Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

手投げ小僧(アントワープ)

2007-01-31 19:20:59 | ベルギー
あ・・・と言う間に1月が終わってしまう・・
例によって今日は大忙し・・でもなんとか終わった!
お天気もよくって・・昼間のお出かけはコート要らず。桜のつぼみも・・なんとなくついてるのはわかるくらいにはなっている。このまま春にはならないだろうが・・

そういえば、数日前に報道されていた耐震偽造のホテル・・実はkおばちゃんとまったことがあります昨年の4月19日のブログに書いたときがそのときなんだけど・・あのホテルチェーンにしてはちょっとお高い値段だったと思う。地震が来なくて良かった。あの時はけっこう外国のお客さんもネットを利用してかお泊りになっていた。今はどうしているのやら・・ウソはいけません!!

○12月30日(土)

ノートルダム大聖堂の辺りをうろうろ・・
カフェのような佇まいのお店が結構見受けられるが

お腹も空いているのだが、何せ日の短い冬。明るいうちに見物できるところはしてみよう・・ということでもっと先に進むkおばちゃんたち。

すると物凄くにぎわっている一角にでた。

マルクト広場Grote Marktである。アントワープの中心で、まわりを市庁舎やギルドハウスが取り囲。

ただ、このときは妙な混雑具合・・なんでかな?と思ったら・・

中心部にスケートリンクが!

その周りをテント張りのスタンドが出ていたりした。
だからご自慢の市庁舎もこのように・・スケートリンク越しに・・眺めましたです。
この市庁舎Stadhuisは1、561年から1564年にかけて建造されたルネサンス様式の建物だそうです。

この広場のもう一つの目玉は、1887年のジェフ・ランボー作のブラボー像の噴水があるようですが・・・わかりませんでした。(知らなかったのもある!)

りこれは、ブラボーBraboというブラバントという名の紀元となった古代ローマの兵士の像で、スヘルデ川で暴威をふるっていた巨人アンティゴーンAntigoonの手(ant)を切り取って投げた(werpen)という伝説に登場する英雄だそうだ。
そして、この伝説はアントウェルペンという地名の由来といわれているとか・・そう、ここアントワープはAntwerpen(蘭) / Anvers(仏) / Antwerp(英)と書かれます。


この町は、15世紀後半にブルージュを追い越してフランドルの毛織物交易の中心地となり、さらに16世紀にはスペインやポルトガルが植民地から仕入れた品物をさばいて隆盛をきわめたが、一時スペイン領となって衰えたこともあったとか。
現在は臨海工業地帯として、バロック芸術の花開いた芸術の都として、ダイヤモンドの町として、そしてファッションの町と活気がある。

なぜ、ここでダイヤモンドか・・この人口45万ほどの町で・・kおばちゃんは不思議に思った。だって採れるわけでもないし、海に直接通じてる町ではないし・・でも、アントワープはダイヤモンドの取引量の世界一を誇り、世界で20ある取引所の内の四つが存在するとか。

何故??何故?と思ってちょこっと調べてみたら・・

要するに、この産業を牛耳っているユダヤ人が、イスラエルへの1極集中を嫌い、米国も独禁法等の法的規制が強いので敬遠され・・インドもインフラがない。そして、ホロコーストの後ユダヤ人が特に多く居住するようになったことに加え、ベルギー政府が税制を始めとするダイヤモンド産業に対する優遇措置で支えている現実・・というのがあるようだ。

だからここアントワープは、ダイヤモンド鑑定機関、ダイヤモンド取引専門の銀行、ダイヤモンド輸送会社、ダイヤモンド研磨用機材の販売店等々そろっており、その上、街ぐるみの警備態勢がダイヤモンド取引の場としての信頼性を高め、産業として発展している・・ということらしい。

ふ~~ん。と思ったkおばちゃんです
ただし、残念ながら・・・年始年末休暇(土日も含まれていたので)でダイヤモンド産業は覗いてきませんでした。欲しくなったら大変だったかも・・・でも先立つものがないから大丈夫かな??

そうそう、手投げ小僧、下から2番目の写真のをよーーく見たら写ってました!!
でも、現地ではごちゃごちゃしていてちっとも気がつかなかったkおばちゃんたちでした。ああ、お粗末!!

そうそう、ファッションではダッフルコートduffel coatはこのアントワープの近郊のダッフル地方で作られたられた起毛仕上げの厚手のメルトン生地(紡毛織物、ウール生地)を利用してつくられたからこの名前があるそうです。

「フランダースの犬」だけが有名ではないんだなあ~と改めて思ったkおばちゃんです。


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ベルギーらいしもの(アントワープ)

2007-01-30 18:58:59 | ベルギー
今日も・・・良い天気。嬉しいけどね・・

最近一人身になった友人に朝ばったり会った。元気かどうか尋ねると・・「元気だけど・・ごみ出しが大変で・・」との答え。わかるかる。「新聞なんかチラシ見るとわざわざお金払ってごみ買ってるのかしら?と思うちゃうわ」とのこと。まさにその通。

kおばちゃんのところも今日は可燃ごみの収集日。朝起きたら・・まずそのことを忘れないようにしないと大変。kおばちゃんの地域は個別収集だからきちんとしておかないと・・いえ、そうじゃなくてもキチントしておかないとね。

それにしても、今朝駅のそばに『テレビ』が捨ててあった!あれって不法投棄だよね。誰が出したか知らないけど・・
でも、捨てられない(お金を払っても自治体の清掃局じゃだめ!)っていうのもなあ~。もっと利用しやすい(リサイクルとしても)システムにしれくれないとね・・・分解してすれろってか??

○12月30日(土)

楽しい小道を抜けたら、自動車も通るSchoenmarktの通を経て味気ないGrand Bazar Shopping Centerの脇を通り抜けたら・・

あら、素敵!な風景が目に入ってきた。

まるで導かれるように・・塔のある建物に向かうkおばちゃんたち。

そして、その側の広場(たぶんGroen Plaats)の一角にベルギーらしいすてきなウインドウを発見!それが冒頭の写真。レース屋さん。それにゴブラン織りのような小物も扱っている。

でも・・・・よーく見ると・・・お値段が・・・・安い!ハンカチなんかレース部分は確かに小さいが3ユーロからある!kおばちゃんたち二人の結論・・きっと中国製だ!
あ、べつに中に入って確かめた訳でもないし、中国製が良くないという意味ではありません・・ただ・・ここでねぇ・・と言う事です。なんせ、なんの学習もしてない二人の意見ですから・・当てにしないでください。でもベルギーっぽいでしょ?

