Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

競馬の楽しみ(フランクフルト)

2006-01-31 15:41:54 | ドイツ
今日はそれほど寒くはないが、雨が降ってきてしまった。
本日の予定は大忙し、税務署行って、法務局行って、銀行行って、郵便局行って・・おまけに歯医者まで。ずーっと用事を溜め込んでた私が、はい、いけないんです。

今日は馬車馬のように働いたから、なんとなく競馬の思い出・・?

以前、フランクフルトにいた友人に誘われて競馬を見に行った。本とは馬券買いたかったのだけど、今一システムが良くわかってなくて・・買い損なった。
一緒に行った友人は競馬まったくダメな人だったので、私が講義をするくらい。

その日は日本人ジョッキーが騎乗するというので「見に」いったのだ。
私は地方競馬場のある町で生まれ育っているので、実は競馬には偏見があった。
競馬場行きのてんこ盛りのバスにのったおっさんたちの殺気!あれは、平日の昼間だったとおもうけど子供心に「なんか怖い」と刷り込まれていた。
実際の競馬場には一度も足は踏み入れた事は無いが、そこわ私には「無縁」の世界だと思ってた。

社会人になって。競馬好きの上司に誘われて何度か馬券を買った事はあるが、一度としてあたったためしわない。だけど講釈だけは摺りこまれた。

外国の競馬といえばイギリスのアスコットが有名だか、日本のそれとは全然違うもの・・という認識はあった。
果たしてフランクフルトは如何に!
まったく見当つかないので、女性の場合は着ていくものからして悩んでしまう。時間帯もビミョウーな夕方。一応競馬場のご招待券を頂いていたので、それなりの格好をしていかないと・・

競馬は途中で抜けて、夜のオペラを見に行く予定だったのでそれにあわせた服装にしてしまった。夕方だけど周りはまだびんびんに明るい。
その中で夜の格好はちょっとなあ?とは思ったけれど、変な格好も出来ないし、着替えに帰る時間もないし・・
でも、きっとラフな格好かもしれない。みんな・・

と、内心どきどきしながら競馬場に向かった。

皆さんの格好は、写真の通。なんともいえない中途半端な華やかさ・・ではあった。
一組、韓国人のトレーナー姿の息子がいたくらいで、あとは皆様それなりにおしゃれをしてらっしゃいました。おしゃれも競馬の楽しみの一つか・・と。

フランクフルトの競馬ってこんな風なんだ!と初めて理解した。

それにしても、馬券を買っておけばよかった!!あああーー!
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正直者のスペイン人!(バルセロナ)

2006-01-30 14:21:19 | スペイン
今日もイイお天気、でも予報ほど暖かく感じない。人間贅沢!
昨日はブログをアップしようとしたけれどPCの調子が悪くて出来ず、結局今朝になってしまった。

ということでオペラの話題の続き。でも今回はスペイン、バルセロナのお話。

昨冬、旅行先を考えていたとき、暖かいところ(比較的)・・スペイン・・どうせならオペラ・・バルセロナ!ということでバルセロナに行った。

リセウliceu http://www.liceubarcelona.com/teatre_liceu.aspという劇場で、美しい事で(世界で何番目?)有名でもある。

現在のシステムは判らないが、インターネットでチケットを予約しようとしたら、座席の視野?viewが表示された。残念ながら私の行きたい日にちはview0%の席しか残っていなかった。view0%?全然見えないってこと?
行った方に聞いたらview0%でも座席にモニターが(機内テレビくらいの大きさ)があるからね。という話。もっと見える席が良いんだけど・・これしか空きが無いんだからしょうがないね。

通信状態が良くなく、予約手続き途中でフリーズしてしまったので確認のメールをいれ、ついでにもっと見える席はないかと聞いてみた。
予約は履行されている旨、view 70%の席が一つ空きがある・・との返事。また中途半端なview 70%。どんなものなんでしょう。一応近辺の席からの眺め・・というのが確認できたが今ひとつぴんと来ない。
それにview 0%のキャンセルもできない。まあ、出血大サービスとばかりに両方手に入れる事にした。

しかし、細かい事・・view 0%の表示なんて初めて見た。なんという正直者でしょう!

当日、2枚のチケットを手に入れ・・しかしあまりの一枚も2人のご夫人に声をかけられ、結局売ってしまったが・・劇場へ。
座席に座ってview 70%を確認。この写真。要するに上の階のバルコニーが本とに視野の30%くらいを覆ってしまっていた。私は人の影か角度で見えないのかと思っていたけど、これはちょっと想像していなかった。

舞台上の2階のような部分で演技をされると、見えない・・ただview 0%と同じでモニターがついているのでいいんだけど・・モニターに見入ってしまうと声が違う方向から来るのでこれも変な感じ。

でも、すごく律儀なリセウだなと感心してしまいました。

あ、バルセロナはスペイン人じゃなくてカタルーニャ人で、勤勉度は別物という話もあります。
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世界で?番目?(ブタペスト)

2006-01-30 09:03:03 | ハンガリー
昨日今日と仕事はお休みなんだけど、用事が多くてPCの前に座る時間が無かった。
ま、それだけ元気になったということなんだけども・・
といいながら送信失敗してしまっていた!!

昨日は友達の出ているミサ曲の演奏会に行ってきた。モーツアルト生誕250周年だとかで、モーツアルトのミサ曲ばかり。舞台の上もてんこ盛りだったけど客席の方もてんこ盛り状態だった。
250周年とはね。この前、没後200周年というのをやっていたように思ったんだけどな。

同じく音楽だけれどもオペラの話・・
数年前友人がお勉強しているブタペストに遊びに行ったとき、オペラを見に行った。出し物はワーグナーの「ラインの黄金」。
ドイツ語上演だから、マジャール語の字幕がついていた。もちろん字幕みてもさっぱりですがな。演目としてほんとはあまり好みではないのだが・・そんなことは言ってられない。何故かこの演目にあたることが多い。今年ももベルリンフィルを聴けるとするとこの演目になりえる。ああ、もっと違うものが聴きたいよーー!

ブタペストを訪れたのはそれこそ4回目だったかな?最初はベルリンの壁がまあだ壊れてないころ。3回目に訪れたときオペラ座の見学ツアーというのに参加した。ブタペストはオーストリーハンガリー帝国だった時代にかの有名な「シシィ(エリザベート)」のお気に入りの場所のひとつだったようで彼女ゆかりの建築物がブタペスト及びその近郊にはある。

オペラ座もその一つだったようねシシィ専用のボックス、控え室、そしてパウダールームがあったと解説していた。外国の観光団にまじっていると感心することのひとつにガイドさんが「何か質問は?」という問いに、質問の内容の良し悪しは別としてなにか聞く人間がいる。ということだ。そのときも「シシィ」のパウダールームでの匂いは臭かったのか?と質問していたおばかな奴がいた。
日本人だったら聞きたくても聞かないよなあー。

ラインの黄金を聴きに行ったとき私の連れはまだ学生さんで予算が厳しかったので「天井桟敷」の席だったが入り口の階段からして別で、他の階層とは接触しないようにできていた。なんという階級差別・・なんて思ってしまった。

ガイドツアーのときにおもろいと思ったこと、初めにテノールの多分「カバレリア・ルスティカーナ」からの曲だと思ったが、ソロで迎えてくれたこと。伴奏はテープだったと思うが、歌は生声だった。今もそうかどうかは知らない。

それからガイドさんが「このオペラハウスは世界で4番目に美しいオペラハウスです」といったこと。1番や2番じゃないのはなんとなく判るけど・・4番。びみょーな順位だなあと思った。オリンピックだったらメダルのとれない、でも入賞範囲?みたいな。

どうやって順位をつけたんだろうと疑問が残ったが、心優しい(?)日本人、ガイドさんに質問はしませんでした。

現在はどんなガイドツアーになってるんだろうな?
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映画みたいな(ウイーン)

2006-01-27 16:32:53 | オーストリア
今日も良いお天気!
風邪の方はほぼ良くなってきた。が!なんとアレルギー性鼻炎が・・・
今朝からくしゃみと鼻水。なんでこうなるの!(目もかゆい)

昨日の続きではないのだが、ウイーンのお気に入りの場所(夏場)がもう一つある。夏場限定なのは、冬は外で営業していないから・・である。

そもそもは友人おなじみのインマーフォルGasthaus Immervollというレストランが、私もなじみになってきていたのだが、夏場にオペラのはねたあと一人で出かけたら、レストランのお姉さんが出前(?)をしているのにであった。どこへ行くのかと思った近くの広場に出店していたのを発見したのだ。

場所はフランツィスカーナーキルヒェの前のフランツィスカーナー広場Franziskanerplatzの一角。表通りの喧騒も届かない、素敵な雰囲気の場所だった。

どうせ食事をするのなら、狭い店内よりこっちの方が断然素敵。なんだか360度映画の中にいる雰囲気、ということで空きのテーブルを探すがあいにく無い。躊躇していたら、お姉さんが「お店の中で待ってたら?飲み物でも飲みならが。」と提案してくれたので、待つ事に・・
しばらくしたら呼んでくれた。

