまえ、私の知らない世界を旅してきたのね・・』と今でも使用してるお財布に向かって時々つぶやくkおばちゃんです。

そうそう、大使館の人に言われた「紛失したら届けを出してくださいね。」って。でもあせっていてそこまで考え付かなかった・・

ほっとしたら、「もう少し早く出てたら再発行しなくてすんだのに・・」等と贅沢なことを考えるような欲深です・・kおばちゃんは!
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財布が無い!(オランダ)

2006-02-20 12:38:48 | オランダ
今日は朝からすっきりしない。雨が降ると天気予報で脅してる!
最近、池の金魚の姿が見えない。恋の季節で「みゃーやーみゃー」騒いでるあいつか!?いやんなちゃう。

いやんなちゃう・・じゃないけれど、今旅行中大ショックだった出来事を書いておこうっと!

あの時もマイレージの旅だったなあ。でも行き先がアムステルダムに指定されていた。アムステルダムは昔―し昔、エアラインに勤めていた友達のところに1日だけ寄ったことがあるだけ。その時も市内観光ツアーに参加したので「自力」で歩いた記憶はあまりこっていない。だから初めてのようなものだ。

オランダそのものは小さな国なので1ヶ所に拠点を定めて観光しても大丈夫・・ということで宿を探し・・これが結構大変!なんとかライツェ広場Leidsepleinの近くの安宿を予約した。
部屋は大変小さく、おまけにアンネフランクの隠れ家のように急な階段の最上階・・健康には良いけどね!部屋の但し書きにびっくり!「他の人をホテル内に入れるな!」とあった。
そう、ここはソフトドラック合法の国。前に来たときも友人にジャンキーに注意するように言われたっけ!

まあ、市内観光は以前済ませた(覚えてないけど)・・ということでそこそこにして、ベルギー駐在だった友人のお勧めのデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園National Park De Hoge Veluweへ行き、レーワールデンLeeuwardenに周り、閉切り大堤防Afsluitdijkを通ってアルクマールAlkmaarに出てアムステルダムに戻ってくる・・・というきわめて日本人的大忙しの一日だった。

列車の移動はオランダオランダ・レイル・パスを手に入れていたので、その日最後に財布を出したのはレーワールデンから大堤防経由の行きバスに乗車するときだった。
バスの終点アルクマールで近くで見たのがこの写真・・列車の跳ね橋である。そんなもの感動して宿に戻る途中・・アムステルダム中央駅からトラムに乗ったとき何気なくバックを探ったら・・・無い!お財布が!えええええええええ・・・・・!ない!無い!ナイ!財布が無い!!!!!!
がーーーん!である。バックは別に異常は無いし口も閉まってる!盗られた?無くした?ああどうしましょう。
ないないないない。でもちょっとまって、こんな車内じゃきちんと探せない・・と宿に帰りベットの上に中身を全部ぶちまけた。
でも、無い!
ボー然である。でも、無いものは無い。まあ全財産を入れて歩いていた訳じゃないから・・でもクレジットカードが数種類・・止めなきゃ!!それに健康保険証、運転免許証(日本の)が入ってる・・まあこれは後回し。
ガイドブックに書いてあるカード会社の番号に電話しなきゃ・・
でも、ここは安宿部屋に電話なんか無い!下の公衆電話でかけようとするがフリーダイヤルにはつながらない。困った。そうだ、この並びに5つ星ホテルがあった。あそこなら公衆電話があるはず・・と出かけていった。

