Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

検問!!(バート・ムスカウ)

2012-05-24 17:11:58 | ドイツ
オオイソガシなのではあるが、ぽこっと開いた時間もあったのでとりあえず・・
今週はまた大移動してしまうしね。

さてさてさて・・

○8月8日(月)

さて、三つの国の国境にかかった虹をみたあとは・・今晩のお宿に移動です。その前に・・ガソリンをいれて置かないと・・ということでスタンドに入りました。



えーと、ここはポーランドのスタンドだったと思います。
チェコ側のスタンドは・・廃墟になっていたので、おそらくポーランドの方が安いのでしょう。
ドイツの国境を入ったところにもスタンドはみかけなかったので、おそらくポーランドの方が安いのかな?と思ったりしました。

距離にして90キロちょっと、約1時間半の行程です。ドイツ国内はやはり・・エコですね。


それにしてもインフラは良くなっています。数年前バード・シャンダウの地方を走ったときはお尻がいたくなりましたからね。

さて、もうそろそろ目的地・・というところにきて、実はkおばちゃん捕まりました。


いえ、正しくは『検問を受けた』と言ったほうがよいのですけどね。

場所はバート・ムスカウBad Muskauという国境の町です。
上の↑の画像の右を曲がったところの先に橋があるのですが・・その手前で止められました。
そして、車検証?パスポートを出せと・・パスポートのナンバーを無線で確認までとってます。
あら、そんな怪しいおばちゃんでしたかね??

まあ、とりあえず開放はしてくれましたけどね。

暗くなる前にお宿に付きたかったkおばちゃんはあせりました。
で・・・到着する頃はすっかり暗くなってしまいました。

宿に到着したら・・お待ちかねだったようです。なんでも『初めて見る日本人』だそうでです。まあ、こんなところで泊まる物好きもいないでしょうからね。

そうそう、お宿のある町はまた国境を越えてポーランドです。ポーランドのŁęknica と言う集落です。

なんで?って思うでしょうけど、そのほうが宿泊代が半額以下で済むんです。貧乏kおばちゃんにはぴったりであります。

で・・到着して直ぐにお誘いを受けたのは庭での『飲み会』!


早速お仲間に入れてもらいました。
飲んだのは・・ワインに、ビールにズブロッカ・・kおばちゃんも持参の『わさび味柿の種』をおつまみに提供しましたよ。お客さん達とオーナーと皆で酒盛りです!
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小さな三角形にかかる虹

2012-05-16 20:51:32 | ポーランド
今日はやっと一山越えた感じです。ああお疲れ様。
デモもっともっと高い山が、後に控えてるのよね。それにしても・・オヤジ達の頭の構造って進化しないのね。ま、私も人のこと言えた義理じゃなけどね。

さてもう少し頑張りましょう。


○8月8日(月)

さて、kおばちゃんのたどりついたところは・・googleさまでみるとこんなところです。


これじゃ・・よくわかりませんかね。では・・もう少しアップしてみて・・


この赤い点の所が目的地だったのです。

googleさまのサテライトによるとここんなところのはずです。


で、もっと大局からみると・・


赤い丸の所。つまり、ドイツとポーランドとチェコの国境が交わっているところなのです。

なんでそんなところへ・・と思うでしょうが、地図をながめていたらたまたま目にはいってgoogleさまで見て見たら、何かモニュメントでもありそうな気がしたからなのと、どんな場所なのかな?空気というか雰囲気はどうなのかな?と思ったのです。

現在でこそ、全ての国家はユーロ圏と言うくくりですが、まあちょっと前までは同じ共産圏でもね、国家の持っている空気が違ったのじゃないかとおもったりもしたのです。

一応ハイキングコースのような歩道はついていました。が、傍らには


境界線と思しき杭が..