よく見ると、この広場にはもう一店舗お店を開いている。広場に面して店舗があるカフェでクライネスカフェKleines Cafeというらしい。何組かお客さんが間違えて座って、お姉さんに「ここはインマーフォルです。」といわれて席を立っていた。

私はちゃんとした食事がしたかったのでカフェはいやだったけれど、向こうもずいぶん繁盛しているらしく、常に満席であった。

食事を始めたのが多分11時過ぎ?だんだんと人通りは少なくなってゆくが、広場の人は絶えない・・という感じ。
途中で相席をたのまれるが、もちろん快く引き受ける。だって一人だと暇なんだもん。
夜遅くなってきたからなのか、王宮近辺ででも営業していた空の馬車が通り過ぎていったり、と本とに素敵な雰囲気の場所だった。

帰国後写真を眺めていて「クライネスカフェ」Kleines Cafeが気になって検索してみた。びっくり!ヒットがかなりあった。
その中でも、「あーやっぱり」と思ったのが映画の舞台だったということ。「恋人までの距離」Before Sunrise・・という作品らしい。
私もロケハンだったら選ぶかも・・

本とに映画の舞台だった!ということで2度びっくりです。
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お買い物の楽しみ(ウイーン)

2006-01-26 12:13:00 | オーストリア
今日も良い天気。
こんな日にお仕事しなくちゃいけないのはちょっとつらいなあ。
こういう日はお散歩がてら、ウインドウショッピング?

私は一応女性である。その割には、普段「買い物」に出かけることが少ない。もちろん生きてゆくために必要最小限の消耗品のためには、買い物にでかける。あと、100円ショップ、ブックオフも結構好きである。
まあ、要は「ケチ」なんだろうな。

しかし、旅行に出かけると・・というか東京以外では結構ショッピングを楽しむ事が多い。何故か阪神デパートのメンバーズカードをもってるくらい。。。
海外でももちろん半分「観光気分」でショッピングを楽しむ。

そんな私の中で特別な地位を捉えている場所がウイーンにある。
それはドロテウムdorotheum http://www.dorotheum.at/ というところである。公設の大型質屋さん?というのかしら。サザビーズのようにオークションもあるが、それに参加した事はない。
最近はウイーンの街中に支店?が結構出来ているが、私はその本館が大好きである。
時間が許せば必ず覗いてみるお店の一つである。

私の中では「ドロテウム」は「お店」というカテゴリーと「博物館」というカテゴリーの両方に属している。もちろん人類の遺産的な価値の高いものは無いとはおもうけれど・・
家具や置物なんかは良いなーと思っても、輸送の手配の事を考えるととても手が出せないが、せめてアクセサリーならなんとかなる。もちろん予算に見合うものが見つかれば・・の話であるが。

写真のアクセサリーは去年の冬に購入したものである。七宝焼きのような感じ。やさしい色が気に入った。もちろんイアリングはクリップ式なのだが、ゴムの部分はもう「だめ」ではある。これは、どこかのレディーが売却依頼をドロテウムにしたものらしく、免税の手続きをしようと思ったら「彼女に手数料を払うから免税の範囲外です。」って言われてしまった。

このアクセサリーはいったいどんなレディーとどんな歴史を歩んできたかしら・・って考えるのも、なかなかドラマチックで楽しい。
母のように「アクセサリーには女性の魂が篭ってるから、中古はやめなさい」という考えのかたももちろんいらっしゃるでしょうけど、私はあれこれ想像する方が楽しいので気にしてない。

このアクセサリー、これからは私とともにとんでもない歴史を歩んだりして・・

ああ、またウイーンにいきたくなっちゃった。
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迷子のおすすめ!(ポルトガル)

2006-01-25 18:15:27 | ポルトガル
今日も朝は結構寒かったが氷は張っていなかった。
良いお天気ですね。

昨日はブログをアップしているうちに日にちが変わってしまった。文章を書くのって難しい。

旅の思い出は、失敗もたくさんある。

めんどくさがりな私は、ガイドブックを斜め読みしてしまう上、それをなぞったような旅をすうるのが嫌いなので頼りに全然してない。
ま、ガイドブックにあまり記載の無いようなところへ行くのもたよらない理由ではあるけど。。
従って迷子もしょっちゅう。でも、一人だとそれを迷子と思わずに「寄り道」と解釈する事が出来るのでお気楽だ!