ありました、公衆電話。カード式だったのでフロントでカードを購入して電話をしまくった。
問題はベンツも買えますって「限度なし」の某社のカード。ここの現地オフィスは全然電話が繋がらない。限度なしだからあせる・・紛失担当デスクは日本の番号しかないので電話代がかさむ・・でもかけるが「~何は○番、
~何は×番」というガイダンスが長いので料金がなくなって切れてしまった。
思い余って事故緊急デスクに電話をかけ(こっちはフリーダイヤルがあった)事情を話したら、日本にコールバックするように手配してくれるという。この5つ星ホテルの番号を聞きだし「私は泊まっていないから部屋番号は無い」と念を押しかけてもらった。
ようやくフロントで呼び出してもらい事態を説明した。「最後にお使いなったのは・・と言われ、使用状況を告げると、「それ以降の使用はありませんから大丈夫ですよ」といわれた。このカードは使用と同時にチェックされていらしい。
まあ、これで実質被害(財布に入ってた分)のみ・・日本円1万円と120ユーロのみとなって一安心・・でもショックの波はなかなか去らなかった・・・ああ、もう少し良いホテル・・電話がきちんとかけられるホテルに泊まる身分になりたい・・とつくづく思った。

でも、この大ショック「財布が無い!」の話は後日談があるのですよ!
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ドライブの旅の目的地選び(リューデスハイム)

2006-02-20 09:01:24 | ドイツ
昨日と今日は仕事はお休み・・なんだけどなにやかやと忙しい・・

昨日は先日の「オオボケ事件」にやっとピリオドが・・やれやれ。「鍵」の取り扱いには注意をしなければ・・とわかっちゃいるんだけどね。
季節ものの病気も始まったし・・ほんといやになってしまう。
でも久々に出席した「ふぐの会」は楽しかったし美味しかった。なぜかオーダー係兼会計になっていた。ま、良いけどね。

今日は何もしないで・・と思っていたが結局1週間の付けが。要は掃除洗濯買い物に追われた。活きてるってつらいわ!

先週はちょっと美味しいお酒を頂きすぎた・・今週は自重しよう!
ということで思い出したのが、数年前の始めての一人でのドライブのときに思ったこと(ちょっと無理やりかな?)

あの時はマイレージを利用した「ただの航空券」だったので、旅費の浮いた分でレンタカーを借りよう!と思ったんだった。宿はフランクフルトに居た友人宅で宿泊費を浮かして・・しかも、主が居ない間にあがりこんで、使用人をこき使っていたのだ!

到着した日は夕方でもあったし、空港から友人宅まで道に迷いに迷って通常15分もかからないところを何故か1時間半かかって到着したこともあってもう外に出ようという気も起きなかった!そう、道に迷っただけではないしょっぱなから運が悪かった。空港の駐車場から出ようと思って駐車券をゲートの機械に入れたのでバーは上がらない、券は出てこない・・しょうがないからゲート事務所のおっちゃんにあけてもらったんだ。

翌日早朝に宿の主の友人一家が帰ってきて・・忙しそうだから家に居てもなあ・・と思いそれに運転に慣れておくためにも出かけよう・・でもどこへ?あまりと行いところ・・と思いリューデスハイムRudesheimにいってみようと思ったのだ。
この有名な観光地、何故か行ったことが無かった。何故だろう??

とにかく友人から「地図」を借りてルートを確認して・・友人に「結構走りにくいよ。川沿いはアウトバーンじゃなくて一般道だから・・」といわれてはいたが、まあ何事も経験とばかりに出かけた。
その日は昼間は観光、夜はラインガウ音楽祭ので演奏会を聴きにゆく予定にしていたんだった。
とにかくかの有名なリューデスハイムに行ってみたくて出かけていった。なんとかたどり着いて駐車場を探して車を駐車させていざ観光へ・・

夏の暑い日だった。観光客は沢山沢山。日本人も沢山沢山。
リューデスハイムの呼び物はなんていったって「ワイン」!有名な「つぐみ横丁Drosselgasse」に入り込んでやっと気が付いた!
私は今日は飲めないんだ!自分で運転するしかないんだから!しまった!私は何しに来たんだ??
買って帰ればよいのだろうけれど、宿にはくさるほどワインがあるし・・買って帰る程のものじゃない・・と思っていたので。はは、しょっぱなから飲酒運転は良くないよな。それにそんな自信ないし・・眺めてるだけ・・なんて思ったらカフェに入る気すらなくなってきてしまった。

町を眺めて、土産物屋を眺めて、すごすごとリューデスハイムを後にした。

本とにおばかな私・・気がつけよって!
車運転したらワインなんか飲めないことに・・期待してただけに「がっかりが」大きかった!ドライブの目的地は慎重に選ばねば・・と思った次第です。(普通その前に気がつくか!)
よーし、今度は誰かに連れてきてもらうぞ!とおもったkおばちゃんでしたわ。(その後願いはかなっていない!)


