Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

空港はカオスの中(ストックホルム)

2008-11-02 23:44:53 | スウェーデン
今日はさすがぐっすりとお休みすることができました。
本とは連休であることをすっかり忘れていて、直前になってもう1泊しなかったのを残念におもったんだけど・・まあ体力的には昨日帰ってきて正解でした。

昨日歩きすぎたので足が痛くって・・昔のように筋肉がいたい・・とかいうのではなく『骨』が痛いような気がするんです。。まあこの体重を足の骨がささえているとなるとね・・痛くなるのもわかります。

そういえば昨日関空から帰ってきた最終便・・なんと737の機内にお客さんは多分20人もいなかったかな・・大丈夫か??鶴丸?

今回の寄り道もブログにアップしたいのに・・まだまだ終わんない夏の旅行。さっさと続けます。

●7月4日(木)

夕べは貪欲に観光した割には、けっこうよく休めた感じがする。まあ、その前の晩が『船中泊』。意外と、エンジンの音がうるさい部屋だったので・・ぐっすりというわけには行かなかったのかもしれない。

でも、今朝はまったりとしているわけには行かないんです。なんせ10時過ぎの飛行機に乗らなきゃいけない。そのためには8時ころまでに空港についていたい。そしてそのためには7時ころにはホテルを出たい・・ということで、ぐずぐずしてはいけないんです。

このホテルを選んだ理由は空港行きのバスのターミナルに近いからだけれど、それとともに朝食の開始時間が早い!6時半にはもう食べられる。いえ、もっと早いかも。その理由は、多分ビジネスホテル・・だからというのと、ここが鉄道会社の交代要員の指定ホテルだから・・だと思っているkおばちゃんです。

だから6時半に レストランに行ったときにはもう皆さん、お食事中。

遠くに移っているのが、そのメンバーです。他にも入れ替わり立ち代り・・来てました。
食材も豊富で、朝食が主食のkおばちゃんにとっては何よりでした。

でも、やはり早朝食事に来ている、そのほかのお客さんはまばらです。そして、このレストランは完全セルフサービス。食事が終わったら、ワゴンにトレーを乗せてお片付けして・・とテーブルの上に注意書きがありました。

食事を終え、部屋に戻り荷物をもってチェックアウトをしようと、エレベータに乗り込んだら・・彼ら、そう鉄道の人たちと一緒に乗り合わせました。
そのうちの一人のおじさんが『これから、何処へ行くんだい?』とkおばちゃんに聞いてきたので、行き先を告げると『あそこは、物価が高いぞーー』と脅されました。まあ、それはわかってるんですけどね。このスウェーデンもkおばちゃんにとっては物価の高いところなのにね・・しょうがないです。

チェックインも終えて、さあ出発です。
空港へのバス乗り場は、ホテルを出て建物をグルーーとまわるだけ。便利便利。
バスのチケットは、カウンターで購入して、バスに乗るときに提示します。そして、一応乗り込むときはゲートのドアーを通ります。多分定員制だからでしょうね。

なんとか思通りのバスに滑り込みセーフです。少しでも早く空港に着きたかったんです。

バスは2両編成。これで高速道路も飛ばします。

さすがデザインの北欧といわれるだけあってこれは、バスの天井についていたスピーカや空調のセットです。

約30分ほどで、空港に着きますが、ターミナル別に降ります。kおばちゃんのターミナルは・・4番だったかな?忘れました。後のほうです。

到着して、今日の利用の空港会社のカウンターを探します。今日利用する飛行機はkおばちゃんが日本から乗ってきた通しのルートの中には入ってません。
今回の旅行の予定を立てたときに、思いついたルートを唯一直接結んでいた便で、一日1便しかありません。だからけっこうこれがネックになって後の旅程が代わったらどうしようか・・と気になっていたのですが、どうやら予定通り飛んでくれそうです。
そしてこの航空券をとった飛行機の会社はいわゆる『格安航空』といわれる会社で、Norwegian Air Shuttleという会社。SASと呼ばれるスカンジナビア航空でも、このルートはダイレクトに飛んでません。

格安航空だったので、検索するたびに値段は変わってくるし・・ということでホテルを取る前に日本発着の航空券の手配の次にしたのがこの航空券の購入でした。もちろんネットでね。
そして、この航空会社機内持ち込みは通常の飛行機と同様の大きさ規定ですが、預ける荷物は有料です。しっかりしてます。また、事前座席しても有料です。
けれど、今回の旅行の唯一の贅沢で、座席指定をしてあります。せっかく乗るんだから窓側の眺めのいいお席です。
でも、チェックインできなかったら何もかも水の泡になってしまいますので・・ちょぴりあせっておりました。