そしてその横にはこのような塔のある建物が・・

そう、これはノートルダム大聖堂Onze-Lieve-Vrouwe kathedraal
1352年に建造が開始され、1520年に完成したネーデルラント地方最大のゴシック教会堂。47個の組鐘を蔵し、123mの高さを誇る北鐘塔は、ベルギーにただ2つしかないブラバントゴシック様式の完全な塔の一例だそうです。(もう一つはブリュッセル市庁舎らしい)。
そして、ご覧のとおり塔がひつしかないのは、南鐘塔は資金不足のため未完のまま断念されたからとか。うーーんまあアクセントがあっていいのかな?

1559年からは司教座がおかれてカテドラルと呼ばれて、堂内かの有名なルーベンスの数々の傑作「キリスト降架」「キリスト磔刑図」「聖母被昇天」「キリスト復活」など納められているらしい。名作「フランダースの犬」の最後の場面に登場することで日本では特に有名とか。

でも、kおばちゃんたち中には入らなかったのです。なんせ連れの友達が『ルーベンスなんか嫌いだから見ない!』と先に宣言されてしまいました。まあ、kおばちゃんも実は「フランダースの犬」好きではないのです。ああいう悲しい物語はいやなのです。ベルギーの人たちも好きではないとか。その理由はkおばちゃんとは違います。
『ベルギー人はネロを見殺しにするような、あんな薄情な人間ではない』ということらしいです。

もし、あんなことが日本で起こったら・・と思いますが、現に日本では実の親がいながら衰弱死する子どもがいるんですもんね。しかも、ごく最近!ちょっと複雑・・kおばちゃんの近所には・・いないよね・・・たぶん・・とわが身を振り返りたくなります。
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奇妙な楽器(アントワープ)

2007-01-29 14:27:56 | ベルギー
今日も・・天気予報は外れて・・良いお天気。
良いのだか悪いのだか・・我が家の梅もつぼみがわかる位。いつもは花が咲くのは3月なんだけど・・

そういえば、今捏造で話題になっている番組からkおばちゃんの職場に電話がかかってきたことがあった。多分番号は適当にかけたんじゃないか・・と思うのだが。なぜかというと『○×△さんですか?』という問いはなくいきなり『○○大辞典』ですが・・って名乗られた。丁度kおばちゃんが出たのだが「はぁ?」としか答えられなくて・・知らなかったんです。番組の内容と放送日を告げたあと、「にんにくの変わった効用ってしりませんか?」て聞かれましたよ!!kおばちゃん「知りません!」って言ってきりましたけど・・

その時「口コミで知りませんか?」というような聞き方だったと思う。まあ、発想としては良いでしょうけど・・根拠がなければタダの『デマ』ですわ!きっと下請けに作らせてるんでしょうが・・あまりにも安直な方法に(まあ、制作費もたっぷりとは思いませんが)ちょっと不審に思ってただけに・・・やっぱり・・と思ったkおばちゃんです。

というわけではないのですが・・ただのずぼら?・・旅行でもガイドブック当てにしないんです・・って言い訳・・

○12月30日(土)

この行列パン屋さんなんかもあるKorte Gasthuisstraatは後で知ったのだが(こればっか)グルメ食品、チョコレート、ファッション、小物などの店が並ぶ可愛らしい小路ということらしい。どうりで人が沢山いたわけだ。
かの有名なゴディバもあったし、こんな肉屋さんもあったし・・ハンス・ビュリーHans Burieというチョコレートやさんも合った・・・らしいが記憶に・・なんせ、お腹が空いていたので『その場で食べられるところ』を探していたのもあるし・・

年末最後の買い物日ということもあって、この小道けっこう人出が出ていた。

そして、冒頭の写真の大道芸のおじさんも一人出ていた。私の連れいわく「あれは、東欧なんかでよく見るんだよね。」そういえば、おじさんの顔立ちもなんか『東欧系』かな。

音は・・非情に平板な音。ふくよかというのとは程多い気がしたが、まあ雑踏の寒空で弾いているんだし・・写真を取らしてもらったkおばちゃん、お気持ちをカゴにいれてまいりました。

これも後で調べたらちゃんと名前のある楽器『Stroh violin』もしくは『violinophone』と呼ばれているらしい。

1899年にドイツ人デザイナーJohannes Matthias Augustus Strohが特許をとった関係で『Stroh violin』と呼ばれているらしいが、要するに音の増幅にバイオリン本体(木製ボックスボディ)ではなく蓄音機なんかにつかうラッパ型スピーカーを使用しているというところ?・・1920年代のマイクロフォン技術の発達とともに廃れていった・・とか。それでも Tom Waits, Bob Cohen for the Klezmer そして múmと数人の奏者は使い続けていたようだ。

まあ、考えればそうとうおじいさんの楽器。大事に使い込んでる感じは・・やっぱり東欧の人でしょうね。

目面しい楽器をみたもんだ・・と思ったkおばちゃんです。
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行列のできるパン屋(アントワープ)

2007-01-28 21:56:35 | ベルギー
昨日今日と・・またまた冬にしては暖かい。
休日にあばら屋の自宅で過ごしているkおばちゃんにとってはとってもありがたい。今日は昨日ほどじゃなかったけどね。

今日は久しぶりに自分の車に乗った・・というか1ヶ月以上エンジンかけてないからこれはまずい・・とさすがに思ったのだが・・近所のでデパ地下に行っただけじゃいいのやら悪いのやら・・購入して15ヶ月・・走行距離1300キロ!なにやってんだか・・

○12月30日(土)続き

宿に落ち着いたら・・街中に出かけることに。なんせ、考えてみたらお昼を食べてないkおばちゃん達。なんせ、先を急いだから。だって知らないところで道に迷うのはね~。Tom Tomを信用していない。