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帽子好きの日本人(ベルリン)

2006-02-17 16:49:07 | ドイツ
今日ははっきりしないお天気。さっきは雨なんかもぱらついた。

昨日ちょいと飲みすぎてしまった・・頭が痛い・・(反省)
お酒・・弱いのよね・・誘惑に。明日も友達と「ふぐの会」に出かける約束をしてしまっている!今度は限度をわきまえよう!

今日は「帽子」の話・・
いつも旅行に行くと思ってたこと。日本人って帽子好きだなあ~って。

この写真は昨夏ベルリンのペルガモン博物館Pergamon Museumでなにげなく撮った写真。判りにくいかもしれないが、男女ともに帽子を被っている。

ここの博物館はドイツ帝国だった時代に時の権力と財力を持って現在のトルコのベルガマ(Bergama)地方の古代遺跡を運んできて収めてある。
その中でイシュタール門Ischtar-Torの展示の前にある「模型」を撮った。

この日も多くの観光客が私も含めていたし、学校の遠足のグループも居た。
各国から訪れているであろう観光客のなかで同胞である日本人はすぐわかった。
日本語が聞こえなくても・・
それは一様にみな「帽子」をかぶっているからである。

日本人の髪の色が「黒」で光エネルギーを吸収しやすいからか・・それとも子供の頃よく注意させられて「日射病」予防のためか、夏場は特に日本人は観光するときに「帽子」は必需品のようだ。
西洋人・・特にドイツ人なんかは冬の日照不足を取り戻そうとしているためか、とにかく「太陽光線」を全身で浴びて痛いようだ。
アウトバーンを走ると所謂オープンカーでサングラスだけをかけてぶっ飛ばしている姿を良く見かけるもの。

また、帽子を被るのは「冬」の防寒用。という概念が強いように思われる。
今年の冬のように「川」も凍ってしまう寒さの土地柄。自分の熱を少し手も逃がさないという目的のために帽子は存在しているように思われる。

夏場「帽子」の載っている頭を見たら「東洋人」それも「日本人」である確立は非常に高いと思う。

私はひねくれ者なので夏に帽子は被らない。だって髪の毛ぺっちゃんこになっちゃうんだもの。顔には日焼け止めを塗りたくってサングラスをかけている。
いかにも観光客っぽい格好だとちょっと「危険」かな?とも思うので、一人旅のときはなるたけその土地に溶け込むような格好を心がけている為もあるけどね。

その格好でいつだったか九州の秋月という町を観光していたら、すれ違った中学生の集団に「ハロー」と声をかけられてしまった!ま、確かにお肉のつき方が日本人じゃないかもしれないけど・・ちょっと複雑な思いがした。

それにしても日本人って「帽子」が好きみたい!
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5ポンド札の旅(ヒースロー)

2006-02-16 12:07:45 | イギリス
今日は朝から小雨が舞っている。でも、今日は荷物の多い日だから傘は持ってこなかった。まあ、置き傘もあるし・・

昨日は先日の「オオボケ事件」の後始末のために、また若者のはびこる町に行ってきた。夕方、というか夜だったけどまあ「がき」(お下品な言葉遣い!)がたむろしていましたわ!あのエネルギーもっと「発電」とか有効的に利用できないもんだろうか・・・!

帰りの電車の中いつもは利用しない時間に利用しない線に乗って感じた事・・ガラガラダだけどお子ちゃまがいっぱい!きっと塾帰りなんだろうけど・・大変。あんな小学生のうちから・・と思って観察していたら。中身は本と「子供」でした。座席の上を転がりまわって・・なんか変に安心してしまったkおばちゃんです。

昨日のブログの続き・・ではないのだけど、ついでに思い出したので書いておこうっと!