kおばちゃんの入り込んだのはチェコ側です。で杭の向こうは・・多聞ポーランドです。

そしてもう少し進んだ川のほとりに立っていたのがこの看板です。


Zittauというのは、ドイツの町。
Bogatyniaはポーランドの町。
Hrádekはチェコの町です。

この3つの町にまたがった地帯がちょうどここなのです。
で、ここには『小さな三角形Kleines Dreieck』という構想があるようです。

すこし国境を跨いであるいてみます。


まず、この橋を渡ったところは・・は、


こちらの国、ポーランドです。


で、少し歩いて・・このぼろい橋を渡ると・・ドイツです。これはドイツ側から撮りました。


ドイツ側を歩くと、すこし道は川から離れます。


ナビさまを持ち歩いているので、こんな感じで捕らえられます。


草むらを川辺に歩いてゆくとこのような十字架に出会います。


なんの説明書きもないので、この十字架の意味するところがわかりませんが・・kおばちゃんの妄想ではこの国境を渡ろうとして命を落とした人の魂の救済のためかな・・なんて思いました。

こちら側にも・・小さな三角の看板がありました。


ふと、向こう岸をみると・・虹がかかていました。


さっきから降ったり止んだりはしていましたが・・きれいな虹を目にして、改めて世界の平和の必要性を痛切に感じました。


さっき渡った小さな木の橋は、対岸から眺めるとこんな感じです。


何にも知らないでたどりついたkおばちゃんでしたが、来た甲斐はありました。


こんな記念碑が立っていて、世界のことをいろいろ考えさせられました。


さて、もと来た道を戻って・・今晩のお宿に向いましょ。
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怪しい風景(Bogatynia)

2012-05-15 19:29:29 | ポーランド
今日も忙しいけど・・気分転換と忘れないうちに・・


○8月8日(月)

さて、途中でたらふくお昼を頂いたkおばちゃん。元気100倍!でお次に向います。
偉い寄り道・・なんだし、どうしてそんなところに向うのか・・理由なんかべつにないんですけど、ま、好奇心というやつ?見て見たいかかな?という思いだけです。

お天気は良いのだけれども・・変な雲がでてきました。


実はナビさまのセットもいい加減で、実際どこを最終目的としてセットしたらよいのかわかっていないのです。

再び走り始めて1時間半くらいはこのような『きちんと』した道をはしっていました・・


が・・・目的地と思われるところに近づくと路面状態は・・最悪です。

ところどころは工事中!で凸凹。しかも工事車両やら、なんやらで大型車輌がわんさか!kおばちゃんのオチビなんかつぶされそうです。

そんな場所を通り抜けながら・・しかも雨までぱらついてきました。で・・遠くになにかみえました。


なんだ?あれは・・・なんか怪しい風景!!と思いながらも、ナビさまのご託宣通りにすすみます。


え。。ちょっとちょっと・・こんなところ通っちゃうの??


完全に敷地の中ですよね。これって・・
それにこの形・・あれじゃないかしら・・と想像しながら首をすくめて通った小心者のkおばちゃんです。

あれって・・ほら・・ゲン発・・という発想になってしまったkおばちゃんです。


なんて無防備なんでしょう・・と思ったのですが、後で調べたらゲン発じゃないことは判りました。
どうも、スリーマイル島の事故画像が脳裏にこびりついていて『冷却(放熱)塔』を見るとそう思いこんでしまったみたいです。
日本ではほとんどおめにかからないのは・・水利冷却が主流だからときいています。
海外では普通に利用されているようで、そういえばこの前TVで『ひまわり』という昔の映画をみていたら、主人公の女性が行方不明の旦那に遭遇するあの駅での場面で・・・旦那の後ろに写っているのは・・そうこの『冷却塔』だったのを思い出しました。

空気中に放熱して冷却する・・ということでしょうか?だからこの辺りは雨が降っているのか?CO2の関係で・・なんて思ったのです。

この発電所はトゥロー発電所 Elektrownia Turów と言う施設のようです。
そしてgoogleさまのサテライトでみても判るようにこの辺りは炭鉱のようです。褐炭Lignite、brown coalの炭鉱の様で、この褐炭というのは、保管・輸送するのは割りとメンドクサイようで、炭鉱のそばに発電所を作ることがおおい。つまりその場で電力にしてしまう・・という一石2鳥のもののようです。

あー首をすくめて損をした・・っていっても知りませんでしたからね。どうりで、無防備なはずです。
それにしても、雲が低いというかこれも発電熱の影響でしょうかね?