ここの宿を決めるとき、なんとなくアントワープの地図は眺めていたのだが、地図は平面的だし、有名観光どころの以外の感じがわからない。まあ、わからないから探検のようなわくわく感はあるんだけどね。それに、実はkおばちゃんたち二人とも事前研究・・というのを殆どしていない。

それでもkおばちゃんはましなほう、ガイドブック(図書館の)コピーしてきたし、日本の観光局から資料ももらった!私の友達は・・ぜんぜん!宿でとりあえず、アントワープの地図とパンフレットをもらったのだが・・

とりあえず有名どころを目指して歩き始めた。よさげなレストラン風(確かめてないのでわからないけど・・)もあったり・・

トラムをわたったところに
人々でにぎわっている小道があったのでさっそく・・・

そこに入るとすぐ目に付いてのが『行列』ご覧のとおり、並んでいるのは割りと年齢層が高い人たち。それに庶民的というか地元の方々とお見受けした。
でも、なにを並んでいるんだろう・・と中をのぞいたのが冒頭の写真。お菓子屋さんというかパン屋さんのようだ。どうもあまり広くない店内なので入場人数を制限してるようだ。年末だからねえ~。明日31日は日曜日、そしてあさって1月1日はお休みだから・・なんて勝手に思っていたkおばちゃん・・

帰国して調べたら・・ここはなんと地元では有名なパン屋さんで、1884年創業の老舗ゴーセンスGOOSSENSというお店だった!そして行列は慢性的なものらしいが・・お休み前で特にすごかったのかも・・

あの行列がなければ、それに連れがいなければ絶対に買っていた・・とおもうkおばちゃんです。

ああ、残念!
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趣のある宿(アントワープ)

2007-01-26 19:17:27 | ベルギー
今日も良いお天気?本と冬は・・・

昨日のナニワは面白かった!町をあるいていたら・・
「アンケートに1問だけ答えてください・・」とおにいちゃんに声を掛けられた!!
何かと思ったら「『ちちんぷいぷい』という毎日放送の番組ですが、ご近所に斉藤投手みたいな有名人が居たら見に行きますか?」と聞かれた。kおばちゃん即座に「行きません」。あいてのお兄ちゃんは「なんでですか?興味ないからですか?」と聞かれたので思わす「疲れるから」と答えてしまったkおばちゃん・・本と『おばさん』してますわ!

それにしても、あずま女のkおばちゃんはこの番組全然知らなかったけど・・地元では結構有名らしかった・・なにもkおばちゃんに聞かなくてもいいのにね!

さて、続き

○12月30日(土)

さてさて、Tom Tomさまのお導きに従って、まづは本日のお宿に向かったkおばちゃんたち・・
そうそう、kおばちゃんたちの目的地はベルギーのアントワープAntwerpenだったのです。

大笑いでしょ!アムステルダムからコペンハーゲンに行ってさらに戻ってアントワープです!無駄に大移動しているkおばちゃん!まあ、貧乏人だから安い航空券を手に入れようと早々買ってしまった結果・・・ではあるんですけど。でも、良いんです、何処でもいければ!

ということでアントワープの街中に入りました。Tom Tomさまにはお宿の住所を入力していたので、その通進んではくれたのですが・・・着いた入り口は車両の進入できるようなところではなかった。運転していた友人は「k車での入り方聞いてきて!」と頼まれたのであわてて、聞きに行きました。

本日のお宿はkおばちゃんがネットから見つけたところ。 Elzenveldという会議場つき宿泊施設。HPで写真を見て『趣があっていいなあ』と思ったのと場所が中心地に近い割りにお値段がkおばちゃんの範囲だったから決めたところ。もちろん初めての場所!『駐車場はあります』と確か書いてあった・・と思ったので早速中に入ることに!

大通りから建物の中庭のようなところに入り込んだ
ら右手にこんな教会のような建物が、

そしてその奥に入り口が見える。

近づくと冒頭の写真HPの写真と同じ!さらに中に入ると
これもまた同じそしてその左手に
近代的な入り口があった!

ここでフロントのおじさん(どうもkおばちゃんがメールをやりとりしたおじさんのようだった!)に訳を話したら、駐車場入り口までの地図をくれた。しっかりマーカーで印までついているし、何処に車があるかkおばちゃんは言わなかったのだが、キチントわかっていた!きっとナビ様におまかせするとそうなるんでしょう!!

その地図をもって友人のもとに戻り、言われたとおりに説明するkおばちゃん。友人いわくさっき通ったところだということ。病院の駐車場になってたみたいと言っている。

まあ、フロントのおじさんの言うとおり進むと・・たしかに駐車場『入り口』がありました。その駐車場はSt. Elisabeth Hospitalの地下駐車場!地下1階は満車(ERと書いてあるところはあいていたけど・・やっぱまずいよね)だったのでさらに下の階へ・・何とか駐車スペースはありました。

そう、ここはそもそもが13世紀の終わりに設立された教会付属の救済診療施設(病院)だったようで、最も古い部分は1442-1460の建物がkおばちゃんたちの宿の地下に残っているらしい。1797には宗教から分離されたようであるがそれ以降も医療施設として存在し、近年隣に病院が建設されるまで使用されていた・・・らしい。

kおばちゃんたちが泊まる所は修道女たちが看護婦さんで働いていた施設なのかしら・・なんて想像をたくましくしたkおばちゃんです。

そしてkおばちゃんのお部屋からは中庭に見えた『修道女』のようなオブジェがよーーくみえるのでした。

ほら!でも、正面から見ると・・・

なかか趣のあるお宿でしたよ!
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アウトバーンの国境

2007-01-25 23:26:23 | オランダ
今日は実はナニワに出稼ぎにきている。

まあ、仕事はそこそこ・・でもkおばちゃんの地方とは違うものを見たり聞いたり感じたりするのはとっても楽しい。

また、違う行列もみてしまったので・・そのうち書きたいと思う。

○12月30日(土)

Tmo Tom にだまされ、運転し続けるkおばちゃん・・でも、市内走行だけはしたくない・・と言い張ったので友人は「適当なところで交代するよ・・」と言ってくれた。

さあ、次のガソリンスタンドを目指さないと・・・と必死に走るkおばちゃん。ドイツ国内ではそれほど目に付かなかったガソリンスタンドも国境を越えたらやたらと目に付くようになった。それは『シェル』のスタンド。シェルShellのスタンド。もちろん違うメーカーもあるが・・

シェル・・はご存知ロイヤル・ダッチ・シェルRoyal Dutch Shell plcが、元会社、そうここはその本拠地なのだ。つまりダッチ・・オランダなのです!

