Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

てっぺんからの眺め(カルロヴィ・ヴァリ)

2015-12-25 11:33:46 | チェコ

ということで、今年最後のアップかな。
皆様良いお年を!



○2014年10月7日(火)

カルロヴィ・ヴァリKarlovy Varyの散策。温泉地下ツアーを終えたら・・次に向うのはあそこにしようと決めてました。

さっき、インフォメーションで場所は確認してあります。
地図も入手しました。多聞楽勝!・・・と思っていたら大きな間違いでした。

ここを上って行くんだよね・・


と、途中までは快調!だったのですが・・どこかで間違えた??ない!!

こんなところまで上ってきてしまった。


町を見下ろす丘の上にでてしまいました。


眺めはいいのだけれども・・私の目指したのはここじゃない・・


何処で間違ったんだろう・・

山小屋風のレストランがあったので聞いて見ました。

あ、この下だよ。そこを降りればいけるよ・・といわれたのがこんな崖!


これは下から振り返って見ました。そう、ここを下りてきたkおばちゃんです。確かに誰かが通ったような後はあった。


ほら、見えていたんです。


会いたかったのは・・この子です。


どこかで見た子とあるでしょ。


この年2014年にはまっていた『グランド・ブタペスト・ホテル』に出てくる・・あれです。


こんな路は通らなかった・・


ここでこの左の道を行ってしまったのでした。


何の事はない。右の階段を上れば良かったのです。


まったく。。下ばかりみて歩いていたからです。


さ、次ぎもやっぱりこの栄映画のゆかりの地へ行きましょう。

下の町までおりきらないで・・横移動したらみえてきました。
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温泉地下ツアー(カルロヴィ・ヴァリ)

2015-12-16 18:17:30 | チェコ
今日もなんだか冬じゃないみたいな気候。

昨日ぶらぶら歩いて帰ったら・・イチョウの葉っぱがまだまっき色のまま木にいっぱい残っている。
12月だよね。。。と思いながら歩いた。

さて、さっさとそういうことで進めないと・・

○2014年10月7日(火)

カルロヴィ・ヴァリKarlovy Varyの散策で、辿り着いたのはVřídloヴジードロとよばれる源泉のある建物。
で、ここでツアーがあるらしい・・と聞いていたのです。

源泉ツアーとでもいうのでしょうか。
kおばちゃんにもまだ少し判るかな・・という英語のツアーがあるのです。
そのツアーの受付は建物の2階。
だからスターとも2階です。

で、このような間欠泉の姿を2階から拝むことができるのであります。


これは建物の1階にある像。温泉の女神?ヒュギエイアの像。hygiene(衛生)の元神様。


昔はこの下に飲泉口があった?

ちょっと反射してしまっていて見難いけれども、これが現在の温泉の供給地層。


その上に、このように建っている建物のなかにkおばちゃん達はおります。


建物から外にでました。


外にはこのような日時計があります。


太陽の方向に向って・・と説明してくれているガイドのお嬢さん。


飲泉の時間帯がきまっているようです。まあ、療養ですからね。

これも昔の飲泉口だったかな・・忘れてます。


さて、ツアーはここからが本命?です。


地下にもぐるのです。

普段は鍵が掛けられています。


我々が入ったら・・また閉めてしまいました。


いよいよです。


このあたりは温泉水がにじみでているので、このような温泉の結晶カーボナイトが・・


あまり暖かさは感じませんけど・・


源泉の歴史?だったかな・・忘れてます。


これがこの地下で一番大きな結晶というか石灰のかたまり?モンク(修道僧)という名前がついているようです。


うーーむ。見事な太鼓腹!とか笑ってられませんけど・・


これは・・結晶のアート作品だったかしら。水蒸気の成分でつくられるアート


温泉に含まれている塩分、鉄分などを塗ってコーティングにコーティングを重ねるのかな?形作って行くアート作品だったと思います。


温泉のパイプの中もこのように『血栓』のように、詰って言ってしまうようです。


こちらが詰った物体・・だったと思います。


この配管というか、地下ツアーのトンネル?はこのように川沿いにあります。


テプラー川ですが、殆ど水量がありませんでした。
対岸にパイプラインが通っており、ここからくみ上げられた温泉が各ホテルのスパに供給されているとか。

でも、ここに比べたらやっぱり日本の温泉はすごいとおもちゃいました。

あの、ベヘロフカの瓶も温泉水でこんなに変色しちゃいます。


このあたりもチョロチョロと温泉が流れ出てきています。


ということで小一時間の地下ツアーもおしまいです。

ここに入るにはツアーでないとダメなようですよ。
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温泉はカップをもって(カルロヴィ・ヴァリ)

