観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

夏休みが始まります。

2024-07-19 18:29:46 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間10時29分 潮位 57cm

今日の満潮時間17時31分 潮位242cm

 

昨日、東海地方は梅雨が明けたと思われるとのことで、遂に真夏がやってきますね。

野鳥観察館周りでは、シジュウカラがよく観察されており、7月14日(日)にはちょうど餌をくわえているのを観察できました。

 

そして、明日から名古屋市内の小中学校は夏休み。

暑い夏休みになりそうですが、健康や安全に気をつけて楽しい夏休みを過ごしてほしいです。

夏休みは藤前干潟でも様々なイベントが行われますし、明日からは「なごやSDGsスタンプラリー」と「Instagramアカウントフォローキャンペーン」が始まります。

藤前干潟にもぜひ足をお運びください。

 

【7/20~9/1 なごやSDGsスタンプラリー】

7月20日(土)~9月1日(日)にSDGsフィールドをスタンプラリーで楽しみながら回って、SDGsを学べる「なごやSDGsスタンプラリー」が開催されます。

名古屋市野鳥観察館にもこの期間はスタンプが設置されますよ。→詳細はこちらをご覧ください(「なごや環境大学実行委員会」のウェブサイト)

また、今年も名古屋市の小学校の夏休みの宿題「夏の生活」に「SDGsフィールドへ行こう」という課題が掲載されているそうです。

SDGsフィールドは、「なごや環境大学」実行委員会SDGs未来創造クラブが行っている事業のひとつで、

名古屋市野鳥観察館もSDGsの取組みについて学べる施設としてSDGsフィールドに認定され、SDGsを紹介したパネルを展示しています。

ぜひパネルを探しに来てくださいね。

 

【7/20~9/1 藤前干潟ふれあい事業のInstagramアカウントフォローキャンペーン】

藤前干潟ふれあい事業は公式Instagramのアカウントを開設しています(Instagramアカウント「fujimaehigata_fureai」)。

7月20日(土)~9月1日(日)の間、このアカウントのフォロー画面を名古屋市野鳥観察館、稲永ビジターセンター、藤前干潟活動センター、名古屋市環境学習センターで見せていただくと藤前干潟の生きものステッカーがもらえます(お1人様おひとつ)。→詳細はこちら(名古屋市のHP)をご覧ください。

 

さらには、野鳥観察館に顔ハメパネルが設置されました。

魚をつかんで飛んでいるミサゴの顔ハメパネルで、魚の頭の部分に顔がはめられるようになっています。

野鳥観察館にお越しの際は記念に顔ハメをして写真を撮ってみてくださいね。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ673、ササゴイ2、ダイサギ20、コサギ1、アオサギ30、マガモ10、カルガモ139、ホシハジロ8、キンクロハジロ1、スズガモ6、ミサゴ4、ダイゼン1、ケリ4、ウミネコ121

スズメ、ムクドリ、ツバメ、ハシボソガラス

 

明日の干潮時間11時16分 潮位 42cm

明日の満潮時間18時11分 潮位254cm

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【ご案内】8/17 クリマロと学ぶ!渡り鳥観察会 in 藤前干潟

2024-07-18 19:43:51 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時38分 潮位 74cm

今日の満潮時間16時47分 潮位228cm

 

雨が降ったり暑かったりと相変わらず不安定な日々が続いています。

しかし、季節は進んでいるようで、7月16日には藤前干潟鳥獣保護区内のヨシ原の中に生えている木にコムクドリをみつけました。

7月も後半に入り、もう間もなく、渡り鳥たちの中で早いものでは秋の渡りが始まります。

 

そして、先月にコアジサシクッキーを作られた「いきものクッキー専門店 kurimaro collection(クリマロコレクション)」とのコラボで「クリマロと学ぶ!渡り鳥観察会 in 藤前干潟」を夏休み中の8月17日(土)に行うことになりました!