つい2日前にkおばちゃんが欧州に最初に足を踏み入れた国です。はは思えば遠くにきたもんだ!しかし、本日の目的地は・・さらにその先なのです。

A2号線をオランダに入ったHelenaveenといういかにもオランダっぽい名前の町のスタンドで、kおばちゃんやっと友人に運転をバトンタッチした。
あーー疲れた。

それからは、もっぱら助手席で車窓の景色?を楽しむことに・・まあ、楽しむって言ったって所詮は自動車専用道路、美しい景色は期待できなけど。

そこで、あ、面白い!と思ったのが冒頭の写真。どこが面白いかって?
それは中央分離他にたっている『街路灯』。ご覧のとおり、忽然と出現したのである。

そう、ここはオランダとさらにその西隣の国ベルギーとの国境付近。
最初の写真の右側を拡大すると

黄色い看板にはベルギーのマークと国名が書いてあるのだが・・・ぶれていて良く見えませんね!

さらに連続して撮ったのは

センターピラーの右側にユーロのマークが・・
そう、ユーロ国は簡単に国境が越えられてしまう!!そういえば、さっきkおばちゃんが必死に運転していたときもいつの間にか(というかよそ見する余裕がなかっただけ?)ドイツからオランダに入ってしまった。

でも、オランダとベルギー道路の街路灯が『ある』『ない』ではっきりわかったしまった。まあ、管理する国が違えばかける費用も違うでしょうからね・・

街路灯はついているけど・・心なしベルギーの路面のほうがでこぼこ??なんて思ったkおばちゃんです。

さあ、目的地までもうすぐですよ!
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Tom Tomのバカ!(Gladbeck)

2007-01-24 18:25:02 | ドイツ
今日も比較的穏やかな一日。朝はかなり冷え込んではいたが・・

職場のPCが一台調子が悪くて・・今日リカバーしてもらった。
なんだか新規にインターネットセキュリティの2007を入れたら具合が悪くなったらしい。
うーーん。バージョンアップしていくのはいいけど・・人間もハードもついてゆけないのか??

●12月30日(土)

夕べのお騒がせ・・御免なさい・・の状態でチェックアウト。本当はホテルで朝食を取ろうかとも思ったのだが、今日はちょっと長距離の移動、500キロ以上の移動で本当の?目的地に到達する予定なのだ!しかも、宿は土曜日とあって、午後4時までにチェックインしてくれといってきているし・・ということで途中で朝食をすることにして早々にホテルを出発した。

とりあえずはBremen方面を目指して・・っていってもナビさまの仰るとおりに走るのだが・・
この旅行のため?だけでもないのだが・・友人がナビを購入してそうで、長距離に挑戦するのは始めてとか。このナビ様はTom Tom と言うメーカーの製品。これ

一応男性の声だが日本語もしゃべる。友人いわくこの会社はオランダのベンチャーとか。中国語なんか広東語北京語まで各種そろえているとか。ヨーロッパにおける経済勢力をみせつけられているようで・・・

アウトバーン(A)の1号線を指示してきたので適当なところで、我々の朝食・・と燃料の補給ということに・・

本日の朝食!写真の撮るのをすっかり忘れて・・食べてしまった!

車の人間も燃料満タンになったので快調にドライブをしていた。

1時間くらい経過した頃友人が突然「kおばちゃんも運転してよ!」と言い出した。あわわ・・まあ、最初から『運転交代しながら行けば・・』みたいなことは言われてはいたのだが・・・そりゃ、kおばちゃんアウトバーンは走った事何回かありますよ!でもね、自分以外の人を乗せて・・ってあんまり経験ないのよね。乗せたとしても『運転免許を持ってない人』ばかりだったので・・

今回はそんな人じゃなく毎日運転してる人・・・ど、どうしましょう!とあせったが、ま、お約束はお約束。ぶーたれられるのも困るし・・と運転を交代する事にした。車はトヨタのアベンシスAVENSIS。イギリス生産車とか。ウインカーの位置が気になったが(kおばちゃん日本でドイツ車(一番ちっこい)に実は乗っている)欧州仕様になっていたのでホット一息!

目を覚ます為に・・でもトイレが近くなるのも困るのでハーブティーを頂いてから・・ということでまたガソリンスタンドへ・・冒頭の写真がそれ。セルフ式で自分でお湯を注ぐ。日本のフャミレスにも似たようなマシンがあったみたいな気が・・

ささ、目の覚めたところで出発!アウトバーンを走るだけだから簡単!と思いつつも隣から『右ががらがらだよ』とか『左に寄りすぎ』とかご指導が・・・うう・・・なんせ友人は免許を取ったのがドイツである。ドイツの免許証って1度とると書き換えなどは無く一生もの、だから???誰これ?って写真が張ってあるのだが・・

kおばちゃんはひたすらナビ様の仰るとおりに走っていた。このナビ様少々日本語がおかしいのだが・・・「出口から出ます・・そして高速道路を走ります」(どっちなの??)
まあ、無視して言われるままにハンドルを切っていた。

ルートとしてはA1→A43→A52とたどっていったのだと思う。目的にまで全てA=アウトバーンで行けるはず・・と思っていたのだが・・・
ナビ様の仰るとおりに走っていただけなのに・・突然街中に出てしまった・・・えええ!なんで信号機があるの??歩道があるの??目的地はまだまだ先のはず??kおばちゃん言われてるとおりにしか走ってないよ????

もう車のなかで大騒ぎ「なんで信号機があるのよ!!!私はTom Tomの言うとおりに走ってたわよね!!」そんな騒ぎをよそにナビ様は静かに「次を右・・」なんて言っている。
でも、他に方法も無いのでナビ様の仰るとおりに走ったら・・・再びアウトバーンに戻った!