あれは何年前だったかなあ?乗り継ぎのためヒースローに立ち寄ったときのことだったのは覚えているんだけど・・いったいどこへ行くときだ?(年取るとやーね忘れっぽくなって・・だからこのブログを書こうと思ったんだけど)
ロンドンにその前に立ち寄った時から5年以上は経っていた・・と思う。

そもそも私は一度円から外貨に両替すると、たとえ外貨が余ってもきっと次に使うだろう・・と思いそれに手数料も2重取りされるのがいやで円に両替なんぞしないから、手元にポンドがあってもいつ両替したものか・・覚えていなかった。

どうせ、トランジット(乗り継ぎ)だからポンドはそんなに要らないや!と思って手元にあったポンドをかき集めて持っていったのは覚えている。だからいつ両替したかわからないポンドを持っていった訳である。

空港のトランジットの時の時間の過ごしかた・・私はまあ、ショッピングと食事かな?だって他にすることないもんね。

ヒースローの場合はショッピングゾーンが多くて財布の紐を引き締めておかなければならない貧乏な私には「うろつくのは毒」の場所である。バリーがありいの、バーバリーがありいの、ハロッズがありいの・・いかんいかんうろついては。

なるたけうるつかないようにしているが、次の到着場所に着く時間が夜遅くなってしまうと予想されるときは、現地で「水のペットボトル」や「軽食」の調達が難しいので乗り換えの時にてにいれておく。そのためにサンドイッチ屋さんなんかでは買い物をする。

その時手持ちの5ポンド札で支払おうと思って差し出した。
お店のおっちゃんがそのお札を見て「あんたいったい何年間旅行してたんだ!」と言い出した。「へ!?」ってなもんで私は訳がわからなくてキョトンとしていたようだ。そおしたらそのおっちゃんは続けて「このお札は使えないよ。銀行にいって交換してもらいなさい」と言い出した。
あらま。そうだったの。しょうがないので他のコインを出して買い物をした。

ヒースローの乗り継ぎの次の楽しみ・・はパブのビールである。だいたどのターミナルにも1軒くらいはパブがあるが、割りと薄暗い感じがするのか日本人のお客さんはあまり入らないようだが、kおばちゃんとしては折角だからビールを飲みたい・・といつも入り込む。この前もここでこれからタイに遊びに行くというイギリスの可愛い!男の子とおしゃべりをし楽しかったなあ!(こらこら)
でも、せいぜい私が頼むのはハーフパイントの量だけどね。ここでも「これ使えないよね?」って聞いたら。「はい!」といわれてしまった。

それ以降あの「5ポンド札」はそのままお蔵入りしている。
いったいいつ両替した分だろう?それこそ初めて行った?十年前は1ポンド500円以上のレートだったと思うけどまさかあのときの?・・あれから時代がかわったなあ!!
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迷子にご注意(ヒースロー)

2006-02-15 12:04:22 | イギリス
今日は昨日からの暖かさが残っているのか、やっぱり朝から暖かい。天気予報ではまだ花粉は飛散していないようなこと言ってたけどウソだーー!今朝から私の鼻センサーは感知しているぞ!
職場でも大くしゃみが聞こえてくる。予報官に花粉症がいないのか!!

さて、私のブログの数少ない読者の方の旅程にヒースロー乗換えが含まれている・・という事を聞いて、昨夏であった風景を思い出しのたで書いておこうっと。

私は個人旅行派?ということだが、最初から個人旅行だった訳ではないです。ずーっと以前だが2回ほどツアーにも参加した事があるので大体の流れはわかるようなつもりになっています。っていうかシステムそのものは大昔から変わっていないような気がする??(でも最近のは知らないからな--)違っていたら指摘してください!

