Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

グリーンラインの向こう側(北レフコシア)

2009-01-30 22:03:19 | キプロス
今日は朝から移動で、明太子の国から帰ってまいりました。
一日が長いような・・・
それにしても、日本人はせっかちですね。まあアジア系だからしょうがないのかな。スッチーさんが『飛行機が停止してもシートベルト着用サインが点灯している間は着席の上お待ちください』とアナウンスしているにもかかわらず・・その言ってるそばから立ち上がるオヤジたち。

kおばちゃん、心の中で『あなたたちがルールを破って、勝手に判断した結果がこの経済状態じゃないの!!それで、結果は他人のせい??』と叫びたくなりました。

だって、あまりにも今の経済状況がマスゴミもそうだけれど『こうなったのは政治のせい』と騒ぎすぎてるように思うからです。

所詮日本人の『民主主義』は敗戦によってアメリカさんから『与えられたもの』、けっして『勝ち取って入手したもの』じゃないんですよね。
なんだか、国会の議論をきいていても、町のインタビューを聞いても、地方の行政長の話にしても『お上が何とかすべき問題』っていうのが多すぎてねぇ。

これじゃあ、時代劇の世界じゃないの。最近の国会の場だって、まるで野党さんは『お白州』と勘違いしてるんじゃないの?と思うような行動ばかり。
国会って何のためにあるのかしら・・と疑問に思ってしまいます。

与えられた民主主義ってことで、今ひとつ使い方が分かってない国民の国家なんですね。日本は。

えらそうなことkおばちゃん言ってますけど・・・決して他人の前ではいえませんよ。小心者ですからね。

○12月31日(水)

『SEiMiYE CAMii』をコーランの声に送られながら街中に戻ったkおばちゃん。

お祈りの続いている街中はどなん・・・かと思ったのですが・・
普通の街中でした

お祈りの間日常がとまるのか・・とも思っていたのですけどね。

お祈りはあの塔から聞こえてきますなかなかよいお声の持ち主・・のような気がします。

さて、これからはkおばちゃんさっき通ったところで気になるところがあったのでそちらに戻ることにしましょう。

さっきの商店の連なる道を戻りながらふと脇道の奥をみると、
ちょっとぎょっとする光景が見えました。

これじゃあ良く分かりませんよね。ズームアップした画像が冒頭のものです。
これでも分かりませんかね?kおばちゃんが何にぎょっとしたかって・・
kおばちゃんのぎょっとしたのは突き当たりの塀の上にちょこっと見えている物体です。ナンだと思いますか??

これは・・なんだか刑務所の塀の上に巡らされている高圧電流の電線のように見えてしまったんです。
場所的には、多分ここ北レフコシアと南レフコシアの境界線・・つまりグリーンラインのところの外側と思います。

この塀の向こうが国連の管理する緩衝地帯。そしてその向こうに南レフコシアの町があるんですね。きっと・・
kおばちゃんが通ってきた緩衝地帯は布で覆われていたのでわかりませんでしたけど・・このような塀がつらなっているんでしょうね。

この塀のすぐ脇ではこんなきれいな布が売られており、日常が続いているんですよね。

この布は本当に綺麗です。ムスリム(イスラム教徒)の女性がまとうベールの布でしょうかね。

今は穏やかな関係になりつつある2国間・・と思っておりましたが、過去の遺物をみて争いがあったのは現実で、それでも市民は生活していく・・ということを強く感じました。

そこに観光気分で来るkおばちゃんが一番良くないのかも知れませんね。

さあ、気を取り直して観光です。
kおばちゃんの目指していたのはここです

ビュイック・ハンBÜYÜK HAN (THE GREAT INN) と呼ばれるところです。
さあ、中に入ってみましょうね。
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祈りの場所(北レフコシア)

2009-01-29 23:37:09 | キプロス
今日も明太子の国にきております。

昼間駅前を歩いていたら、菜の花を頂いてしまいました。指宿からの観光誘致のご一行さんで、もう指宿では菜の花が満開だそうです。
ああ、この土日のスケジュールさえなければ行きたかったな!!残念!砂風呂大好きです。

それにしてもやっぱり九州はよかとこばい!食べ物もおいしかーー!お値段も安かー!
でも、景気は悪かーーですね。

○12月31日(水)

『Belediye Pazari または Bandabulya』公設市場?でお買い物はなんにもしないで・・見学だけしたkおばちゃん。外に出ることにしました。

外に出るとさっき2つの国旗が掲げられていた塔がマジかに見えます。

今度はあそこに向かってみましょう。カバーが掛かってるから修復中ですかね?
入り口と思しきところから見上げると・・こんな感じですね。

あら?入り口に名前が書いてありますね。

なんて書いてあるかというと、こう書いてあります。

『SEiMiYE CAMii』と大きく書いてあって、その下に『SELIMIYE MOSQUE』とあり、さらに小さな字で『St.Sophia Catedral』とありますね。モスクでカテドラル??
不思議ですね。

でも、建物の前庭にはこんな建物があります。

これはどうやら、足を洗うための場所のようですね。違うかしら?

ここの建物には土足で入ってはいけないんです。

ここは、さっき入り口のところに書いてあったとおりモスクです。入り口の一番上はどうもトルコ語ですね。
そしてここは一番下に書いてあったSt.Sophia Catedral『聖ソフィア大聖堂』として1209年とから1228年にかけて建設された建物のようです。だからもともとはゴシック様式の構造の聖堂だったわけですね。
1489年にヴェネツィアにその支配を譲渡するまで、『十字軍の落ち武者が作った』といわれるリュージニャン朝Lusignansの戴冠式はここで行われていたようです。

その後1491年と1547年と1735年には大地震により深刻な被害を受けてしまったようです。

だから内部はステンドグラスこそありませんが・キリスト教の教会のようですね。

でも現在はこの建物の北キプロストルコ共和国での一番主要なモスクとして存在しているようです。


うーーん、とっても不思議な空間です。

お堂の中の一角にあったものですが・・これはいったい何でしょう?
ミフラーブ ミフラーブ محراب mihrābと呼ばれ、メッカの方向を指し示すものなんでしょうかね?

これは説教壇でしょうか?丁度団体さんが見学をしてらっしゃいました。
彼らはドイツ語をしゃべるご一行さん。さっきCathedral of St John the Teologia(Agios Ioannis Cathedral )でご一緒したご一行さんでしょうか・・

そうそう、床に敷き詰められているカーペットの下にはキリスト教の聖堂であったときの王の墓があり、その碑文や模様が隠れているとききました。

kおばちゃんがお堂のなかをうろちょろしてたら数人のムスリム(イスラム教徒)の方が・・・

やはり現役の祈りの場所。観光気分でいるのが申し訳なくなってきて・・そそくさとお堂をあとにいたしました。

入り口は どうみても教会堂ですよね。

なんて振り返っていたら突然大音響が・・頭の上から聞こえてきました。

祈りの時間の始まりですかね。コーランの一説のようですが・・kおばちゃんにはまったく分かりません。
分かるのはこの塔に括りつけられたスピーカー聞こえてきた・・ということだけです。

現在進行形で問題になっている『ガザ』のもめごとも、根底は宗教の違い。
この国を2つに分断してしまったのも宗教の違い。

でも、『祈る』という行為は同じで、現在も過去もこの建物は『祈りの場』として提供されている。
八百万の神の国のkおばちゃんにとっては、神様も仏様もみんなおんなじ・・なんて思考にはなれない信仰が理解できないのでありました。

現在の紛争の大部分はこの『宗教間の争い』じゃあないんでしょうかね。だからもしこれが動物だったらない紛争。人間ってもしかすると動物より・・・・
と、思ってしまうkおばちゃんです。

みんな仲良く生きましょうよ、神様だってそれを望んでるはず・・なんて考えるのが甘ちゃんなんでしょうね 。
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大晦日の庶民の台所(北レフコシア)

2009-01-28 23:59:08 | キプロス
今日は実は明太子の国まで来てしまっているkおばちゃん。

明日お仕事があるのだが、万が一のため前のりしているのだが・・やっぱり景気は今一のようのな気がする。
顔見知りの飲み屋のママも、『マスコミが景気悪いって騒ぎすぎよ!!』と怒っておりました。

マスコミといえば、先日の報道でイギリスのBBCとスカイは例のガザの被害に対する義捐金の呼びかけはしない・・と決めたそうです。『中立』の立場に反するそうです。そのくらいのモラルは報道機関にあってしかるべきだと思いますが、日本のマスゴミさんはどう感じてるんでしょうかね。

○12月31日(水)

『Belediye Pazari または Bandabulya』と呼ばれる、いわゆる公営市場にたどり着いたkおばちゃん。もちろん中に入らないわけはありません。

でも、入り口にはこんな看板があるのです。もちろんこの中に自動車で入ろうなんて輩はいないとは思いますけどね。

中に入るとこんな感じです。

賑わっているお店もあります。


このお店は何屋さんかというと、チーズ屋さんのようです。そういえば、炙って食べる美味しいチーズがあるとか・・

そのほかにはこんな藤かご屋さん・があったり、

これはボケてますがオリーブ屋さん??