この観察会では、秋の渡り鳥などの野鳥を観察した後、いきものクッキーのクイズ、そしてコアジサシの実物大の模型(デコイ)に色付けを行います。

今回はクリマロの栗田さんが特別に干潟バージョンのいきものクッキークイズをしてくださるそうです。

また、お土産としてご自身で色付けしたコアジサシのデコイを持って帰っていただく他、新作の「巣立ちを祝うコアジサシのひなミニクッキー」がつきます。

ぜひぜひご参加ください。

 

【クリマロと学ぶ!渡り鳥観察会 in 藤前干潟】

日時:8月17日(土)10:00~12:00

場所:名古屋市野鳥観察館

対象:どなたでも

定員:30名(先着順)

参加費:1,000円(当日支払い)

持ち物等:飲み物、絵の具がついても良い格好でご参加ください。

申込先:名古屋市野鳥観察館 TEL:052-381-0160

    Webからのお申込みはこちら(peatix)

 

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ5、カワウ636、ササゴイ1、ダイサギ4、アオサギ30、マガモ4、カルガモ130、オナガガモ2、ホシハジロ6、キンクロハジロ1、スズガモ7、ミサゴ6、ダイゼン1、イソシギ2、ウミネコ166

キジバト、シジュウカラ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

明日の干潮時間10時29分 潮位 57cm

明日の満潮時間17時31分 潮位242cm

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届きました。

2024-07-16 08:46:08 | 観察機材

今日、明日は振替・第三水曜日の為、野鳥観察館は休館日しています。

もうすぐ名古屋も梅雨が明けそうです。観察館周辺も鳥たちの姿は留鳥や夏鳥主体で少し寂しい状況ですが、
後ニ週間もすれば繁殖を終えたキアシシギやソリハシシギに続き、シギ・チドリの秋の渡りが徐々に始まります。

先週しばらく欠品が続いていた、Mr Jan Gearレンズキャリアシステムのカモ柄が届きました。

そして、あんまり欲しがる人が少ないけど個人的には一番気に入っている、KITE OPTICS スマートフォンアダプターも少しだけ。

スマートフォンアダプターは便利なそうな他社のアダプターも出てきましたが、スマートフォンを取り外すと光軸がズレてしまったり
スワロフスキーATX/STXのような接眼レンズ口径の大きな機種にも対応できなかったり、
マグネットで装着するタイプでも毎回光軸調整を行わなくてはいけない機種が多い中、
KITE OPTICS スマートフォンアダプターは双眼鏡のように小さな口径でも、出回っているスコープの中で一番大きな接眼レンズ口径のスワロのスコープまで
付属のバンドを交換する事で対応でき、以前購入された方は使っていたVEO PA-65 スマートフォンアダプターよりも使いやすいと好評でした。

円安で少し価格の張る商品ですがフィールドスコープをお持ちの方は、是非観察館でお試しください。

 

 

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【ご案内】8月3日(土)渡り鳥調査隊とコアジサシのデコイ塗りイベント

2024-07-15 18:07:55 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 6時28分 潮位114cm

今日の満潮時間13時01分 潮位188cm

 

今日は海の日。雲が多く、蒸し暑い日になりましたし、お昼過ぎ頃からはゴロゴロと雷の音が近づいて雨も降りました。

しかし、今週中には梅雨明けするかもしれないとのこと。いよいよ真夏がやってきますね。

そして、今週末からは名古屋市内の小中学校などは夏休みに入ります。

 

昨年の夏休みにも行いましたが、今年も夏休み中の8月3日(土)には、野鳥観察&調査とコアジサシのデコイ塗りを行うイベントを開催します(名古屋市野鳥観察館とNPO法人藤前干潟を守る会との共催、今回の渡り鳥調査隊は保険代とデコイ代が必要です)。