2015-12-15 18:42:53 | チェコ
またまたのご無沙汰。
すっかり怠けぐせがついております。

昨日はお仲間との忘年会。こういう企画も若手が率先してやってくれとっても頼もしい。
安酒でよっぱらったkおばちゃんです。

さて、忘れかけている記憶を掘り起して・・

○2014年10月7日(火)

カルロヴィ・ヴァリ(Karlovy Vary)の一日がはじまりました。
アパートだからね。お掃除にはいってくることも無いとは思うのですが・・
そうそう、ここで感じたのは『ゴミ箱』の概念の違い。

後日、在住の友人ともはなして・・やっぱりそうだよね・・と思ったのは、部屋の中にゴミ箱がみあたらない・・ということです。
どうも、ゴミ箱というのは本来人目についちゃいけないものらしい。部屋の中に鎮座するなんてことはありえないようです。
どちらかというと『隠しておくもの』らしいのです。

ですからキッチンで調理していて・・ゴミ箱がない!!と気が付いた時はあせりました。
結局ゴミ箱は流しのしたのトビラの内側にありました。
ちょっと日本にはない発想かなと思ったりして。

で、結局なんやかんやで出発がいつもの通り遅れました。

カルロヴィ・ヴァリの歴史はもちろん古く、この町の名前のもととなったカール4世 (神聖ローマ皇帝)カレル1世(Karel I)の時にはもう、この町の名物の温泉は広く認知されていたのでしょう。

そしてこの町の文化が最大に花開いていたのは19世紀前半のウイーン体制の時代だったかもしれません。
王侯貴族がこの町に湯治を目的に集い・・その王侯貴族の取り巻き立ちも足しげく立ち寄ったことでしょうから。

そう、ここは温泉湯治場として有名な町なんです。
観光の中心はたいして広い範囲ではありません。ほぼ徒歩圏内。


まずは温泉を目指して??歩いて見ます。

途中でこんなスタンドが・・


これは、この地に1807年からある薬草酒ベヘロフカBecherovkaの販売スタンドのようです。

目指していたのはコロナーダと呼ばれる飲泉のある回廊です。


ここは、MLÝNSKÁ(ムリーンスカー)と呼ばれる場所。


この町で一番大きなコロナーダかな?

ここの温泉は、日本の温泉と違って『飲泉』です。つまり温泉を飲むということが『湯治』なんですって。
で、このコロナーダと言う場所に『飲泉』が数箇所あって、どれも独立しているのでそれぞれお味や成分が違うそうです。

人気の『飲泉』には行列ができています。


あっちっちーと言うほどの温度でもないのですが、みなさん吸い口のついた『飲泉』用のカップをもってらっしゃいます。


kおばちゃんもお買い上げしようかと思ったのですが、陶器なので持って帰るのも大変だし、かといって捨てるのももったいないし・・でこちらで代用してました。


なんだわかります?カップ焼酎の容器です。
最近の旅のお供は・・スーツケースにしのばせたカップ焼酎なのです。ええ、地元でお酒が入手できない時の寝つけ用にね。
kおばちゃん以外にもカップを買わないで済ませようという旅人をみかけましたが、彼らはペットボトルでなんとかしようとしてました。
でも、ペットボトルだと口が狭いのでなかなか温泉水が入らなくて苦労してましが、kおばちゃんのカップは楽勝でした。

お味は・・・こんなものか・・と言う感じ。
まあ、薬だと思って飲めば良いのでしょうが、率先して飲むような美味しいものではありませんね。不味くもありませんけど。

コロナーダの上からの眺め。秋ですね。


街中は、観光客であふれてますけど、湯治客といよりは数時間の滞在客と言う感じです。


アジア人のツアー客も数組見かけましたが・・どうも大陸からのお客さんのようです。
日本人は・・・立ち寄らないのかな・・チェスキー・クムフロフの方が有名のようですからね。

昔の栄華の名残・・ではありませんが、コンサートもあるようです。残念!日程が・・


次にやってきたのはVřídloヴジードロとよばれる源泉ですと。


こちらの建物の中にあります。


間欠泉です。12メートルの高さへ噴出するそうです。


ヴジードロ源泉は、入浴のために使用される72℃の熱水の唯一の源であり、1分当りに2000リットルが湧き出るそうです。

この建物の中には他にも5つの『飲泉』がありますが・・


kおばちゃんはお腹ががぶがぶなので眺めるだけにしておきます。
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芽キャベツの日々(カルロヴィ・ヴァリ)

2015-12-11 18:47:57 | チェコ
ちょっと出稼ぎ。
で、上司殿寝違えて首が廻らずロボット状態。ご本人が一番苦しいのだけれど、懸命に動こうとするのでちょっと可哀想。
帰りは、初めての条件付フライト。
着陸できなかったら引きかえします・・とのことだけれども、実際引き返したらこの後どうなるのだろうか??と思いながら乗っていた。

もう一度出発する為には航空券買わなきゃいけないのでしょうかね?
無事到着したけれど、散々でした。

○2014年10月6日(月)

Karlovy Varyカルロヴィ・ヴァリに到着したkおばちゃん。
降りる人もぽつぽつの感じ。なんだかぱっとしない駅でした。

駅を探索することもないのですが、ここの駅でもたもたしていたら・・タクシーがいなくなってしまいました。バス停もありましたが果たして??
殆どのお客さんは迎えの車などがあったみたいで気がつけば・・

まあ、歩けない距離ではないかな・・とおもって歩き出しました。
事前にみたgoogleさまの地図が頼りなのですが・・これには高低さ書いてありませんでした。ま、駅がたかいところで良かったです。

大きな荷物をころがしながら・・15分から20分歩いたでしょうか。ようやく本日のお宿・・とおぼしき場所に到着すれども入り口が分からない。

住所はここ。
で、建物にも看板がでているのだけれども入り口がない?
建物にはいると、両替屋の小部屋があり、あとは奥の入り口は鍵が施錠されていて開かない。
仕方がないので両替屋さんで聞いて見ると、壁にある呼び鈴を押しなさいとのこと。
言われたと折りにする壁面にずらーーっと付いている呼び鈴のリストをみたらお宿の名前が書いてありました。
で、そこを押すと男性の声で『2階に上ってきて』とのことで施錠解除してもらい上に上がりました。

やっとチェックイン。
大体の到着予定は告げていたのですが、彼が予測していたよりは遅くなった見たい。小さな子どもが遊んでいたので、多聞彼の子ども?

駅から歩いてきたのか!!と絶句されてしまう。だって。。しょうがないじゃなね。

今日からのお宿は、所謂アパートメントというスタイルのモノ。kおばちゃんにとっては初めてです。
このごろ世間を騒がせている『民泊』にあたるのかな?でもアパートメント専用の宿泊施設です。
鍵を渡され、なにやら書類にチェックしてサインして完了。

なにか不都合な事があったらここに電話しなさい、と番号を渡された。
どうも彼と子どもはここには住んでいない見たい。お待たせしてスミマセンでしたね。

部屋を見せてもらった時に見たのは、片足をエラク引きずる彼の姿。事故でしょうかね。若いのかわいそうに都思ったkおばちゃんです。

で、案内してもらったのはコンナお部屋です。


キッチンがちゃんと付いていて、お皿やお鍋やフライパンも常備です。もちろん電子レンジもあります。
でも、その直ぐ脇に何故かベットがあります。

リビングダイニングキッチンのなかにベットをおいちゃったと言う感じの部屋。

まあ、kおばちゃんお一人様だからね、一番お安い部屋にしたのであります。
トイレとバスルームは独立してます。


なんだか面白いお部屋です。

荷物を置いたら、少々買いだしに向いました。
ちょうど斜め前の建物の地下にスーパーが入っています。

そこで2日分の朝ごはんやらお酒やら買い込みました。


一人だと夕ご飯を食べに行くのも億劫になってしまうので、今日は部屋食です。

実はさっきのテプリツェで、買い込んだものがあります。


左側は温泉センベイなのですが、右側の物体は・・・ご覧の通りメキャベツです。
kおばちゃん、わりと子どものころからこのメキャベツは好きだったのですが、最近とんと見かけなくなって、たまたま通がかりの八百屋さんの店先にあったのです。かなり安い・・と思ったのですが、店内に入るともうちょっと上等なメキャベツが(店頭のはちょっとしょぼかった)あったので迷わずそれをお買い上げしてしまったのです。

で、今日の夕食は・・・日本から持参したインスタント焼きソバとメキャベツです。


なんとなくメキャベツがはいるだけで、栄養のバランスがよくなったように感じてしまいました。

食後のデザートならぬお酒は・・・何故かハンガリーのトカイワイン、とブルーベリーとトマトです。


先ほどのスーパーで何故か安く売っていたのがハンガリーのワインだったのです。

ちょっと甘めで、でもすっきりしていて美味しかったです。

長い一日がこうして終りました。
明日は、もうちょっとラクチンな予定です。


●2014年10月7日(火)

アパートでの目覚めです。他のお部屋に人はいるのでしょうか?余り気配を感じません。
さて、今朝は朝ごはんも自分で用意しないとけませんね。

テレビをつけながらの用意です。
ここのテレビはNHKの海外が入ります。


この時日本は台風第18号が上陸していました。
このボケボケは、確か外の画像だとおもいます。

で、その様子を見ながらの朝食にももちろんメキャベツです。


あの量を一人で食べるんですからね。

台風もかなりの量の雨が降っていたのですね。


国交省のページによると・・

○9月29日15時にトラック諸島近海で発生した台風第18号は、発達しながら日本の南海上を北上
し、 大型で非常に強い勢力で南大東島の近海を通って九州の南海上に達した。
○台風は、その後、進路を東寄りに変え、強い勢力を維持したまま潮岬の南を通って、10月6日8時
過ぎに静岡県浜松市付近に上陸した。
○台風は速度を速めながら東海地方及び関東地方を北東に進み、6日21時に日本の東海上で温帯低気
圧に変わった。
○台風と本州付近に停滞した前線の影響で、東日本の太平洋側を中心に大雨となった。また、沖縄・奄
美と西日本・東日本の太平洋側を中心に暴風となり、猛烈なしけとなった。

ということでした。

外国で日本の台風のニュースを見ることになるとは思いませんでした。



でも、あらマアと思ったのは、こちらの報道も台風の報道とならんで大きく取り上げられていました。


それは、ジュール・ビアンキJules Lucien André Bianchi氏の鈴鹿での事故の報道です。
第15戦日本GPでクラッシュしてしまったそうで、鈴鹿の病院に収容されて意識不明の重態であるとい報道でした。

フランス語の報道が多かったかな・・

結局彼はその後様態が安定してからフランス本国へ移送され、2015年7月17日にお亡くなりになったそうです。

日本の台風の報道よりも、こちらのニュースの日本発・・という発信の方がこちらの人達には気になるニュースだったのかもしれませんね。

朝ごはんも食べたし、お片づけはしたし・・そろそろ出かけますかね。
それにしても、メキャベツは当分食べなきゃいけませんね。
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豊かな大地(北ボヘミア盆地)

2015-12-08 18:16:02 | チェコ
土曜日はお友だちとお仲間のおうちにお邪魔した。
練習と・・・彼の趣味のものを拝見する為。
まあ、とにかく電車の模型が物凄い。お高いものだと一セット7桁だそうで、奥様が笑って『これにつぎ込んだお金があればもう一人子育てが出来たのよね。』とさらりとおっしゃった。
まあ、3人いらっしゃるお子さん達はもうすっかり独立して、現在は5人のお孫さんにも恵まれてらっしゃるので嫌味でおっしゃってる訳じゃないけどね。

さすがお高い模型は芸が細かくて、車内のイスの再現とかトイレの再現などにもこだわりがあるらしいが、彼曰く『この車輌のトイレのドアがすりガラスなんだよね。』とご不満そう。
自作で直すものもあるそうです。

で、奥様と話していてやっぱりねと思ったのは、お孫さんも電車の模型が好きなんだけど、それは自分が乗った事のある車輌。このじーじの模型は好きではないらしい。
お子さん達は、これを広げていたらあまりあばれちゃいけない・・という刷り込みがあるためか、好きではないそうです。

今度は季節がよくなったら軽井沢の別宅のれーる敷き放題の模型も拝見することになりました。
唯一もってないのは新幹線系・・なぜならば『あ、1/1造っちゃったからね・』ということらしい。すごーーい。


○2014年10月6日(月)

テプリツェTepliceの駅から電車にのります。


今晩のお宿はここから2時間くらいの場所。

だいたい1時間に1本は列車がはしってるみたいですが、この時間に出発しないとお宿につくまでに真っ暗になってしまいそうです。

コンパートメントはからっぽ。一人で独占です。


明るいうちに到着できるかな?


ホムトフChomutovという駅のようです。


ここはホームのない駅?何人かおりて何人か乗ってきました。


駅長さんがお見送り?