これはお菓子屋さんヌガーのようなお菓子がありました。

買いたかったけど・・旅のまだ始まり。一応自粛いたしました。

これは小間物屋さんトルコの国旗もどきもあります。

そしてこれは・・・・お肉屋さん。

ここ結構賑わっているのは・・・例のシシケバブーのせいでしょうか??

八百屋さんなんかもありますね。

値段的にはさっき見た南側の市場よりも安めな気がします。

これは・・・ゴミではありません。kおばちゃんの机の上でもありません。

一応小間物を売ってはいるようです。

そして冒頭の画像のお店は・・そう映像にあるとおり『肉屋さん』なのですが・・・
こうなってしまうともう何のお肉か分かりませんねこれは、あとスープにしかならないような気もしますね。

そういえば、こんなお芋さんもありました。

この前ちょこっと調べたら・・キプロス共和国(南)の禁制輸入品に『ジャガイモ』があがっていたような・・まあ荒れた大地でもできますからね。

市場で庶民の大晦日を堪能?した気になってるkおばちゃんです。



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二つの国家(北レフコシア)

2009-01-27 18:31:27 | キプロス
今朝見ていて面白い(失礼!)と思ったニュースがあった。
内容自体はけっして面白いなんてものじゃなくて深刻な事態。

23日から24日にかけ、フランス南西部とスペイン北部の広い地域で暴れた暴風雨は送電線をずたずたにして、未だに停電中の村が沢山存在しているとか。
高圧鉄塔はもろ被害をうけて1ヶ月は復旧が見込めない。・・というニュースなのだが、各村でのインタビュー等の中で紹介されていて『へぇーー』とkおばちゃんが感心したのは、災害後の自衛策???

もちろん電気と言うインフラがだめになってしまった訳だが、各村で強力な自家発電装置を持った人がいて、その人が発電機を提供して動かしているモノがあるのだが・・それがなんと各家庭の『冷凍庫』なんですって。

どういう仕組みかというと、各家庭の『冷凍庫』を一箇所(映像では倉庫のようなところ)に集めて、そこで一斉に冷凍庫を動かしている・・ということなんです。

まあ、合理的というか、長期戦に備えて『食糧備蓄』が第一というか・・
必要な冷凍食品は、そのつど倉庫にとりに行くそうです。各家庭に送電が再開されるめどが立っていないときは良い対策かな・・と思うとともに、さすが『食』のおフランス。気にする事が違います!!と感心してしまいました。

日本の防災担当者さん、参考になりませんかね?


○12月31日(水)

kおばちゃんの北レフコシアの見物は続きます。
年末大晦日のせいなのか、はたまた毎日こうなのかは比べようもないのですが、けっこうな人出かと・・・アメヨコとは比べようもありませんけどね。

小さな小路の商店街?を抜けるとその先にあったのは
こんな建物でしたここは何でしょうね?

でももう少し先に行って見ましょう。こんな所に出ました。

この塔はさっきの通からも見えましたね。あら??あの旗は
一つはトルコ国旗ですね。地が赤色のやつです。

そしてまるっきり反対の地が白い旗はここ北キプロス・トルコ共和国Kuzey Kıbrıs Türk Cumhuriyetiの国旗のようです。まあ、国名にも『トルコ共和国』と言う名称が入っていますからね。本とはこの国は国連に承認されていないようです。

もともとは1974年7月15日のキプロス共和国のギリシャ併合賛成派によるクーデターに介入したトルコ共和国がキプロス島北部を占領したことから始まる国家。その後、もともとキプロス島に在住してたトルコ系住民が北部に移住したというか移住させられて成り立ってきた国家らしいです。

かつては、宗教の違い(南はキリスト教、北はイスラム教)等から激しい紛争があり、その上ヨーロッパ諸国は、1974年のトルコによる北キプロス占領以来、北キプロスに対して経済制裁を加えていたそうです(どこかで聞いた事のある話ですね)

しかし、2004年に南のキプロス共和国のヨーロッパ連合(EU)加盟を承認された事を契機に、南北融和の方向に動いてはいるようですけど・・・道は険しいようで、昨年国連のキプロス問題特使とし選任されたアレクサンダー・ダウナーAlexander Downer(オーストラリア外相)からは本年(2009年)中の解決を迫られているとか・・

kおばちゃんの予想では『トルコ共和国のEU加盟』を条件に『キプロス北部からの完全撤退』って条件を水面下で掲げてる気はします。いずれにしても政治の条件にされる住民はたまったもんじゃありませんね。
kおばちゃんの予想が当たらない事を祈ってます。

さあ、複雑な問題は置いといて・・通りは車も通れる幅にはなってきましたが、相変わらずの商店街が続きます。

そしてその行く手に出現?したのは冒頭の画像の建物です。

何かわかりますか?ここは『Belediye Pazari または Bandabulya』と呼ばれる、いわゆる公営市場らしいです。

この数字が示すとおり英国の占領時に建てらたようですね。

そしてこの建物のある位置は
この地図の四角く囲ったところ。

拡大して見ると良くわかりますけどこの『47』がそうです。

そしてその脇に付いているグレーの『○』はこのレフコシアの旧市街のど真ん中の印ですね。そうなのです、この市場は町の真真ん中にある・・・はずだったんですよね。

さて、中に入って見ましょうね。
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赤色は幸福の色(北レフコシア)

2009-01-26 17:41:30 | キプロス
この前あせったこと・・
それを忘れないうちにまず書いておきましょ。

実はインターネットに接続できなくなってしまったのだ。原因はなにか・・
まず疑ったのはPC自身の問題。kおばちゃんとこは別のPCもあるのでそれを使って接続を試みるが・・ダメ!!
ハブを介して、プリンタやサーバにも繋がっているのだが・・・そちらは問題なく利用できる。となると・・大本のスプリッターという部分か??回線か?

で、なにがあせったか・・というとその連絡先がわからなかったのだ。
いつもはわからない事はネットで調べれば良いのだが・・・ネットに繋がらないと問合せ先も検索できない・・・うーーむ困った。

結局原始的なやり方、契約している会社に電話をかけて事情を話して繋いでもらったのだ。いかに日ごろからネットにたよりきっていたか・・反省!!

ま、解決方法はスプリッターの電源を落として10分後に復旧させる・・というものでしたけど・・今回はこの反省を生かしして??スプリッターに連絡先の電話番号を貼り付けましたです。次回がないのが一番なんですけどね。

あーーあせった!

○12月31日(水)

お昼過ぎに一旦ホテルに戻ったkおばちゃん。理由は・・疲れた。というのと。小腹が空いた・・ということ。レストランやマックで食べるほどじゃなかったのと・・日ごろのケチからです。

ま、午後の観光の予定を考える・・というのもあったんですけど・・これは大まかには決めてあったんですけどね・・

態勢を整えて向った先は・・・昨日謀らずも迷い込んでしまった、北側のレフコシアです。そうなんです、今日の午後観光に行こう・・と決めていたんですよ。それに今日しかレフコシアを観光する時間がありませんからね。


昨日と同様、パスポートのチェックポイントを通って・・そうそう、昨日作ったヴィザの紙にまたスタンプを押されただけですけどね。

グリーンラインを越えて入った北側の町は、夕べと随分ちがいます。
昨晩はこんな感じでうら寂しい・・というか人陰もない感じでしたが、

昼間はこんな感じで賑わっています。

この人達は・・たぶんkおばちゃんと同じで南側からの観光客ですね。

さて、どちらへ行きましょうかね?すこし人波に沿って歩いて見ました。
人波はどうもお買い物目的という人たちのようで、小さな商店が軒を連ねる小路に向っています。

こんな感じのお店が軒を連ねています。

ここは北レフコシアで北キプロス・トルコ共和国Kuzey Kıbrıs Türk Cumhuriyetiで通貨も新トルコリラYeni Türk Lirasıなんですけど・・
どうもここではユーロも普通に通用するようでこんな表記もありました。

新トルコリラの表記は色々なんでしょうけど、頭の『Yeni』だけとって表記しているところもあり、一瞬日本円(Yen)かと思ってびっくりしました。普通は『YTL』だそうです。

さっきの通りに両替所もあったのですが・・今ひとつ事情が判って無いので両替はしてません。両替すると・・使っちゃいますからね。
でも、ユーロも使えそうなので・・安心です。(いえ、危ないです)

この小路のお店の軒先で感じたのは・・

赤い色をした下着が多いと言う事なんです。ほら

こんな感じですよね。

上下でまっかっか!というものもあります。

これは、どうやらトルコの風習のようで、赤い下着で年を越すと、翌年1年幸福に過ごせる・・と言う事らしいです。
でも、この風習はどうもトルコのみならず、地中海沿岸諸国に見られるそうでけど。

ということで、年末には赤い下着が売れに売れる・・と言う話ですので、キプロスでトルコ系住民が殆どの北側は特に・・なんでしょうね。

冒頭の画像もそんな一枚。ちょっと悩ましい下着の前のニャンこです。
『君は南も北も自由に行き来できるんでしょ?』と問いかけたくなるような自由さですね。

そうそう、赤い下着の他にもこんな○ティーちゃんですね?これは・・バッタモン??

