Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

ツェツェは青と黒がお好き(セレンゲティ)

2013-03-29 19:50:10 | タンザニア
今日は事実上の月末期末。なんだか気持ちがばたばたしていたkおばちゃんです。

で、無駄な動きばかり・・いったい何往復したのやら・・

ここのとこと、天気予報のいうより肌寒い気がするのですけどね。気のせい?
それと、血圧が下がってきたら肩こりが・・高血圧の方が肩がこらなかったと思ってます。
特にkおばちゃん超なで肩なので肩こりがつらいのであります。

○2月4日(月)

おもちゃのような鳥をみたあとは・・もうお宿のロッジに戻りました。


kおばちゃんの滞在していロッジはまあ、セレンゲティのセロネラSeroneraという地域にありますが、ここはセレンゲティの中心地だと思います。
で、気になっていた事があり、M氏にききました。それが、建物の側に見られる青と黒の色のついた布です。

丁度この門の脇にも見えますね。


もう少し敷地から離れて場所にも見受けられていたのです。

洗濯物?でも、色はこの色使いばかりです。ちょっと奇妙だなと思ったのです。

M氏曰く、これはツェツェハエの『罠』だということです。
ツェツェバエTsetse fly、名前は聞いたことがありました。あまりいいイメージがありません。
それもそのはず、このハエに刺されるとアフリカ睡眠病sleeping sicknessの病原体トリパノソーマTrypanosomaが体の中に入り込み、睡眠周期が乱れ朦朧とした状態になり、さらには昏睡して死に至るとい、怖い怖い病気にかんせんされられるのです。

ここ、セレンゲティでもツェツェバエは生息していて、ドライバーのM氏はスキンヘッドなのですが、ドライブと中に頭にハエが止まったのを感じて、つかました。
kおばちゃんにも見せてくれたけど・・ただのハエにしか見えなかったおろか者のkおばちゃんですけどね。

で、そのハエの習性を利用した『罠』なのだそうです。
ツェツェバエTsetse flyは何故か『青色』と『黒色』を好むそうです。だからこの色の布に集まってくる。
で、この布には『罠』がしかけてあって・・というか『防虫剤』なら『誘引剤付』がさらについており・・罠の中に導く・・というものらしいです。

手にとって見た訳ではないので・・詳しい仕掛けは不明ですがね。

宿の側、人間の居住地域の側にあるということは、その中にハエをいれないで外側で捕獲する目的のために仕掛けられているということのようです。


青と黒はツェツェバエTsetse flyの好みの色だとは知りませんでした。
あーー明日着ようかなと思っていたシャツは『青色』だ・・辞めておかなきゃ・・なんて心配しだしたkおばちゃんです。

アフリカ睡眠病sleeping sicknessをもたらすアフリカトリパノソーマ症に対する予防接種まだないということで、予防法はとにかく『刺されない』ということだそうです。

ああ、マラリア蚊を注意しようと対策はうってきたけど、ツェツェバエも気を付けなきゃいけないのね。

それにしても青と黒ですか。良い事を教えてもらいました。

ロッジに入り、明日の出発の打ち合わせをして別れたkおばちゃんです。

さてさてお腹がすいてきましたね。もう夕方ですね。
コメント
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