そういえば、2010年8月7日には2時間で140ミリメートルという大雨が降ってこのあたりは大きな被害を被ったそうです。通常は月間降雨量は60ミリメートルだそうです。


さて、kおばちゃんの一応の目的地は・・もう少しです。お願いだから対抗車よこないで・・


えーーとここを右折しろ・・との事なので曲がります。この橋を渡ると・・さよならポーランドなのです。


で・・・入国したのはドイツなのですが・・こちらでナビさまのご託宣は終ってしまいました。が、目的地ではありませんでした。
引き返します。今度はさよならドイツです。あ、両国とももちろん往来自由です。


だいたい、その場所にヒュンダイ君で入れるのかどうかもしらないのですが・・う・・ん。この先かな・・


ということで適当な場所にヒュンダイ君を止める事にしました。ここら・・徒歩かな??



止まった場所はこんなところです。ちなみに・・グレーの細い線は国境です。じつはまた違う国に入っているkおばちゃんなのです。

さて、目的地はアッチの方向のようですね。ナビサマ持参で向いましょう。


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木陰で一休み(Legnickie Pole)

2012-05-14 18:21:08 | ポーランド
どうも、土日が忙しい為もあるけどまったりモードも入ってしまっていてやる気のないkおばちゃんです。

良いお天気で洗濯物もお布団も気持ちよかです。

さて、今週末からちょっと地獄の苦行が始まりますのでそろそろ放置状態になるかと思われますが・・生きておりますのでご心配なく。

開放されるのは・・おそらく来月初旬かな??

ああ、その間に気力が残っていれば更新・・できるかな・・

○8月8日(月)

無事・・ブロツワフの町を脱出したkおばちゃんですが、本来はこの町から次ぎのお宿があるところまでは200キロと離れていません。
しかしここでスケベ心を出したkおばちゃんは・・偉い遠回りをいたします。
なんでしょうね・・

とりあえず、腹ごしらえ。!なんていったって夕べからろくな物を食べている記憶がありません。

と、食事の事を考えながらヒュンダイ君で高速を走っていたら・・見えてきたのはレストランのマーク!
しかも、サービスエリアじゃありません。おあつらえ向きのレストランです。ホテルも併設しているようです。

後で調べたらHotel i Restauracja Dworek というところのようです。

なんでもいいや!と入った割りには良いところでした。


早速気持ちの良い木陰のテラス席に座りました。


メニューを眺めながら・・う・・ん。今ひとつ判らない・・たしか英語のメニューもありました。


喉が渇いていたけれどももちろんアルコールは飲めません。でリンゴジュースです。

そして、面白そうなものを見つけたので頼んで見ました。たしかビートのスープです。


ウシュカを入れたバルシチ・チェルヴォヌィ。バルシチ・チェルヴォヌィ barszcz czerwonyとは発酵したテーブルビートの上澄み汁を使った赤いスープだそうです。
ウシュカって、ほらあの餃子のようなやつですよね。クラクフの屋台で茹でたのをいただきました。

お味は・・甘酸っぱくってすっきりりた味でした。割りと好きかも・・

メインはこちら・・たしか牛肉だったと思うのですが・・グヤーシュ gulaszだったような・・スラブ圏ではおとくいですからね。


付け合わせのサラダにもばっちりビートが入っていました。


とにかく御腹ぺこぺこだったらの美味しく全部頂いたkおばちゃんです。
あーー落ち着いた!