何でだろう・・と後で検索してみたらこのA52という道は自然とB224と言う道につながっておりこのB224を通らないと次のA2にスムーズに出られない・・というルートを検索していたようであった。

そして、このB224というのにはきちんと名前がついていた。Essener Strass!!これはGladbeckという町を通っているようだ。

思わず「Tom Tomのバカ!!」と騒いだkおばちゃんです。ああ、神経磨り減った!

ともあれ無事にA2に乗れたkいおばちゃんです。ご苦労様でした!
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Racket Inn?(ハンブルク)

2007-01-23 17:31:34 | ドイツ
今日も良いお天気!
仙台から来た人が「雪なんか全然ないよ!」といっていたけど・・本と暖冬なのかしら?
いつもだと、kおばちゃんの地方でも小雪くらいは今頃舞っていたんだけど。

今日のお昼は・・・会議用のお弁当が余ってしまい、よせばいいのに根が貧乏省性のkおばちゃん無駄にするのがもったいなくて・・食べてしまいました、もう一個!なもんでお腹が苦しいです。だって・・3800円もするお弁当だったんだもん・・
ダイエットの道は遠いです。

○12月29日(金)

素敵なホテルでお茶した後は・・・現実の戻って自分達のお宿に戻りました。
車はオペラの側のパークハウスに入れてあったので・・それで帰路に・・

はっきりいってこのホテル郊外にありました。
とっても面白い?ホテル。まあ、kおばちゃんのお財布に合わせて友達が選んでくれたのですが・・友達も知人に聞いたといっていましたが・・

昼間チェックインしたときに入り口を開けて、最初に目にした光景は・・スポーツジムでした。マシーンに乗ったり、プールで泳いでいたり・・

そして部屋の外には

テニスコートが見ます。

そう、ここのホテルの名前はラケット・インRacket Innという名前でした。

何でこんな名前なのかなあ?と思っていましたが・・・行って意味はわかりました。

郊外のスポーツ施設に付属したホテルだったのです。まあ、車が無きゃいけないようなろことろ・・近くには乗馬の施設もあるようだったし・・

ただ、ここに泊り込んでというお客さんは少ないようで・・
ホテルに戻ったら真っ暗!!

あららら・・どうしましょう、鍵はフロントに預けっぱなし、でも真っ暗・・と思ったら丁度ドアーの鍵を閉めている受付のお姉さんに遭遇した。彼女は私達をみるなり・・・『アーーー良かった!』と言って来ました。

『携帯に伝言を入れたんだけど(はい聞いてませんでした!)張り紙を書こうと思ったんだけど英語で書いても意味が通じるかどうか心配だったし・・(確かに彼女は張り紙を手に持っていた!!)』と言われてしまった・・・

いえ、私はダメだけど友達はドイツ語で討論するのがお仕事だった人だから・・大丈夫なんですけど・・
でも、受付の彼女もそうドイツ語でまくしたてているのだが・・それがドイツ語で話してるって気がついてないみたいで・・聞いてるkおばちゃんはちょっと可笑しかったのです。

友人も「ドイツ語でも全然大丈夫でしたよ・・」とは言っていたが・・まあとにかく彼女には心配をかけてしまいました。ごめんなさいね!!

そう、オペラのはねた後歩いているときに着信があったようで・・そう、遅くなるんだったら連絡しとかないとね・・

スポーツ施設だったから夜も早かったようで・・ご迷惑をおかけしました。

冒頭の写真は、ここのホテル?のフロントです。ホテルには見えないでしょ??

あーーでも今日も楽しい1日でした。部屋に戻り・・バタンキュー状態のkおばちゃんでした。
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大人の空間(ハンブルク)

2007-01-22 17:45:05 | ドイツ
今日は・・朝は今ひとつだったが昼間はお日様が顔を出した。なんだか嬉しい!
でも、寒い・・しょうがないよね。冬だからね・・

月曜はどうしても動作が遅くなる・・のは仕方ないので、余裕を持とうと思うのが・・

○12月29日(金)

オペラも終わって・・真っ直ぐホテルに帰るのもなんだか惜しいので・・コーヒーでも飲みに・・と思うが回りの飲食店はレストラン系は営業しているようだが、お茶だけ頼むのもなんなので、昼間kおばちゃんが見に行こうと言って下見に行った湖沿いのホテルに出かけることに・・

そのホテルはフィア・ヤーレスツァイテンVier jahreszeiten
その昔ハンブルグにはじめて足を踏み入れたkおばちゃんが若かった?ころは、とても敷居が高く感じられてお茶すらも頂けない雰囲気だったのだが、おばさんになって面の皮があつくなったので(!)大丈夫なのそうだとおもいまして・・

そういえばここのホテル色々調べていたら面白い事が判った。今はラッフルズホテルRaffles Hotelのグループだが、一時日本の企業に所有されていたことがあるようで、それはあの高杉良の「小説ザ・ゼネコン」のモデルとなった青木建設。バブルがはじけてしまって・・ここのホテルも手放したようだ。

なんだか、ドラマのような出来ごとがあったんだなあ・・と思ったkおばちゃん。でもその日はそんなこと知らなかった。

ここにはバーもあるけどなんせ『お茶』しに入ったので、ヴォーン・ハレWohnhalleに入った。

席についてメニューを

私はチョコレート(ココア)、友人はお茶を・・ボーイのお兄ちゃんが「チョコレートにクリームはつけますか?」と聞かれたので「はい、もちろん」とお願いすると・・・

こんなについて来ました!
こんなに、てんこ盛り状態になってるとは・・大笑いをしてしまった!

このお茶にはこんなお菓子も付いてきた

このお菓子の前にナッツ類をテーブルにサービスされて思わず「頼んでないんですけど・・」と文句を言いかけた貧乏人は私達です・・・
ボーイさんはいやな顔一つせず、「お菓子の方がよろしいですか?」と聞かれて運ばれて来たもの・・

両方食べたのは・・kおばちゃんの友達です!