航空会社のカウンターにたどり着くと、もうそこはお客さんがわんさかいて・・何処にどう並んでいるのかわからないような状態。それでも、並べそうなラインを見つけて・・待っておりました。まあ、シーズンだからね。バカンスの。

kおばちゃんなんか、シートの指定までしてあるんだから・・自動チェックイン機でもよいかとおも思ったのですが、手荷物があるのでだめです。じっと我慢のこ。

そんな並んでいたkおばちゃんの耳に聞き覚えのある言葉が・・『日本語』です。
振り向くと、わがご同朋の皆様が・・・団体さんで列を作っておりました。
昨日、出会った方たちとはまた別の方たちです。添乗員さんと思しき女性がkおばちゃんの直ぐ後ろに並びました。
彼女は『ここで2列に分かれてください。』どちらのカウンターが早いかわかりませんけどね。私はここに並びます』と声を張り上げてます。

まあ、大変!この大賑わいのカウンターでチェックしなきゃいけないなんて。しかもみんな当然ながら荷物もち。なんだか、kおばちゃん添乗員さんが可愛そうになって、『もし、ご心配なら順番変わりましょうか?』と申し出ました。
彼女は『いえ、大丈夫です。その代わり、直ぐ後ろに並ばせていただきます』とのこと。聞けば、このツアーも関西方面からの皆さんのようです。

ごちゃごちゃしながらも、kおばちゃんの番になり、事前予約のおかげで無事チェックイン出来ました。ふと見ると、どこからか別の女性が割り込もうと強います。kおばちゃん『順番でしょ。同じグループ(ウソです)なんだから、彼女(添乗員さん)の方が先よ!!』と講義して割り込みを許しませんでした。

まあ、カウンター前全体がカオスの混沌状態!とりあえず、一人でも抜けた方がいいだろう・・と思うのと疲れたので、さっさとその場を去りました。まああとのチェックインは彼女のお仕事ですからね。

ということで一休みカフェでチョコレートをいただいてから、手荷物検査をうけて、搭乗待合室に向かいました。

もう、スウェーデンクローネの残りも少ないんです。お昼代わりの軽食でも買おうかと思うのですが・・値段を換算するとね。
なんて思いながら うろうろしていたら、さっきの添乗員さんにばったり会いました。
『大変でしたね。』とお声をかけたとたん、彼女は『ひどいんですよ!』とのこと。何事かと思って聞くと、彼女のお客さんの他にも日本人ツアーがもう一組遅れてチェックインカウンターに到着したそうです。
その団体さんの男性添乗員が、彼女のお客さんを怒鳴りつけて『割り込み』をしてきたそうです。

まあ・・・同じ国の同じような状態にいるのにねえ。なんという浅ましさでしょう。その男性添乗員もあの『カオス』のなかであせったのはわかりますけど・・同朋を威嚇するとは。そんな気力があるんだったら、並んでいるほかの北欧人を威嚇してみなさいよ!!いかにも弱そうな日本人のツアーのお客さんを威嚇するなんて!!
なんだか、このお話を聞いても情けなくなりました。
外国に出たら『助け合う』ことはあっても、仲間割れしちゃいけませんよね。

女性の添乗員さんは『あ、あちらのお客様が近くにきたから・・こっちでお話ししましょ。』と気を使ってました。
添乗員さんたちの業界もいろいろあって大変なのね・・と思い、絶対に私には出来ないお仕事だと思ったkおばちゃんです。

売店をうろついたkおばちゃんの戦利品はこれ です。

こちら版『青汁』ですね。成分はよく読めません売店のお姉さんは『数種類のハーブが入っている』とは言ってましたが、大変飲みやすいお味でした。そのほかには『お水』を買いました。だっさっきエレベーターで『物価高いぞーー』と脅されたでしょ?2本買うと1.2本分の値段位だったのでもちろん2本買いましたよ。

この携帯の表示ともお別れです。ここでは一度も利用しませんでした。

時間になり搭乗開始

ブリッジがはずされ

飛行機は滑走路へ 

機体は徐々に上昇し

スウェーデンの大地ともお別れです。

それにしても、この地形、ストックホルムが『北欧のヴェネツィア』ともいわれ、水の上に浮いているような都市といわれているのがわかりますね。

さて、お次の町は・・今回のメインかもしれません。

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2 コメント

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羨ましい (kite)
2008-11-03 17:24:03
自分でレストランを探し、自分でオーダーし、自力でチェックイン・・・。
何でもないように処理されていますが、すごいですね。
団体旅行で添乗員さんについていくだけしか能がない私には、どれもこれもオドロキです。

自分が旅行している気分で、ハラハラしながら楽しませてもらっています。
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失敗も・・ (kおばちゃん)
2008-11-04 11:39:43
kiteさん
一人旅だからできるんだと思いますよ。『正解』のない旅。失敗してもそれを自分で『正解』にしちゃうからね。

あちらでお見かけするわが同朋の皆様は、ガイドブックをなぞるような感じで旅をしてらっしゃる方が多いですよね。
そうすると、そのガイドブックに載っている目的地にゆけないと『不正解』になっちゃうけど、最初からあてにしてなければ『不正解』にもなりませんからね。

添乗員さんについて行く旅行の方が効率的で、良いと思う事もありますよ。見所はもれなく案内してもらえますしね。時間的にも無駄がありません。
私のような旅行は結局一番の見所をのがしたりしてますから・・

私の旅行は国内も国外も変わらないかもしれません。
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