コアジサシは春から夏にかけて藤前干潟に飛来するカモメの仲間です。そして近年、急激に数が減り、絶滅が心配されている絶滅危惧種。

特に営巣地が不足していることが問題となっています。

コアジサシのことを知ってもらうため、8月3日は野鳥観察と簡単な調査の後、コアジサシの実物大の模型(デコイ)に色塗りを行います(色塗り後のデコイは持ち帰ることができます)。

このコアジサシのデコイは、コアジサシの営巣誘致のために使われていたりもします。

下の写真は野鳥観察館のスタッフがコアジサシのデコイを塗っているところ。

8月3日のイベントでは、コアジサシ色ではなく、それぞれ好きな色で塗っていただいても構いません。

ぜひ、夏休みに藤前干潟を訪れて、野鳥観察をし、コアジサシについて知ってみませんか?

ご参加をお待ちしています。

 

また、今日は藤前干潟(庄内川河口)で願隆寺さんによる清掃活動が行われていました。

暑い中でしたが、約80名の方々が熱中症に気を付けながら、護岸沿いに漂着したごみを一生懸命拾ってくださいました。

みなさん、ありがとうございました。

 

 

昨日(7月14日(日))に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ4、カワウ405、ササゴイ1、ダイサギ19、アオサギ31、マガモ15、カルガモ79、ホシハジロ6、スズガモ5、ミサゴ6、トビ1、コチドリ3、ダイゼン2、ケリ14、イソシギ1、ウミネコ47

シジュウカラ、ムクドリ、ハシボソガラス

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ922、ササゴイ5、ダイサギ16、コサギ1、アオサギ50、マガモ15、カルガモ192、オナガガモ1、ホシハジロ8、スズガモ10、ミサゴ7、コチドリ8、ダイゼン2、ケリ6、アオアシシギ2、イソシギ1、ソリハシシギ3、ウミネコ12

キジバト、シジュウカラ、スズメ、ツバメ、ハシボソガラス

 

※明日(8月16日(火))、明後日(8月17日(水))は野鳥観察館の休館日です。

8月18日(木)の干潮時間 9時38分 潮位 74cm

8月18日(木)の満潮時間16時47分 潮位228cm

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身近な水辺の小さな生きもの

2024-07-13 21:12:11 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間10時20分 潮位198cm

今日の干潮時間16時20分 潮位111cm

 

今日はお隣の稲永ビジターセンターでNPO法人藤前干潟を守る会が「プランクトン観察会」を開催していました。

稲永ビジターセンター前の庄内川河口の水(汽水)や、野鳥観察館前の水たまり(小鳥の集まる水場)の水(淡水)を採ってきて、顕微鏡で小さな小さな生きものを探し、観察していました。

 

採取する水によっては生きものがなかなかみつからなくて苦戦することもありますが、今年は生きものの密度が高かったようで、たくさんの生きものがみつかっていました。

とても盛り上がっていて、みんな熱心に観察していましたよ。

 

こちらは野鳥観察館の前の水たまりからみつかったヒルガタワムシの仲間と思われる生きものだそうです↓。体をくねらせながらよく動いていました。

 

プランクトンではないですが、カゲロウユスリカの幼虫と思われる生きものも同じ水たまりの水の中からみつかりました↓。

 

この他、水たまりの水からはゾウリムシの仲間、ツリガネムシの仲間などが、汽水からはミカヅキモ、ボルボックス、ミジンコ、フジツボのノープリウス幼生、カニのゾエア幼生などがみつかったそうです。

身近な水辺にも小さいけれどたくさんの様々な生きものがいるんだなぁと実感しました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ599、ササゴイ2、ダイサギ14、アオサギ24、マガモ21、カルガモ149、ホシハジロ6、キンクロハジロ2,スズガモ2、ミサゴ5、トビ1、チョウゲンボウ1、ダイゼン2、ケリ2、イソシギ1、ソリハシシギ10、ウミネコ38、コアジサシ3

カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ツバメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

明日の満潮時間11時30分 潮位189cm

明日の干潮時間17時08分 潮位131cm

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