Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

屋根の聖堂(トロードス)

2009-03-31 23:59:55 | キプロス
ここのところちょっと・・集中できないことがあったのでさぼってしまった。

27日(金)にそれは起こった。朝起きたときはなんともないと思うのだが・・職場でPCに向かっていたら視野の端に光る感じが・・。
kおばちゃん普段メガネをかけているのだが、ちょうどそのフレームが反射しているような感じ。なんだか視野ももやもやしてるような・・
でも、痛みもなんにもないので・・ただ単に目の調子が悪いのかな??と思ったのでそのままに。

翌日の土曜は朝からあまり昨日と変わらない感じ。近所の医者に行こうかとも思ったのだが・・やめてしまった。

日曜日はお仲間のお花見。症状は『ちかちか』するのはなくなったのだが、もやもやは変わらずあった。

そんな症状を抱えながら月曜には仕事場へ・・・仕事がひと段落着いたところで、やっぱり気になるのでそばの眼科にいってみた。
ただの気のせいかな・・と思うのと、やっぱり違う。もしかすると大事かも・・という気持ちが入り乱れていたのだが・・・診断の結果は『網膜裂孔』!!網膜はく離の一歩手前。びっくりした。

まだ早期だったのでよかったが、彫っておくと入院手術だそうだ。
ただし、網膜裂孔でも剥離でも『元に戻る』ということはないそうで、せいぜい『ツギをあてるようなもの』だそうである。

とりあえずレーザー治療はしてもらったが・・・

ということでバタバタのkおばちゃんです。

あ、ちなみに原因は『加齢』だそうです。詳しくはこおこにあります。

TBSの株を楽天が手放した・・とニュースになっているけど、kおいばちゃんが思うのは『楽天がTBSから逃げ出した』というところじゃないかしら。
だって、この不況で民放CM収入大幅ダウンでしょ?収益が望めない企業なんて見えよくないものね。

そのうちほっといても超安価で転がり込んでくるのとちがいます?あんな経営のしかたじゃね。長くは持つまい、既存のマスコミ・・とおもいますよ。


○1月3日(土)

トロードスの山道を走るkおばちゃん。
気を取り直して向かった先はこの近く

地図でいうと赤い○のところです。


kおばちゃんの目指しているのは、聖ニコラオス教会 Agios Nikolaos tis Stegis というところです。
カコペトゥリア村Kakopetria の北約5キロにある、別名『屋根の聖堂』といわれる教会だそうです。

レフコシアでお会いした方の話だとほとんどしまっていた・・ということだったのでおそるおそるですけど・・小道に乗り入れたたどり着いた先には

門があいています!!よかった!

この先ですね。きっと

ここを上った先にありそうです。


そして現れたのが、冒頭の画像の教会です。

積み石造りの教会で、特徴的な屋根を持つことから『屋根の聖堂』と呼ばれているんですね。

内部は残念ながら撮影禁止です。
ここには、11世紀から17世紀にかけての壁画が残っているそうです。保存状態は良い・・ということですが、さっき見たキッコー修道院の壁画があまりにも鮮やかだったので、薄暗い室内でボーーとした印象しかないのが、kおばちゃんの正直な感想です。

例によって教会内から外は撮影可ということで、これは入り口からです。

そしてこちらはお堂の中の出入り口からの眺めです。

脇は芝生の庭になっていおり十字架がたっておりました。

全体はこんな感じです。

屋根の上に屋根がありますね。

そろそろお暇しましょうかね。そうなんです。kおばちゃんは道中が気になるし、お堂にいた管理人のおじさんは、ちょうどkおばちゃんが着いたとき本とは帰ろうとしてたんですよね。わざわざ残ってくれたんです。

それに、kおばちゃんが見学していたときに来たもう一組のファミリー(地元の人でしょうか?その中の若いお兄さんは黒い聖職者のような服をきていました)も買えるようでしたので、kおばちゃんもそそくさと後にしました。

門を出るときに張り紙があるのに気がつきました。

あらあら、本とはお休みだったのかしら。kおばちゃんは運がよかったのでしょうかね?

さあさあ、早く帰らないと・・アイスバーンの山道なんて自殺行為ですもんね。
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落石・・注意(トロードス)

2009-03-29 23:42:43 | キプロス
今日は・・お仲間のおうちで『花見』のはずだったのですが・・

お花は休眠状態・・なのでただの宴会になってしまいました。
ま、いつものことですけどね。

話題は・・・老後、と景気。
やはり皆さん感じていることは同じようで、『不況・不況の大合唱』がいけないんだというお話。

肌身でリーマンショックを感じている・・というのは外資の金融だけみたいで、外資は日本撤退もありえるからね・・とのお話。
まあ、そうなんだろうな。アジアに拠点をおいておいくなら、日本よりも今だったら中国でしょうね。

対岸の火事・・ですむといいんですけどね。

○1月3日(土)


キッコー修道院Ιερά Μονή Κύκκου(Kykkos Monastery)とようやくお別れする気になったkおばちゃんです。

でも、駐車場にはまだ車が止まってますし、これからのかたもいらっしゃいます。

が、kおばちゃんはけっこう急いでます。

何故かというと、ここはトロードスの山の中。


あの雪の渋滞だったところをまた抜けていかなければいけません。ということは、日没になると路面が凍る危険性がありますよね。
ノーマルタイヤのレンタカーのkおばちゃんにはとっても危険です。
それに、山の中は平地に比べると日没がはやいですよね。だから結構あせってました。

それに、ここの道路は落石が多くて・・まあ、側面がむきだしですからね。
その石というには大きいし岩というには小さいかたまりがばらばらと散らばっている箇所がたくさんあります。

だからセンターラインを右に超えて

また左に戻っての繰返しだったりします。

対抗車はめったに来ませんけど、カーブもありますし・・なれないkおばちゃんの運転は夜間は非常に危険です。ということで先を急ぎました。

再びPEDOULASの村の十字架を望むところまで戻ってきました。

本と、山の中であの十字架をみるとほっとします。上の画像じゃ分かり辛いですかね?

ズームしてみるとこのように見えています。

このPEDOULASの村のところまでくれば、だいたい様子は覚えています。
この先、どのくらいであの雪の交差点にさしかかるか・・ということも。

で、ちょっと欲が出てきて悩み始めました。

日没にはまだ、ちょっと間がありそうです。せっかくここまできてキッコー修道院しか見ないのはもったいない気が、そうスケベ根性がでてきました。

ここ、トロードスの山の中はたくさんの教会が点在していて、それぞれ個性的なイコンをもっていたりするのです。それが『世界遺産』として登録さています。
逆に、さっきのキッコー修道院は登録されてません。

ということは、一つぐらい見てもいいかな??という気になってきました。

ただ、レフコシアでお会いした方に聞いたら、年始年末でほとんど閉まっていた・・ということでした。だから開いている確立の高いキッコー修道院のみ目指していったんですけどね。

走りながらも悩みました。ちょうど分岐点にさしかかり・・一度は日没が気になって通過したのですが・・200メートルも走らないうちに・・一台路肩に止まっている車があり、なんとなくその後ろに止まりました。

止まっている車の中ではおじいさんが寝てただけですけどね。
そこで、ここで止まったのも何かの思し召し・・と勝手に解釈して引き返してもう一つの目的地に向かうことにしました。

それにしてもバックミラーに車の影がありません。ね。

これから向かうところは・・さっき走っていた道よりもさらに細いし、路面状態もあまりよくありません。
走りながらちょっぴり不安にもなってきました。ほんとに行き着けるのか・・そして帰ってこられるのか。