個人旅行でも私は特に日系の航空会社をマイレージの関係で使用しているので日本人の団体さんと乗り合わせることが多いです。
ツアーだと出発時刻の3時間前位に飛行場に集合して添乗員さんや、他のお客様と初めて顔合わせ・・なんかするんじゃないでしょうか?特別に仕立てた団体旅行じゃない限り初対面の人が殆どですよね。
添乗員さんの挨拶があって、チェックインの手続きをしてチケットを配られ出国審査の後一時解散して・・また集合して乗り込む・・ってなことでしょうか。

団体さんの座るのは大体後部シートが多いように見受けらるが、少ないときでも1機に2つ以上の団体が搭乗しているように見受けられるので、シートの配置についてはグループで「かたまって」ということは無いんでしょうね。お連れの方とは並ぶ確立が高いけど・・それからシートに座って10時間少々・・特にツアーのお客様同士が自己紹介しあってる姿なんぞはみたことないから、まただの他人の集団ですわな。それに添乗員さんはツアーのお客さんとは離れた前部に座る事が多いようです。機内のモニターに
な地図が表示されのようなロンドンの町並みが見えてきたらもうすぐヒースローです。

この前の段階で添乗員さんは座席をあちこと動き回って「飛行機を降りたところで集合します!」のようなことを言って回っているように見えます。

ヒースロー(下の画像はHPから頂きました)はターミナルが4つもある巨大な空港です。日本系はターミナル3に到着するようです。乗り継ぎの中・短距離便が出発するターミナルは別・・それから大移動が始まります。

飛行機によってはブリッジに着かず、バスでターミナルビルまで移動・・という場合もありこの場合はタラップを降りて待っているバスに吸い込まれるように乗っていくので「同じツアーのお客さんだけまとまって」ということが外が雨でも降っていたら不可能です。

ターミナルビルに着いたら人の流れに乗って上部に出て、次の飛行機会社のターミナルをボードで確認して、ターミナル移動のバスに乗ったりします。降りたらFlight Connections Centre のマークに従ってターミナルの分基点まで進んで行きます。
しかしツアーの場合だとこの前段階、最初のビルに入った時点ぐらいから集合がかかり、それから添乗員さんについて行動・・というパターンだと思います。
途中で手荷物検査が再びあったり・・と道のりは長いです。この段階で、自分のツアーの添乗員の顔或いは特徴、またはツアーのメンバーを覚えていれば良いですが迷子になったり、他のツアーについて行ったら大変です。
添乗員さんたちもプロですから、途中で人員点呼を繰り返したりしては居ますが・・

この先また、イギリスへの入国審査に向かう口と乗り継ぎに向かう口が分かれて行きます。(と思います)

昨夏であった風景・・それは私はイギリスに入国しようと審査場並んでいたときの事です。イギリスの入国審査は移民対策のためか厳しいです。だから時間がかかります。そして長蛇の列になります。
日本からの便の到着時には日本人も沢山並びます。じりじりしながら進んでいたときです「○×さーーん」「○×さーーん」「○×さーーん」と悲痛な日本人女性の呼び声がします。しばらくたって「○×さーーん」という声はやみました。その後「勝手に行動しないでください。こっちじゃありません!」と声がしてきた。
この会話から想像するには、きっとツアーで乗り換え利用だったのに、一人で参加の方が、出国審査ラインに並んでしまった・というところでしょう。

添乗員さんも必死だったとは思います。お互いに顔も良く覚えてなかったでしょうから。
寄せ集めのツアーに一人で参加するときは「迷子にご注意!」ですね。
今日はちょっと長くなってしまった!


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お金がない!(ベローナ)

2006-02-14 12:14:13 | イタリア
今日も暖かくなる・・という前宣伝。暖かくなると花粉症が・・
今朝びっくりしたこと。それは昨日使ったはずの切符が出てきた・・私昨日どうやって改札口出たんだ??それも朝!自動改札に切符を突っ込んだ記憶はあるんだけどな??不思議?いったい何を突っ込んだんだ???朝から!