さて、あっちの塔の方に言って見ますかね。
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大晦日の街角(レフコシア)

2009-01-25 20:58:33 | キプロス
この土日は・・大忙し。ま、お仕事ではありませんけど・・
なんとか乗り切った感じ。ちょっと今週は頭を切り替えないといけないね。

先日体験したことで、ある演奏会での出来事。もともと入場無料の演奏会。だからどんなお客様がいらっしゃるか分からないんですけどね。
その日のお客様は大別して二種類。団塊の世代以降の高齢者の男性と・・子どもづれ。

その子どもが演奏会の最中にちょっと騒いだ。kおばちゃんも気にはなったんだけど・・聴衆の皆様のアンケートは、そのことばかり・・
激しいものになると『子供を騒がせておいて平気でいる母親の気持ちがわからない・・』というのも・・

誰でも自由に聞いていただきたいのだが、難しい問題ですね。
kおばちゃんは子持ちになれなかったから、お母さんの苦労はわからないけど、騒いでいい場所とそうじゃないところというのをはっきりしつけるのが日本人には苦手のようですね。

海外の教会堂に入るとかならず、『静寂』を求められるので、そういう社会性は幼いころから身についているようですね。

○12月31日(水)

聖ヨハネ大聖堂のさらに奥には ビザンチン博物館・美術館 の見学を終えたkおばちゃん。
出口のところで、また親子の日本人にお会いし、ちょっとお話と情報交換。
彼らはこれからkおばちゃんが向かう観光都市ももうすでに見学されていたので、情報を頂きました。

kおばちゃんは、さっき引っかかってきた青空市場のお話を。
彼らは車で移動しているのだが、これからその市場に向かうというのだが・・うーん・・あそこは車の渋滞が激しいからね。

kおばちゃんは・・徒歩でまた向かいます。向かう先は・・ホテルにちょっと帰るだけですけどね。

裏道を選択する予定ですけど、そのまえにであったのは冒頭の画像の風景。
これは・・もうお分かりですね。
さっきも同じようなものが学校のようなところでやってましたね。

ここでも、道端でおじさんが一人でお肉の世話?をしておりました。ここでも良い匂いが漂ってきます・。

これは今日に限ったたことなのか、それとも毎日のことなのか・・分かりませんけど、少なくとも今日は平日です。でも大晦日ですからね・・・kおばちゃんの想像するには、日本の年末の餅つきのような感じなのかな?なんて思いました。
時間は午後1時過ぎ。お昼にはちょっと遅いけど、早めの夕食というか遅めの昼食の準備で今日はみんなで『ご馳走』を頂くんじゃないでしょうかね。

美味しそうな匂いに送られて、kおばちゃんは裏道に入りました。
表はさっき歩いたから・・というだけの理由なんですけどね。
裏道はやっぱり静かです。

ニャンコたちものんびりとくつろいでます。

ごめんごめんお邪魔してますね。

それにしてもあなたの尻尾はすごいゴージャスね。なんてね。

君は正統派のキジ猫ちゃんかしらね。

そういえば、昨日からニャンコに大分出会いましたけど、どれも基本的には野良ちゃんのようですね。

裏通り進めなくなったので、表通りに戻りました。途中でさっきのお二人の乗った車を追い越しました。やっぱり徒歩のほうが早かったわね。

そうそう、さっきの青空市場の前にある自動車屋さんの店先でも・・

ほら、よく見るとねお肉のグリルが・・・ありました。

これを見て、やっぱり大晦日の光景じゃないか・・と確信したkおばちゃんです。
この状態だと、本日のお仕事はおしまいですね。

さてさて、kおばちゃんはライキ・イトニアLaiki Geitoniaの一角にもどりました。

この一角に観光案内のインフォメーションもあります。
kおばちゃん、、実は聞いておきたいことがあったのですが・・どもうここは『キプロス』全体のインフォメーションというよりは、レフコシアの案内所でした。
中ではおばちゃんが一人で切り盛りしているようだけど、お友達なのかただのご近所さんなのか・・おばあちゃんが2~3人いすに腰掛けたおしゃべりに興じておりました。

ここでは、kおばちゃんの知りたい情報は分かりませんでした。残念!
『それは現地のインフォメーションで聞いてみて』といわれてしまいました。残念!

それにしてもお昼過ぎだというのに、観光客の姿が見えませんね。

まあ、こんなものなんでしょうかね。冬は・・と思いながらホテルに戻ったkおばちゃんです。
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ビザンチンの香り(レフコシア)

2009-01-23 18:44:54 | キプロス
昨日今日・・そして・・ここのところは大忙しなのでなかなかアップできないかも・・
ま、ぼちぼち行きます。

ここのところの、株価の下落。資金があれば買いあさりたいくらい・・だけど、ありませんからね。しかたありません。

昨日もお仲間と『ポンド』の話で、昔は1ポンド500円くらいだったことがあった・・と言う話で、kおばちゃんが50ポンド札を見せたら・・こんなのなかった・・と言われましたです。そうだよね。50ポンド=25000円だもんね。

だから今ポンド買うと絶対儲かる・・・と、取らぬ狸の何とやら・・ですね。

○1月31日(水)

ファマグスタ門Famagusta Gate (Leoforos Athinon)を後に、今度は町の中心部?方面に向いました。

そしてこんな所に到着です。

ここは大司教の館The Archbishop's Palaceと呼ばれているところ。建物そのものは新しく1956年から60年の建築でネオ・ビザンチン様式・・らしいけど・・中には入れないような・・

周りが工事中なので今ひとつ・・ですね。

そしてその先にそびえるのは聖ヨハネ大聖堂Cathedral of St John the Teologia(Agios Ioannis Cathedral )だそうです。

入り口には案内書が掲示されてます。

1662年に建てられた教会。聖書などを題材とした、保存状態の良い18世紀の壁画と、木に彫り込まれたイコンが素晴らしい。ということで・・内部を拝見させていただきましたが・・当然撮影禁止。これはパンフレットより・・です。

kおばちゃんが入って行ったとき、丁度お二人連れの日本人の方に遭遇。少しお話をしました。親子でキプロスを10日間かけて周ってるとか・・うらやましい限りです。

内部では、ドイツ語話すガイドさんが団体さんに説明をしておりました。さすが皆さん真面目に・・聞いておりましたが、kおばちゃんは・・ざーーーっと見ておしまいです。


まあ、ご想像にお任せいたします。

この聖ヨハネ大聖堂のさらに奥には ビザンチン博物館・美術館 Byzantine Museum & Art Galleries がありました。
ここは9~18世紀にかけてのイコンのコレクションが特に有名だそうです。

ここではこんなものや、こんなもの、さらにこんなものなんかが見られますが・・
これらの一部は海外に一度流出しかけたものもあるらしいです。

上部階は普通の美術館には絵画や地図、リトグラフなどが展示されています。

丁度美術館を出たころは午後1時過ぎ・・表の張り紙によると、本日は1時過ぎは休館になってしまうようだったので・・ぎりぎりでしたね。大晦日ですもんね。

聖ヨハネ大聖堂の前を通ると、もう既に扉は閉まっておりました。
ああ、よかった!なんとか間に合った!と胸をなでおろしたkおばちゃんです。

さっきの美術館の内部から外にある聖ヨハネ大聖堂を見たのが冒頭の写真でございます。
さあて、お次は・・
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過去と現在の共存(レフコシア)

2009-01-21 22:56:49 | キプロス
今朝は一日米国新大統領の話題ばかり。
もう食賞気味・・ではあるけど、その報道もハンで押した様なしつらえ方で笑ってしまう。夜になって、少しは変わってきたけどね。