だから、kおばちゃん時間を見ながら走りました。つまり、引き返しても日没までにあの雪の交差点までの時間を計算しながら走りました。

もうそろそろ限界かな??とおもったころに現れたのが冒頭の道しるべです。

あと100メートル。これなら大丈夫そうです。

でも、問題は・・・開いているか・・ですね。

あとは運を天に任せましょう・・・ってずーーとこんな感じのkおばちゃんです。
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お勧めのお土産(キッコー)

2009-03-28 23:59:39 | キプロス
今日はお休み。
やっと・・です。今週はなんだか精神的に疲れたのか、昨日あたりからか目がちかちかしていて・・いやですね。

今朝はゆっくりしていたのだけど・・いきなりTVのニュースで『キプロス』という単語が・・目が覚めてしまった。

何のニュースか・・と思ったら2007年6月に白昼銀座の宝石店から堂々と盗みを行ったグループ「ピンクパンサーPink Panther 」のメンバーの一人がkおばちゃんも利用したラルナカの空港でつかまっていた・・というものだった。

へーーと思い、ちょっインターネットで調べていて・・疑問におもったことが・・

それは読売新聞毎日新聞はいっせいに『出国』時に・・と書いてあったこと。

元記事といわれるAPなんかは『he tried to enter Larnaca airport 』とかいてあるから・・???と思ったしだいです。

ただし、地理的にも近いと思われるアフリカのIC NEWSによると、出国という『"tried to leave on a fake Bulgarian passport 』と書いてあったり・・うーーむ。

そもそもの通信社のもとになるインターポールの発表は『was taken into custody at Larnaca airport』拘束された・・とだけあるようで・・ますますわかりません。

なんでこんな疑問をもったか・・というと、kおばちゃんも実際に体験しておや??っと思うことがあったからです。

そのうち詳しく書きますが・・・思った以上に出国の審査が厳しかったんです。普通イギリスでもそうですが、入国時にはとても厳しい審査があり、出国時は意外とあっさり・・なんですけどね。まあ、やっかいものでも国外にでてしまえば、関係ない・・ということでしょうかね。
でも、このキプロスは違いました。だから覚えていたんです。

もともとキプロスは前にも書いたと思いますが、タックス・ヘブン。そして最近はロシアのお金持ちも入り込んでいるようなので・・マネーロンダリングも盛んなんじゃないか・・と疑ってはいたのですけどね。

逮捕されたRifat Hadziahmetovicの携帯電話にキプロスのギャングとの通話履歴があったとか・・やっぱりそういう島なのかもしれません。

いやはや、今朝はびっくりしました。

○1月3日(土)

キッコー修道院Ιερά Μονή Κύκκου(Kykkos Monastery)の博物館まで見学してしまったkおばちゃん。だいぶ時間をくってしまいました。
本来の予定で言うと・・ここでお茶か食事でも・・と思っていたのですが、トロードスで思わぬ渋滞にあってしまったのと、スタートが遅かったので・・やめました。

その代わり・・お土産は買いました。

実はさっき教会堂を出たときに買いました。

赤シャツのおじさんの後ろの張り紙のある扉のところが売店です。

ここで、kおばちゃんが仕入れたのは冒頭の画像の物体です。
ギリシャ語じゃない表示だとこうなってます。

何のことはないけど、ハーブティーです。
成分と入れ方もかいてありますね。

ハーブティーは何種類かあって、kおばちゃんの選んだのは・・9番。なんでかって?生まれ月が9月だから・・というだけなんですけどね。

効能は・・これによると『hypertention』って・・・

中身は、実はまだ空けていないんですけどこんなものです。

箱がよれよれなのは・・・日本に持ち帰ってから撮影したので・・かばんの中でつぶれたためです。

その他にはもちろんこのワインです。

これは・・参拝に来ていお兄さんがごっそり買っていった・・のをまねっこして買ってみました。

この画像はこのまえお仲間のところでの宴会のときのもの。
kおばちゃんの持参したこのワインは大人気。

ほんとにおいしかったんです。もっと買ってきたかった。
2002年のものですね。

そしてなによりも思ったよりもお安かったです。

この次に・・行くことがあったら・・また購入したいなあ・・と密かに思っているkおばちゃんです。
おすすめしますよ。
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どこかで見たような・・(キッコー)

2009-03-27 19:58:46 | キプロス
今日も・・寒いです・・といっても先週に比べてのレベルだけど。

昨日WBC優勝記念バージョンのタワーを見たけどちょっと寒々とした感じしません?

何だか白い部分が青白いのですよね。実際寒かったからそう思ったのかもね。

そういえば、昨日お仲間と話していて・・・思った事。
政治の話で、『政府が悪い』というけれども、それを選んだのが国民であるというところがすっぽ抜けてる気がするんですけどね。

いまM党を騒がしている、政治献金のはなしにしたって、根本は選挙民が『自分に有利、つまり仕事を回してくれたり助成金をまわしてくれたりする政策をしてくれる政治を望んでいるから』という根本を忘れてしまっている気がしますです。

国家の長期ビジョンとか、どうしたら国民全体が安心して暮らして行ける(犠牲になるぶんもあるということを承知して)政治になるか・・なんて基準で選挙民が投票してないのよね。
実際きちんと投票にゆくのは、そういう政策に直結した恩恵をあずかれる人が多くて、『政治が悪い』と議論している人間ほど投票にも行ってない気がしますです。

政治にたいする民意が低い・・・成熟していない・・つまり与えられた民主主義だからありがたみがわかっていない・・ということで結論が出てしまいました。

マスコミのみなさん、そのあたりすっぽぬかしてませんか?

○1月3日(金)

キッコー修道院Ιερά Μονή Κύκκου(Kykkos Monastery)の中をまだいろちょろしていたkおばちゃん、実は感心した事がもう一つありました。

kおばちゃんが見学しているのと同じペースでというか、ほぼどう時期にここに着いたも一組のファミリーがおりました。

多聞、お見かけした感じではファミリーだと思うのですけど・・
この回廊でも一緒になりました。

おばあちゃまを中心に、息子さん?お孫さん・・といった感じの撮り合わせです。
そして、その息子さん達はおばあちゃまが何処でも座れるようにプラスチックでできている椅子を持参しているのです。
おばあちゃまがゆっくりと回廊の聖画が眺められるように、所々で止まってはおばあちゃまを腰掛させながら・・ゆっくりと見学。
そしてその様子をさらにVTRで撮影。これなら、後でおうちでもこのときの『感動と思い出』をみんなで楽しめますね。

なんて親孝行なんでしょう・・とちょっぴり感動してしまいました。
それだけ、この修道院は人々の間に『必ず参拝に訪れたいところ』という場所なんでしょうね。

さてさて、回廊のつきあたりにだれかが話し込んでいる姿がみえます。

よーーく見ると、彼は修道士のようですね。
この修道院で見かけた修道士と思しき人は、kおばちゃんのイメージと違って結構いかつい感じがします。kおばちゃんの修道士のイメージは・・青白いインテリ・・ですかね?