そうそう、ナビさまで場所をみたらこんなところでした。


ここでおトイレを拝借したのですが・・お食事をしたkおばちゃんは『ただ』で鍵を貸してもらえましたが、休憩のみでおトイレの使用は有料のようでした。

さあ、先は長い・・頑張って走りましょう。
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鉄筋コンクリート建築の祖は・・(ヴロツワフ)

2012-05-11 19:42:04 | ポーランド
今日も結構風が強い。
昨日は昼間物凄い雨が降ったようだ。様だというのは・・室内に降りまして良くわかっていませんでしたので・・

なんだか6月にかけてバタバタと忙しくなっているkおばちゃんです。

実はオバカな事に手を染めてしまって・・・とんでもない事になっておりますので、少々さぼり気味(今でもそうだけど)になると思いますが・・生きてはおりますので。

あ、そうそう自宅PCの話。ADSLのルーターというのでしょうか?あれがいかれてしまっただけではなかったようで・・PC本体のLANケーブル認識機能がいかれてしまったようです。

念のために職場に持ってきてつなげても・・認識してくれませんでした。トホホ・・

○8月8日(月)

ヴロツワフWrocławの旧市街の観光は終りました・・というか終わりにしました。
さて、お宿に戻りましょう。さっきくぐったところから外にでるとます。


外はトラムというか路面電車が沢山走っています。


そういえば、夕べ到着する前に街中をぐるぐると回ったとき(正しいルートがなかなかわからなかった)沢山の路面電車の軌道に行く手を阻まれました。

これがkおばちゃんの泊まったモダンなお宿です。


チェックアウトも実は自動で・・・お部屋のディスプレイをタッチするだけでお終いでした。

駐車場とは地下で繋がっていて、荷物をヒュンダイ君に積み込んで・・スターとです。

そうそう、これから移動する先は観光地でもなんでもないところ・・なんですけど、その前にとりあえず寄ってみようかと思ったところがあったので向いました。


ヴロツワフは水の町。オドラ川には12の島があり、それを結ぶのは100本以上の橋だそうです。そんなひつを渡ります。

で・・向った先はこんなとこ。


ヴロツワフ百年記念会館 Hala Stulecia we Wrocławiuです。
ところが・・・ご覧の通りの工事中!

で、この建物は何か、というと一応世界遺産になっている建物です。
鉄筋コンクリート建築の歴史における画期的な建造物だそうで、1911~1913年に、ブレスラウ市Breslau(当時ドイツ領であったヴロツワフWrocławのドイツ名)の建築家だったマクス・ベルクMax Bergが設計したそうです。
「百年記念」という名前の由来は、ナポレオン率いるフランス軍に勝利を収めた1813年のライプツィヒの戦い(またの名を諸国民の戦い)から100年を記念して建てられたからだそうです。

正面からると・・こんな感じです。


1911年って明治時代?この時代にコンクリートの建物があったんですね。
まあ、それほど興味があった訳ではないのですが・・見ることが出来ずに残念でした。

このホールの周りは人口の池があったり、動物園があったりと市民の憩いの場所になっているようでした。

さて、こんどは本当の寄り道先に向いましょう。
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欧州文化都市(ヴロツワフ)

2012-05-09 19:17:44 | ポーランド
昨日は・・・ちょいと飲み過ぎて変な時間にお腹がすいたkおばちゃんです。
よく、おデブは根性がないと言われますが・・はい、そうです。我慢することが出来ないのですよね。困ったものです。

あの時間の食欲を抑制すればけっしておデブの道には進まないとおもうのですけれど・・

○8月8日(月)

聖エリザベス教会Bazylika św. Elżbiety Węgierskiej we Wrocławiuを参拝した後は・・また適当に町歩きです。
ただし・・この町、リノベート中というか、あっちもこっちもほじくり返されていて歩きにくいったらありゃしな。
通行止めになっている通りもありました。