今回のポルトガルでも道に迷いまくった。
ブラガBragaに出かけたとき駅から街中に出るのは意外と簡単だった。
問題は帰り。きちんと道筋を覚えてる・・なんてことはない。
たしかまっすぐ歩いてきたはず・・と思って真っ直ぐ進んでるつもりが、Y字路があったりすると「う~ん、どっちだ???」なんて迷ってしまう。

行きにきっと時々振り返って確認すれば良いのだろうが・・行きと帰りはなんせ景色が違うもの。しっかり道に迷った。絶対にこんな立体交差なかった!と確信するところまですすんでしまった。近くで立ち話をしていたおばさんに道を聞いたら、一人がそちらの方向に行くというのでつれてってもらった。ああ、ありがたや!

あまりにも駅が立派なビルだったのに、それを認識してなかったからはるかにゆきすぎてしまっていたのだ!前しか見てなかった!(あんな立派外観駅とは全然思わなかった)

結局予定していた電車には乗り遅れ、次の電車まで時間があったので駅を観察すると、地下にエスカレータが伸びている。
電車から降りた人がけっこうそっちの方向に向かうのであとにくっついていくと、なんと地下駐車場になっていた。この駐車場、自動清算機があるにもかかわらず、みんな窓口に長蛇の列。きっとポルトガル人って機械きらいなのね。なんて思った。

地下駐車場ともうひとつ発見したもの。
それは、古代ローマ時代の遺跡が駅の真下にあったということだ。どうもローマ風呂の後のようで、きちんと展示されている。
へーーー。と感心して時間つぶしをした。

たまに(たまか?)道に迷うのもイイものですよ。と迷子のおすすめでした。
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映画みたい(ドイツ)

2006-01-25 00:14:42 | ドイツ
今日も寒い。日陰にある雪はまだ溶けていない。

さて、寒い日の昨日の思い出の続き。

無事「菩提樹」を見て・・(他にだれも見に来てなかったけど)フランクフルトに戻った。

中央駅に到着して、食いしん坊の私としては「ソーセージ」が食べたくなって、駅のスタンドで貪り付いていた。なにしろお昼をたべそこねたから・・帰りの時間が気になってアーレンドルフではお茶しか飲まなかった。

スタンドの脇のUバーンの階段からぞくぞくと、人が上がってきた。降りようとする人たちをおまわりさんが追い返している。私のところにもやって来て外に出ろというた。しかも、スタンドの従業員までも「すぐ外に出ろ」と、駅の建物からオン出された。みんな、なにが始まったのかわからない。

日曜の夕方ちかくだったが、駅前に追い出された。
その時は友人の家に居候していた私は、夜、一緒に芝居を見に行く約束をしていたので、丁度もう帰ろうとタクシー乗り場に向かった。なんせその家は高級住宅街にあったので(?)、日曜日はバスが運休になっていた。

タクシー乗り場は、駅から追い出されたけど空港へ向かわなけりゃいけない人たちで大混雑・・というか彼らはタクシーに乗って高いお金を払って空港に行ったものやら、状況を判断したものやら・・と車に乗るのではなく、ただうろうろしてただけに見えてけど。

タクシーに乗って、「駅か非難しろって言われたんだけど何があったのかしら」と聞いたら、運ちゃんが「どっかの誰かが飛行機を乗っ取って、上空を飛び回ってるんだ」と教えてくれた。ああ、そういうことだったのね。と初めて理解した。
丁度911事件の後の冬だった。

家は駅からはマイン川をわたらないと行けない地区にあった。いつもは駅のすぐそばの橋を渡れば10分もしないで付くところ。車でその橋を渡ろうとすると、前の車から閉鎖されてしまう。もうひとつ上流の橋に向かうがここも、直前で閉鎖。
超有名なホテルの前を通りかかると、従業員、それこそコックさんも外に出て皆空を見上げている。そのうち、上空から飛行機の爆音が・・

隣にいた運転手は興奮し始めて、私に向かった「頭を下げろ!狙われるぞ!」とどなる。反射的に頭を下げてしまった私。
とにかく、約束の時間に帰れるかどうか心配になって、運転手から携帯を借りて友人に電話したら「知らなかった!」といわれてしまった。

結局橋は渡れずかなり上流の方で多分アウトバーンを通ってたどりついた。いつもの3倍の料金をとられてしまった・・トホホ・・

家から、軍の飛行機がすごい速さで飛んでゆくのが見えた・・

あとで聞いたら、ちょっと気のオカシイ人が起こした事件でなんの政治的意図も無かった人騒がせだっらようだ。

あの事件に巻き込まれた自分は、まさに「映画のなかにいるみたい!」と思ってしまった、おき楽なKおばちゃんですわ。

今日はお仕事で名古屋に行った。
だんだん、名古屋も普通の大都市になってきてしまったみたい。私の大好きなデパ地下が、東京ブランドが大幅に顔を広げて、名古屋らしいものが減っていくみたいに思える。・・寂しい・・
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寒い日のすごし方(ドイツ)

2006-01-23 16:56:08 | ドイツ
今朝は庭のちっぽけな池に氷が張っていた。
お天気は良いけど、寒い寒い。外に出るのはちと覚悟が必要かな?