今日は古ーーい話で恐縮だが、両替のことで思い出したので・・書いておこう。

まだ欧州にユーロなんてものが存在しなかった頃の話・・kおばちゃんも若かった!頃の話。
この時はまだ体力があったのでベルリンから欧州に入って、プラハ、ウイーンを回ってベニスから日本に帰る予定を組んだ。移動はすべて列車。ベルリンでプラハ経由のブラチスラバ行きの切符を買い、ブラチスラバからウイーンは船にしてウイーンから夜行寝台でベニスに入る・・という予定だった。

ウイーンからの夜行は予定していた列車が満席で、仕方なく1本前の寝台夜行にしたので、ベニスに到着する時間が早朝の予定になってしまった。まあ、仕方が無いか・・とその列車に乗り込んだ。
列車はベニスまでは順調に運行されていたので、到着が朝の6時くらいだったような記憶が・・とにかく早すぎる。乗車して判ったのだがその列車はミラノ行きだった。そこで連れと、どうせならミラノまで行ってみようか・・ということでそのまま乗り続けた。しかしなんせイタリア時間・・だんだん列車は遅れて行きこのまま乗ってミラノに行っても、ただ、行って帰ってくるだけになってしまう!ということで、急遽途中のベローナで降りる事にした。・・いい加減なものである。

ベローナに到着して困った事に気がついた。この町は予定なんかしてないから「知識」がない。でもまず最初に済ませればいけないことは『両替』(リラはまったく持っていなかった)である。当時持っていたガイドブックをその場で斜め読み・・駅に両替所がある・・と書いてあったので早速済まそうと思い探すと「お休み」!えーーー!そんな。どうしよう!銀行が開くにはまだ時間が早いし・・これじゃお茶さえ飲めやしない。
大きな荷物預かりは「引き取るとき支払えば良い」ということだったのでとりあえず身軽にはなった。

確か駅前はどうってことがない地域、観光スポットまで少々離れていた。バスに乗るにも「お金がない!」。困った!
でも、そこでじっとしていてもしょうがない・・とりあえずタクシーにのって事情を話そう・・ということでタクシー乗り場に行った。

駅のタクシー乗り場では配車を手配していたおっさんは英語で会話ができる人だったので、とりあえず事情を説明してどこか両替できるところに連れてって・・と頼んだ。配車された車の運ちゃんは英語は得意ではなかったが、配車係から説明されていたので我々の意図はわかってもらえていたが、彼が予定していた場所(多分銀行)へ行ったらやはり閉まっていた。ああ、どうしよう。

まあ、後から考えたら彼も私たちが両替できなければタクシー代が徴収できないんだから一生懸命考えてくれたんだろうけど・・次の場所に連れて行ってくれた。
それが、この写真のホテル、ドゥーエトーリホテル・バリオーニDue Torri Hotel Baglioniである。この写真はHPより頂いてきた。

タクシーを待たせておいて、中に入ってびっくり・・お城だわこれは・・!
とにかくフロントで事情を話して両替を頼んでみる。両替の担当者は「もちろん喜んで・・」と受けてくれた。だが、レートが判らない・・日本円の弱さを又知る羽目に・・でも、そこはプロ!新聞のレートの欄から割り出して両替をしてくれた。ああ、やれやれ・・これで生きた心地がしてきた。
タクシー代を清算してほっとしたらお腹がすいてきたから人間不思議!
ちょうどレストランがまだ朝食を提供している時間だったので「今日ぐらいは優雅にね!」ということで、そこのレストランで頂く事にした。ボーイさんの態度ともどもとっても素敵なところだった。
陶器のコレクションルームなんかもあったりして・・後で調べたらスカラ家のお屋敷でした。

お金があっても、通用する「お金が無い!」と本とに心細い。それから成田で両替出来るものはしておこう・・と決心した次第であった。
でも、ユーロって本と便利だわ!
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チップを払いたい!(ロンドン)

2006-02-13 11:59:48 | イギリス
昨日は友人に新年会(今頃?)を誘われていたのを忘れかけていて、夕方電話をもらってあわてて出かけた。メールのチェックを忘れていた・・というか仕事用のメールに入っていた。
外に出たら物凄く寒かった!

