Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

憧れの君(ロンドン)

2006-02-01 17:43:36 | イギリス
今日は一日雨がしとしと。
外に出るのが億劫になってくる。一時ほどの寒さは無いけどなあ。

雨といえばロンドン?と多少こじつけで・・

一番最初にロンドンに行ったのは?十年前。まだ飛行機の南回りというのがあって、30時間近くかかって到着した。今風?に言うと「卒業旅行」のツアーだった。
生まれた初めて飛行機に乗ったのが30時間という超ロングフライト・・でも若かったからそんなに疲れたとは思わなかった。それに初めての外国旅行でぼーとしてた。多分。

基本的にはフリーの時間の多いツアーだった。半日の市内観光はバスで回り(私の友人はバスの床に座ったら足が着かないでショック受けてた)、後の2日は自由行動。みたいなツアー。2月から3月にかけてだったので日照時間が短かった記憶がある。

大英博物館、ハイドパーク・・いわゆる有名どころは行った気がする。
私はそのなかでもハイドパークに憧れの君がいたのでどうしても行きたかったのを強烈に覚えている。

私の憧れの君・・ピーターパン・・である。多分お子ちゃまの頃見たディズニー映画の影響だったと思う。

そのころまだ恥じらいとか内気とかが残っていた私としてはハイドパークで「どうしてもピーターパンに会いたい!」って言い出せなくって、せっかく行ったけど会えずじまいで帰ってきてしまった。ああ、今はその片鱗も無い!

そのツアー自体同年代だけど寄せ集めだから初めて会った人ばかり、同室の彼女も学校ではあまり親しくしていた(その当時)訳ではなかった。日本から始めて着いてのがロンドン、なんとなくグループが出来たような気がするが、一応気を使っていた私。
夕方一人で行こうかとも思ったけれど早く暗くなってしまったのでそんな勇気も出なかった。

その後何回かロンドンに行くことはあったが、若い頃ほどの情熱がなくなってしまっていて、会いたかったことすら忘れてしまっていた。
ここ7・8年ほどはロンドンは経由地で使う事があっても降り立つ事はなかったし・・

去年の夏、ディスカウントマイルの航空券の目的地がロンドンで乗り継ぎ便がないような到着時間だったので思い切って2泊した。
昨今のロンドン宿泊事情を知らなかった私はあまりのホテル代の高さにびっくり!
ようやくネットで見つけた安宿はハイドパークのそばだった。
ハイドパークを散歩していて、初めてのロンドンで憧れの君に会う事が達成できなかったことを思い出して、ご対面することとした。

長年の思いがかなってご対面したのがこの写真である。
思ったより静かな場所に佇んでいた。暑い暑い日の午前中だった。
先客は女性一人だけ。静かなご対面となった。

ハイドパークの池の周ではジョギングをする健康志向のおじさん(いやおにいさ)に時間を尋ねられてけっこう「どきどき」してしまった。
久しぶりの「どきどき」は憧れの君に会った後だったからかしら??
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする