Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

高速券と外国人(オーストリア)

2006-02-09 12:41:17 | オーストリア
今日も好いお天気。
昨日町会の掲示板に知り合いのご主人の訃報がのっていた。お通夜にゆかねば。
その訃報と一緒に「祝」の文字が・・なんだろうと思ったらトリノオリンピックに地元出身の選手がでているようだ。ふーん知らなかった!

こんなお天気の良い日はドライブ日和・・ということで今日は昨夏のドライブの時に感じた事を・・・

昨夏は1月16日のブログにも書いたハルシュタットHallstattに行きたかったが、あそこは交通の便が良くない!ということは判っていた。それならばレンタカーを借りて・・とここまではすぐ思いついた。けちな私としてはここから先が長かった・・

大手レンタカー会社のサイトで料金を比較した結果判った事、それはドイツで借りるのとオーストリアで借りるのとでは同じ期間で約100ユーロの差がある、ということだ。ドイツで借りた方が安い。でも、それには制約が着いていてドイツ、スイス、オーストリアは同料金であるが旧共産圏(チェコ、ハンガリー等)は別契約・・ということだった。

今回はハルシュタットとウイーンしか予定してないから、これにはかからない!ということでドイツのミュンヘンの飛行場で借りる事とした。

オーストリアのドライブ事情についていろいろ調べてみたら、高速道路は有料でステッカーを買って貼り付ける・・というところまでは判った。オーストリア政府観光局のHPにもそう書いてある。でも、問題は「どこで」購入するか・・である。
質問のメールを出しても返事が来ない!英語版のHPには国境のガソリンスタンドで購入しろって書いてあるけど、国境の内側?外側?って疑問があったのでメールしたのだ。だって、違反で罰金取られるのいやだもの!

結局念のために寄ったドイツ側のアウトバーンのサービスエリアのガソリンスタンドで販売してるのを発見したので、即購入!それがこの写真である。

購入したこのステッカーをフロントウインドウに貼り付けていたら、隣に止まった車からおっさんが降りてきて私に話しかけてきた。
明らかに、英語じゃないし、標準ドイツ語でもなさそう(kおばちゃんは語学が得意ではありません!)顔立ちも、トルコ?か中東方面の顔立ち。トヨタのワゴンに家族をわんさか乗っけてる。
多分、雰囲気からすると「どこでそれ売ってる?」と聞いてたんだと思う。「あそこのスタンド」と英語で言ってみるが????ドイツ語もどきで言っても???取りあえず、指を刺して「あそこ」!!まあ、後で考えたら連れていけば良いのだろうが、いちいち車をロックするのもめんどくさかったから!

でも、思った。どう見ても「外国人」に何で聞くんだろう?!
やっぱり「人種差別」を日ごろ感じているからだろうか?見えないようで存在する「有色人種」への差別。あるのよね。
だから、同じ「有色人種」に聞いてきたのかな?なんて・・

だって駐車場にはいっぱい他の車も人もいたんだもん。
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もう一つのシュニッツェル(ウイーン)

2006-02-08 12:34:58 | オーストリア
今日は好いお天気。久しぶりにお日様が顔をだしてる。
お昼休みにこれを書いているので今日は食事の話題しか思いつかない。

ウイーンに行くとかならず最近立ち寄るのは前の1月27日付けのブログにも書いたインマーフォルGasthaus Immervollとうレストランである。ごく普通の食堂である。 ここで最近必ず注文するのがナチュールシュニッツェル(?)Naturschnitzel というシュニッツェルである。

ウイーンだと有名なのがヴィーナー・シュニッツェル Wiener Schnitzelというカツレツであるが、こういう写真のようなシュニッツェルもある。衣が着いておらず、バターソースというか焼き汁がかかっているだけ。このお店のは場合付け合せは長粒種のお米(ベシャメルライス?)だけ。
ウイーンで料理人をしている知人に言わせるとこの Naturschnitzel は素材が良くないと作れないらしい。私も食事にあまり時間をとらないタイプ・・というか一人旅だと食事がどうしも後回し・・になってしまってちゃんとした食事を1日1回とれればいいほうなのでレストランに入る回数は非常に少なくなってしまう。

従って他のお店をあまり知らないので偉そうなことは何もいえないけれど、とにかく私はこの Naturschnitzel が大好き。衣がない分カロリーが少ないか?なんておもうが、肉汁をご飯に混ぜて食べてしまうので・・多分カロリーは同じかな?
お店へ行くときに「今日こそは違うものを頼むぞ!」と決心しても、結局これを頼んでいる。進歩が無い!