それに比べて今日は暖かくなる・・という予報ではあるが、なんか宣伝倒れの気がする。

先日来ご訪問頂いてるかたのHPにチップに関する悩みがでていたので、この前の夏の旅行のときに見た風景を思い出したので書いておこう。

最近好んでよく見ているテレビ番組に「世界美術館紀行」という番組がある。美術館そのものの解説・・のような番組、もちろん展示品にもふれているけど。そのなかで出発直前にテートモダンTATEmodernという美術館が紹介されていた。
2月1日付けのブログにも書いたとおり、ロンドンは久しぶりの都市、まずは新しいものを見てみよう!と訪問リストに入れておいた。

2日間の滞在でお買い物もしよう!というのだから結構忙しいスケジュール。夜はリサイタルを聞きに行くとにしていたので、午前中買い物、午後美術館というスケジュールを組んだのだが、kおばちゃんも所詮女性。買い物を始めたら時間を忘れてしまった!
結局美術館に着いたときには腹ペコ状態・・展示品もそこそこに最上階のレストランに直行!しかし満席で待ち?というかメニューの切り替え時間で調整中!ということでカウンターで飲み物などを頂きながら待ってやっとテーブルに案内してもらった。
一番窓側は先客がいたのでそれを待っている時間が無かったので一応窓が見える席・・に座った。メニューを読んでいて「ん?」と思ったのが『A discretionary 12.5% gratuity will be added to your bill for the benefit of serving and other staff』という表記。チップ込みっていうことね・・とkおばちゃんは解釈した。

そういえばここのスタッフは特に受け持ちのテーブルを回ってる・・という事ではなく、大まかなエリアで働いているという感じで注文をとったお姉さんと運んできたお姉さんは違っていた。
ふーーん。日本式なんだ!なんて納得してお会計をしようと思ったら、丁度私の前のテーブルの年配の夫婦が会計をしていた。話している内容ははっきりと聞こえてこなかったが、どうもそのご夫婦は「チップ」を渡そうとしている感じに見受けられた。それに対してウエートレスのお姉さんは「含まれているから入りません」と断っている様子。ご夫婦は「わしゃあんたにあげたいんじゃ!」ってことで押し問答をしていた。

結論は見逃してしまったが、おじちゃんたち古い人間には感謝の気持ちを表す表現として「チップを払いたい!」ができなくて「むっつり」というところだったのでしょう。

日本の無愛想なウエートレスに比べると、本とチップでもあげたくなる働きぶりでしたわ。
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結婚写真(ドイツ)

2006-02-11 21:44:30 | ドイツ
今日は予報どおり意よいお天気。寝坊をするのがもったいない・・とは重いながらもなかなかおきられなかった。目覚まし支配されない至福の一日・・とはいへ、寝坊するとそれだけ「損」したような気分になるのも確か・・30時間あったら良いのに、休みの日の1日が!
でも、暖かったぶん、花粉症が・・苦しい!

とうとう?トリノオリンピックがはじまった。
時間通りすすんでいるのかな?イタリア時間・・なんてちゃって。
先日ウイーンで知り合ったローマでお勉強をしている日本人が「ウイーンて時間通りなんですね。びっくり!」と関心してましたっけ!

昨日新婚旅行を控えた方から、このブログの御訪問をいただいた。
「新婚旅行」・・一度は行ってみたかった!うらやましい限り!
そんな訳で思い出したのが、以前ドイツでドライブの折立ち寄ったアシャッフェンブルグAschaffenburgの郊外にあるメスペルブルン城Shhloss Mespelbrunnで見かけた「結婚写真」撮影の風景である。

台湾や香港など中華系の友人から度派手な結婚写真(というか写真集?)を見せてもらったことがある。ほんと花嫁さんは「女優」で、目線なんか絶対にカメラを見据えている・・なんてものじゃない。ウエディングドレスを着て、屋外や芸術家のアトリエもどきとかステュエーションを選んで丸一日かけて撮影したような写真・・なのだ!