お値段も・・覚えていないけど目玉のとびで程でなく・・心地よいサービスを受けて・・気持ちよくホテルに向かいました。

そうそう、冒頭の写真はこのヴォーン・ハレの様子。雰囲気を壊したくなかったのでこっそりフラッシュも焚かずに撮影しました。

大人の雰囲気でしょ?
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歌手は風邪気味?(ハンブルグ)

2007-01-21 23:52:17 | ドイツ
今日は比較的寒い日。
昨日やっと重しになっていプロコの演奏会からひとつ開放され・・今日はぐっすり休むぞ・・と思ったが、朝一度目が覚めてしまった。いつもの時間ではないが・・毎朝だとぎりぎり間に合う時間・・思わず笑ってしまった。

昨日の帰り同じ方向に帰るお仲間が、時間が微妙だったのでどうやって帰るか・・という話題のとき私を除く皆そろって携帯でルート検索を始めた。結果・・kおばちゃんのいつものルートでは終電に間に合わない・・と結論が出、ほかのルートで行くから・・と告げて別れた。
が、結果的に言うと・・十分間に合ってしまった。途中駅で時刻を見て『あれ、これはいけるんじゃないかな?(終電の時刻は頭の中に入っている!!)』と考えたkおばちゃん。本来は別ルートを決めていたのだが・・ためしてみることに・・間に合いました。

アナログのkおばちゃんは・・検索結果を信じませんでした。でも、そのお仲間に鉄道屋さんもいたんだよね・・人間の感覚のほうが鋭い・・と思っているkおばちゃんです。

さて、

○ 12月29日(金)

今日の演目はイタリア人作曲家ヴェルディGiuseppe Verdiの『仮面舞踏会Un Ballo in Maschera』。
このお話は・・スウェーデンのグスタフ三世(1746~1792)に実際に起こった暗殺を題材にしているとか。ただし、オペラでは女性関係のもつれに描かれているが、実際は王権の強化図るグスタフ三世と権益を守ろうとする貴族たちの争いの結果の暗殺だったようだ。実際も共謀者が3人いて、実行者を籤で選んだということは事実だったようだが武器はピストルで、オペラのように即死ではなく体内に残った破片による敗血症で亡くなったとか。ただ、現実に起こった事件を題材にしていたことからなかなか上演許可がおりなかった・・という話だ。コペン在住の友達によると、この題材をもとにしたデンマーク人作曲家ニールセンの『仮面舞踏会』もあるそうだが・・今ひとつだとか。ベルバラのフェルゼン伯爵はグスタフ三世に仕えており、スウェーデン外交の最前線で、マリー・アントワネット王妃に働きかけをおこなっていたそうである。kおばちゃんにとっては『ベルバラ』のほうが親しみやすい??

さてさて1幕目、女声陣オスカーIrena Bespalovaite、ウルリカ役Elena ZarembaヒロインのIndra Thomasはなかなか頑張っているのだが・・主役の一人のグスタヴォ3世を歌ったリチャード・マージソンRichard Margisonが調子が・・声に迫力はないし、かすれている。どうしちゃったのかしら??なんて思っていたら・・1幕終了後カーテンコールの時に劇場支配人(多分)のような方が舞台上に現た。それが、冒頭の写真。何事か・・と思ったら、『ただいまRichard Margisonはのどの調子が良くないので医者の診断を受けているころです。従いました1幕目と2幕目の間に少し長い休憩(本来は予定されていなかったのか?)をとりたいと思います。2幕目以降については医者の判断が出てから・・』のようなことを告げだした。(あ、kおばちゃんは連れに聞きました)ああ、風邪気味?だから声が出ていなかったのね。と納得したkおばちゃんです。それにしても支配人はあわてていたのか?スタッフがあわてていたのか?もって出たマイクが使用できなくて、スタッフのお嬢さんが出たりはいったり・・ま、あまりないことなんでしょうね。マイクを使うということが。

2幕目以降、主役の交代か??と半分わくわくしながら(意地悪おばちゃん!)気にしていたのだが・・2幕目の冒頭にまた支配人が出てきて『医者の判断の結果Richard Margisoはうたい続けます』とのことを今度はちゃんとマイクを使って観客に告げた。

ということで主役交代ということはなく、無事に(ま、迫力にはかけたかな?)終演したのであった。

オーケストラも

とっても良い響きをしていたと思っているkおばちゃんです。
    

そして、本日の指揮者はインディアナ大学卒業のアメリカ人女性Karen Kamensek。現在ヨーロッパではドイツ語圏を中心にオペラで活躍しているようだ。

拍手を受けるKaren Kamensek

そしてこの最後のカーテンコールでRichard Margisoは『悪いコンディションという難局を切り抜けた』という意味だと思うが、聴衆から万雷の拍手を受けていた。なんて、やさしいハンブルグのお客さんたちでしょうね。

そして連れの友人もすっかり女声陣に魅了され、お土産にCDまで購入して、kおばちゃんたちはご機嫌で劇場を跡にしたのでした。


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モダンな歌劇場(ハンブルグ)

2007-01-19 18:49:22 | ドイツ
昨日は忙しい日・・・仕事もだけれども・・・結局3箇所で飲む羽目になった!
新年早々なにやってるんでしょうね?

まあ、お付き合いできるのも元気な証拠??

今日は昨日暖かかった分寒く感じるけれど・・でも例年に比べると暖かなんだよね!

明日のために今日も練習があるんだ・・・体力持つか?

さあ、前に進めないとね・・

○12月29日(金)続き

ホテルにチェックインし一休みした後、今日のメインオペラを見に出かけることに・・ハンブルグに付いてすぐした用事・・というのがこの当日券のチケット購入だった。コペン在住の友達がネットで予約しようとして・・出来なかったとか?

ともあれ、当日券が入手できたのでOKです。
ハンブルグ国立オペラ劇場staatsoper hamburgは1678年に設立の360年近い歴史をもつオペラ劇場だが、第2次世界大戦の爆撃で破壊された後の再建されたものが現在の建物。冒頭の写真はその入り口付近をとったもの・・
実はkおばちゃん2回目であるのだが・・・そのときよりはずーーと綺麗になってると思った。そうだろう2005年に改装されているようである。

昔クロークがあったと思われるところはホワイエに改装されておりすごくシンプルなモダンなインテリアほら・・

  
お客さんが居るのと居ないのと・・ちょっと違うかな??