そうそう、ここはには博物館があります。

ここまで折角来たのだから・・一応入って見る事にしました。

さっきの修道士の話しこんでいたところがチケット売り場です。そしてチケットそのもは冒頭の画像のものです。

展示室はこの階段をった上った2階にあります。

階段室もこんな感じで雰囲気がありますね。

チケットの裏面にこの修道院の配置図がかいてありました。

展示品はいろいろあり 古代ギリシャの埋蔵物などもみうけられました。

そんな中で、興味を ひいたのはのはこんなものです。

もっと近寄って見るとわかりますね。

なんとなく、どこかで見たような・・・そうお抹茶の時に使う茶碗に似てませんか??
kおばちゃんも若い頃『花嫁修業』の一環で、お茶を屋っておりましたが・・そのときによく使ったお茶碗ににています。
何だか懐かしく感じました。

もちろイコンもたくさんあります。

この人物は聖デメトリオスはなんだか親しみのある方ですね。

なんと言っても目に付くのは聖母子のイコンですが・・

物の本に寄ると例の聖ルカにより描かれたイコンは・・・修道士さえも見た事がないとか・・残念です。そもそも、『6世紀の伝承による、聖ルカはマリアが生きていた時に 彼女の実物をモデルにして3回その肖像画を描いた』というお話も・・・ある説に寄ると、聖ルカとマリアの歳の差をかんがえたら・・それはおばあさんのはず、だからこのルカなる人物は別人・・なんて説もあるようです。

kおばちゃんとしてお気に入りになったのはやっぱり聖デメトリオスでした。
さあ、そろそろ時間が気になります。
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現在に生きる修道院(キッコー)

2009-03-26 19:24:42 | キプロス
今朝は寒かった。
kおばちゃんが家を出た時は雪がちらちらと・・・舞っている状態。
あんなに暖かかった1週間前がウソのようです。

この前、朝の電車でなかなか出発しないのでおかしい・・と思ったら、『急病人の救出のため・・』ということでした。
丁度kおばちゃんの乗っていた隣の車両だったらしく・・ホームでばたばたと・・する駅員さんの姿をみていたら、救出されたお客さんというのを目撃してしまったのだが・・そどうも、これから海外旅行に行きますというカップルで、大きなスーツケースをころがしていた。

別に担架に乗っていた訳じゃなくて、歩いてホームに降りてきた所を見ると貧血でも起こしたんでしょうね。
あの様子じゃ・・今日の出発は微妙じゃないかな・・なんて思ったkおばちゃんです。

出発前に具合が悪くなっちゃうんじゃね・・kおばちゃんも気を付けよう!

○1月3日(金)

キッコー修道院Ιερά Μονή Κύκκου(Kykkos Monastery)のお堂の豪華さと、人々の信仰深さに驚いたkおばちゃんでしたが、まだしぶとく見物を続けています。

回廊はびっしりと

隙間無く聖人達や

聖書のエピソードを

表現しているような

モザイク画などで 彩り鮮やか

フレスコ画も天井まであふれているのですが

ここは修道院です。

修道院ということは修道士が修行(お勉強)をしている場所・・と言う風に解釈しているんですけど・・違いますかね?

そもそもなんでこんな山の中にこの修道院があるのか・・というのは伝承に寄ると、西暦1100ころDoux Manuel という官僚が夏の狩の時に、このトロードスの山の中で道に迷いにイザヤの古い世捨て人出会うが、彼が道を教えてくれなかった事にたいして罵倒したとか・・

その後町に帰ったDoux Manuel は不治のの病になり、治りたい一心で罵倒したイザヤの古い世捨て人謝罪。彼はDoux Manuel Voutoumitesの病気平癒のために祈り、回復した。という話からはじまっているようだ。

そのお礼のために・・というのが始まり・・のように思うんですけど。

まあ、世捨て人つまり仙人のような人物が修行をしていた場所・・なんでしょうね。

現在でも修道士の生活の場所でもあるからだから、キッコー修道院は生活感もしっかりあります。

冒頭の画像にもありますけれど、この壁の絵に溶け込むように・・消火栓もあります。ほら


回廊にはまるで黄檗山萬福寺の魚拓のようなものや、

回廊の内側を向いているスピーカーや、

こんな洗濯物のカゴと思しきものも置きっぱなしに・・

修道士の部屋と思われるドアーの前に置かれているのは・・

新聞と・・雑誌??でしょうかね。

めちゃくちゃ生活感の漂う、現在に生きている修道院だと思ったkおばちゃんです。

おい、おい・・そんなとこ見ちゃだめよ・・と言われそうですね。

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信心深い人々(キッコー)

2009-03-25 21:55:57 | キプロス
今日はまたまた、寒くなってしまった。
朝、着てでるものに迷います。

そういえば、M党の話題で昨日今日のマスコミは・・と思ったらWBCの話題の方がよろしいようで・・。

なんだか、昨日のO沢氏のの会見なんか見ていると、ちょっと可愛そうな感じさえしてくる。
おだてられて、二階にあがったら梯子をはずされちゃったみたいで。

つくづく、執行部と称しているH山氏とK氏はずるいなと思った。自分は背後攻撃・・って誰の背後か・・といえばO沢氏。だからO沢氏がいなくなると、自分達に玉が当たるから・・前に押し出しとくだけ。
自らは矢面に絶対立たない。でも、虎視眈々と前に出る欲望だけはすててない。それはあくまでも平和な時をねらって・・。
だから、若手にも譲りたくない・・みえみえですね。

J党ではけっして権力をにぎれなから外に出ただけ・・のお三方、もうそろそろそこ、お退きになったら??

○1月3日(金)

キッコー修道院Ιερά Μονή Κύκκου(Kykkos Monastery)の豪華さにあっとうされてしまったkおばちゃん。でも、こんなもんは序の口でした。

そもそも、キプロスの宗教とくに南側の共和国の宗教は殆どがキリスト教徒。
しかし、キリスト教といってもいろいろありました・・ここによると、キプロス正教会 Εκκλησία της Κύπρου Cypriot Orthodox Churchという東方教会系の独自のキリスト教だそうです。

そしてここキッコー修道院も、もちろんその宗派の修道院。だから教会堂ももちろん敷地無いにあります。

それは奥の回廊のこんなところです。

冒頭の画像はその入り口です。

大きくして見るとやはり華やか感じがしますね。

ここのページによると、当初木造だった修道院は、1365年と1541年に大きな災害にあい、消失。1541年以降石造りになったうですね。
しかし1751年と1813年には再び火災がおそい、内部は程んど破壊されてしまった・・とかいてあるような気がします。

その後この火災にからも奇跡的に免れた聖母子のイコンなどを元に再建され、現在の姿になっている・・ような・・

もちろん教会の内部に入って見ました。残念ながら教会堂内は撮影禁止ですので画像はありません。
が、お土産に購入した絵葉書にもありますとおり豪華絢爛とはこのことでしょう。

とくにこの祭壇は金ぴかで、目をみはるものがあります。

正教のお祝いの日は、クリスマスよりも1月6日の公現祭επιφάνειαの方が重要だともききますので、土曜日の今日もお参りに来る人が絶えないようです。(kおばちゃんのような観光客は逆にまれでした)

駐車場に止まっていたの、レンタカーナンバーじゃない車ばかりでした。

だから聖堂内もひっきりなしに人々がいらっしゃいます。
そして、あの金ぴかな聖壇には多聞、聖人達(中央左側は聖母子)だと思うのですが、イコンが並んでおり、自分の守護聖人がいるのでしょうか、特定の聖人のイコンの端ににキスをしてお祈りをしている姿を多く見かけました。

それは、老若男女みなです。

そして、若い女の子はお供え物なんでしょうか、ハート型のネックレスなどをそのイコンにかけたりしています。

なんて、皆信心深いのかしら・・と自分自身の宗教感にくらべて思ってしまったkおばちゃんです。

なんだか観光気分じゃわるいような気がしきて、早々に中庭に出てしまいました。

この井戸は現役ではなさそうですね。
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本物のビザンチン風?(キッコー)