そしてこのあたりから車窓の景色がかわってきました。


やたらとモクモクと煙と言うか湯気というかを建てている建物が多くなりました。とっても大きいです。


ひなびた田舎・・というイメージではありません。

Kadaňという町のようでス。


Kadaňという町は歴史の古い街で、それこケルト、ゲルマン、そしてスラブと流れてきた人達の町のようです。
聖ヨハネ騎士団の入植地でもあったようで、フランシスコ会修道院と後期ゴシック様式の市庁舎塔などがのこっているようです。

そしてなによりも、今日はエネルギーの町になっているのではないでしょうか。

このあたり北ボヘミア盆地Mostecká pánevは昔々の遥か昔、第三紀あたり沼や湿地帯に堆積した植物が『褐炭Hnědé uhlí』と呼ばれる石炭となって埋蔵されているそうです。
埋蔵というか露出していて、露天掘りが盛んだそうです。
で、この褐炭というのは石炭の中でも石炭化度が低く、水分や不純物の多そうで、炭素が少なく水分の多いので発熱量は低い物質だそうです。つまり、重たいわりに価値が低い。→運搬コストをかけるほどの物でもない、と言う事なんでしょう。
運搬コストをかけなければ良いわけで、つまり褐炭の炭鉱にエネルギーを発生させる工場を作れば良い・・ということですね。

ですから煙もくもく、湯気もくもくの発電所がある訳です。

日本ではあまり耳にしない褐炭というもの、こちらでは埋蔵量も多いためか、良く利用されているようです。その最大国はドイツであるそうです。
チェコも小さいながらも8位くらいには入っているようです。

このあたりはズデーデン地方の一部でもります。戦争のたびにその帰属があっちにいったり、こっちにいったりするのは、それだけ価値のある地方だからでしょう。

この大発電所をながめながら複雑な歴史をおもったりしました。

で、ようやく今晩のお宿の町に到着です。


なんとか真っ暗にならなくてすみましたが・・
到着したのはKarlovy Varyカルロヴィ・ヴァリです。
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栄華の爪後(テプリツェ)

2015-12-04 19:28:53 | チェコ
今日は一段と寒い。
落ち葉がごっそごっそ、夕べの嵐でおちているのだけれども、朝多少は拾ったりもしたけど、また落ちてきてご近所さんのお手をわずらわせることとなってしまった。

せても休日おちてくれないかな。。

さ、早く書かないと。

その前に、訂正というか修正と言うかよくわかんない・・というか。
昨日アップしたベートーヴェンの滞在中におこった出来事に着いて、他の記述をみつけたので少々書いておきます。
それによるとベートーヴェンのテプリツェ滞在は1811年と1812年に間違いはないのだけれども、どうやらゲーテとの事件と不滅の恋人に宛てた手紙を書いた時期は一緒の年のようなのです。
つまり1812年の滞在中ということらしいです。最初に手紙を書いて・・そのあとに不敬事件をおこしたらしいのです。
あーー男の感情はわからないものですね。

kおばちゃんが最初に目にしたサイトは2年に別れていたのですけどね。
ま、どちらが正しいか・・・kおばちゃんには判りません。


○2014年10月6日(月)

さてお腹もいっぱいになり、運動も兼ねてもう少し歩いて見ます。

先ほどのレストランなんかのあった通りの先はこんな風になっていて、どうやら表のベートーベンホテルの軒続きのとうなかんじです。


で、その壁面に貼ってあったののは、


どうやらこの町の歴史・・というか温泉の歴史?


実はまったくわからないのですが、860という数字が気になりますね。


どうも2014年はこの町の温泉発見?860年みたいな感じ?温泉祭りが860回目というのがここに出てきました。

引き返して、先ほどチラッと見えた教会の方面に行って見ました。

すると、このような地図が掲げられています。


あーあ、この地図が駅前にあったなら良く町の廻り方がわかったのにな・・と思ってしまいました。
まあ、こちらの人が観光で動く場合は『鉄道』という選択はしないのかもしれませんけどね。

このあたりは観光の中心?なのでしょうか。博物館もありました。


あっちの方向が駅に続く道だけれどももう少し大回りしてみます。


再び温泉公園?の中を通りました。

さっき見て気になったのはこの噴水。


残念ながら水はちょっとしか出ていませんでしたが、その口がイノシシみたいに見えます。
Kolostujova kašnaというらしいです。1862年にできたみたいだから・・ベートーヴェンは目にして無いですね。

さて、そろそろ駅に戻らないと・・と再びぶらぶら歩き出戻ります。その途中で見かけた看板。


チェドックって、共産主義の時代、国営の旅行会社だったんじゃなかったっけ?
この国に滞在するにはヴィザが必要で、そのためには事前に宿を手配しなければいけなくて、外国人に対する斡旋業務はこのチェドックのみが扱ってた・・なんて記憶があるんだけれども。
要するに昔の独占企業。でも、経済開放で今は見る影もない・・という感じですね。

そうそう、途中で買い物をちょこっとしたりして、再び駅近くに戻ってきて目にしたのは掲示板。


よく欧州では『塔』のようなかたちのものはあるけど、こういう掲示板は珍しいかも。


コンサートの告知もありました。

駅に戻り、無事荷物も引き取り改めて駅構内を見回しました。


昔『小パリ』と呼ばれたような雰囲気はやはり残ってますね。

電光掲示板を見て、気がつきました。


あら、ガラスもすてきじゃない?