クロークは反対側にあった。なんとkおばちゃんここで大失敗!
なんとカメラを忘れてしまったのだ・・・ホワイエで写真を撮ろうと思って・・無いのに気がついた!あわてて戻ったら・・「なにか?」と係りの人に聞かれ「あの~カメラを・・」と言いかけたら「はい!」って出してくれた。感謝感謝である。

連れの友人はけっこう時間にゆとりを持つタイプなので、早めに行っていたのでまだ混む前だったから良かったのかもしれない。ああ、kおばちゃんの『うっかりミス』全開でした。

このオペラ劇場で有名なのはなんといっても『ジョン ノイマイヤーJohn Neumeier 』率いるハンブルグバレエ団 des HAMBURG BALLETTこのバレエ団はいわゆるモダンバレエを専門としていると・・kおばちゃんは思ってる。

kおばちゃんが以前見たのも作曲家バーンスタインの生涯をテーマにしたもので、もちろん音楽はバーンスタインの曲ばかりだった。とっても不思議な雰囲気で・・kおばちゃんの思う曲想にぴったりだった・・と思う。

今回鑑賞するのはバレエではないのだが・・

改装された・・といっても中はまだkおばちゃんからすれば『こだわってるのかな?』と思う造り・・それは1階の客席(平土間)
ご覧のとおり真ん中に通路がないタイプである。

kおばちゃんたちは当日券なので、いわゆる『売れ残り』だから端っこの席。
この席は真ん中(中央部の)お客さんが着席しない限り安心して座っていられないのである。人が入る度に立ったないとね・・まあ、中央のお席のお客様は一応『気』を使って早めに戻ってらっしゃるけど・・・

真ん中に通路がないのが良いのか悪いのかは判らないけど、人気のお席であるのは確かだ。kおばちゃんの上手よりの端っこの席は『字幕』が全然見えなかった!(見えても・・)友人の席(一つ後ろ)はかろうじて見えたと言っていた。

ここは庶民がお金を払って初めて入れるようになったオペラ劇場とか・・その当時からもこんな感じだったんでしょうかね?ちなみに、テレマンもヘンデルもここで演奏しているとか・・
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ミイラ取り・・(ハンブルグ)

2007-01-17 14:06:43 | ドイツ
今日は予報どおりお天気が悪い。あさ家をでようとしたら雨がもう降ってきてしまった。

早いもので阪神・淡路大震災から12年経ってしまったとか・・
関東に住んでいるkおばちゃん、実はあの日は今ひとつピンと来ていなかった。頭では『大災害』が起こったんだ・・ということは判っていたのだが・・

数日のに予定されていた大阪出稼ぎは会場の都合で延期され・・その後訪れた彼の地で『大きな荷物を持った沢山の人』と『ブルーシート』をかぶったたくさんの家を見て・・申し訳ないけれども初めて実感したのがkおばちゃんです。

6000人あまりの方が亡くなり、30万人以上の方が罹災されたにも拘わらずである。

人間目の前の事だけで判断しちゃいかん・・と思いますです。

○ 12月29日(金)

お腹もいっぱいになり(なりすぎ?)アッシー君はビールものんでしまったので・・kおばちゃんたちは街中を散策する事にした・・・のだが・・・二人とも地図もガイドブックも持ってなかった!ま、でも二人とも経験者??大丈夫適当に歩いてれば・・

                 

歩きながらkおばちゃん思い出した。そう、タイツの欲しかった事を。だって寒かったんだもん!
ということで、ハンブルク一のデパート(それしかしらない?)アルスターハウスAlsterhaus ここは1912年創業の老舗。ベルリンのKDWのような感じ(規模は小さいけど)なんか昔kおばちゃんが来たときよりも綺麗なような・・・と思ったら2005年に新装開店したらしい。
ここでタイツを買う事に。お友達と別行動・・ということで友達は2階(日本で言う)にいるというのでさくっと買い物を済ませて・・(ほっておくと何時間でもかかるkおばちゃん)2階に言ったのだが・・・姿が見えない!!え??どこ行った??

その階を2周して・・・あ、いたいた!と思って近づくと・・・手に紙が・・・どうしたの?と尋ねたら「あまりに安いから(バーゲンが始まっていた)スーツを買っちゃった!」とのこと・・・どうりで居なかったはず。試着してたんですよ!

思わず大笑いしてしまったkおばちゃん。友人は『ミイラ取りがミイラになった』状態でした。
その後支払いを済ませ品物を受け取り・・その荷物を持って市内見物に!

実は私の友人の初ドイツはここハンブルグだったそうで・・挨拶に行った先が市庁舎の側にあるはず・・なんて回ったのだが・・良くわからなかった。?十年前??

kおばちゃんが前来たのは夏だったのだが、その時人々であふれた市庁舎を望む運河沿いの
カフェも寒々・・


Jungfernstiegの駅から続く建物は近代的なショッピングゾーンに変わっておりフードコートも充実。お惣菜やさんの店先にはkおばちゃん愛しの「ドネルケバブー」が・・


でもお腹一杯なのよね。

アルスター湖は夏には噴水になってた・・


と思しきところには『クリスマスツリー』が・・そんなそぞろ歩きをして、酔いも覚めた?と思われるので今晩のお宿にチェックインに向かったkオバチャンたちでした。

日本同様暖冬だそうで、いつもに比べれば寒くないので氷も張っていなかったけれど・・・やっぱりタイツの恋しい季節を実感したkおばちゃんです。
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表より裏口の方が・・(ハンブルク)

2007-01-16 13:07:42 | ドイツ
今日はあまりぱっとしないが、まあまあお日様がのぞくのかな?今夜から雨ともいってるなあ。

それにしても、ここのところ理解に苦しむ事件ばかり。肉の塊のようにしか『人間』も見えてないのかなあ?ばらばら・・すごいエネルギーが必要だと思うのだが。怒りにせよ恐怖にせよ、人間の感覚はどうなってしまったんだろう。

最近日本人の食生活が変わってきているらしい。野菜の摂取量は米国に抜かれているとか、たんぱく質の摂取量が多くなっているとも言う。だから・・とは思いたくないが・・

そんなことも関係あるか?今日のねた?