2009-03-24 19:44:21 | キプロス
ここの所特に忙しい分けではないのだが・・集中力がなくなって・・中々進みませんね。

今日はWBCで野球が優勝した。
実況をチラ見していたのだが・・・終盤戦なかなかいい試合になって来た時に、kおばちゃんは実は『疫病神』だったことを思い出し、見るのを辞めてしまった。

疫病神・・とは、いつもだいたいkおばちゃんが応援しているほうが『負ける』というものの意味なんだけど。
だから、無理やり用事をこしらえて・・でもないんだけど、あわてて外出する事にした。

ところで、最後のご用が済む頃にkおばちゃん道路でお金を拾ってしまった。
それも、かなり車の通行量のある大通りの車道。そこの横断歩道を渡っていたとき車道にうごめく紙切れが見え・・貧乏人のkおばちゃんにはそれが一目で『お札』と判ったのだ。

丁度青信号で横断しているときだったので、わざわざ車の脇まで拾いにいったkおばちゃんです。でも、それからが悩みました。

拾ったのはむき出しの1000円札。さーーてどうしよう。ねこばば・・するにはちょっと気がひけるし・・でも交番までちょっとあるし・・ととりあえず、職場にお持ち帰りした。

お持ち返りした職場で、仕入れた情報はWBCは『延長戦に入った』とのこと。
あららら・・・またちらみしちゃうじゃない・・チラ見しない為には・・やっぱりこの1000円交番に持っていこう・・と交番まで行ってまいりました。

届出をすませて、戻ってくるとWBCは終了!思った通り日本は優勝いたしました。
いやーーこれも、kおばちゃんが見なかったおかげ・・と思っております。

やっぱりkおばちゃんが観戦しないほうがよろしいようで・・・
今日は2つ良い事をしたので、気持ちがいい・・なんちゃって。

○1月3日(土)

さて、kおばちゃんの到着したのはこの↓緑の丸の所。
です。
雪の渋滞からは・・鶯色のルートをたどりました。

ここはどこか・・というとキッコー修道院Ιερά Μονή Κύκκου(Kykkos Monastery)です。
この修道院は900年の歴史を誇るキプロスでも名高いトロードス山中の修道院です。

アレクシオス1世コムネノスΑλέξιος Α' Κομνηνός (Alksxios I Komnēnos)、東ローマ帝国コムネノス王朝の初代皇帝(在位:1081年 - 1118年)により創設された・・ということらしいです。

うーーむ古い・・ただし、その後火災で焼失したり再建されたり・・と現在の建物はそんなに古いものではないそうです。
しかし今日でも、ここキプロスのキリスト教にとっては重要な位置を締める修道院のようです。

こんな立派な入り口があります。

入り口脇のホールにはこのような壁画があり12世紀に発見された、この教会で重要な物とされてる聖ルカにより描かれた3つのイコンのひとつといわる『聖母マリアのイコン』を、まさに聖ルカが絵がいている情景が描かれていました。

入り口を入ると直ぐに中庭はあり雪が残っています。この奥には博物館があるようですけど・・それは後にしましょう。

建物全体はガイドブックにこうあります。

だからもう一つの中庭があるんですね。あの入口ですね。

そうでした。もう一つの中庭にでました。

ここの回廊はやはり壁画がいっぱいです。

でも、これらの絵何かに似ている・・
 

と思ったのですが・・思い出しました。

去年の夏に行ったストックホルムの市庁舎のあのノーベル賞の舞踏会の開かれる部屋の壁画です。
ほらこの部屋にあったやつです。

特にこんな感じの壁画は・・雰囲気が似てますね。

あのときのブログには偉そうに、『ビザンチン風の人物描写』なんて書いてますけど、こちらが本家本元ですね。

それにしても豪華そのもの

なんだか、煌びやかすぎてまぶしいくらいです。

この壁画はぐるっと回廊をめぐっております。

中庭に降り立ち上を望むとちょっと見えづらいですかね。

中庭にある井戸が何となくほっとした雰囲気を与えています。
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旅の道しるべ(トロードス)

2009-03-22 23:59:00 | キプロス
今日もお休み。
3日かんあるとゆったりできる。でも、今日はお天気はいまいち。

まるで台風のようにくるくると・・

カエルだけは元気よくないております。いえ、カエルだけではありません。
野良ちゃんたちも元気は良いです。
昨日、今日とにらまれてしまいましたよ。家主の方が肩身が狭い。

さて、お休みもこれでおしまい。
来週は1週間が長く感じられそうです。

○1月3日(土)

トロードスの交差点・・ともいうべきところで思わぬ渋滞で時間をロスしてしまったkおばちゃん。
先を急ぎましょ・・とは思うのですが、なんせ雪道。
まあ、車道はそこそこ溶けているので大丈夫・・ですがこの先はどうなっているのか分かりません。

kおばちゃんの本日の目的地は、まだまだ40キロくらい先です。
平地だったら30分ですけど・・いかんせん山道。そして知らないところ・・気をつけて走ります。

まあ、有名地ではあるので、方向表示はところどころにあるので安心ですけどね。

でも、山の間をぬけるようなくねくねとした道を走ります。

目的はまだなのですけれど、さっきの渋滞から半分くらいいったこころで
こんな光景を・・目にしました。

大きくしたのは冒頭の画像。
いえ、本とは根元も通ったんですけど、こういうものは近くでみるよりも、遠くから眺めるほうが感動しますね。

峠道を一通り越えたところに目にすると、異教徒でもちょっと感動いたしました。
ここはPEDOULASという村のようです。

あと一息・・・がんばりましょう。

ということで、山道をひたすら走るkおばちゃんの目の前に・・ようやく目的地が現れました。

とりあえず駐車場に車を入れて・・どこが入り口かわかりませんけど・・建物に向かってみたkおばちゃんです。
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渋滞原因は・・雪(トロードス)

2009-03-21 23:47:12 | キプロス
今日は良いお天気・・だから花粉も・・
休みの日はあまり薬を飲みたくはないのだけど・・しかたない・・飲みました。
暖かいのはいいのだけれどね。

そういえば、最近TVから『不況』『不況』の大合唱の代わりに『値下げ』『値下げ』の大合唱。まあ、自身がきっとコマーシャル料の値下げをしてるんでしょうけどね。
某民法の社長が番組の引責辞任なんて報道にあったけど、これから決算期を向かえ逃げちゃってずるいんじゃない?と思う人はいないんでしょうかね。

メディア自身自分の置かれている立場を客観的に見据えている人はいないんでしょうかね?
結果的には違う方向に進んでしまったけれど、某インターネットの元社長がTV局の株を入手して、経営に口出しをしようとしたときにまるでアレルギー反応のような対応しかできないメディアってなんだろう・・と思っていたkおばちゃん。
これからは、そんな時代じゃないでしょう。共存共栄、というかお互いに取り込んでかなきゃ生き残れないよ・・とおもっていたのに、彼ら側からはそんな発想は出ないんでしょうね。まあ、所詮井の中の
蛙ですね。いまだに・・

○1月3日(土)

豪華なホテルではあるけれど・・・・ひとりでまったりすることのできないkおばちゃん。今日もおでかけします。

今日の目的地は・・うまくすれば2時間もかからないかな・・フィエスタ君で・・とはおもっているのですけれど、まああてにはなりませんね。なんせ地図があってないようなもの。

目的にに向かう前に・・そうそうフィエスタ君にご飯を食べさせないとね。いえ、ガソリンを入れるんですけどね。
スタンドは街中ならば絶対にあるでしょうし、明日は日曜日。営業しているかどうかも分かりませんから今日のうちに入れ方が安心です。