改めて駅入り口脇のガラスも見ると・・透かし模様が入っています。


ステンドグラスではなくてモノクロだけれども、まるでムハ(ミュシャ)の物語絵みたいな感じです。


何のお話の場面なのかわかりませんけど。。


署名に年号らしきものも見られました。それによると・・1955-56 それに1985という年号が見えますね。
あまり古くはないのかな?でも共産主義時代の物ね。

天井の装飾といいメンテナンスは余りよろしくないけれども、風情のある駅だと思ったkおばちゃんです。


ホーム側から駅舎を望んでも趣がありますよね。


過去の栄光の爪跡かな?と思ったkおばちゃんです。

ホームで列車を待ちます。


この列車ではありません。


こちらの列車ですね。


さ、寄り道はおしまい。
今晩のお宿に向いましょう。

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不滅の恋人を思いながら(テプリツェ)

2015-12-03 19:34:34 | チェコ
段々と寒くなってきた。
今朝はなんだか電車の具合があっちもこっちも悪かったらしくて・・でも幸いkおばちゃんはまきこまれませんでっしたけど・・皆さんご苦労なさったようだった。

急にさむくなったからなのか、なにか憑き物でもついたのかですね。

今晩から一段と冷えるとの話。ああいやだなぁ。


○2014年10月6日(月)

Teplice テプリツェ観光を続けるkおばちゃんです。
まあ、別にこれといった目当てがあるようなないような・・感じです。

先ほどのモーツアルト像のあった広場というか公園はこの建物の後ろにありました。


教会Děkanský kostel svatého Jana Křtitele洗礼者聖ヨハネ教会とでもいうのでしょうかね。


そしてその右側の建物脇になんだかおもしろいものがありました。


何だろう??


どうもこのマークからすると・・温泉の源泉じゃないかとおもうんですけどね。

その向こうにちょっと綺麗になっている建物がありました。


建物の壁面についていたプレートにはベートーベンの文字が!


黄金の太陽と呼ばれたこの家にベートーヴェンは1812年に滞在していたとあります。

1812年・・ああ、あの年だ・・と思ったkおばちゃん。

1827年の彼の死後、発見された彼の手紙。それはラブレターと受け取れるものでした。但し宛名の具体名がない・・
その日付けは1812年7月
“不滅の恋人”(Immortal Beloved)は誰か・・という問題はいまだ謎とされていますが、ここテプリツェ滞在中にしたためられたということです。

以前ハンガリーで訪れたマルトンヴァーシャールMartonvásárの夏の館で知り合ったブルンスヴィック伯爵の娘のどちらか(テレーゼ・ブルンスヴィックか妹のヨゼフィーネ)と言う説が今まで定説だったようですが、アントニエ・ブレンターノといういう節も有力だとか。
映画にもなっているこの“不滅の恋人”(Immortal Beloved)への手紙を書いたのがここの館だったのかしらなんて思ったりしました。

ラブレターのファクシミリはここにあるもののようです。

場所は先ほどのスパホテルベートーヴェンの裏手にあたります。
現在はホテルではないようです。


丁度こんな感じの1角です。


並びの別の建物にもプレートがついていました。


こちらはJosef Dobrovskýヨーゼフドブロフスキー氏のもの。ボヘミア(チェコ)の 言語学者、歴史家だそうです。

で、その先の建物にもベートーヴェンの文字が。


こちらの年号は1811年。
ここによると、ベートーヴェンはテプリツェを数回訪問しているとか。で、1811年は昨日書いたあのゲーテとの散歩の年のようです。

この建物、現在はレストラン・・その名もベートーヴェンとなっているようです。


丁度お昼時なので・・ここで食事をすることに決めました。

白いクロスのかかったちゃんとしたレストランでした。


天井には音符というかオタマジャクシと行ったほうがピンときそうなオブジェが・・


きっちりとサラダから頂きました。


メインはこちら。グヤーシュ仕立てのクネードリキろいったころこだったかな。


最後はコーヒーとケーキを。


お支払はコンナ感じでした。


実は、チェコの現金をあまり持っていないkおばちゃん。前の残りでしのいでます。
で、カードが利用できたので安心しました。

さっきの音符のオブジェは他の部屋にもありました。


お支払を済ませて外にでたら。。また良い匂いにつられて。。こちらへ・・


温泉センベイのお店でした。


ゴーフルのようなものです。

こんなに食べていたんじゃ、kおばちゃんは不滅の恋人にはなれませんね。
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ベートーヴェン?モーツアルト?(テプリツェ)