特に笑ってしまうのは、日本人に『貴方は米国大統領に何を期待しますか?』という問いを向ける事。
答えのパターンは『この不況をなんとかしてくれること(政策)を早く実行してくれる事』だ。

だから、違うでしょ!彼の演説聞いてないの?『この苦しい時は、みなで痛みを分かち合い・・』というようなことを言ってるでしょ?誰かが何とかするんじゃなくて、皆で何とかしようってことを強調してるのが判ってないのね・・・マスコミさん!だから、みんなの答えがそうなっちゃうじゃない。

それから、今日のニュースで気になったのは、女子中学生の逮捕。『幸せそうな子をみると、むかついた』というもの。これも日本人特有の『ねたみ』と『そねみ』の典型。
一見共通項がないようにも思うけど、根本的に同じ土台で議論されているのが、『高級官僚の渡り禁止』というのも。kおばちゃんには、同じ次元で文句をいっているように聞こえてしまう。
まあ、高級官僚の方にも問題はあると思うけど、その高級官僚を生み出すシステムを変えなきゃいけないでしょ。彼らにいわせれば、『どなたでもなれるんですよ。上級試験を受け合格さえすれば。』という正論を返されるんだと思いますよ。

高級官僚を生む土台を無視して、結果だけ文句いってるのは『ねたみ』と『そねみ』以外のなにものでもない気がするんですけどね。もっと根本的な公務員改革の議論をして欲しいもんだと思いますです。なんだか愚痴ばっかりでしたね。

○12月31日(水)

思わず寄り道をして時間をくってしまったkおばちゃん。
今日のあってないよな予定も・・怪しくなって来ました。いつもの事だけれども・・

途中でこんな植物を見かけて、あやっぱりここの気候は温暖で・・雨が少ないんだ。なんて再認識しましたです。だから夏の観光シーズンには水を輸入してるんだよね。

最初の目的地はこんなところ。

これは、自由の記念像Liberty Monumentということらしい。何からの自由か・・というとイギリスの植民地支配からの自由らしい。農民や司祭等あらゆる階層のひとを表現してているのかな?EOKA(Εθνική Οργάνωσις Κυπρίων Αγωνιστών 、 Ethniki Organosis Kyprion Agoniston)と呼ばれたギリシャ系の労働組合?の活動を記念して1973年に建立されたもの・・割りと新しいものらしいです。これも旧城壁の砦のような部分の一つに建っていました。

次に向ったのはこんなところ。

ファマグスタ門Famagusta Gate (Leoforos Athinon).正面からの画像は冒頭のとおりです。
この門はかつて市内(城壁内)へ入るための門として建てられたベネチア時代の遺構だそうです。南部に残っている3つの門のうち一番古いものだそうですね。1981年に改装されているそうで、現在はコンサート会場や展示場の役割を果たしているそうです。

残念ながら本日は休館でございます。

脇に階段があったので上ってみました。

上は小学校かしら?子供たちが室内にみえました。

ふと見上げるとヘリコプターが・・割と至近距離にいます。

機体にはUNの文字が見えたのですが・・これじゃわかりませんね。

UNつまり国際連合United Nations のことですね。

そうなんです、ここキプロスは南部と北部で国が違うと前も書きましたが、ここ最近でこそユーロ圏入りを熱望しているトルコの政策変換か2国の間は目だった争いごとはないようですが、ちょっと前までは激しい紛争をしていたわけで、衝突を抑止するため1974年に国連が引いた緩衝地帯はグリーンラインと呼ばれ、その部分を管理?するために国連平和維持軍United Nations Peacekeeping Operations(PKF)が駐留してるんですよね。

ここレフコシアにもグリーンラインは存在しており、昨晩kおばちゃん図らずも超えちゃったんですもんね。

こんな平和な光景を見ていると・・忘れてしまいます。

え、なにが平和な光景かわからないって?
少しアップでこんなことですけど・・

これでも分からない??そうか・・匂いがしないもんね。
さらにアップで・・そうなんですシシカバブというかスーヴラキというべきか・・とにかく肉を焼いております。遠赤外線でしょうか・・ぐるぐる回しながら焼いておりました。しかも、さっきの学校とおぼしきところの一角で・・

ああ、これがキプロスの現実なのね・・なんて妙に感心したkおばちゃんです。
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柿?みかん?(レフコシア)

2009-01-20 23:01:30 | キプロス
明日の早朝は米大統領の就任式だとか・・
就任式をまえに、○バマ氏の言動が報道されるようになってきたけど、それを見ていて思ったのは『たぶんアメリカの方が不況から早く脱出するでしょう。日本よりも』ということ。

なぜか・・というの彼の演説が『WE(私達)』という言葉から『YOU(貴方達)』という表現になってきたからだ。
この難局を切り抜けるのは『貴方達の協力が必要だ!』『貴方ならできるはず!』というような感じ。まるで、子どもを褒めて褒めて力を出させるような感じではあるけれど、まさにその通りなんでしょうね。

何処かの国の国民のように『政府に代えてもらう』『誰かが助けてるれる』なんて思想はないのでしょう。ま、事実その通り、自分達でなんとかしなきゃいけない事なのよね。

新大統領は『協力・助け合い』のアピールのためにペンキ塗りまでしちゃってますからね。まあ、国民性と合致して『欲しがりません。勝つまでは』ではなけれども、『不況から脱出するには協力は惜しみません!』という風潮をみごと作り上げて行くんだろうな・・と思ったkおばちゃんです。

そういえばガザ問題が解決の兆しを見せてきたら、あちらヨーロッパでも金融危機の報道がすこしは増えて見みたいです。でも『誰が悪い』てきな報道はないみたいですね。

日本の報道も、国会も『ねたみ、そねみ』を増幅させる発言ばかり取り上げてる気がします。そんなの絶対に違う!と思うんですけどね。方法としては・・

●12月31日(水)

朝は・・一応目覚ましはかけたけれども、なんとなく目が覚めました。
今日の予定は・・うーーん・・あってないようなkおばちゃんの予定。
でも、一応絶対にしなきゃ行けないのは・・駐車場にいってフィエスタ君の駐車料金を払ってくる事です。
まあ、年末だし、昨日の様子からすると係りの人も回ってきそうにもないんですけど・・いちおう、無駄な交渉ごとはおこしたくありませんからね。

ということで9時までには食事をすませて、駐車場に・・というのが第一目標のkおばちゃんです。

朝食会場は・・日本式の1回です。もちろんセルフサービスのビュッフェスタイル。
ここではコーヒーなどの飲み物もセルフです。
食べるのに一生懸命で画像がありませんけど・・まあ特段どうってことのない感じです。
あ、食材はベーコンがあったりスクランブルエッグがあったり・・でイギリス式っぽいですね。どちらかというと。

9時を少々過ぎてからフェエスタ君のところへ・・以前フランスで路上駐車したときには、きっかりにもう見回りにきていたのでちょっとひやひやものでしたけど・・誰もそれらしい人はおりませんでした。

その代わりおばちゃんが精算機の前でチケットを買っていたのですが・・次に来たkおばちゃんに対して『チケット本とはもっと長い時間がほしかったのに細かいお金がなかったから・・』とかなんとか話しかけてきました。
kおばちゃん、とっさに「うーーん・・この人何が言いたいの?細かいのがないからお金をくれって言ってるのか、kおばちゃんにこのチケットを買い取ってもらいたいと思ってるのか・・判らない・・ちょっとめんどうなだ・・」と思ったのです。

ですから、申し訳ないけどここは完全に『外国人』になりきって。『?????』と言ってる事がわからない・・ということで通しました。
だってkおばちゃんなんか、ここに今日一日は車止めっぱなしにしよう・・と思ってるんですから。そんな中途半端なチケットじゃしょうがないんです。
この駐車場は最長でも4ユーロ位だったと思います。これで夕方まで安心して町歩きができます。

そうなんです。kおばちゃんの今日の一日の予定はレフコシアの町の観光なんです。だから車はじゃまっけ。レフコシアの町っていったて、いわゆる城壁に囲まれている部分しか考えてないんですけどね。

フィエスタ君の様子を見た後は、もう一度ホテルに戻って、ちゃんと防寒の格好をして町歩きに挑戦です。あ、ついでにロビーでメールチェックでもね。

第一の行き先をきめて・・歩いていると、人のいっぱい出入りしている場所にぶつかりました。場所は、城壁の駐車場ののなりのブロック。なんなんだろう・・・
当然ミーハーなkおばちゃんは吸い寄せられました。

中に入ってみると大空市場です。

大好きな大好きな分野です。

何か適当なものはあるのかしら・・ときょろきょろよ場内を歩きます。
どうも、ここは食料品の専門の市場のような気がします。

バナナもあります。

アーティチョーク?ですかね?それに・・オリーブ??漬けてない・・なんだかわかりません。

葉物野菜もありますイタリアン・パセリっぽいのもあります。

お花屋さんもありますけど・・品薄なんでしょうか

そしてkおばちゃんの目を引いたのはこれです。

アップにすると良ーくわかりますね。

そうなんです『柿』ですよね。これはどう見ても!!こんなところでお会いするとは思いませんでした。

そしてもう一品はこれなんですけど・・

これもアップにして・・みたのが冒頭の画像です。左側にある柑橘系はkおばちゃんも良く知っている『オレンジ』なんですけど・・これって『みかん』にみえませんか??