ということでまずは、目的地に向かいながらガソリンスタンドを探します。
ちょうど、目に付い旧市街の外れにあったガソリンスタンドに入り込みました。さて・・給油はどうやってやるのかな・・と思っていると、女性が一人近寄ってきました。そうか、ここはセルフのスタンドじゃないんだ。と理解したkおばちゃん。彼女に『20だけ入れてね。とお願いしました。

実はkおばちゃん。このとき20リットルの積もりだったんですけど・・『いくらですか?』ときいたとき『20ユーロですよ』と言われてしまって・・ああ20ユーロだと思われちゃったのね!と初めて理解したしだいです。ああお粗末。

あとは・・今からkおばちゃん行こうとしているところは結構有名地。だから高速の出口でヘッドボードで目的地の名前が書いてあったのを思い出し・・わざわざ高速にのることにしました。多分ここレメソスの町からだとダイレクトに行けるはず・・なんですけど、街中を走っているとそういう表示を見かけないんですよね。

案の定。高速に乗ったと思ったら、次の出口でもう出ます。

あとは表示の方向に進むだけです。
そうそう、kおばちゃんの目指しているのはトロードスTroodosと呼ばれる地方です。

この地図のように、ここキプロス島の真ん中です。

レメソスの街からはB8で一直線で迎えるところなので、B8にさえ乗っかれればいいのですけどね。

どうやら、無事B8にはのっかれたようで、のぼり続きます。トロードスTroodosは山岳地帯です。

すいすいと、調子よく走っていたのですが・・1時間もたたないうちにというか山に登れば上るほど車の速度が落ちてきました。渋滞です。

冒頭の画像のようにとうとうフィエスタ君が止まってしまいました。なんなんなんでしょうね。こんな山の中で・・

あたりはこのように雪景色です。

そうなんですよね、ここトロードス地方は山岳地帯。だからこのような暖かい既往ロスでも雪が降るんですね。
そういえば、レフコシアでお会いしたわが同胞の方にも『雪が積もっていてアイスバーンになっているとことがあったりして・・でも地元の車は4駆だったりするから全然平気、レンタカーのわれわれはおっかなびっくりだけどね』と聞いてはいたのですけどね。

雪の山道をトロトロと進みます。

いったい渋滞の原因は何なんでしょうか?
対向車はたまーーに来ますけど・・事故でしょうか?こんな山の中で・・

と思っていたら路肩に駐車している車両が現れてきました。
なんでしょうか?ちょっとした建物もある地帯に出てきたみたいです。

その施設の駐車場からの車の出入り・・や路肩駐車で、どうも車の流れが寸断されてしまっているみたいです。

そしてそのピークはB8の終点?ではないですけどここのロータリーがどうやらネックのようでした。

それは地図で言うと、この赤丸のところです。

そしてこの渋滞は・・雪見渋滞とでもいいましょうか。この地図を見ても分かるとおり、トロードスきっての山岳高地のようです。一番高いのが1952mのオリンポスOlympus山ですが、このあたりも1600mはあるみたいです。そしてここがキプロスきっての雪の名所のようです。

案の定、このロータリーを過ぎたとたん、車はすいすい。そして道も下りに変わってきました。

アイスバーンにはなっていませんけどノーマルタイヤのフィエスタ君、気をつけて行こうね・・と先に進むkおばちゃんですね。
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朝の散歩(レメソス)

2009-03-20 23:59:06 | キプロス
今日から3連休。うれしいんだけど・・この季節はあまりありがたくないかもね。

そういえば、先日今話題の給付金の申請書が送付されてきた。
周りの人に聞くと・・まだ・・という人がほとんど。
kおばちゃんの住んでるところは・・・ばっちり電子管理されちゃってるのね。

その申請書をみて・・ちょっと申請するのも大変。と思ってしまった。
自分自身を証明しなきゃいけないからだ。コピーを同封すればいいのだけれど・・お勤めでもしてなければ、コンビニにでも行ってコピーをとってこなきゃいけないのよね。ちょっと面倒・・と思ったのと、これでコンビニのコピー機の利用があがったりして・・なんて考えてしまいました。

選択肢に『辞退』という選択肢もありますけど・・もちろんkおばちゃんいただけるものはもちとんいただきます。

さてさて、本との給付はいつになのやら・・

さっきから書き込みをしても、今日はPCのご機嫌が悪いのか・・すぐにかってに終了してしまう。困ったもんだ。

1月3日(土)

たっぷりと豪華な朝食をいただいたkおばちゃん。さーーてお部屋に戻る前に・・そのあたりでもお散歩しましょうかね。

そういえば、夕べは暗くなってからのチェックインだったし、夕食をもとめて歩き回っただけで、このホテルの周りはほとんど知りません。

夕べあれほど賑やかだったサロンも、あの喧騒がうそのよう。
ひっそりとしてますね。

朝の光のなか・・外に出てみましょう。

これがこのホテルです全体で30数室しかないのでこじんまりしてますね。

一応,プライベートな砂浜もありますね。子どものおもちゃがおいてあります。

海に向かって右手方がこの街レメソスの中心地であり旧市街地でもあります。ここはどちらかというと町外れです。

沖には船が停泊してます。


荷卸の順番待ちなのか、それとも時間調整なのか・・
そういえば、この島は一番の産業が観光というくらい、生産性のある産業はないのでしょうね。タックス・ヘブンといわれるこの国。籍をおいている企業は多いのでしょうけど・・
そういえば観光シーズンになると『水』さえも隣国ギリシャから輸入しているとききます。いったいあのお船は何を積んでいるんでしょうかね?

ここにはプライベートなちょっとした桟橋もついていおります。

このあたりのホテルにはみんなついてる・・・

という訳でもないみたいです。

それにしても・・きょうも良いお天気に・・なりそうですね。

でも海に入るにはちょっと寒そうですけどね。

足元に生えているのはこんな植物。

アロエの親戚のように見えてしまったkおばちゃんです。

本とは何なんでしょうか??

さあ、お散歩はおしまし。
今日はまったりと・・とも思っていたのですが、なんせ貧乏性(ただの貧乏でもありますが)なkおばちゃんです。やっぱりお出かけすることに決めました。

でも早く帰ってきたいから・・早く出発しようか・・と思っていたのですけど、いつものように・・・遅くなってしまいました。
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目玉は2つ(レメソス)

2009-03-18 18:55:40 | キプロス
今日は午前中移動してホームグランドに戻ってきた。
移動中の飛行機で、窓にへばりついていたkおばちゃんなのですが・・今日のルートは四国をかすめて淡路島上空、関空を見下ろし、セントレアをかすめ・・とばっちり(四国は雲の上)だったのですが・・・デジカメの電池切れ!!