こんな日で思い出した。
数年前の冬、やはりドイツに行ったときの事。
シューベルトの「冬の旅」のなかに出てくる「菩提樹」の詩人ヴュルヘルム・ミュラーが題材とした、まさに菩提樹がヘッセン州のはじっこにあるというので出かけていった。冬の寒い寒い日、でもとっても晴れてた。

菩提樹があるのはアーレンドルフAllendorfというところと聞いていたが、どうも川を挟んだBad Soodenと今一緒になったバードゾーデン アーレンドルフBad Sooden Allendorfとなっているらしかった。

フランクフルト中央駅から2時間ちょっとだったと思う。
帽子をかぶってないと脳みそが凍えそうだった。ちっぽけな駅について、さあ、どっちじゃい。地図も何にも持ってない。なんとなくこっちかなと歩いていくと、川にでた。

こんなに寒いのに、人がけっこう歩いてる。今日はなにかあるのかしら?それともみんな菩提樹見に行くの?なんておき楽に考え、この人たちについていけばたどり着けるかな?と勝手に考えた。でも、よく見るとみんなてんでんばらばらの方向に歩いてく。ベビーカーを押したカップルも結構いる。日曜だからお買い物に出かけるわけでもないよなーー。

結局、菩提樹の方向にはだれも歩いていっていなかった。
要するにみんなただ「お散歩」してただけ。
「お散歩」の文化が私の中にないから理解するのにちょと時間がかかった。

日照時間の少ない冬の休日、晴天だったからみんなお散歩していたのだ。

ただ、黙々と歩くだけ。
こういう休日の過ごし方もあるんだ。と改めて思った。

もう、ライブドアのニュースいらないよ。
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ドライブ(ドイツ)

2006-01-22 21:46:14 | ドイツ
今日は雪は降らなかったが、昨日の雪が我が家の庭にはたっぷり残っている。
こんな日に車の運転したくは無かったのだけど、どうしても車で出かけなければいけない用件を思い出したので、出かけた。
(母上様ごめんなさい!)

17年間の乗っていた車をようやく昨年買い換えたものの、いまだに100キロちょっとの走行距離しかない私・・何のためにもっているのやら・・

旅行に出かけると、予算が許せばレンタカーなんぞを利用する。
一人旅だとけっこうし出費が重い。だから一番小さな車、といってもスマートはちょっと・・重い私が乗ったらかわいそう・・

ドイツでレンタカーを借りた時、感じたこと。
ワーゲンクラスということだったけど、出てきたのはプジョーこれってフランス車だよね!まあ、いいか。
受け付けのお兄ちゃんにガソリンのタイプを聞いたら(レギュラー、ハイオクなんて言い方しないのは知ってたけど・・「ディーゼルだよ!」と言われた。
写真の右下のところに大きくディーゼルと書いてあるんだけど見えないよね。

え、ディーゼル?日本では炭化物質が空気を汚すとか何とか言って、最近乗用車では売ってないんじゃなかったっけ?環境国ドイツでいいの??と

この前、借りたときもオペルのディーゼルだった。受け付けのお姉さんに「ディーゼルよラッキーね」といわれて鍵を渡された。確かに燃料費安いけど・・
なんか、矛盾を感じてしまった。

今度買った車はCD搭載だったのが、何故か日本向けにMDに変更されてる。MD持ってない私としてはCDの方が全然良かったんだけどな〰!
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子どもの教育(ポルトガル)

2006-01-21 20:36:27 | ポルトガル
今日はとっても寒い・・と思ったら雪が降っている。
ああ、せっかく車で買い物に行く・・というよりエンジンをかけようと思ったのにコリャ無理だ!