ちなみに写真のサラダは別注文。小さなサラダはメニューになかったけど作ってくれた。草食動物の日本人はね、野菜もたまには食べたいのよね。

この次にいったら絶対他のものを頼むぞ!
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格安航空会社(イベリア半島)

2006-02-07 12:25:18 | 旅行
昨日の予告どおり今朝は雪が少々積もっていた。
でもたいした事無い、と高を括っていたらえらい目にあった。朝の通勤にいつも乗っていた電車が「運休」になってしまって、ギュウぎゅう詰め。何で???
朝から体力を使ってしまった。

さて、昨日の続き、ポルトガルからの格安航空会社のことについて、忘れないように書いておく。

昨日書いたとおり、なんとか予約をとりなおして無事手続きは済んでいたのだが、チェックインの際に思わぬ伏兵(?)が・・
「あなたはドイツに住んでいるのか?」と質問されてしまった。一瞬、え、在住じゃないと利用できないの???なんて思ったが、いや、そんな事はどこにも書いていなかった!と確信をもったので(確信が無かったらウソつこうかと思った)「いいえ違います」と答えると「じゃあフランクフルトからの成田の切符を見せろ」といわれてしまった。

えええ?なんでそんなものが必要なわけ?と思いながらも、もっていないわけじゃあないし・・でも荷物の奥の奥につっこんであるんだよね。ってゴソゴソとカウンター前で出荷物を引っ張りだすことに・・・とほほカッコ悪!
「なぜ」と聞いたら、ないとビザが必要だ・・え!そんなの聞いたこと無い!
でも、「日本」という国は私たちが考えてるほどメジャーじゃなくて「韓国」や「中国」と同じアジアの国って言う程度の認識しかないと「どこでも通行できる」って書いてあるパスポート(昔は北朝鮮は除くって書いてあったと思う)を持っていることを主張してもね・・
台湾の友人なんか各国毎にヴィザを取らなきゃだめ・・ていうのは聞いてたけど、その国との違いをわかってもらえてないのね・・というこで、あえて反論はしなかった。それだけこの航空会社日本人の利用が少ないのね。

まあ、無事に搭乗できたのでいいけど・・なんか「日本」の国の大きさを思い知った。

このエアー・ベルリンAir berlinは昨日も書いたとおりイベリア半島に結構路線を持っているが、そのハブ空港に使っているのがマヨルカにあるパルマ空港だが、ここにイベリア各地から同じ時刻に飛行させて1時間程度の乗り継ぎ時間でヨーロッパ各地に散らしてゆく・・という方式をとっているらしい。
私の搭乗したリスボンからの飛行機は結局ウイーン行きの機材となって便名が変更されただけだったのだが、一応トランジットルームに出なければならなかった。
路線がいっぱいあるのはそういうシステムだったからなのね。なんて納得してしまった。

次々にブリッジを離れて行くエアー・ベルリンを窓から眺めながら(一番最後の離陸となったので)すごく合理的・・と感心した。
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格安航空会社(ポルトガル)

2006-02-06 21:02:50 | ポルトガル
今日もものすごく寒い。
夜には雪が降る・・と脅されているような・・
昨日は「オオボケ」をしてしまい、今日はその後始末に追われる。この性格なんとかならないかしら。
久しぶりに若者のはびこる町に出かけたが、やはりなんか異次元だと思った。
街中で「清涼飲料水のアンケートに答えてください。」といわれ「いいわよ」と応じたものの、当方の年齢を聞いたら「結構です」って断られてしまった。さば読んだんだけど・・おばちゃんの意見はいらないみたい。

「おおぼけ」で思い出した。
格安航空を利用するときに、今回やってしまったのだ。「オオボケ」・・
この冬はポルトガルとウイーンに遊びに行った。この二つを効率的に移動するには飛行機を利用する以外にない。
オーストリア航空でAパスという比較的リーズナブルな(じりじりと値上げしているが)欧州内移動の航空券があり、その利用範囲だと書いてあったのであてにしていたら、ポルトガル線は運行停止してしまっていて経由便しかないので片道利用だととんでもない料金になるとのことだった。下手すると欧州往復と同じか?
困った、でも暖かい(?)ところと寒いところの組み合わせが最近の定番なので?考えたルートなのに・・とあきらめきれないで居たところ思い出したのがマヨルカで去年沢山駐機しているのをみたエアー・ベルリンAir Berlinである。