せっかく写そうと思ったのに・・予備の電池もバッテリー切れ!
まったく何をやってるんだか。お歳のためか忘れっぽくていけません。

帰ったら充電しないとね。

昨日の明太子の国も暑かったけど、生息地も暑い!!おかげで花粉は・・前よりも楽チン。
この調子で早くなくなってくれーーと一人で騒いでおります。

●1月3日(土)

お目覚めは・・爽やか・・といいたいのですが、ベットがあわなかったのか・・kおばちゃんに不相応な高級なお部屋に泊まった事がいけないのか・・背中というか腰の辺りが痛くなっていました。何時からだろう・・

今日のお天気は・・う・・ん晴れ?かな??と言う感じですね。

お部屋でこざっぱりしたら、朝食を食べに行きましょう。なんせ、夕べもケバブでしけた夕食でしたからね。

夕べは金曜の夜・・ということだからか、はたまたリゾート気分全開だったからか・・かなり皆さん夜遅くまでお騒ぎだったみたいで、お隣の部屋のドアーには『起こさないで!』の札がかかってます。そういえば・・4時ごろバタンバタンしてたような・・

だから朝食のダイニングに着いたときは・・殆どお客さんがおりませんでした。
ボーイのおにいちゃんもkおばちゃんに気がつかないくらい・・声をかけたらびっくりされてしまいました。
だって、kおばちゃんはおなかが空いて寝てられなかったんですよ・

朝食のダイニングは海とプールの望めるいかにもリゾートと言う雰囲気の眺め。

もちろんお席は海の見えるところです。

ブッフェスタイルの朝食ですが、さすがに5つ星。並んでる食材が今までのお宿とは違います。果物も盛りだくさんです。

パンも洒落た所に いらっしゃいます。

kおばちゃんのお皿はこんな感じです。

ただし・・・これは最初の選択です。ええ、何度かとりに行きましたよ!

そして、冒頭の画像の『目玉焼き』です。
本とは保温ケースに1つ潰れかけたのがはいっていたのですが、わがままをいって新しく焼いてもらいました。
いえ、2個にしてくだたい・・とは注文してません。でも、ボーイさんが運んできたのは2コ入ってちゃんと『目玉』になっていました。
よく、母が『1個じゃ目玉じゃないじゃない・・』なんて言ってたのをつい思い出してしまいました。

テーブルの上のお花は生花のゆりですね。

さすがです。
プールの水面に反射する、お日様の光をあびながらゆったりと朝食を頂いたkおばちゃんです。

しかし・・・・ここで一つ思い知らされたのが・・・ここのホテル。さすが高級とあって、テーブルクロスもナフキンもみなリネンです。つまり『布』なんです。
だから、いつものように簡単にサンドイッチをつくって、ペーパーナフキンにくるんでお持ちだし・・と言う訳には行かないんですよね。

まあ、はっそうをするような人は泊まっちゃいけないのかもしれませんね。

ともあれ、今日一日がスタートしました。
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夕食を求めて(レメソス)

2009-03-17 20:55:50 | キプロス
今日はまだ、明太子の国におります。

こちらは暖か・・を通り越して厚いです。
昼間、空き時間に桜を見物に・・ちらりほらりともう種類によってはきれいに咲いておりました。

こちらは、やはり不況の波ばもろにうけっとって・・かなりきびしかー!
消費者としては暮らしやすか、と思うこたるが、そればいかんとね。
誰かが泣いとっと・・なんちゃんて。

○1月2日(金)

ホテルのお部屋で一応落ち着いたのですが・・・お腹が減ってきました。
考えたら・・今日も朝ごはん以来まともなものは食べておりません。
ということで、夕食を食べに出かけることにしました。

とりあえずホテルのレストランを覗こうかと思ったのですが・・・8時から・・で、相変わらずラウンジは大賑わいだし・・ちょっと一人身のkおばちゃんにはきついテンションかもしれない・・と思い、外に出かけることにしました。

kおばちゃんのホテルの近所は・・ちょっとした繁華街になっています。
繁華街・・たって中洲のような繁華街じゃありません。
ちょっと大きな道路をはさんで、

レストランやカフェが点在してるという感じです。

さっき迷ったとにそれには気がついていたので出かけることにしたんです。

そこそこのレストランもあるのですが・・

冒頭の画像の通り、あまりキプロスらしさを感じるようなお店・・というわけにはいきません。

むしろ、モダンな感じのバカンスのカップル相手のレストランが多いように思いました。

レストランの前には客引き・・ではありませんが、黒服のおにいちゃんなんかが立っているようなところもあります。

お兄ちゃんはからかい半分にkおばちゃんに『元気?どっからきたの・調子はどう?』なんて声をかけてはくるけど・・暇そうです。
kおばちゃんは『日本はいま不景気なのよ』といっても彼らにはぴんと来ないようです。

そうなんですよね。この島はタックスヘブン的存在でもあるので、不況の波が押し寄せるのはまだまだ先のはなしだし・・果たして押し寄せるのか??ですね。

けっきょくうろうろして入り込んだのは
こんなお店ですけどええ・・どこにでもある○ターバックスで一服です。まったくね・・

でも、それなりに 地元の若者で混んでるのは分かりました。

で・・・kおばちゃんのお夕食はどうなったか・・というと・・
こんなお店で仕入れることに・・

ええ、またまたドネルケバブです。まったく代わり映えが・・してませんね。

ここで作ってもらったケバブーをお持ち帰りでお部屋でいただくいことにしました。

一人だとそれが一番落ち着く・・というのがkおばちゃんの結論です。

お部屋でベットでまったりしながら、アフロディーテをお供にいただくことにしました。

ここのケバブはおいしいのですが・・やはり北レフコシアで入手したケバブーにはかないませんね。

いただきながらニュースでkおばちゃんも乗ってる車のメーカーがこの不況にたいして・・の話をしておりました。

そしてなによりも強烈なのが○ルジャジーラのニュースです。

子供の遺体を移してガザ問題を報じてます。
それをみて、マスコミの力を利用した影を感じてしまったkおばちゃん。
悪いお酒になりそうでした。

報道されることは真実かもしれませんが、それが全体ではないということ。
そして報道される瞬間には『報道する、しない』の選別がなされていることを心して受け止めておかないと・・・コントロールされてしまう・・と思いました。

さあ、こんばんはこれでゆっくり休みましょう。

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コンセプトは・・(レメソス)

2009-03-16 23:59:54 | キプロス
今日は明太子の国に出稼ぎ。といっても前のりなんだけどね。
だから一人静かにホテルのお部屋で・・やりたい放題?!

それにしてもこちらは暖かい。
到着したときは19度といわれてしまった。でも、花粉もピークはすぎてしまっているようで、ホームグランドにいたときよりはかなり楽チンです。

それに、こちらは物価が安い!!駅に入っているスーパーで目の色変えてお買い物してるのは・・kおばちゃんです。

こちらの人に聞くと、やはりかなり景気が悪いという。確かに製造関係のお仕事は厳しいと思う。
あと、若者がなんだかおどおどしている気がした。いえ、元気の良いのはいもちろんいます。

ただ、スーパーで出会った、値引きの食品をkおばちゃんと一緒にじーーとにらんでいるような若者、kおばちゃんが先に進みたかったので『ごめんなさいね。』といって通ったら、思いがけずに『え!あ・・すみません』なんていわれたのだが、その声がなんだかやっと他人に自分の存在を認めてもらった・・というような響きがしたのです。考えすぎかもしれないけど、なんだかkおばちゃんの何気なく発した『ごめんなさい』という響きに驚かれてしまって・・日常でそんな声も掛け合わないのかな・・なんて勝手に想像してしまいました。

○1月2日(金)

ようやく本日のお宿にチェックインしたkおばちゃん。カードキーももらい、ベルボーイに荷物を運んでもらいながら、貧乏なkおばちゃん頭の中ではあ、チップ払わなきゃだめね、小銭あったかしら・・なんて考えてるんだから5つ星は似合いません。

このホテルをkおばちゃんが選んだのは、規模が小さそうだからというのだ実はあったのです。ホテル全体で38室だったかな??そのくらいしかありません。
だから静かか・・と思ったのですが、大きな間違いだったようで、フロント脇のサロンスペースでは夕方ということもあるんでしょうけど、空席が見つからないほどの大賑わい。比較的若い年代が多いようでお年よりはみかけなかった。

2台あるエレベーターの一つは昨日から壊れてしまって動かない・・とうことで、一台がいったりきたり・・それも、kおばちゃんのお部屋はペントハウスよろしく最上階なのだが、そこにたどり着く前に誰かが下でエレベーターを呼ぶと戻ってしまう・・という恐ろしい代物。
ベルボーイ(というにはおっさんだけど)もお手上げ!って顔をして、『修理をいらしてるんだけどね』とのこと。
どこのメーカーかと思って名前を見たのだが・・知らないメーカーで会社の所在地はニコシアになってたから・・・地元の産業なのね。ま、落ちなきゃいいけどね。

何回か上下を繰り返して、ようやく部屋にたどり着いたkおばちゃんたち。
荷物を入れてくれた彼にはチップを早々に払ってご退散いただいた。

ようやくたどり着きましたよ!