そんなところを通りながら・・とある建物の入り口に興味がひかれました。


『mineralogiczne 』ってナンだ??どうも鉱物のようです。鉱物博物館とでもいうのでしょうかね?
とりあえず・・入って見ました。適当です。

展示は・・まあ大々的ではないし、kおばちゃんは門外漢なのでさっぱり判りませんでした。
でも、kおばちゃんにもよーーくわかる場所がありました。それは『売店』です。

こんな感じで、石ころ(失礼)が磨き上げられて売られていました。


ビーズよりももっと大きくトンボ球位の大きさの物です。多聞アクセサリーのパーツとして売っているのでしょうね。

こんな完成品も売っておりました。


で、ついふらふらと完成品を手に取ってしまったkおばちゃん・・案の定買う派目に・・いえ、石が違った意志が弱いのです。

そんなところで引っかかって・・あ、はい・・再び中央広場 Rynek we Wrocławiuに戻ってまいりました。


ここの広場の真中・・に近い所に建っていたのがこの建物です。


これはRatusz we Wrocławiuヴロツワフの旧市庁舎といったところですかね。
この建物は、13世紀の終わりからを16世紀の半ばの約350年に形作られていったようです。
1930年代までは市役所として実用されていたようですが、それ以降は博物館となっているようです。
入館したいけど・・お休みのようだしだいたいが時間もありませんからね。

確か中世の佇まいです。


ここも、先の大戦で10%ほどの被害は受けたようですが現在は修復されています。


そんな市庁舎のまえにあったこれは・・・もしかすると貼り付けの塔??なんて思ったkおばちゃんです。


そしてもう一つ、市庁舎の前に建っていたのがこのボードです。


2016年まであと何時間?という標示・・にしてはけたが大きいし・・分にしては数字がたりないし・・良くわかりません。

で2016年に何があるか・・というとどうも『欧州文化首都 European Capital of Culture』ということでここヴロツワフが指名されているようです。
欧州文化首都というのは、『欧州連合が指定した加盟国の都市で、一年間にわたり集中的に各種の文化行事を展開する事業』のことをさすそうです。
2016年はサン・セバスティアン(スペイン)、ヴロツワフだそうです。

あらまあ。そうだったんですか・・

さて、駆け足の旧市街の観光はこのくらいにして・・そろそろホテルに戻りましょう。
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教会と物乞い(ヴロウツワフ)

2012-05-07 18:53:15 | ポーランド
連休後半は家でお篭り。やらなきゃ行けない課題が山ほどあったのだけれども、山はちっとも崩れませんでした。困った・・

ぞのうえ・・大きなたんこぶまでくっついてきてしまって・・ああ問題が増えた。

お天気も今ひとつだったこともあるけどね。
でも、大風の被害にあわれた方もいるので、我侭はいけませんね。

自然はやっぱり恐ろしいと思いました。
それにしてもTVニュースを見ないと・・けっこう穏やかに暮らせるものだと実感しております。

○8月8日(月)

ヴロツワフ Wrocławの町の見学は続きます。そうそう、ここブロツワフというのは所謂シレジア地方にあり、現在はポーランドに属しているが、その歴史は複雑。
今も昔も代わらない『地下資源』の奪いあの結果、アッチ(ボヘミア)の国にされたりこっちの国(オーストリア)にされたりさらにこの国(ドイツ)にもとりこまれたりと波乱にとんだ歴史のある地方の中心地のようです。

Wrocław Plac Solny ブロツワフ塩の広場のお次にやってきた・・というのか続いていたのが中央広場 Rynek we Wrocławiuです。


先程の塩の広場よりは5~6倍位はひろいでしょうかね。もっとかな??

ただし・・この広場も先の戦争で壊滅的な被害を被り殆どが再建されたもののようです。


広場はあとでじっくり?見るとして・・もう少し先にすすんでみることにしました。
あれは・・教会でしょうかね?