医院は空いていた。うーん。普通は空いてるのかな?花粉症のシーズンしか行かなかったからすごく混んでたイメージがあったんだけど。
今日処方してもらった薬に気管を拡張する張り薬があった。噂には聞いてたけど張り薬でもらったのは初めて。寒いからなかなか回復しないなあ。

昨日出かけたときに感じたこと思い出して・・

昨日夕方、友達のコンサートに出かけるためにいつもは利用しない私鉄に乗った。時刻は夕方。通勤客が帰途に付き始めた頃。電車も混んでいた。ただしキュウキュウではないけれど・・

都心のターミナル駅から1本見送って乗車したにもかかわらず座れないくらい。急行だか快速だか忘れてけど鈍行ではない電車。
途中の駅から若いお母さんが子供を2人連れて乗り込んで来た。それだかなら別にどうってことないんだけど、一人はまだ乳児かな?歩けないくらいの子供。それを乳母車に乗っけてそれごと乗り込んできた。

確かにつめれば乗れるだろうけど、なんか耕耘機でも押して感じで、乗車しているお客さんを押しやりながら乗り込んできた。思った。なんて社会性のない人だろうと。子どもがかわいそうだし危ないよ。私も乳母車(ベビーバギー?)の車輪のところで足をぐいぐい押され痛かったから余計腹が立ったのかもしれない。
「子供も育てたことが無いあなたに文句を言われたくない」といわれればしょうがないけど・・ちょっとそれは無いんじゃない・・と本と思った。

でも、なんとか好意的に理解しようと思って、「きっとどうしょうも無くて乗ってきたのよ・・」なんて考えてあげてた。

私の目的地は途中で鈍行に乗り換えなくちゃいけない駅だったので、その電車を下車したらその親子も同じ行動で鈍行に乗り換えた。
鈍行は(普通列車とも言う)はがらがら。親子も座席に座った。

で、考えた。この親子最初から鈍行に乗れば良いのに。こんなに空いてるんだったら、他のお客さんに不快な思いをさせなくてもいいし、なによりも子供たちが安全じゃないかって。このおかあさん何考えてるんだろう?また、こういう態度で育てられた子供ってどう育ってくんだろうか?って。ちょっと恐ろしくなった。

で、思い出した。子供の態度で感心した、というか、ああそうか!と思ったことがこの前のポルトガルであった。

ポルトガルのブラガBragaの郊外、ボン ジェスBon Jesusの教会で出会った風景、この写真の親子である(ちょっとブレてしまっているが)

一番左端が父親と思しき人物である。ごくごく普通の庶民の親子である。
彼が跪いて祈りを捧げだすと、子供たちもそれに習って一緒運命跪いてならっている。ちなみに正面を向いている4人が一組で、右を歩いている子供は別の家族。
神社仏閣で我々がお願い事をしているのと同じかな?でもそれよりは結構長く跪いていた。

ポルトガルではちょびっとだけミサに参加したけど、そこの普通の礼拝にも若い兄ーちゃんなんかも来ていたし、教会入ったら、まず正面に跪いて挨拶を深々としている女性達もたくさんみた。それだけ信仰に熱心な国なのかもしれないが、それにしても、子供の頃から親のこういう態度を見て育ってきたから、連綿と続いているのかな?と感じでしまった。

親の姿を見て子供は育つんですものね。
昨日の親子、子供に責任は無いかもしれないけど、正しい社会性をもった大人に育ってほしいと思った。

ああ、今日はちょっと長すぎた。
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時間の概念(ポルトガル)

2006-01-20 12:48:48 | ポルトガル
今日は朝からあまり暖かくならない、という予報に反して室内(基準が違う?)は日が当たって結構暖かい。
体調の方ははますます良くなってきた感じがする。ただし、職場の上司には・・うつしてしまったみたい・・御免なさい。

また、思い出したことを・・

今年はウイーンの前にポルトガルに寄って(?)きた。
初めてのポルトガル・・であった。ポルトガル語じぇんじぇんできましぇん。でも、何とか生きて帰りましたです。

出かける前にあれこれ想像した。
ポルトガルってスペインの隣でしょ?だから時間におおらか?っていうか適当?
なんて偏見をちょっと持っていたりした。周りにポルトガル人いないし・・旅行した事がある友達はいるけど、あまりこういう話は聞かなかった。

行って実感した事。

時間の観念ラテン的では全然ありませんでした。ということ。

ホテルの朝食のスタート時間は8時からとややラテン的ではあったけれど、交通機関も定刻運行だし、思った以上にきちんとしていた。

そんな感じを持ちながらカスカイスCascaisの町を夕食を求めて彷徨っていたときに見つけた物体がこの写真。いきなり日本語がかいてあったのびっくりしてしまった。
なんじゃ?と思って近づいたら(ビルの中にあった)入り口にはちゃんと?ポルトガル語らしきものも書いてあった。(ポルトガル語判らないんだから断言できないけど)
でも眺めていて気がついた。日本語では「1分間」って書いて歩けど横文字では「2min]ってなってない?これってたぶん2分の意味だよね?え??なんで?