まさかこんなところで、柿とみかんに遭遇するとは思わなかったのでびっくりです。

両方とも1キロ売りだとおもいました。お値段は1ユーロから2ユーロの間くらいですかね?それを考えると、庶民の物価はそれほど高くないみたいですね。


これはおばちゃんの売るパンですね。

こんな風な素朴な感じのパンですね。

その他にはこれは加工肉かな?もう品薄になってました。

そういえば、今日は大晦日。明日はとりあえず全世界的に休日ですもんね。食料仕入れておかないとね。
普段の姿はしりませんが、結構な賑わいを見せていた青空市場でした。

ここは普段は駐車場とバス乗り場(トロードス方面)になっているようですけど・・本日のバス乗り場はどうしてるんでしょうね。

残り半分は確かに駐車場になってましたけど・・

ああ、思わぬ道草をしてしまたkおばちゃんでした。
でも、お買いものできなかったのは残念だけど・・見てるだけでも楽しかったですよ!
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体感温度の違い(レフコシア)

2009-01-19 19:42:31 | キプロス
今日は昼間は予報どおり暖かかったけど・・日が翳ったらやはり寒い。

昼間お使いに出たついでに・・というかお使いそのものがついでみたいなものなのだが、有名洋菓子店でお買い物。
有名洋菓子店というだけあった、店員さんに若い女の子・・しかも作業系が殆どなのだけれど・・あの中で実際に作業に携わっているのって何人なのかな??なんて思ってしまった。
憧れと現実に押しつぶされないように・・頑張ってね!

お使い物にはやっぱり有名品じゃないと用がたりない日本なのよね。

さてさて・・

○12月30日(火)

トルココーヒーをご馳走になって、すっかり気分がポッカポカのkおばちゃん。早くお宿に戻りましょうね。

でも、またあの検問所を通らなきゃいけないのよね。

北側の検問所では先ほど作ってもらったヴィザをパスポートとともに提出して・・出国のスタンプをおしてもらいました。
ここでも、一応写真を撮影しても良いか聞いたところ、『ボックス(積め所)内はだめだけど、後は良いとのこと。
まあ、積め所内といっても、パソコンが置いてある程度でもちろんこちら側には画面がみえませんけどね。

また例の緩衝地帯を通って・・南側の積め所に。ここでは、入国スタンプのチェック。
kおばちゃんがパスポートを見せていると、脇をすり抜けようとした3人のグループを係官は大声で静止。kおばちゃんには『小屋の中に入っていて』と告げて彼らの身分証明書をチェックしてました。まあ目視だけですけどね。
やはり入国に関しては厳しいようで、体感温度が違いますね。

kおばちゃんも無事ラルナカでの入国記録を確認して釈放?です。
さあさあ、急ぎましょう。なんだか良いも醒めたせいもあるかもしれませんが、一段と寒くなってきました。

さっき食事したレストランは・・もう閉店ですね。
改めて見て見ると、国境検問所のこんな直ぐ側。しかもバリバリのギリシャ料理。
おまけに店頭にこの画像の真ん中の人形のようにギリシャの民族衣装を着せてある・・ということは何か意味があるのかしら・・なんて考えてしまいました。

食べてるときは気が付かなかったのですけれどね。ここは国境ぎりぎりの場所だったんですよね。
席から見えていたユーロ圏を示す旗も、北側に対する物だったのね。と改めて認識いたしました。

現在は北側の本国そのものが、ユーロ圏入りを熱望していて、もう既にメンバーとなっている南側と諍いを起こすと『不利』ということがわかっているのでしょうから、穏やかな関係となっているようですけど(だからkおばちゃん行く気になったんですけどね)、ちょっと前までは激しい『キプロス紛争』をしていたようです。
『インコは戻ってきたか』なんていう小説を読むと・・現在とのあまりの違いにびっくりしますよ。

突然の北側訪問で、いささか考え事をしながら戻ったkおばちゃんですが・・寒さはもっと酷くなってきました。
ホテルに帰り付き『寒い!寒い!』とフロントで騒いでいたら、受付嬢が『ここ2~3日のことで、いつもはこんなに寒くないのよ』と慰めて?くれました。

お部屋に戻ったkおばちゃんは、バスルームにバスタブのある事を幸いに、お湯をなみなみと溜め始めました。お願いだから途中でなくならないでね。。と祈りながら。

そして、一人寝のお供TVを付けてザッピング。ニュースを捜しました。

ここでも、体感温度の違いをまざまざと思い知らされる事に・・このホテルはBBCとスカイニュース、そしてギリシャ語放送、アラビア語放送、フランス語放送、イタリア語放送等がはいるのだけれど、どのチャンネルも、ニュースではトップで27日から始まったイスラエルのガザに対する空爆のことばかり。
この画面もそんな報道の一こま。

そして冒頭の画像も・・なのだか・・今となってはどこの誰だったか思い出せないkおばちゃんです。まったく・・・

とにかく、国内ニュースは多少別のモノもありますけど、大半がこの問題ばかり。
アメリカの不況の『ふ』の字もありません。アメリカといえば次期大統領の『オバマ氏』関係のニュースがちょこっとでるのみ。
昨日までいた日本で『世界中かつてないほどの大不況!大不況!アメリカが潰れる!』とばかりの報道を耳にしていたkおばちゃん。なんだか違う次元に入ってしまったような気がしていました。

もしかすると、不況って日本だけ??みたいな気分になってきました。

まあ、お風呂でゆっくりあったまって、部屋の暖房は全開にしてお休みです。でもそれでも寒い感じはしましたけど。。
明日は朝の起床時間をあまりきにしなくていいんだ・・とほってして眠りにおちました。
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何故か・・出国(北レフコシア)

2009-01-18 23:04:38 | キプロス
今日は一日曇りの日。なんだか休みの日に曇られると・・すごく損したような気がいたします。
それに目が覚めたら・・!!という時間でしたので余計そう感じたのかな・

今日はニュースでイスラエルのガザ地区に対する攻撃が停止した・・と言っていたのだが、夜のニュースではその後ガザ地区からの砲撃が始まったのでまた再開された・・とう報じられていた。

暴力の応酬。鶏が先か卵が先かのような話ですよね。
先日、TVでみたドキュメンタリーで、石を投げてイスラエル軍に反発する若者、高校生。『石』という武器をつかって戦車や監視塔に向かって抵抗するのだが、投げられるほうも青年兵士。たかが『石』でも敵を持って投げられれば、それは気持ちの良いものではないし、まして多感なそして感情のコントロールのよくできない若い兵士・・

なんでこんなことの繰り返しをしなければいけないのか・・番組をみていて不愉快になってきたのを思い出した。

今回のイスラエルの攻撃も、さることながら、後日旅行記のなかで書くこともあるかとは思うのですが、忘れないうちにかいておきますが・・アラビア語系テレビのニュースは『イスラエル軍の砲撃で亡くなった子供の映像』もしくは『傷ついた子供の映像』というのを好んで流していたように思えました。

確かかに『亡くなり、傷ついている子供たち』がいるのは事実だと思います。でも、あのような映像ばかり見せられていたら、相手に対するより一層の憎しみしかわかないじゃないんでしょうかね。そこに、見え隠れする報道のプロパガンダに恐怖を覚えました。

日本の報道だって・・分かったもんじゃありませんね。

はやく皆に和平が訪れますように・・と祈ることしかできませんけど。

○12月30日(火)

お食事が終わり、清算も済ませたkおばちゃん。
ニャンコたちももう今日の営業はおしまいなのか、いつの間にかいなくなっていました。
町もずいぶんと静かになってきてました。しかし、このお店の先になにやら人の行き来があり、電飾のにぎやかなところが見受けられ気になったkおばちゃんはそこへむかうことにいたしました。