冬のドイツ人の憧れの場所は、私と同じ比較的暖かいところ・・ということでイベリア半島方面は大変人気があるようだ。
HPで早速検索したらリスボンLisbon-ウイーンWienと言う路線が出てきた。ただし運行はNIKI。出発時間もまあまあ。途中やはりマヨルカで乗り換えなければいけないようだが、値段はオーストリア航空の1/3程度。私でも払えそう・・なんて浮かれていた。
「よしよし!」などと調子に乗ってインターネットで予約したのは良いんだけど、決済ボタンをおしてから気が付いた。出発場所を間違えた!「ちょっとなにやってんの!」ほんとにあきれてしまう。文字情報として目には入っていて読んではいたのだが、脳に届いていなかった・・みずほ証券の株式誤発注事件が頭をよぎった。きっとこんな感じだったのかって。
なんと出発地をリスボンではなくてマドリードにしていたのだ!距離としては似たようなものかもしれないが・・いやいや国が違うって!どーしよう!もう一回購入しなきゃいけないの?なんてパニック!

そこで、はたと思い出した。先日ウイーンの知人にこの航空会社を教えたときに申し込んだ本人が入院騒ぎを起こしたとき調べたんだ!どこかにキャンセル及び変更が出来るって書いてあった・・と!
探しましたHPを隅から隅まで。ありましたよ!変更できるって!ああ、よかった。でも変更手数料25ユーロかかる・・まあまるっきり買いなおすよりは良いか!とあきらめてベルリンの事務所に電話で変更を依頼しました。
ああ、余計な出費をしてしもた!

このそそっかしさなんとかなりませんかね。
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格安航空会社(ドイツ)

2006-02-05 01:06:55 | ドイツ
今朝はものすごく寒かった。
従って布団からなかなか抜け出せなかった。木造家屋は寒い寒い!
夕方庭に出たら、霜柱が残っていたところがあった。昼間は晴れてたけど日陰は寒かったからね。

そんなこんなでぐずぐずしていたら真夜中になってしまった。

最近旅行のとき利用するようになったのが、格安航空会社だ。
日本と欧州の往復はマイレージ目当てで航空会社を決めているが、欧州間の利用は時間と値段の勝負!若い頃はバイタリティーもあって夜行なんかも利用したがだんだん億劫になってきた。

そんな時にあるHPを見つけ格安航空会社の存在を知った。
実際マヨルカに行ったとき見慣れない航空会社の飛行機が沢山駐機していたので気にはなっていたのだが・・あまり日本で紹介しているのを聞いたことがなかった。
考えてみたら格安航空会社は日本にもあるんだから、外国にあって当然。確かにイギリスなんかにバカンスシーズンに運行してるのは知っていたが日本に居てチケットを入手することは出来ないと思っていた。

昨今のインターネットの普及がこの問題を簡単に片付けてしまっていたのに気が付くのが遅かったのかもしれない。
昨夏、ベルリンからミュンヘンに移動するのに色々考えて飛行機を利用することにした。ただ、ルフトハンザが飛んでいるのは判っていたが、大手は片道利用は偉く航空運賃が高くなるのでどうしようか考えていたときにこの格安航空会社を思い出した。

色々調べてみるとdbaという航空会社が路線をもっており、値段も70ユーロくらいでまあまあ・・ただ、どんな会社かいまいち判らなかったが思い切って利用してみた。予約及び決済はインターネットとクレジットカードを利用すれば超簡単!

ただ、予約完了のメールをプリントアウトして持っているだけなので今一ホントに利用できるのかどうか確信はもてなかったが何の問題も無く利用できた。

利用当日チェックインカウンターで予約番号の入った紙を見せ、向こうが身分証明書の提示を求めてきたのでパスポートを見せただけ。あとは普通と同じで席の希望を言って荷物を預けて手続き完了。座席番号の入ったチケットをもらって登場を待つだけだった。

ただ、普通の感じと違うなあと思ったのは搭乗待合室の雰囲気。利用するのは殆どビジネスマンか若者・・つまり年配者があまり見当たらないということ。それと非常に静か。会話が聞こえないということ。PCを広げて仕事をしている人が非常に多かった・・ということかな。
もしかするとこれは路線が路線だから仕事で利用する人が多かったから?なんて思ったりもしたんだけど・・

まあ、とても普通の航空会社でした。機材自体も立派なモンでどこかの払い下げ・・なんてことはないみたいだった。
キャビンアテンダントも目にも鮮やかイエローグリーンの制服姿きびきびと、プレッツェルと飲み物を配って歩いていた。

また、機会があったら利用してみたいと思った。
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チップのもらい方(ウイーン)

2006-02-03 10:32:35 | オーストリア
今日は割りと暖かかな?