お部屋は思ったよりも狭いかもしれないけど、普通に比べたらかなり広め。

バスルームも、ちゃんと電話がついているしバスローブも完備です。

洗面台も木造の台の上に乗っている感じで、ちょっと小洒落た居酒屋なんかで見るような感じ。あ、比べるものがいけないですね。

こんなエスプレッソマシーンも完備!

クロゼットの取っ手はこの様な流木のような感じです。

ワーキングデスクのような所に所狭しとおかれているのは・・CDプレーヤー、ウエルカムレター(このホテルは直接予約してあります。予約時にちょっとごたごたやり取りがあったりしましたけどね)

そしてウエルカムフルーツが・・ご用意いただきまして・・ただ問題が・・きっとりんごは南国に属するようなこの国には貴重な果物でしょうけど・・kおばちゃん食べられないんです。いえ、味が嫌いとか言うんじゃないんです。生のりんごのかむ音が嫌いなんです。もちろん皮をむく音なんかだめです。
どなたかが向いてくださって、そのうえ摩り下ろしたりジュースなんかにしてくれたり、はたまた焼きりんごなんかにして下さったら、大好きなんですけど・・丸のままはだめです。

これだったら市場に売っていた柿かみかんのほうが良かったのに・・と贅沢なことをいっているkおばちゃんです。だっていらないよ・・

ベッドサイドにはチョコクッキーがおいていあります。これは食べられます。
そうそう、ベットそのものは冒頭の画像の通りで大きめでして・・なぜか真ん中ににんじんの形をしたクッションがおいてありました。

お部屋はベランダもついていて、外に出られるようになってます。

こちらの方向は明るいので街中ですね。

そしてこちらの方向は薄暗いので・・海の方ですね。きっと。

のんびりするにはいいかもしれませんね。

このお部屋全体のコンセプトは・・・・なんでしょうかね?
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ホテルは・・どこ?!(レメソス)

2009-03-15 22:37:37 | キプロス
今日は昨日の余韻というか花粉症の影響でとてもすっきりしない日。
大体が、いつも何にもしたくない休日なんだから、体調がいまいちなら余計何もしないのはあたりまえか。

寝すぎなのか・・頭も痛いしね。ということで一日ごろごろ・・・
暖かくなってきた証拠かカエルがうるさい。

忘れないうちに書いておこう。先日ニュースを見ていたら、フランスのドライブインで夜間の酒類の販売を禁止する法案が通った・・という報道をしていたけど・・あそこでお土産を仕入れるのを覚えたkおばちゃんにとってはちょっと気をつけないとね。お買い物は昼間・・ということですね。
まあ、まったく売っていない日本の高速道路のサービスエリアよりはいいですけどね。

○1月2日(金)

Episkopiで変なものに感心しながら走っていたkおばちゃんですが・・ごらんのようにだんだんと薄暗くなってきました。こりゃ早く目的地につかないとね・・
ということで、ここからはあっさりとA6の高速に乗っかることに・・高速なら目的地がわかりやすいですからね。
あ、目的地は・・レメソスとLemesosいう街です。一般的にはリマソールLimassolorギリシャ語 Λεμεσός,トルコ語Limasolだという呼び名だそうですが、キプロスの観光局ではレメソスという呼び名を正式に利用しているようです。

このレメソスはキプロス共和国第2の都市といわれながらま、地理的には一番お起きとか。人口は18万弱だそうです。
そして、キプロスきっての観光のメッカ。ビーチリゾートと都市が隣接しているところのようです。

kおばちゃんは、今回のこの旅行の目玉をここに一つはしたんです。
何をというと・・今回唯一の贅沢。5つ星クラスのホテルに泊まる・・という身分不相応なことです。いえ、今のシーズンはオフシーズンなんで、実はずいぶんとディスカウント料金なんですよ。半額以下・・だからkおばちゃんにも泊まれるんです。

そんなホテルでひとりでゆっくりする・・というのが今回の旅の一つの目的でもあったわけです。だからせっかくだから早くチェックインしたかったのですが・・いつもの時間になってしまいそうです。

だからkおばちゃんの目的地はレメソスというところだったのです。これなら高速なら一発でわかりますよね。

しかし・・問題は降りてから・・ですね。案の定、適当に走る羽目に。

今晩のホテルの情報としては・・海に近い、というのと街のちょっとはずれというものしか分かってないのです。ホテルの案内もこんなものしかありません。

第一レメソスという街が全然分かっていないkおばちゃんです。とにかく海のほうということはひたすら下がって行く道をたどるしかありませんね。
そこは、適当に走ることに慣れている??kおばちゃん。街中の喧騒や、ショッピングストリート、はたまここは観光名所ねなんて思えるところも横目でみながら通りすぎ右に、左に曲がりぬけながら(一通が多いんです)で海沿いの大きな通りにたどり着きました。

多分この通りを走っていれば・・何らかのサインがあるはず・・だって高級ホテルだもん・・なんて高をくくっていたのが大間違いでした。

走れども走れどもお目当てのホテルは出てきません。
ほかの有名どころのホテルは、ネオンサインも鮮やかに(とっぷり日は暮れました)お客さんを誘います。
おかしいな・・何で何のサインも見当たらないのかしら・・もしかすると見落としてしまったかしら・・なんて思いながら走り続けます。おまけに、ホテル外はkおばちゃんの走っているのとは反対車線にあたりますので、はっきりとは見えません。

おかしいな・・おかしいな・・見つからないよ・・と思いながら走っていると・・だんだん周囲がうら寂しくなってきました。
あれ??もしかするともう街はおしまい??なんて思いながらも先に進むkおばちゃん。
すると。左手に古代遺跡がライトアップされているのが見えてきました。
あららら・・これはもしかすると・・Amathusアマサスの遺跡?ってことはもう街を過ぎてしまった・・ということです。

こりゃどこかでUターンをしなきゃ・・と思いさらに進むと左手に割りと大きなホテルらしき敷地が見てて来ました。そしてパーキングの入り口らしきものも。
ええい、いつものことだ入ってしまえ。そして考えましょう・・と中に入り込みました。

割と大きなホテルです。お客さんも多そうで、kおばちゃんが入り口の近くで注射して地図を見ていたら、大きなバスが1台ついたとおもったら数人のお客さんをおろしてまた走り去ってゆきました。降り立ったお客さんは荷物があまりないところを見ると、乗り合い観光バスだったのかな?なんて思ったkおばちゃん。

人のことはどうでもいいのですが、肝心の自分のお宿がわかりません。
kおばちゃんとりあえず、このホテルで聞いてみることにしました。

フロントには若いお嬢さんが2人、そのうちのお手すきのお嬢さんにホテルの予約表を見せて、『このホテルを探しているんだけれどもどこかしら』と言って、最初の日にインフォメーションでもらったレメソスの地図をだしました。