そこで結論。
確かにあの証明写真は1分でなんか仕上がらない・・というか撮ったりする時間を入れた1分以上は絶対かかってる!それを「1分間」って書く方が時間にいい加減?「2min]の表現の方がより現実的で正確である・・・って。

ま、ただ単に中身の機械が看板のと違うだけかもしれないが、けっこう正確な時間観念をもっているポルトガル人にすごく好感をもったので、こう考えたくなった。

ポルトガルも又行きたいな!

ライブドア関連のニュースばっかり。なんかマスコミって観点違うんじゃない?
あれじゃライブドアに恨みがあって、偏った報道してるみたいに感じちゃうんだけどなあ~
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オペラの土台(ウイーン)

2006-01-19 17:50:21 | オーストリア
今日は物凄く寒いらしい・・ちょっとしか表に出なかったからあまり実感はないんだけど。それにオデブは暑がりだし・・
風邪の方は確実に良くなってるとは思うけど、まだ鼻声(美声ではありません)

今日はこの前オペラを見て思ったことを。

今回ウイーンでは国立オペラ座Wiener StaatsoperとフォルクスオーパーVolksoper Wienを鑑賞した。どちらも当日は満員御礼状態。その中で気になった事を・・
以前夏にフルクスオペラで鑑賞したときも思ったのだが、お子ちゃまが結構聴きに(見に)来ているということである。
さすが、国立オペラ座ではほとんど見かけなかったけどフォルクスオーパーにはうようよいた。

私の座ったボックス席もお子ちゃまが一人とママと思われる女性が1人いた。お子ちゃまを一番良いお席(値段の高い席とも言う)に座らせママは一番安い席・・まその組み合わせしか私のボックスでは空いてなかったと思うけど・・鑑賞してました。お子ちゃまのお年のころは小学生低学年~中学年(中学生ではありません)かな?実にしっかり鑑賞なさってました。

実は開演前、席に着く直前にボックスを間違えて、1階上のボックスに行ったらそこも一家で占領されてまして・・「違うよ君の席」と言われたくらい。
写真ではわかりにくいかもしれないが、お子ちゃま連れの家族の占有率がボックスは高かったように思われます。

出し物も「魔笛」だったから、なお更か?
日本でも実相寺さん(ウルトラマンの監督?)の演出の「魔笛」をやった位だから子供向けの内容ではあるれど、ちゃんとした夜の時間のオペラ。子供たちもそれなりにおしゃれして出かけてきたみたい。
売店でのオレンジジュースの売れ行きも良かったみたいで、飲もうと思ったら売り切れでした。(だからってゼクト飲むかなぁ?)

鑑賞態度も同じボックスにいた女の子に関しては文句なし。観光気分のおしゃべりおばちゃま達よりもずーーーと良かったです。
で、思いました。この位の頃から、普通にオペラを鑑賞して育てば、それなりの鑑賞力は付きますですね。「楽しみ方」も違ってくるでしょうし、良し悪し(演出なり、歌手の能力なり)も自然と判ってくるなあ・・・なんて感心してしまいました。

だから。土台が違う、土台が違う、日本と!つくづく思いました。

黒人の男の子が一人(連れは白人の高齢の男性)がいたけれども、指揮者の子供(その日の指揮者は黒人の方でした・・名前・・忘れました)なんて思ったりして。

それと登場人物の中で子供は子供が本とにやってました。
ちょと歌が遅くなってきて指揮者に目いっぱい棒振られてたのはご愛嬌。とっても良かったです。アンサンブルも。

タミーノもパパゲーノもルックスは私好み!
本とにいろんな意味で楽しませていただきました。
また、行きたいなあ~

それにしても、国会喚問面白くない!
あの場で「はい、私が悪うございます。」なんていう人もいないけど、参考人質疑なんかより公開裁判でもしてもらった方が、法的責任があって面白いとおもうんだけどな。
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美の基準(マルタ)

2006-01-18 15:10:41 | マルタ
今日も昨日よりまし?薬飲み忘れそうになるくらいだから。
昨日お医者さんに言われた。「ヒューヒューするの。仕方ないわね。あなたアレルギーあるから」あ、そういうもんですか。

嗅覚は鈍っているけど、味覚はそれほど鈍化してない・・というか食欲が落ちてない・・

私はこのブログのスタイルシートのイラストにすごくよく似ている。というか「おでぶ」である。いい言い方をすれば「ふくよか」である。ここ10年近くで20キロ近く増えた・・体重が!(けっして自慢してるわけでわない)
かといって、食べたいものを我慢したり、食べられるものを残す(捨てる)ことが出来ない性分である。貧乏性ともいうらしい。従って右肩下がりにならない。困ったもんだ。

数年前の冬、マルタ島の国立博物館http://www.maltavoyager.com/moa/行ったときのこと、その時の同行のおばちゃまに「あら、あなたがいるわよ」と言われたのがこれ。ははは!
ここでの超古代のビーナス像は皆「おでぶ」である。「おでぶ」は豊かさの象徴、子孫繁栄の源で古代はあがめられていたそうな・・生まれる時代を間違えた。
(首はないのは挿げ替え自由だったらみたい・・違う?)