朝から職場にウイーンの知人(友人とは言いたくない?)から電話。このKおばちゃんからPCのことを聞こうというんだから、交友関係の狭い人だ。日本の情報に餓えて、インターネットカフェに通ってるらしい。
それにしても、昨日の小澤氏降板のニュースは地元では全然報道されてないらしい。「『昨日のグルベローバは素晴らしかった・・』のようなニュースを普通に流すところなのに変だなあ~。」と知人も言ってた。

ということでまたまたウイーンの話題。(あなたも好きね)

楽友協会の横にインペリアルホテルHotel Imperial Viennaがある。丁度楽屋口がこのホテルの対面にある感じ。
私は貧乏だし貧相だからもちろん泊まったことはない。
昨夏コピーをしておかなければいけない書類が出来てしまって持ち歩いてたときだった。もちろんコンビニなんて無いのはわかっていたがインターネットカフェでも行き当たったら出来るかと思っていた。

演奏会の後なんとなくこのホテルに入ってみたくなった。昼間と違って小奇麗なかっこうもしてるし・・ま、失礼じゃないかな?ってことで。それと、ビジネスセンターがあるかもしれないからコピーできるかもしれない、ってことで。

中に入ったらメッセージボードに日本の企業の名前が漢字で書かれていたのには参ったけれど、ちゃんとビジネスセンターがあった。
フロントの女の子に「泊まってないんだけどこのビジネスセンターを使えるの?」と聞いたら「何をしたいんですか?」ときかれたので「コピーをとりたいの」と答えたら「何枚?」と返され「2組」と答えた。「じゃあやってあげる」ということでフロントの女の子はその場でコピーをとってくれた上にお金は要らない、といわれてしまった。
「こんな立派なホテルに私は泊まれないわ。」とため息をついたら彼女たちは「私だって!」とにっこり。「どこに泊まってるの?」なんて聞かれてしまった。

なんかタダでしてもらったのは悪かったので、バーでも利用しようかしら・・ということでバーを利用する事にした。
写真を撮ってこなかったのでこの画像は公式HPより頂いたもの。
中は落ち着いた大人の雰囲気のところ。一人で入った私の居場所はカウンターしかないもの。あとは熟年カップルが3組くらいかな?外のテラスは若者たちに占領されてるみたいだった。
カウンターということはバーテンさんのお仕事がよーく観察できる。
その日は2人働いていて、年配の方が作るの専門、若い方が運び専門・・というところ。結構大忙しだったが実に手際が良かった。

観察していて笑ってしまった事が・・それは「おつりの」わたし方。年配の方が若者に教えているのを見たからだ。
清算のため伝票を挟んだ皮の伝票挟み?の中に、おつりを入れるときの注意。
インペリアルクラスのお客様だと絶対紙幣で支払うようだ。そのおつりのコインをなるたけ額の大きな2ユーロとか1ユーロを伝票を挟んであるコーナーの方に「押し込む」・・ただコインのし端っこは見えるように・・ということを伝授していた。つまり、そこに押し込むと「ほじらないと取れない」ということ・・そんなはしたないマネをここのお客様はしない!ということを狙っていたようだ。確かに理にはかなてるな・・なんて感心してしまった。

チップをたくさん頂くにも努力が必要・・ということみたい。

良いお勉強をさせていただきました。

でも、本とに気持ちよいホテル。宝くじでも当たったら是非泊まってみたいと思った。
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小澤氏とオペラ(ウイーン)

2006-02-02 10:10:17 | オーストリア
今日は昨日の雨がうそのよう。良いお天気になりそう。
昨晩はちょっと帰りが遅くなったら、帰りの足がたいへんなことになったかも・・

今朝は朝から小澤征爾氏が今期の国立オペラ座Wiener Staatsoperを降板するニュースが報道されていた。1月の「イドメネオ」を体調不良でキャンセルなさってのは聞いていたが、今期すべてとは思わなかった。
6月の楽友会のスメタナ、プロコ、ベルリオースの演奏会を狙っていただけに残念。楽しみにしてたんだけどな・・ま、行けるかどうか、チケットが買えるかどうか判らなかったけどね。

数年前の夏国立オペラ座で「ジョニーは演奏する」JONNY SPIELT AUF(クレネクErnst Krenek)を観劇して思ったことを思い出した。クレネクという人はオーストリア生まれのアメリカので活躍した作曲家らしい。私も知らない。オペラ自体はアメリカンテイストがプンプン匂ってくる(香りなんてもんじゃない)もので、保守的なウイーンに逢うのかしら・・なんて心配した。実際空席もあったし、お高い(値段が)席は日本人と思われるお客さんの割合が断然強かった。