聖エリザベス教会Bazylika św. Elżbiety Węgierskiej we Wrocławiuと言う教会だそうです。創建は13世紀半ば、元々の建物は14世紀のものだったそうです。
1529年にひどい雹で壊滅的に破壊されたようですが、その後再建。1976年にも火災にあっているようです。

だからでしょうか?なんとなくがらーーんとした感じがします。


装飾が少ないというか・・これからの感じです。

祭壇にまつられているのは・・あれ??どこかで??チェンストホヴァCzęstochowaのヤスナ・グラ修道院Jasna Góraにあった そう黒いマドンナCzarna Madonnaですよね。


こんなところで再会出来るとは・・ってたぶん複製画?かなとは思うのですけどね。


さて、kおばちゃんがお堂にいたときにお堂の中にしては珍しく『声』が聞こえてきました。
普通、お堂の中は沈黙を守るのがルールだとおもっていたのでびっくりしたのですが・・するとこんな光景が目に入りました。


物乞いの少年というか幼児です。彼にちょっと『説教』をしているのでしょう。
この子どもはkおばちゃんのそばにもやってきましたが『ノン!』と行ったらあっちへというかどこかにいってしまったのですが・・彼らのところにも行っていたのですね。

基本的にkおばちゃんは『働かざるもの食うべからず』だとおもっているので物乞いにはつめたいのです。
あちらの人は『互助精神』があるのか、けっこう物乞いに与えているのをみかけましたが・・彼らは違ったようです。

まあ、この子にお説教しても・・わからないでしょうし、判るような環境でもないでしょう。

見学を終えて教会を出たところで・・また出会ってしまいました。あの子に。で・・画像をとったのですが・・みつかってしまいましたね。


母親と思しき人と一緒です。
この風貌からいうと・・多聞『ロマ』と呼ばれる人たちだと思います。
昨年、彼らに助けられたkおばちゃんとしては、彼らを批難するつもりはありませんが・・こどものころからやはりこのような生活をさせることがkおばちゃんの感覚としては理解できないのです。残念ながら。

人類歴史の初めから、彼らは存在していたともいわれ、所謂『所有』という概念がないと言われていますが、この子は幸せになるのかしらと心配になりました。でもその幸せというのはkおばちゃんの尺度の幸せで、彼らの幸せとは違うのでしょう。

イスラムの世界もしかりです。我々の尺度だけで計ってはいけないとは思うものの・・なんだかしっくりこないkおばちゃんでした。
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街角の音楽家は・・(ブロツワフ)

2012-05-02 20:11:28 | ポーランド
今日も連休中日。通常業務のkおばちゃんです。

数日前にあったバス事故。なんだかちょっと複雑な思い。
正確には一体幾らの運賃だったかは知らないけれども、『格安』と歌われたチケットを購入するときはちょっと注意が必要なのでは?と思っちゃったからです。

最近『価格破壊』とやらで格安といううたい文句はを良く見かけるけれども、基本的なコストは同じはず。安いからには・・なにかあるワケアリと疑ったほうがよいのでは・・とお年よりのkおばちゃんは思うのであります。

●8月8日(月)

ヴロツワフWrocławのお宿の朝の目覚めは・・爽やか!緑の木立が窓から見えるお部屋だったからかもしれません。
すべて自動のこのホテル・・朝食はついていないけれども、併設のカフェでパックされたサンドイッチなどを購入すれば食べられそう・・なのですが、kおばちゃんは夕べとりあえずサンドイッチを買っていたのでお部屋で頂きました。