2015-12-02 19:40:48 | チェコ
今日も寒い。特に太陽が顔をみせなかったからね。
最近我が庭に生息しているらしい野良猫。この前ちょっとかわいそうかなと思ってししゃもを上げたのだか、夕べも帰宅して家の周りでゴソゴソしていたら隣との塀の上からジーーーとこちらを凝視。
可愛げのちっともないヤツだけれども・・・一応ちょっとお恵みをあげておいた。

どっちにしても生粋の野良らしいのでなつくことはないでしょうけどね。

○2014年10月6日(月)

Teplice テプリツェにやってきたkおばちゃん。一応町の観光をしようというのが目的です。
まあ、通り道だからという理由ですけどね。
この町は、中欧最古の温泉町と名乗っているらしいのです。温泉は762年頃発見されたらしいですが、町は12世紀に創設されたそうです。
一時は『チェコスロバキアの小パリ』と呼ばれ、王侯貴族が湯治に来るような町だったらしいですが・・・現在は周りの他の温泉地の陰に隠れてしまって、日本では殆ど名前をききませんよね。

kおばちゃんはガチャガチャととあることを昔検索していたらこの町の名前が出てきて、ヘェーと思って覚えていたのであります。
だから今回のこの旅行の途中に通過できるかも・・と思った時に計画にいれたのでありました。

しかし、現在では観光地として有名ではないので、余り事前情報はありませんでした。
googleさまの地図をたよりに散策をするだけでもよいかな・・とおもっていたのです。

kおばちゃんの目指す場所は駅からちょっとはなれています。徒歩15分位かな?だから大きな荷物から開放されて一安心です。

駅のそばの割りと立派な建物の前を通って・・


大きな広い通りに出たら、右の方向に進みます。


ずんずん進んでいきます。


なんかそれっぽい公園入り口がありました。


入って見ます。


いかにも温泉地らしい公園ですね。


だいたいこの国の温泉というのは鉱泉の飲泉が主流たどおもいますからね。

オブジェなんかもあったりして。


おお。いかにも・・の蛇口ですね。


そうそう、kおばちゃんがなんでこの町にやってきたというか興味をもったのかというのは、ベートーヴェンが原因です。あの作曲家ので。
彼はこのテプリツェに1811年に滞在してたことがあるそうです。で、ここに滞在していた時の有名なエピソードとして語り継がれているのが、ゲーテとの散歩。
ゲートはテプリツェとは別の湯治場に滞在していて、わざわざベートーヴェンを訪問してきたそうです。
そのゲーテと散歩のおり遭遇したオーストリア皇后・大公の一行とのやりとりが語り草になっているようです。ゲーテが脱帽・最敬礼をもって一行を見送ったのに対し、ベートーヴェンは昂然として頭を上げ行列を横切り、大公の方からベートーヴェンに対してら挨拶をした・・ということらしいのですが、そのことはゲーテの後述「その才能には驚くほかないが、残念なことに不羈奔放な人柄だ」という記述に残っているようです。

ま、彼は変人というかゲージツ家にありがちなタイプだったのでしょう。一心になると周りがみえなくなる。
人としてはねー魅力的だったのかな??と思います。

そんなベートーヴェンとゲーテが散歩していたのはこの公園だったのかしらね。

その公園の一角になにやら立派な建物がありました。


高級車もいっぱい止まってる。


そして軒先にベートーヴェンBeethovenの文字。


現在はLázeňský dům Beethovenベートーヴェン・スパというリゾートホテルになっている建物です。
但しここにベートーヴェンが滞在していた訳ではないようです。

ここに書いてあるのはアレクサンダー・フォン・フンボルトAlexander von Humboldtの文字。


ドイツの博物学者兼探検家、地理学者だそうです。

建物にそって更に歩くと


ちいさな噴水?のある場所にでました。


そしてその先に何だか像がみえました。


近づいて見ると・・ベートーヴェン??