私は結婚式を挙げたこともないので、一概に日本の場合と比較する能力は無いが、周りを見渡しても結婚式当日以外に衣装を借りて写真を撮影した・・という話は聞いていないなあ。

それが、中華系と同じような風景にドイツで出会ってびっくり!したのだ。
以前ハンガリーなんかでも同様な風景には出会ったが、それはあくまでも「中華系」と見受けられるカップルだった。
でもこの写真の通りドイツで出会ったカップルはどう見てもいわゆる「西欧人」でしょ?
そして、このカップルの周りにはお付の親族も友人もだれもおらず、ジーンズ姿の「カメラウーマン」が一緒にいただけ。だからこの日はお式の途中で立ち寄った・・というステュエーションではないと思う。

ああ、ドイツにもこの「結婚写真撮影」の文化が浸透してきたのか!!なんて驚いたkおばちゃんであった。
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特別なお客様(ハルシュタット)

2006-02-10 12:48:20 | オーストリア
今日も好い天気。あーお布団干したいなあ~!
仕事するのがちょっとつらい。
でも、あとで銀行に行かないと週末が過ごせないか?

昨日のブログの続きではないのだが、ハルシュタットHallstattで思い出したこと・・書いておこう!
まあ、ハルシュタットだけではないのだけれど・・

昨夏ハルシュタットに行ったとき、宿をどうするか悩んだ。まあ、kおばちゃんのことだからまともにドライブして着かないだろうなーーということは計算済みでルート検索から割り出した所要時間の3倍の所要時間を予定して予定を立てたら、8時過ぎ・・という結果になった。なんせ地図もってないしナビゲータもいないですからね・・
到着してから宿を探す時間も体力もないだろう・・ということでネットで予約する事にした。

到着してすぐに食事だ出来るところ・・どうせなら美味しいものが食べたい!ということでいろいろ検索してツァウナー・ゼーヴィルトGasthof Zauner Seewirtに決めた。いろいろ選択肢はあったのだが・・なんせ行った事が無いのでイメージが湧かなかった。
値段もまあまあ、シングルもあったし。

到着して部屋に落ち着いたら、やっぱりお腹がすいてきた。なんせお昼もろくに食べた記憶がなかったなあ!
早速日本式でいうと2階にある食堂へ・・ここのホテル、フロントデスクなんてもんは無い!チェックインするとき厨房に声をかけて鍵をもらったくらい。
人々のざわめきと、食器のこすれあう音がして、食欲をそそる・・
室内に入ったらテラスがついている右側の部屋と、付いていない左側の部屋に分かれていて「どちらでも」と進められる。

テラス付きの方はにぎやかなお客様・・が多そうだったので一人身として孤独になりそうなので静かな左側の部屋に入った。テーブルを決める団になって・・優柔不断の性格が丸出しになって、3回も場所を変わった。最後にテーブルを決めるきっかけは、写真のテーブルを眺めていたかったからである。

素敵でしょ?!窓からマルクト広場がみえるのですよ!
しっかり「予約」の札が付いていた。私のほかは1組の英語をしゃべる中年のカップルだけ。私はこの「景色?」をみながら、料理を頂く事にした。

名物の湖でとれたお魚は一人では扱いきれない量・・けちな私は食べ物を残したくない!ので違う料理をたのんだ。
料理の味はまあまあ、いろいろフランス風のデコレーションをしたりして努力は感じられたけど。

で、結局ずいぶん遅くまでその食堂にいたけれど、ついぞ「予約」のテーブルにはお客は現れなかった。いったいどんなお客様か楽しみにしてたんだけどなあ!
よく、あちらでは「予約」というのは建前でそのお席に品格があった「特別のお客様」が現れたら・・というのは判っていたので楽しみにしていたのだけれど、結局その日のお客は私と50歩100歩だったという事でしょう。

まあ、もう一組のカップルも隣の部屋から来た別のカップルと食事が終わってからシュナップスを飲んだくれて、ボーイのおでぶのお兄ちゃんに呆れられてたくらいだからね。

このおにーちゃんも、カップルが「ハイキング素敵だったわよ、あなたもハイキングしたら?」とすすめらてら、「ぼくはこの部屋の中で、お客に何回も何回も呼ばれるたび歩き回るから必要ないんだ。だからこんなに痩せちゃった!」とユーモアーを振りまいていた。

それを眺めているだけでとっても楽しかったな!
また、行く機会があれば・・・いいな!
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