そばに行くと・・フェンスがあり道が細くなっています。そしてその先に制服を着たおじさんが立っています。

kおばちゃん、てっきりこの先は遊園地かなんかあって、その入退場のチェックでもしているのかな・・なんて思って『チケット代いくらかしら・・』なんて間抜けなこと考えて近づいてゆきました。
そして、『ちょっと違うぞ!?』と思い始めました。

みんなが見せているのはパスポートもしくは身分証明書のような感じです。
そこで、『あ!』と思い出しました。

以前にも書きましたけど、ここキプロスは政治的に非常に微妙な国だと。
何が微妙か・・というと、その一つに現在は『一つの島』でありなながらい『一つの国家』じゃない。ということです。

この国の歴史はとっても複雑で、kおばちゃんもよく分かってはいないんですけど・・近代の歴史をみただけでも、1869年のスエズ運河完成以降は、イギリスがその戦略的価値よりキプロス支配、1925年に直轄の植民地としたそうです。そしてその後、4年間の独立運動のあと1960年キプロスは共和国として独立を果たしましたそうです。

しかし、この島には長い歴史の中でキリスト教を信仰するギリシャ系住民とイスラム教を信仰するトルコ系住民が存在しており、そのお互いは1960年の独立のときからも一枚岩ではなかったことから、1974年7月にギリシャ併合派がクーデターを起こしたのをきっかけに、トルコ軍がキプロスへ出兵し、北部を占領。翌年にはトルコ軍占領地域でキプロス連邦トルコ人共和国が成立し、1983年北キプロス・トルコ共和国として独立した国家が、キプロス共和国と別に存在しているのです。

そしてここレフコシアの首都も見事に分断されており、ベルリンの壁がなくなって以降は唯一の分断の壁の存在している都市となっているのだそうです。

平和ボケしているkおばちゃんはすっかりそのことを忘れていました。
どうも、kおばちゃんの今いる南のレフコシアから北に向かう検問所のようなのです。

以前から行き来はできるようでしたが、時間制限があったときいていましたが現在は24時間通行可能のようです。
『通行自由』といっても、制限はあります。南を後に北に入る分は自由なのですが、北から南に入るのは『南でこのキプロス島に入国をしました』という証明がない限り、何人(外国人)であっても許されません。

ここまできてしまったからには・・行ってみるしかない・・と思ったkおばちゃん。パスポートも常に持ってます。

パスポートを係官に見せると『ラルナカ空港からこの国入ったね?』と聞かれ入国のスタンプを確認されました。そう、さっき入ったばっかりでしたね。
ついでに聞いてみました『このあたりは写真を撮っても良いの?』と。すると『小屋の(詰め所)の中はだめだけど、後は良いよ』との話でした。

ということでこれが両国を分断しているところです。

長さにしたら50メートルもないのかしらね。北キプロス・トルコ共和国側に到着です。

こちらのほうは、南よりも厳しくパスポートをチェックされます。そしてパスポートとは別にヴィザの書類を記入して入国許可のスタンプを押してもらえいます。
窓口でまず聞かれたのは『この国には初めて?』との問いでした。
何でそんなこと聞くのかしら・・と思ったら、ヴィザは入国のたびではなく、複数回利用というか使用するようでした。
係官はパスポートのチェックとともにパスポートナンバーを入力しているようでした。ヴィザの料金は・・・無料。ありませんでした。

入国してびっくり誰もいません。まあ時間も時間ですけどね。

ふと、振り返ると明るい部分は、さっきのパスポートのチェックポイントだけ・・のようです。

なんだか拍子抜けしてしまいました。でもせっかく来たんだから少しお散歩することにしました。

でもほんとに誰もいません。

クリスマスのためなのかどうか電飾だけが付いてます。

道しるべをみても・・どこだかさっぱり分かっていないkおばちゃん。だってくる予定がなかったんですもん。

でも、考えてみたら去年のジブラルタルと同じことしてますね。

ものすごく寒い日でしたので、うろついている間にさっきのワインの酔いもさめてしまい・・ものすごく寒さを感じていました。
そんな時一軒のお店を発見。明かりがついてます。そして『レストラン』という文字もみえました。

思い切って中へ入って聞いてみました。「営業してますか?」

お店の人は「食事かい?」と聞いてきたので「いいえ、コーヒーが飲みたいんだけど。でもこの国のお金をもってません」と答えると「OK」とのこと。ああ、良かった。これで人心地つきます。

まずはお水をだしてくれました。なんだか機内食についてくるやつみたいですね。

そういえばコーヒーを頼むときに「ネスカフェかい?」と聞かれたので「いいえ。トルココーヒーをお願いします。お砂糖入りで」というと心持うれしそうな顔になりました。

やってきたのはこのコーヒーです。

さっき飲んだ『ギリシャコーヒー』とまったく同じ作り方のようですが、お国が違うので名前が違います。
あ、隣に写っているのは入国ヴィザです。

ここで、念のため携帯をチェックしてみましたがご覧のとおり、ボーダフォンなので南と一緒です。アンテナは少ないけどね・・電波に国境はないようです。あら、そろそろいい時間ですね。

お店の内装は非常にモダンでした。トルコらしくないですね。

そろそろお暇しましょう。でも、リラもってないのよね・・とお勘定をお願いすると・・「お金はいらないよ!」とのお言葉!!
ああ、なんてことでしょう。ご馳走になってしまいました。
kおばちゃん思わずお礼を何回も言ってお店を去りましたが、コーヒー一杯で心も体もぽっかぽか・・になった気分です。単純ですね。

さあ、お宿に戻りましょ。

あ、冒頭の画像は『分断』されていないレフコシアの地図。北側にありました。

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夕食の相棒(レフコシア)

2009-01-17 23:59:09 | キプロス
今日は・・朝から大忙し。お仕事ではありませんけどね・・
自業自得・・しょうがありません。

でも、朝忙しかったぶん、午後からはなんだか有効に過ごせたような・・気になっています。
午前中の留守の間にまた書留の不在通知が・・配達されそうな予定ではあったんですけどね。
これも書留にするほどのものじゃない書類。事実違う会社ではまったくの普通郵便で送ってきます。これも訴訟問題に備えてなのかな??

今日、とある大企業の元役員だったお仲間と話をしていて・・そこの株主総会にでたことがあるのだが・・会場のいたるところにテレビカメラがあるのを不思議に思っていたのだけれど(別室に流しているというのはあるでしょうけど、会場で野次を飛ばす人なんかを集中的にとってる)その理由がをきいたら・・
あれも訴訟対策とか。なにかことがあったときの証拠だそうです。まったくね。

それにしても今日も自宅は寒いです。

○12月30日(火)

ライキ・イトニアLaiki Geitoniaの探検でも、適当なお店が見つけられなかったkおばちゃん。ほかの選択肢として考えたのは、さっきちょこっと覗いたLidrasとい通りに戻ることでした。
だってそこには少なくとも人通りはありましたからね。

でも、伝統的な料理のお店は期待できないかも。だってわかりますか?

上の画像の左端に見えているのはスター・バックスですし、見かけたのはピザテリアとかでした。あ、あと宅配のデリカテッセンもありましたね。

それから若者というか少年でにぎわっていたのはこのお店です。マクドナルド!

さすがに、あの若者の間に入る元気はなくなっていました。

とにかく、先へ・・先へ・・もしかすると適当なお店が見つかるかも知れませんからね。

努力の甲斐あって?見つけました。こんなお店。

でも、店内は予約でいっぱいだそうです。残念。

まあ、だからテラス席に座ることにしました。外といってもこんな暖房器具がありけっこう暖かいです。

これは、ガスストーブでのスタンド型。上部の傘のしたで炎が燃えており、傘に反射して下が暖かいのです。
この暖房は、ここではたくさん見かけました。

kおばちゃんはこのカップルのお席の隣にしました。後でお話したらおフランスのカップルで、今はイタリアに住んでるとのことでした。

キプロス料理・・といって特別な料理があるかどうかもよくわかってないkおばちゃん。でも、ここのお料理はギリシャ料理の一田舎料理と言われているそうで、ギリシャ料理らしいのです。そのなかでも有名なのはメゼと呼ばれるオードブルのような料理らしいのですが、これはそれこそ中華料理ではありませんが大人数で取り分ける料理らしいんです。だから一人旅のkおばちゃん向きではありません。残念!
案の定ここの、メニューには『お二人様より』と書いてありました。