初めて見る演目だったし、曲自体も現代音楽っぽい調べで「心を打つような」アリアなんてなかったなあと覚えている程度。舞台はジャズバンドが出てきたり、レビューのお姉さんがでてきたりと華やかではあったけど、それだけって感じた。
それより気になったのが小澤氏の指揮ぶりだった。

当時の私の席は、写真の通り天井桟敷だけどオケピットがばっちり見えるとろ。舞台よりも小澤氏を目当てで行ったようなものだった。なにが気になったか・・といえば小澤氏がオケピットから舞台を全然見てないこと・・だった。もちろん歌手に対してザッツもだしていない。
まあ、非常に上手な歌手たちで、指揮者のザッツなんて無くても完璧に歌えるのだろうけど・・でも現代音楽というよりジャズだもんな。どうして歌手たちは歌えるのかなあ・・なんて不思議におもっていたらその理由がなんとなくわかった。舞台の上に設置されているボックスにいるプロンプターがザッツを出していた。あれはプロンプターじゃなくて副指揮者かなあ?私もそんなに詳しいわけじゃないからなんともいえないけど・・

たしかにオケのほうは非常にまとまってたけど・・。あれでオペラ指揮してるっていうのかしらなんてね。演目もいわゆる「キワモノ」ではないけれど、評論のしようのないような他と比べられないような・・ジャズがメインに出ているような。お気に入りのジャズメンをアメリカから呼び寄せて周りをかためてる・・なんて意地悪なKおばちゃんとしては思ってしましたよ。ベルリンフィルでも使ってたし・・とえらそうに評論してしまった!

今回はモーツアルトで真っ向勝負・・と思って楽しみにしてたんだけど。なんか残念!

早く回復され、音楽活動に復活されることを心から祈ってます。
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憧れの君(ロンドン)

2006-02-01 17:43:36 | イギリス
今日は一日雨がしとしと。
外に出るのが億劫になってくる。一時ほどの寒さは無いけどなあ。

雨といえばロンドン?と多少こじつけで・・

一番最初にロンドンに行ったのは?十年前。まだ飛行機の南回りというのがあって、30時間近くかかって到着した。今風?に言うと「卒業旅行」のツアーだった。
生まれた初めて飛行機に乗ったのが30時間という超ロングフライト・・でも若かったからそんなに疲れたとは思わなかった。それに初めての外国旅行でぼーとしてた。多分。

基本的にはフリーの時間の多いツアーだった。半日の市内観光はバスで回り(私の友人はバスの床に座ったら足が着かないでショック受けてた)、後の2日は自由行動。みたいなツアー。2月から3月にかけてだったので日照時間が短かった記憶がある。

大英博物館、ハイドパーク・・いわゆる有名どころは行った気がする。
私はそのなかでもハイドパークに憧れの君がいたのでどうしても行きたかったのを強烈に覚えている。

私の憧れの君・・ピーターパン・・である。多分お子ちゃまの頃見たディズニー映画の影響だったと思う。

そのころまだ恥じらいとか内気とかが残っていた私としてはハイドパークで「どうしてもピーターパンに会いたい!」って言い出せなくって、せっかく行ったけど会えずじまいで帰ってきてしまった。ああ、今はその片鱗も無い!

そのツアー自体同年代だけど寄せ集めだから初めて会った人ばかり、同室の彼女も学校ではあまり親しくしていた(その当時)訳ではなかった。日本から始めて着いてのがロンドン、なんとなくグループが出来たような気がするが、一応気を使っていた私。
夕方一人で行こうかとも思ったけれど早く暗くなってしまったのでそんな勇気も出なかった。

その後何回かロンドンに行くことはあったが、若い頃ほどの情熱がなくなってしまっていて、会いたかったことすら忘れてしまっていた。
ここ7・8年ほどはロンドンは経由地で使う事があっても降り立つ事はなかったし・・

去年の夏、ディスカウントマイルの航空券の目的地がロンドンで乗り継ぎ便がないような到着時間だったので思い切って2泊した。
昨今のロンドン宿泊事情を知らなかった私はあまりのホテル代の高さにびっくり!
ようやくネットで見つけた安宿はハイドパークのそばだった。
ハイドパークを散歩していて、初めてのロンドンで憧れの君に会う事が達成できなかったことを思い出して、ご対面することとした。

長年の思いがかなってご対面したのがこの写真である。
思ったより静かな場所に佇んでいた。暑い暑い日の午前中だった。
先客は女性一人だけ。静かなご対面となった。

ハイドパークの池の周ではジョギングをする健康志向のおじさん(いやおにいさ)に時間を尋ねられてけっこう「どきどき」してしまった。
久しぶりの「どきどき」は憧れの君に会った後だったからかしら??
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