でも、なんだか筋肉もりもり・・でちょっとイメージかなー・・

なんか違うよなーー


とか眺めていたのです。

ベートーヴェンというよりはモーツアルト??とか思ったのですが、台座にはなにも書いてありませんでした。


少し先にいったら、この町の地図と名所が掲げてあったので、それによると
・・・モーツアルトの像だそうです。

でもテプリツェとモーツアルトの関係は聞いたことがありません。なんでだろう??
と思っていたのですが、帰国して調べたら少しわかりました。
ここによると、ドイツの彫刻家フランツMetzner(1870年ー1919年)の作品で、おそらく当初はプラハのエステート劇場の前に飾る予定だったものが、何故かここにあるようです。

でもね・・ベートーヴェンの像暗いあってもいいのにネェーと思ったkおばちゃんでした。
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不思議なロッカー(テプリツェ )

2015-12-01 19:52:37 | チェコ
今朝は西の方面は電車が大変乱れていたようで、職場のかたがへとへとになって到着しておりました。
ご愁傷様。

そうそう、今週に果敢にもかかんにもおパリに出かける友人が・・これがネットにめっぽう弱い団塊オヤヂ。で、青春の名残かどうかしらないけれど海外の安ホテルは到着したら決めればいいんじゃな~い。なんて言っていた。
テロ事件以降、取締りが厳しいからネットで予約しておいた方がいいんじゃない??と言い続けていたのだが・・観念して自分で予約した・・のはいいけど、その確認書が届かいないとか一々煩い。
適当に予約するからいけないんだ!パスワードなんかワカランとほざく。まったく化石人間だ事。

しかたがないので、尻拭いで手伝ってあげた。

さて、去年の尻拭いの済んでいない?kおばちゃんでしたね。


○2014年10月6日(月)

ベルリンから列車に乗ってやってきたのはウースチー ナド・ラベム Ústí nad Labem。ドイツ語だとAussig an der Elbeアウシヒ・アン・デア・エルベ。ここもエルベ川の交易地で栄えたみたいだ。


ここが目的地な分けではなくて・・乗換えの駅。

ホームから降りて通路を通って乗換えのホームにまた上がるのだが・・少々時間があったので探検。
通路にこんなピアノがおいてあった。


前にロンドンで見かけたのと同じ・・みんなのピアノ??て感じですね。
一人ピアノを弾いていた青年・・にみえたけど・・はちょっと知的障害があるような感じ。でも一心不乱に何かを弾いていた。ただしコードのみと言う感じ。

通り過ぎる人は気にもしてなかったけど。


ロンドンと違うのはピアノが太い鎖で柱にくくりつけてあったこと・・かな。

荷物があるので駅構内からでなかったけれど、駅前にあった割りと立派な古い建物


何の建物でしょうね。天辺に地球儀?のようなものが乗っかっています。

駅自体は大きくもないし、古くもない感じです。


切符の窓口も綺麗だし・・


インフォメーションもあるし・・


ただ、コインロッカーがkおばちゃんには謎でした。


24時間使えます・・ってことでしょうか。全てがチェコ語の標記なので・・理解不能でした。

ダイヤルをあわせて・・鍵を閉めるのでしょうか??


ためしたいけど小銭がない。

そうそう、エスカレーターもあったのでラクチンでした。


乗り遅れると大変だからホームに早めに上がりました。


可愛い電車がいました。あんなのが来るのかな??


電車の屋根越しにみえるのは・・先ほどの駅前の建物の天辺にあった地球儀?のようなものです。

長閑な駅です。


やってきたのは・・・いかつい電車でした。


これの乗り代えて・・約1時間だったかな。やっと本日の一つ目の目的駅に到着しました。
到着したのはテプリツェ Tepliceという駅です。

でも、ここで今晩宿泊するのではないので・・・途中観光です。
ということは・・・ここで荷物を一旦預けたいのですが・・・・ロッカーはありました。


でもこれじゃ困ったな・・と見回したら・・救いの神が!


荷物預りのマークです。

座席指定の窓口の同じ所??のようです。


中に入って・・何とかkおばちゃんの意志は通じたみたい。5時までにとりに来て・・と言われたけどそんなに長くいるつもりはありません。

とりあえず荷物から開放されたkおばちゃん。改めて駅構内を見ました。

先ほどのウースチー ナド・ラベム Ústí nad Labeの駅とは正反対です。


古めかしいけれど・・


装飾が美しかった・・と思い起こされます。

電光掲示板がとってつけたみたいなかんじです。


そう、ここは古くからの温泉の町なんですって。
でも、kおばちゃん温泉に入りにきたのではないんですけどね。

さて、身軽になったので駅を出てあるきましょう。


アッチの方向かな?


教会の塔のようなものが見えますよね。

途中まで歩いたら標識がでてきました。
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