ホテルの名前を見たお嬢さんは『あら・・ここはずいぶんと遠いわよ。10キロははなれてるかしら・・』と心配そうにkおばちゃんを見ます。『あ、大丈夫車ですから』と答えると。『ああそう。じゃあ大丈夫ね。このホテルはね・・』とkおばちゃんの持ってきた地図をみて『あ、これじゃあ分からないはね。ちょっと待ってて』と奥に入り地図を手に、そしてもう一人の同僚と戻ってきました。

手にしていた地図はどうもレメソスのホテル案内の地図。その地図を見ながら『うーーと、このホテルの隣なのよね。あら、名前が載ってないは・・』と教えてくれました。
『分かりにくいのよね、このホテル。ここのホテルの隣なんだけど、手前だったか・・向こうだったか・・わかんないけど隣なのよ。』と一人が教えていると、もう一人が『手前にヘアーサロンの看板があるわ。入り口にはやしの木が茂ってるので見えにくいのよね。ヘアーサロンの看板を目当てに走れば分かると思うわ』とみんなでご親切に教えてくださいました。

名前は載っていなかったけど、お隣のホテルの名前が載っていた地図をいただいて出発です。
とっても感じの良いホテルでした。この次はここでもいいかな?なんて思ったほどです。ちょっと街から離れていますけどね。そうそう、このホテルは Atlantica Bay hotelです。

言われたとおりに走りました。ヘアーサロンの看板を見つけて、あ・・と思った瞬間通り過ぎてしまいました。まあ、しょうがない場所が分かっただけでもめっけもんです。
とりあえずお隣のホテルに入って・・体制を立て直そうと思ったのですが、ここも結局は大通りを右折する信号はないので、その先まで走り、交差点でUターン禁止の看板がないことを確信してUターン。そしてまた走りすぎて(ホテル前は右折できません)適当な道に入りUターンしてやっとこさたどりつきました。ああ、疲れた。
冒頭の画像がホテルの入り口付近。分かりづらいでしょ?

ホテルの駐車場は・・満杯。適当な駐車場所にとりあえず駐車してフロントに向かいました。ベルボーイは見当たりません。
フロントで名前を告げると『ようこそ。おまちしてました。お車止めるところありました?』ときかれたので、『いいえそこの前に適当に』と告げると早速ベルボーイを呼んでくれました。彼にくっついて『あれが私の車。はい、これが鍵』と渡すと『お部屋の番号は?』と聞かれたのですが『あ、そういえば鍵をもらってない』とお間抜け全開です。

とりあえずホテルについてほっとして緩みっぱなしのkおばちゃんです。
ああ・・なんとかなるもんですね。
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アンテナの林(Episkopi)

2009-03-14 23:10:22 | キプロス
今日は、お休みだけど外にでかけなければいけなかったのだが・・おかげでま大花粉症。体は正直。
出かけた先が、郊外だったからだ。たっぷり花粉のシャワーを浴びたらしいです。

さっきTVを見ていたら、昨日というか今日廃止された寝台特急の特集を包装していたが、つい懐かしい音に・・
あの、車内放送の始まる前のチャイムというのかオルゴールというのかあのメロディーあれを聞くと子供のころの家族旅行を思い出す。
朝焼けの瀬戸内海など。。この前の明太子の国へ出稼ぎの時に、よっぽど寝台車で行こうかとおもったのですけど・・結局飛行機で行ってしまったのが返す返すも残念。人生、チャンスは逃しちゃいけませんね。

○1月2日(金)

『sanctuary of Aphrodite』を後に・・kおばちゃんはB6に戻り今夜のお宿の方向に進みます。
進むついでにこことそう遠くないところにもう一つ見所の遺跡があるはず・・と思い込みしばらく走り回りますが・・目に付くのはゴルフ場のようなものと、造成中の土地。
もう一度よくよくガイドブックを見て、地図を見てみると・・あらら・・勘違い!ということが分かりました。もっともっと先のほうです。

そうと分かったらとっとと走りましょう。
走り始めて、再びA6の高速への道案内が・・誘惑に負けないで旧道を走るkおばちゃんです。

すると目に飛び込んできたのはすばらしい光景でした。


例によって走りながら撮っているので

あまり良いあまり良いアングルじゃありませんけどね。

おそらくここがペトラ・トゥ・ロミウPetra tou Romiou,『ギリシアの岩』の海岸のようです。ここで泡から生まれたのはアフロディーテということだそうでして・・
昨日のアカマスにあったアフロディーテの泉に比べたら、こちらのほうがずーーとkおばちゃんのイメージに近いです。
でも、時間のないのが残念です。車内参拝??でおしまいです。
だって、これから向かうところも大きな街なのですが、それだけにお宿の場所が分かっていなくて不安なんです。暗くなってからじゃいやですから・・

そこからさらにしばらく走ると・・さっきkおばちゃんが勘違いして探したところに近づいたようです。

そこは『SANCTUARY OF APOLLO HYLATES』と呼ばれているところ。
このあたりでしょうか当然もう見学なんぞはできません。

こちらのほうが、一般的にはさっきの『sanctuary of Aphrodite』より有名だし見所は多いようですが・・時間の配分のうまくないkおばちゃんにはしょうがないですね。
ガイドブックにはこんな按配でB6の周りに分布?しているようです。


周りは日没が近いのか過ぎたのか、街路灯もついてきました。

さあ、急がなくっちゃ・・と思いながら走っていると・・ちょっと雰囲気の違う町並みになってきました。
どう、雰囲気が違うか・・というのはなんと表現していいのかわかりませんが、妙に街が小奇麗なんです。こぎれいで緑も多く、そしてその小奇麗さがなんとも居心地が悪い・・
近代的な装備を備えた消防自動車の待機している消防署なんていうのも見かけました。
それに、道路とそういう地帯の間には良く見るとフェンスがあります。

もしかするとここは・・もしかするかも・・なんて思いながら走っていたら目の前に飛び込んできたのは冒頭の画像です。

分かりにくいですかね拡大するとこうです。


そう、アンテナの林なんですよ。それも異常な数の・・これを見てはっきりしました。

前にも書きましたが、ここキプロス島は複雑な島であると。そして、その複雑さは、この島が南北に別の国家として分断されているから・・ということを。
でも、それだけじゃないんです。この島を複雑にしているのは。
この島はもともとが英国の領土だったという歴史があり、そこから独立したわけですが、英国もしたたかです。
独立は認めたものの、自国の影響力はきちんと残してあります。この場所は、戦略的にもアラブ世界に限りなく近いことこから重要ですもんね。

そんな英国の支配にある土地がまだこの島には残っており、そこは英国国防省の支配下になっているそうです。

一般的にはDhekeliaゼケリアとAkrotiriアクロティリという場所を英国が支配しているという表現がされているようですが、英国陸軍によるとkおばちゃんが入り込んだこEpiskopi エピスコピにも駐留しています。駐留という言い方はおかしいかもしれませんね。
領土として残しているんだから。 

だから地図の上でも黒い線が示す地域がその領堺のようですね。


ただし、その境界線には南北との境界のような検問所もパスポートコントロールもありませんので、知らないうちに入り込んでしまいます。

後日このことで大ピンチに陥りかけたkおばちゃんではありますが・・

この島のおかれた問題を思わぬところで見てしまったkおばちゃんです。

さあ、急ぎましょう。日没ま近です。
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