このマルタ島の歴史はミステリアス。ある時ほとんどの島民がいなくなってしまうう。又機会があったら是非いってみたいところの一つ。

そうそう、今年は1キロでも体重減らしたいなあ・・

ネットバブルがはじけたのかなあ?
東京地検ももう少しタイミングみて捜査すればいいのに・・なにを今更、このタイミングって別の意味があるのかしらって感ずるのはわたしだけかな?
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寒い日の過ごしかた(バーデン)

2006-01-17 15:23:06 | オーストリア
今日は昨日よりもまだましかな?
朝、姉と話していて『喘息じゃない』と簡単に言われてしまった。
そうかな?ひゅーひゅ息を吐く音がする。

今回の風邪の原因になりそうな事、いっぱいあって判らない。暑かった寒かったり。特に悪かったのは、貧乏根性だしてバーデンバーデンまでお風呂に入りに行ったことかなあ?

写真は2年前の夏?
今回は雪がぱらついてたし、積もってた。
せっかくバスローブ持ってきたんだから、温泉は行かなきゃなんて貧乏根性まるだし、しかも昼間の楽友会ホールの訳のわからない日本人合唱団の演奏会のチケットを捨てての行為が裏目に出たか!

この日は「窓の日?」とかいって(本とは顕現日だから?)休日。温泉も入場待ちの列ができるほど。考えみな一緒で、寒い→暖かところへ→温泉、ということでこちらの基準でいうと大混雑?プールサイドのデッキチェアの空き見つけるのが大変!

私のお目当ては「温泉」というより「サウナ」。でもここサウナスペース小さいような気がして大混雑を予想していたがさにあらず。いつもどおりといった感じ。
若干平均年齢が若いかなあ?平日よりは(いつもはおっさんばかり)

高温サウナの丁度メンバー代え(?)の時だったのでじっくりサウナを楽しんだ。
でも、あの高温サウナのなかでみんなのためにタオルをぶんぶん振り回してくれるおっさ。いつもえらいなーーと思う。私なんか座ってるだけでやっとや。

そのあと、雪の積もった外でクールダウンしたのが悪かったのかなあ?気分良かったんだけど・・

あのバーデンバーデンのシステム便利だったなあ。腕時計式のカウンター(?)でサウナのチャージも払えるし、飲食も売店での買い物もOK。ついつい、サンダルなんか買い込んでしまった。いかんかん、無駄使い!


髪も乾かないうち、時間切れを気にして退場したのもたたったかなあ?脇のカフェでソーセージ食べてただけで、室内自然乾燥のつもりだったんだけどなあ。

まあ、心にもお金にもゆとりの無いのはいけませんね。
コメント (2)
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骸骨(ハルシュタット)

2006-01-16 15:29:03 | オーストリア
今日も風邪が抜けない。
大変なのが朝の通勤。私も大変だけど回りももっと大変。一応マスクはしてるけどいやだよね、こんなのが隣にきたら。3路線利用だけど、最初の1路線はたった2駅だけど気合いで乗り込む・・というかあなた任せで乗り込むほど。息止めてたいけど死んじゃうからね・・あとは座れるくらいだからまだ良いけど。

のどの奥でひゅーひゅーいってる。薬利かないなあ。

人間骸骨になってしまえば楽なんだろうけど。

骸骨で思い出した。
去年の夏行ったハルシュタット(Hallstatt)。土地が狭かったからある程度年数がたつと骸骨だけ取り出して納骨堂に収めた・・という文化があるところ。骸骨に赤とか緑とかでバラの模様等美しいペインティングがなされている。受付のお姉さんに「これって家族が描くの?」とおまぬな質問をしてしまった。「専門家が書くのよ」と答えてくださった。一番新しいのは1950年代だったとおもう、金歯が入っていた。

日本のツアー客と一緒になった。みなばちばち笑顔で写真を取りまくって台風のように去っていった。思わず受付のおねえさんと苦笑い。まあ、私も大勢でいるとああなっちゃうのかな、知らないうちに。一応写真は断って撮ったけど・・

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