○12月29日(金)

フェリーは予定通りドイツに到着ドイツのPuttgardenに到着。ここも島なのでまた
こんな橋を通って

E47、そしてA1(アウトバーン1号線!)を通って本日の目的地ハンブルクHamburgに到着した。

ハンブルクという名前は8世紀にエルベ川の支流アルスター川の河畔 (古ザクセン語でハム) に最初の集落ができ、830年頃そこにハンマブルク城砦が築かれたことによるとか。そしてこの『エルベ川』は12世紀には北ヨーロッパ圏で交易において重要な役割を得発展。ハンブルクは、1189年にバルバロッサ皇帝からエルベ川での関税を徴収する 特権を得て、その後自由帝国都市となたとか。
そして、北ヨーロッパに中世都市の連合体の一つハンザ同盟において重要な都市となり、です。ハンブルクはハンザ同盟のもっとも重要な北海沿岸港となり、それ以降1871年のドイツ帝国成立の際にも、ハンブルクはどこの州にも属さず独立を維持したところ。

その『独立精神』は今も根強く残っており、ベルリンに次ぐ第2の都市でありながら、ここの車のナンバープレートは『HH』の頭文字をつけているようだ。普通大都市だと一文字(たとえばベルリン『B』だけ)それはハンザ都市ハンブルクという意味があるそうだ。

kおばちゃんは12月20日のブログにも書いたとおり、昔ハンブルクも観光したことはあったのだが・・今回の旅行の『アッシー君』の友人が『ドイツ恋しい病』にかかってしまっており・・とりあえずの途中下車なのだ。

案の定、ハンブルク到着後用事を一つ済ませたら・・・ま、時間も時間だったのでお昼を求めて彷徨っていたら・・kおばちゃんのみつけたドイツ料理屋(ドイツなのにね)に飛びついた。そのお店が冒頭の写真。でも、入ってみたら・・・これは裏口でした。
表は・・・

しかもここFranziskanerはドイツ料理でもバイエルン地方の料理が中心。友人の青春の地であり、『飯のまずいデンマーク』からきて感激ひとしおだったみたい。でも、量は・・多かった。さすがのkおばちゃんも残しました。

  
グリューンコールにカスラー、豚の頬肉、茹でソーセージ  と    りんご詰め鴨の半身、赤キャベツとジャガイモ団子添え  だそうで・・

を二人でシェア・・おなかいっぱいになりましたです。

それにしても、裏口の方が味わいがあるし・・たぶん最初に表を通っていたら通り過ぎていたかな?なんて思うkおばちゃんです。
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ユーロでほっと・・(デンマーク)

2007-01-15 12:35:37 | デンマーク
今日も冬ばれの良いお天気!
夕べは我が家の庭で、猫達が勢力争いを繰り広げて、どったんばったん、ぎゃーぎゃーと大賑わい・・あの・・うちの猫ではありませんので・・・とひたすら沈黙していたkおばちゃんです。

さあて・・

○12月29日(金)続き・・

カーフェリーはレーズビュRødbyと言うところで乗り込んだ。丁度あと5分で出航というタイミング。船倉のいちばん下に車ごと収納され、ハッチがしまったところで上の船室へ移動した。

kおばちゃんフェリーは結構すきなのだが、日本でも久里浜~金谷のフェリーと徳島~和歌山のフェリーそれに多度津~福山のフリーしか乗ったことが無いので大きなことは言えないだけれど・・

座席のみのところと、

このようなテーブルが付いているカフェテリアのところと・・

そして、免税店もありましたです。

カフェテリアはセルフ式で
このような美味しそうなケーキも・・

でも、kおばちゃんがまんがまん・・とコーヒーだけにしておきました。

それにしてもこの船内、ユーロが大手を振っておりました。一応2国間をつないでいるので片方の国はユーロ圏なのですが、デンマーククローネは・・値段標記に無かった気が・・ま、kおばちゃんにとってはラッキーでしたけどね。

このScandlinesという船会社、最近経営不振で売りにでているらしく、買い手は決まったのかしら??この先どうなるのでしょうね??

そうそう冒頭の写真のとおりこの船自体はドイツのもの。そうkおばちゃんたちはドイツへむかっているのであります。
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たった12時間の滞在(デンマーク)

2007-01-14 23:47:55 | デンマーク
今日は日曜日。大好きなお休み。でも・・朝から姉の電話で起こされた。ここ1週間ばかり手が痛くて上がらない。『50肩』かしら・・とは言っていたが昨日病院で診察をうけたら、肩の骨の周りに石灰化した物質が付着してそれが神経に障っている・・とか。姉自身もはっきりと病名はきいていなかったみたいだが、痛みが引くまでに2ヶ月くらいかかるとか。
姉に釘をさされた。「加齢による老化現象だと思ってたんだけど、違ったのよ!あなただっていずれそうなるかもしれないでしょ。おんなじ遺伝子なんだから!年取るとがたが来るのよ!」kおばちゃんはただ「ハイハイ!気をつけます。お大事に」しか言えませんでした。

さあ、元気なうちに旅行の記憶を書いておかなきゃ!

● 12月29日(金)

朝は、泊まっているお部屋の上の物音で起きてしまった。私のお部屋の上は友達の仕事部屋なのだが・・まだ6時・・うううーー眠い。

そういえば昨晩友人から『明日は朝9時出発ね!』と釘を刺されていたのだが・・まだ3時間以上あるんだけど・・もしかするとこの国は時差があるのかしら??私が時計を合わせたオランダと・・・

そう、ここはオランダよりもっと北のはてにある、デンマークなのだが??
不安なままとりあえず早めに用意。8時過ぎにリビングで友人を捕まえて、「ねえ、ここの時差ってオランダと違うの?」と尋ねたら・・「同じだよ」との答え。朝早くから動いてるから間違えたかと思った・・といったら「ああ、夕べおしゃべりしたから気分がすっきりして、すっきり目が覚めたんだよ。」とのたまった!あらら・・

ま、とりあえず早めに出発したことに越したことはない!と準備でき次第の出発と相成った。そう、kおばちゃん、これから年末休暇をとった友人と『小旅行』にでかけることになっているのだ。

ということで、そそくさと友達の車で出発!ここ、デンマークの首都コペンハーゲンは実は島なのである。だからどこか外に出かけようとするには、『海』を渡らなければいけない・・
ということで、
こんな橋を渡って


冒頭の写真のカーフェリーに乗り込むことに・・

あとで、考えたらkおばちゃんここコペンハーゲンには12時間しか滞在していなかったのだった!
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