とりあえずワインをkおばちゃんは頼みました。もちろんハウスワインのデキャンターなのですが。

ご覧のとおり、まるでおでん屋の熱燗のような状態で出てきました。お味はものすごくおいしいワインです。

kおばちゃんの頼んだのは・・・スーヴラキσουβλάκιといわれる肉の串焼き。早い話が『焼き鳥』の変形です。

久しぶりのお肉に、われを忘れてかぶりつき、気が付いたら画像がありませんでした。
まあ、お料理に気をとられただけじゃないんですけどね。
ほかの原因は冒頭の画像のニャンコです。どうも、野良ちゃんのようなのですが、お客さん(彼らに取ったらカモ)にすりすりしてきて、足元におこぼれをもらおうとしているのです。

そんな目で見ないでよ・・・あげないわけにいかなくなっちゃうじゃない・・とぶつぶつ文句を言いながら、足元にポトリと食べ物を落としていたkおばちゃんだったのです。で、ニャンコは画像にとったのに・・料理がありません。

もちろんおいしかったのは言うまでもありません。
食後にはギリシャコーヒーを頂いてお口さっぱりです。

このギリシャコーヒーとやらは、コーヒーの粉を直接水を入れて温めカップに注ぎその上澄みをすする・・というような飲み物です。そして。オーダーの時に『砂糖入り』か『砂糖なし』かを選びます。最初から砂糖も入れてしまうみたいです。

飲み終わったカップにもこのように、粉が残っています。

いつの間にかここも人通りがなくなりました。

そういえば、室内はいつの間にか満席です。kおばちゃんが来たときは1組か2組くらいしかいなかったんです。だからて体よく断られたのかな・・とも思っていたのですけど、ほんとに予約でいっぱいだったんですね。

おトイレを借りに室内に入ると、このようなライブ演奏をしておりました。地元客でいっぱいです。

ついでに店内でお勘定を済ませて・・さて、これからどうしましょうね。

ふと先をみると・・なんだか電飾がいっそうにぎやかそうです。

なんかあるのかしら・・と、気になりだしたら行くしかありません。
好奇心いっぱいなkおばちゃんです。



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イスラムの香り(レフコシア)

2009-01-16 19:36:29 | キプロス
昨日は久々に終電でご帰宅のkおばちゃん。
やっと旅の疲れもとれてきた・・ということで・・

でも驚きました。人の少なさに。
内食が多くなった・・とは聞いていましたけど・・夜の繁華街帰りのお方が激減!ですね。
なんだかな・・・と思ったkおばちゃんです。ま、これで家庭円満に繋がれば良いんですけどね。

○12月30日(火)

なんとか無事にホテルに到着したkおばちゃん。
もう、ここまで来ると我ながら『運の良さ』にびっくりです。でも、この『運の良さ』にはたぶん理由があると思ってます。
その理由とは・・・普段があまりにも『運が悪い』からです。先日も、お手伝いしたクリスマスパーティーで、ビンゴゲームで見事に『ビリ』。最初は普通のペースだったんですよ。
前にもそのパーティーでは見事に『海賊ゲーム』ビリを全てやらかしました。
どちらのゲームも頼みの綱は『運』のみなんですよね。だから、その分の『良い運』がこんかい発揮されたんじゃないか・・と勝手に思ってます。

ホテルのお部屋で一休みした後は、町に繰り出す事にしました。
それができるように、『町の中心』にわざわざ宿をとったんですもの。
このホテルは、直接メールで宿泊依頼を出してたんです。早くから・・なぜならば、12月31日というのは前にも書いたと思いますが、日本と違ってキリスト教文化圏では、恋人等のカップルが二人で過ごしたり、友だちとパーティーで過ごす日のようです。まるで日本のクリスマス・イブです。
だから、ちょっと良いホテル、特にリゾート地のホテルは『特別料金』で取りにくいんですよね。
だから、kおばちゃんわざわざ町中のビジネス客が使いそうなホテルを選びました。一緒に過ごしてくれる相手もおりませんしね。

このホテルは、kおばちゃんが思ってたよりは、まあ時期的な物もあるでしょうけど観光客の多い気がします。
でも、ロビーには自由に使えるPCは2台おいてありますしこんなお菓子も食べ放題です。
これは、この地方のクリスマスの時期にいただくお菓子だそうです。

これを頂くのはまたの機会にして・・町に繰り出しました。ホテルはライキ・イトニアLaiki Geitoniaと呼ばれる旧市街に、それもど真ん中にあります。
近くにはEleftherias Squareという広場があるのだが、今日はここで大道芸をしておっります。

ベストショットはありませんがこの、お姉さんが火を噴きます。

そしてこれがLidrasとい通りで中々賑やかそうですね。

この通にはこんなキプロスの伝統的手工芸のレース刺繍の製品を売っているお店もありました。
ここ、キプロスを舞台にしたといわれるシェークスピアの『オテロ』の有名な小道具の苺模様の刺繍のハンカチというのも、こんな刺繍なんでしょうか?
お金と暇が残っていたら・・・お土産に買って帰りましょうかね?

実はこのお散歩、実益?も兼ねていて・・夕食を食べられそうなところを物色する・・と言う目的もあります。
キプロス料理が楽しめるレストランが割りとある・・と言われている、ホテルの裏の方にまわりましたが・・
時節柄観光客の少ないためかお客さんが・・・ま、時間も早かった(7時ころです)ですからね。

何軒か覗いたりもしたんですが・・お客さんの入ってるのがハンバーグ・ステーキのレストランだったりで、ちょっとkおばちゃんには魅力がありませんでした。

そんな中で1軒趣が気に入ったこのお店・・残念ながらカフェ・バーです。

この時間だと食事の待ち合わせに使われているのか、けっこう賑わってました。
通からちょっと入ったところです。お連れが居たら、必ず入っていると思いますが、一人じゃ待つ人もいませんからね。ここも、コンサートができるようで案内が貼ってありました。

こちらのお店は、いかにもおみやげ物といった感じの刺繍ですね。可愛いけど・・

それにしても、見事なくらいお客さんがいません。

やっと人をみかけたのはここです。

外のテラス席に若者が数人座ってます。でも、ここはなんのお店かわかりますか?
こんなものを売っているお店のようです。

え、これじゃなんだか判りませんか?そうですよね。でもアップで撮る勇気がありませんでした。
ここは、Rami Nargileh Centreというお店だそうです。
このNargilehというのはトルコ語のNargileの変形でしょうね。これは、いわゆる『水タバコ』と呼ばれるものの様です。この水タバコは)はアラビアで発明され、イスラム圏に広がっていった嗜好品のようですね。

キプロスはやはりイスラム文化圏にもはいるのね・・と改めに思ったkおばちゃんです。
もちろん、kおばちゃんは通り過ぎただけです。
ほら、キプロスの位置というのはこんなとこですから。





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ホテルは・・何処?(レフコシア)

2009-01-15 19:34:55 | キプロス
今日も冬晴れの良いお天気。だから朝は物凄く冷え込む。
それもあって、起きるのが辛い。

やっと今週になって、今度の旅行の疲れが取れて来た感じがしますです。
だいたいkおばちゃんの旅行は帰ってからの『骨休め』なんかなくって、旅行に行っている間の雑事がどーーーーと押し寄せてくるので、かえってからの方が疲れる。

まだまだ、やらなきゃ行けない事残ってるんだけど・・
夕べも、配達証明の郵便の受取を夜間によやくしたので急いで帰ったのだけど・・送ってきたのは・・証券会社の申込書。お願いだからこんなもの配達証明にしないでよ!!

○12月30日(火)

フィエスタ君と必死にレフコシアを目指して走る、kおばちゃん。
昨日も書いたようにルートはB4→B2→A2→B1→A1なのですが・・これはいわゆる高速道路のルート。
そして、問題は・・・レフコシアの市内に入ってからなのです。

今から考えると、最初のインフォメーションで市内地図をもらったときに聞いておけばよかったのですが・・・実は今夜のお宿の場所が判ってないのです。とほほ・・
確かに住所はわかってます。
そしてこんなホテルの周りの駐車場からの地図もわかってます。

しかしこの地図が
この図のどこに当てはまるのか・・・判らないのです。

走っているうちに・丁度暗くなる寸前にレフコシア市内に入ったらしく『Lefkosia』という方向指示はもう出なくなりました。
そこからはただひたすらに中心部を目指して、それらしき方向に進む以外にありません。

ホテルでの地図の目印のエルメス『ERMES』というショップを頼りに、そこを右折、エルメスを右折・・と考えていたのですが・・・ここでkおばちゃん、勘違いをしておりました。
エルメスというショップはあの有名なエルメスだと思っていたのです。だからそれらしい高級なブティック・・と思いこんでいたのです。でも、よーーく考えて見たらあのエルメスは『Hermès』なんですよね。『H』がつくんですよね。そう言うロゴでしたもんね。
それをすっかり忘れていました。(ご縁がないもんで)

だから見つかる訳がありません。走ってるうちに・・周りがだんだんまた寂しくなってきて・・コリャ絶対に迷ったと確信するにいたりました。ああ・・おばか!