で、せっかくポーランド第4の都市と言われる町にいるのですから、ご前中は観光することに。
ホテルのチェックアウトは12時(正午)までですからね。

ホテルのある通りはこんな感じ。右側のガラズ張りの建物がホテルです。


観光の中心ははやり旧市街。ということで、ここを入って行けばよい見たいです。


目に飛び込んできたのはこんな広場です。Wrocław Plac Solny ブロツワフ塩の広場です。


かわいらしい建物が周りにぐるりと・・かわいらしい噴水もありました。


しかしこんな無粋な建物もありました。


塩の広場と言うとおり、その昔塩の取引の場だったようで1242年にはその記載もあるようです。

さらにその先を進むと・・おおきな広場に出ました。Rynek we Wrocławiuマーケット広場ですね。


振り返ってさっきの『ブロツワフ塩の広場』を臨むとこんな感じです。


その角で・・バイオリンを演奏している女性がおりました。


よく、お若い方が街角で演奏しているのは見かけますが・・失礼ですけどけっして若者ではありませんでした。(多聞)
演奏はとっても上手です。

夏の間の辻バイオリン師。kおばちゃんの妄想は膨らみました。
もしかすると・・彼女はどこかのオーケストラのメンバーかプロの音楽家だったのではないでしょうか?
共産主義の国家では、こういう芸術活動には国家予算が使われていたけれども、自由主義経済では稼ぎが悪い・・と切り捨てられて潰れて行っている・・という話を聞いていたからかもしれません。

あ、もちろん心ばかりを入れさせていただきました。
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自動チェックイン・ホテル(ヴロツワフ )

2012-05-01 18:40:13 | ポーランド
連休中日。世の中ちょっぴりすいているかな?
連休の前半は久々に車を引っ張り出して移動。思ったより道路がすいているのにびっくり。
うーーん。連休の過ごし方のスタイルが代わったのかな?

カレンダー通りに出勤のkおばちゃんは・・相手先からTELがないかな・・とは思ったのですいが、けっこうかかってきて『あら、お仕事してるんですか?』って・・何だと思ってかけて来てるんでしょうね。

○8月7日(日)

アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウBrzezinkaの見学を終えたkおばちゃん。
あいにくと降出した雨は、なんだか涙雨のように感じてしまいましたが・・


薄暗くなってくるし・・遠いし・・雨も本降りになってしまいました。


高速を走っているときは土砂降りのうえに雷まで・・周りは結構飛ばすのでノロノロ運転するのはかえって危険!とばかりに、必死にハンドルにしがみ付いてました。一番運転したくない場面でした。

向ったのは今晩のお宿のある町ヴロツワフWrocławという町です。ポーランド第4の都市と言われ結構大きな町のようですが・・なんせ移動の距離の都合で適当に選んだ町でもあります。
ま、テキトーなkおばちゃんの俄か旅行ですからね。

で、町からホテルも値段と設備とロケーションで決めました。ロケーションというのはなるべく町中に近い!という条件です。ああ、それから駐車場付き(有料も含めて)

街中に入った時は・・9時を過ぎてしまっていたと思います。
雨でスピードが思ったよりも出ていなかったんだと思いますが・・町に着いたときはなんだか夜中!と言う風情。その上、道に迷いました。

道に迷ったというよりも、ナビさまのご託宣が良く分かってなかったというのか、ナビさまも、行き止まりを案内してくれたり・・とね。

それでもなんとかかんとか到着したは良いものの、駐車場が見当たらず、中に入って聞くと・・場所は隣の地下。そのうえkおばちゃん一通を逆走してきたようでして・・失礼しました!

そうそう、このホテルフロントというものがありません。入ってすぐに目に付くのはこんなコーナー!


これはインターネットのコーナーではありません。チェックインカウンターなのです。

チェックインはどうするの?と聞くと、このPCをつかって自分で入力するのです。予約番号などを。


画面に出てきた予約状況を確認して・・チェックインが完了すると、この机のようなところからカードキーが出てきました。これが、お部屋の鍵だそうです。
なんという省力化!

建物自体もとてもあたらしく・・オープンしたばかりだったようです。


中庭を望むとこんな感じでした。

お部屋に入ると・・kおばちゃんの名前で歓迎のメッセージが!


で、メセージを進んで行くと・・何とリモコンの取り扱い説明は日本語の画面が選択できました。


長い一日が終りました。外に夕食を食べに行く時間でもありません。仕方がありません。昼間クラクフで仕入れたワインを飲むことにしました。つまみは・・夕べの残りと、日本から持参のお菓子です。


それにしても・・モダンすぎてこのバスルーム・・お連れがいたらちょっと恥ずかしいですね。


ああ、もちろんカーテンがありますけどね。

とにかくkおばちゃんの長い一日は終りました。お疲れ様!
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