Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

チップを払いたい!(ロンドン)

2006-02-13 11:59:48 | イギリス
昨日は友人に新年会(今頃?)を誘われていたのを忘れかけていて、夕方電話をもらってあわてて出かけた。メールのチェックを忘れていた・・というか仕事用のメールに入っていた。
外に出たら物凄く寒かった!

それに比べて今日は暖かくなる・・という予報ではあるが、なんか宣伝倒れの気がする。

先日来ご訪問頂いてるかたのHPにチップに関する悩みがでていたので、この前の夏の旅行のときに見た風景を思い出したので書いておこう。

最近好んでよく見ているテレビ番組に「世界美術館紀行」という番組がある。美術館そのものの解説・・のような番組、もちろん展示品にもふれているけど。そのなかで出発直前にテートモダンTATEmodernという美術館が紹介されていた。
2月1日付けのブログにも書いたとおり、ロンドンは久しぶりの都市、まずは新しいものを見てみよう!と訪問リストに入れておいた。

2日間の滞在でお買い物もしよう!というのだから結構忙しいスケジュール。夜はリサイタルを聞きに行くとにしていたので、午前中買い物、午後美術館というスケジュールを組んだのだが、kおばちゃんも所詮女性。買い物を始めたら時間を忘れてしまった!
結局美術館に着いたときには腹ペコ状態・・展示品もそこそこに最上階のレストランに直行!しかし満席で待ち?というかメニューの切り替え時間で調整中!ということでカウンターで飲み物などを頂きながら待ってやっとテーブルに案内してもらった。
一番窓側は先客がいたのでそれを待っている時間が無かったので一応窓が見える席・・に座った。メニューを読んでいて「ん?」と思ったのが『A discretionary 12.5% gratuity will be added to your bill for the benefit of serving and other staff』という表記。チップ込みっていうことね・・とkおばちゃんは解釈した。

そういえばここのスタッフは特に受け持ちのテーブルを回ってる・・という事ではなく、大まかなエリアで働いているという感じで注文をとったお姉さんと運んできたお姉さんは違っていた。
ふーーん。日本式なんだ!なんて納得してお会計をしようと思ったら、丁度私の前のテーブルの年配の夫婦が会計をしていた。話している内容ははっきりと聞こえてこなかったが、どうもそのご夫婦は「チップ」を渡そうとしている感じに見受けられた。それに対してウエートレスのお姉さんは「含まれているから入りません」と断っている様子。ご夫婦は「わしゃあんたにあげたいんじゃ!」ってことで押し問答をしていた。

結論は見逃してしまったが、おじちゃんたち古い人間には感謝の気持ちを表す表現として「チップを払いたい!」ができなくて「むっつり」というところだったのでしょう。

日本の無愛想なウエートレスに比べると、本とチップでもあげたくなる働きぶりでしたわ。

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2 コメント

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払いたくなるようなサービス (torachan0303)
2006-02-14 07:46:14
先日は、長々と失礼しました。巣穴に入って反省してました(笑)。・・・なんて殊勝な性格ではなく、単に家を留守にしていただけなのでした。



やっぱりチップは、気持ちいいサービスを受けると払いたくなりますよねー。でも、押し問答になってしまうと双方に困りますねー。



旅行じゃなく結婚式の話で恐縮ですが、日本の心づけの話。バスの送迎の運転手さんや美容師さんへどうするか、などと母が心配していまして、サービス料は式場に別に支払うし、そんな事考えもしなかった私たち。日本は、折衷だから難しい。全部料金に含めてよー・・・と思ってしまいます。けちに徹するか(笑)、一般的な額に従って渡すか(財布的には厳しい)悩めるところです。







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心づけの相場 (kおばちゃん)
2006-02-14 12:26:04
なにかと心配ですよね!たしか姉がお式を挙げたときは美容師はもとより会場(ホテルでしたが)の付きさんに至るまでぽち袋を用意して渡していたのを覚えています。



私のほうの経験は「お葬式」のみ。ははは。

でも、葬儀屋さんに霊柩車の運転手ささんには○○円(車のグレードによって違う)バスは○○円。会場係には○○円を幾つ、火夫さん(火葬場の係りの人)には○○円を幾つってはっきり金額を言われました。火夫さんはきちんとみんなの前で「お心付けありがとうございました。」って挨拶されちゃったけど・・

日本でも冠婚葬祭のチップは健在ですね。



そう、そう団体ツアーでもバスの運転手さんは本来チップは必要ないんですが、渡すと結構喜ばれますよ。たとえ1ユーロでも。
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