確信した時点で・・引き返そう・・と思ったのですが・・何故か一方通行が多くて・・おまけに道はカーブしている!走っているうちにだんだん現在地が分からなくなってきました。ああ・・どうしましょ。それに、大きな通りを走っているので路肩に止める・・という事はできません。

とりあえずフィエスタ君は進みます。

何回か曲がり角を曲がって(適当です)さらに大きな通りにでたらば・・さっき来た空港のあるまちラルナカ『Larnaka』方面・・という表示が・・それを見て「ま、いいか。振り出しにもどれば・・外に一旦出て仕切りなおしをしましょ」なんて考えたkおばちゃんです。

あたりはすっかり暗くなって来ました。そしてだんだん道路標示も小さいの見えにくくなって来ました。あーーあ今日中にホテルにたどりつけるのかしら・・なんて思った時に、ふと目に泊まったのは『P』のマーク!

そうだ、駐車場にとりあえず入って冷静になりましょ。そして地図をよーーく見て、まずは『現在地』の確認!そして、そのあとあのホテルの地図と、観光局でもらった地図をすり合わせましょ・・と考えて駐車場に入りました。もう、このさい有料だってかまいません!!

入り込んだのが冒頭の画像の駐車場。けっこうな混みようです。
なんとか空いたスペースを見つけて駐車。さーーて・・どうしましょうね。
駐車場が大きすぎて、近くの通りの名前は全然見えません!困った。ホントにこの駐車場はレフコシアの何処にあたるのか・・・さっぱり判りません。
地図は地名が小さいので見難いし・・・駐車場の周りの建物で、目印になりそうなものがありません。

そんなときです、kおばちゃんの車の脇のガラズをゴソゴソする青年がいました。
一瞬びっくりしたkおばちゃん。『なんだ??こいつ??』と思ったのです。だって駐車場の駐車中の車の窓ですよ!!

よーく見るとその青年は片手に紙の束を持っています。そう、彼は駐車中の車にチラシを挟んでたんです。

ここで、kおばちゃん、思わず窓を開けて『ねえ!あなた!』と声をかけました。
彼のびっくりしたこと!!死にそうな(ちょっとオーバーか)位に引きつって『ごめんなさい。』と。
kおばちゃんここでオバサン根性全開です。『別に気にしてないから。それより、ここは何処??この地図(ホテルの)は何処かわかる?』と聞いたのです。

彼は、とっても真面目に地図をじーーーと見て。『ええーーとこれが、あの通りで・・・いや違うな・・あ、バスターミナルがここにあるから・・・』と必死に考えてくれました。

そして・・・なんと・・・彼が教えてくれたのは、kおばちゃんはこのホテルの地図のジャスト『P』というマークの駐車場に居る!という事実だったのです。
彼にそう告げられたときには、ホント??ホント??とにわかに信じられなかったkおばちゃん。
しかも拾い駐車場で、この地図の階段マークの直ぐ側に駐車してたんです。

彼は『あそこの階段を上っていくと、この通りだから少し入るとあるよ。このホテル。いいホテルだよ・・たぶん・・』と教えてくれました。

なんと言う偶然でしょ!ホントにびっくりです。でも、そうは教えられても・・まだ半信半疑のkおばちゃん。とりあえず貴重品と小さなカバンだけもってホテルを捜しに行く事にしました。

ちょっと曲がり角を間違ったけど・・確かにありました。kおばちゃんの予約したホテルが!
受付で、名前を告げてチェックインです。そして、聞きました。
『この地図の駐車場に車を入れたんだけど、料金はどうなってるの?』って。だってよく割引料金とかあるでしょ?kおばちゃんのホテルは旧市街の中にあるので駐車場はないのです。
すると受付嬢は『午後9時から午前9時まではタダですよ!』とのこと。
それを聞いて、kおばちゃん一旦お部屋に小さな荷物を入れて、もう一度フィエスタ君の所に戻りました。だってスーツケースがまだ残ってます。

そしてこんな券売機で駐車券を購入しました

いわれた通り午後9時までのチケットです。

これをサイドの窓の所に内側から貼り付けました。これでもう今晩は安心です。

ホテルに戻り、やっとお部屋で一休みできます。
kおばちゃんのお部屋はこんな大きなベットが・・

ここでkおばちゃんはこれから2泊と年越しをします。
ああ、よかった!神様、仏様ありがとうね!と心から感謝したkおばちゃんでした。

そうそう、さっき現在地を教えてくれた青年が配っていたのはこのようなチラシでございました。

ありがとうね!おにいちゃん!

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ニコシアはどこ??(レフコシア)

2009-01-14 22:12:34 | キプロス
今朝は少し早く家を出た・・と思ったら、途中でお鍋の火を消したかどうか・・気になりだして、また家に戻ってしまった。で、結局いつもよりも遅い電車にのるはめに・・・
慣れないことしちゃいけませんね。

昼間はお日様がサンサンですごしやすかったけど・・今晩からまた冷えるとか。
まあ、冬なんだから仕方ないですね。
それにしても最近皆さん帰宅の時間がものすごく早いような気がします。これじゃあ繁華街は閑古鳥が鳴いてしまいますね。
そういうkおばちゃんも・・・

○12月30日(火)

無事、満身創痍のフィエスタ君に遭遇したkおばちゃん。あ、でもこの満身創痍はちゃんと借り受けの書類に記入されていますのご心配なく。
いつもだったら、ここでナビ様を取り付けて出発・・なのですが、今回は違います。ナビ様を忘れたわけじゃないんです。

kおばちゃんの持っているナビ様はSDカードを差し替えると、アメリカでもハワイでもブラジルでも使えるそうなんですけど・・ここキプロスはヨーロッパの中には含まれていない・・現在は多少情報がでるようですけど・・・のです。
そしてここキプロスは、何故かgoogleさまの地図機能も、航空画像が出るだけで地図の画像は一切なし。もちろんミシュランの地図サイトにもみあたりませんでした。


そう、一切の電子上の地図を見たことがないのです。もちろんキプロスの観光局のサイトにそれらしい地図機能はついているのですが・・あんまり使い物にならないのです。

kおばちゃんが考えるにはこれが、この国のおかれている政治的現状かもしれません。

だから、kおばちゃん事前にいろいろ調べるのはやめたのです。(っていつもそんなに調べてませんけどね)
しかし、さっき飛行機を降りてから預け荷物を受け取る部屋に、何故か観光局の窓口があったので、しっかり地図をゲットしてはきましたが・・これもあまり詳しくありません。でも、ないよりまし・・と思ってます。

さあて、これからkおばちゃんの向かうのは・・今晩の宿泊予約の入れてあるニコシアNicosiaというこの国の首都です。
ここで、原始的に地図を確認して、道筋を例のおフランスでのドライブ時と同じように紙に大きく書いて・・と思って地図を見ると・・ニコシアNicosiaという記述がみあたりません。あれれ??

それらしき場所にはLEFKOSIAという文字がありその下に小さくNicosiaとあります。


あららら・・・名前がいくつもあるのね。このLefkosiaという表記も英語風らしく、正式にはギリシャ語ではΛευκωσία、トルコ語ではLefkoşaという表記のようです。日本語読みにするとレフコシアということらしいです。

どもうこのニコシアという呼び名は、丁度『日本』のことを外人さんが『ジャパン』と呼ぶのと一緒のようです。
でも、なんでニコシアNicosiaという名前の方が、私たち外人には知れ渡っているのでしょうね?
詳しいこはわかりませんが『十字軍の落ち武者が作った』といわれるリュージニャン朝Lusignansに、そう呼ばれるようになった・・ということらしいです。
それ以降・・外国人にはそう呼ばれてきたのでしょうかね??

ということで、これからは行き先表示は『NICOSIA』ではなくて『Lefkosia』を目指さなければいけないのね・・理解したkおばちゃん。一段と大きな文字で『Lefkosia』と書いておきました。

そのおかげで、ぼけておりますけど書いてあるでしょ?

さあ、暗くならないうちに出発です。

ルートはB4→B2→A2→B1→A1ですね。

最初はおっかなびっくりに走っていたkおばちゃん90キロくらいしか出しませんでした。だってアウトバーンと違って様子がよくわかってないんですもの。(今から考えると・・帰国の時は別人でした・・)
のろのろ走っているうちに暗くなってきてしまいました。

さあ、大変!!少し急ぎましょう。とあせり始めたkおばちゃんです。
コメント (2)
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